10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第6週、11月7日(火)第32話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
Contents
1. あらすじ 第6週「ふたりの夢の寄席」第32話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
端席の小屋の前で座っている男性に「あの、ここで何してはるんどすか?」とてん。
「ただ日向ぼっこしているだけや。」と男性。
その男性に、この小屋主が誰か尋ねて寄席をやりたいと言う藤吉に、若いし金も持ってなさそうだから、夢のような事言わずにまじめに仕事をしなさい、でないと目が覚めた時に俺みたいに浦島太郎になっているぞと男性。
万々亭では、「天神さんの裏の裏でしたろ。あきまへん。」と吉蔵。
何年も潰れたままだから商売にならないだろうとキース。
あの前に変なおっさんがいると藤吉が言うと、「違う。あれが小屋主。あれが亀井って言うな、万年生きてる亀みたいにじーっとしているヘンなおっさんや。」と岩さん。
もう一回探したほうがええちゃうんか?と吉蔵。
藤吉はまた天神様の前まで行き、亀井に「ここの小屋主の亀井さんだったんですね。昨日は失礼しました。」と挨拶します。
そしてここで寄席をやらせてほしいとお願いします。
「あかん。」と亀井。
藤吉は亀井の隣に座って同じようにじーっとしています。
「毎日手持ちのお金は減る一方や。藤吉郎は何してますねん。」と啄子。
「気にいった小屋を見つけたはったようで、毎日小屋主さんのところに行ってはりますえ。」とてん。
「このままだと、わてらも草で餅ついて食べなあかんようになるわ。」と啄子。
「草でお餅作れるんですか?美味しそうやわ～。」とてん。
「もうええ。あんたらに食べさせてもらおう思うたわてがアホやった。」と啄子。
啄子はアサリに青物市場の場所を訪ねて、野菜を仕入れて行商をするつもりのようです。
藤吉はずっと亀井の隣に座って離れません。
そして話を引き出すために藤吉はわざと隣で美味しいまんじゅうを食べて見せます。
「お前みたいな素人に小屋を渡さんからな。」と亀井は言って、藤吉のまんじゅうを食べます。
するとキースが藤吉を呼びに来ます。
啄子は一人で行商に出かけて、腰を痛めてしまいます。
藤吉が駆け付けると、「アサリさんが手伝うてくれるから平気。この人は銭勘定もできて商人として見どころがある。」と啄子。
藤吉はアサリに迷惑を掛けられないと言って、啄子の代わりに行商をやり、てんは昼は万々亭のお手伝い、夜は着物を縫う内職をします。
「着物1枚でたった20銭か。」とため息をつく啄子。
そして藤吉は行商しながら亀井に会いに行きます。
「しつこいやっちゃな。まだ小屋見つからないのか。芸人やりたい奴もそうだが、席主やりたい奴はみな、親不孝者ばかりや。」と亀井。
「そうかもしれませんね。芸にうつつぬかして、それでも懲りずに席主になりたいと言い出すバカ息子ですわ。」と藤吉はみかんを亀井にあげます。
「あの子が持って来たおいもの方がうまいな。毎日来よる。」と亀井。
てんが毎日亀井に会いに行っていたのです。
つぎはぎの着物を縫ってあげて、「寄席をやりたい。あの人を日本一の席主にしたい。」と目を輝かせて亀井に語るてん。
藤吉はリリコを見かけると、「大事な話があるから、今夜うちに来てほしい。」とリリコ。
夜針仕事をしたまま居眠りしているてんに、「ありがとうな。」と藤吉は言って、リリコに会いに行きます。
玄関から呼びかけても返事がないので中に入ると、お金を見つめて泣いているリリコ。
リリコは「うちを助けて。」と藤吉に抱きつきます。
2. あとがき&感想
てんは夢も抱きつつ、今の厳しい環境にも不満ひとつ言わずに明るく暮らしています。
というか、ちょっと天然な感じも手伝って（笑）どんな環境でもあまり気にせず暮らしていけるタイプのようです。
でも、元々お金には困らない家で何不自由なく育って来たのに、こんな貧乏長屋での暮らしも耐えられるなんて、ちょっと考えにくいですけど、大丈夫なもんなんでしょうかね。
それくらい寄席に掛ける思いが強いと言う事で。
そしてあの小屋主の亀井、どんな訳があってじっと座って1日を過ごしているのでしょうね。
想像できるのは、店の客入りが悪くて寄席が廃業になり、途方に暮れている・・・ってところですが、きっと何か驚くような過去があるようですね。
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