10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第9週、11月29日(水)第51話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
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Contents
1. あらすじ 第9週「女のかんにん袋」第51話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
夜、万々亭ではリリコを囲んで、食事会をします。
乾杯をした後、どうして戻って来たかとアサリ。
一流の寄席に呼ばれたんだろとキース。
「それなら、うちの高座にも出てくれんか?」と藤吉。
「ムリや。うち、辞めた。」とリリコ。
「辞めたて、何を?」と藤吉。
「娘義太夫。」と答えるリリコ。
えーーーーっと驚く一同。
「人気やったのに、なんで辞めたんや?」と藤吉たち。
「ちょっと人気が出て来たら、あちこちからえらいヤキモチ焼かれて、
大阪なまりが気に入らないとか、いじめられたり。
師匠にも不義理したから、もう二度と高座で義太夫を語れへん。」とリリコ。
「なんやそれ。」とキースたち。
「そんな、もったいないやないか。」と藤吉。
「今は何も考えとうない。ちょっとは蓄えあるから、しばらくのんびり暮らすわ。」とリリコ。
「どこに住むんや。」とキース。
「長屋の元いてたとこ、空いてるさかい。」とリリコ。
「金あんねんやったら、もう少しええとこ住めるやろ。」とアサリ。
隼也が泣き始めて、てんがあやしています。
「その子が、藤吉さんの子か?」とリリコが抱きます。
「ほんま可愛い～。名前は?」とリリコ。
「隼也。」とてん。
「しゅんちゃん～。リリコちゃんやで～。」とリリコ。
リリコは昔から子供が好きやったなと藤吉。
翌日、寄席小屋でてんは番組を考えている藤吉に、隼也を任せて出て行きます。
そこへキースとアサリがやって来て、新たな芸を考えたから見て欲しいと
言い争いになり、喧嘩が始まります。
「お、それや。お前らの喧嘩がおもろいさかい。二人で剣劇やったらええ。」
と藤吉。
ところが、みな別の部屋に行ってしまい、隼也が一人になってしまいます。
てんが戻って来ると、隼也がいないのに気付いて、大騒ぎになります。
てんは藤吉に「隼也を見ていてと言ったやない!」と叫びます。
てんは亀井に尋ねますが、知らないと言います。
藤吉は楽屋に行きますが、隼也は見えません。
小屋の中にもいないとトキ。
そこへ外から帰った岩さんが、「坊やったら、リリコがおもてで見てたで。」と言います。
通りでリリコが隼也を抱いています。
「それは心配させて悪かったなあ。廊下で泣いてたから外に連れて行ったんや。
そしたらキャッキャッ喜んでなあ、みんな仕事忙しゅうて、
遊んでもらわれへんかったんやろな。」とリリコ。
帰宅したてんは、リリコにお茶を出して、昼間の隼也の件のお礼を言います。
「うちも声掛けんで、悪かったなあ。」とリリコ。
最近、藤吉は隼也や家の事をほったらかしだと愚痴を言うてんに、
男の人は結婚するとみなそうだと聞くと言うトキ。
リリコは袋を借りて、東京で聞いた落語「かんにん袋」を話します。
喧嘩してばかりの夫婦が、面と向かって愚痴言い合いする代わりに、
この袋にいろんな愚痴をぶちまけます。
リリコがその夫婦の役を真似て、袋に言いたい放題愚痴をこぼします。
そしてその袋の紐をきゅっと縛ります。
そのうち、夫婦の喧嘩がなくなります。
その噂を聞いた近所の人が、袋に言いたい放題。
すると袋がパンパンになって破裂して、堪忍袋の緒が切れてしまったという話。
「面白いわあ。」とてんとトキ。
「あんたもやったらええ。」とリリコ。
「おてん様、どうぞ。」とトキ。
「よ～し、藤吉はん、あんたそれでもお父ちゃんか?
おしめ替えた事もあらへん、夜泣きしてもしらんぷりや。
そのうえ、いつまで経っても兜買うてこうへん、
ホンマそれでも父親かーーー!!!」と叫ぶてん。
「おてん様、よう言わはった。」とトキ。
「面と向かってそんな事言うたら、どつかれるわ。」とリリコ。
三人は大笑いします。
そこへ風太がやって来て、「これ、買うて来たわ。」と五月人形をてんに見せます。
「あんた、まだ丹波に帰ってへんかった?」とトキ。
「しばらく大阪にいる事にした。」と風太。
風太が外へ出ると、引き留めるリリコ。
リリコは風太が大阪にいる理由を訪ねます。
風太もリリコが大阪にいる理由を訪ねます。
風太は「俺の事、気に言ってくれたヤツがいてな。しばらくそいつのとこ、厄介になる。」と答えます。
「今戻りました。」と言って風太が帰ったのは、寺ギンの屋敷。
すると見込みのない芸人を国に返す寺ギン。
風太が「なぜ、面倒みた芸人を簡単に放り出すのか。」と尋ねると、
「付き合いの長さは関係ない。受けんようになったら芸人はしまいや。
この世界は一にも二にも、人を見る目や。
おもろかったら金を払う。おもろないヤツには別の道に行かしてやるのが仏心や。」と寺ギン。
「芸人を物扱いするだけの、クソ坊主じゃないんやなと思うて。」と風太。
「お前、ほんまににくたらしいやっちゃな。」と笑う寺ギン。
てんが藤吉の事務所に行くと、リリコが隼也を抱いています。
「あ、てん。今日からリリコに子守を任せたんや。」と藤吉。
「そんな大事な事をなんで相談もなく。」とてん。
「うちがしっかり見るから、気兼ねのう仕事してや。」とリリコ。
「おおきに、リリコさん。」と迷惑そうなてん。
てんは天神様の脇から上に上がって、袋に
「藤吉の、あほーーーーーーーーーーーっ!!!」と叫びます。
2. あとがき&感想
リリコが大阪に来たので、風鳥亭で義太夫を演じてもらえるかと
楽しみにしていましたが、辞めてしまった?!?!
なんともったいないんでしょうね。
東京でダメでも、大阪で続けるわけにはいかなかったのでしょうか。
もしかしたら、しばらく休んだ後にまたやりたくなるかもしれませんし。
藤吉は相変わらずマイペースですね。
どこの家庭にも少なからずありそうな光景です。
でも、てんも忙しくて気持ちの余裕もないですから、よけいイライラすると思います。
子供がこれから歩き出して活発になれば、もっと大変になると思いますが、
リリコが子守をしてくれるのは、ありがたいとは思いますが、
問題は、リリコが藤吉に恋心を抱いていた過去がある事ですよね。
何もなければいいのですが、ちょっと心配ですね。
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