第21話で止まってしまったエレベーターの中で、
お互いの気持ちを確認するイ・ジャンゴとキム・ミプン。
しばらく止まったままのエレベーターが開いたその瞬間、
バン・ソンシクとチャン・ハヨンがイ・ジャンゴと
キム・ミプンを目撃してしまいます。
では「吹けよ、ミプン」第22話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第22話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
キャスト・登場人物はこちら→「吹けよ、ミプン」キャスト
怒ったバン・ソンシク
エレベーターでのイ・ジャンゴとキム・ミプンの
キスシーンを見てしまったバン・ソンシクは怒ります。
キム・ミプンはバン・ソンシクに、「私からしたんです。」と言います。
バン・ソンシクは、「ミプンさんからしたんですか?あの状況で、
ヤツをかばうんですか?」と信じられない様子。
「すみません、本部長。私はこの指輪をもらう資格がないようです。すみません。」とキム・ミプン
「何だと?すみませんだって?本当に呆れて何も言えない。」とバン・ソンシク。
婚約破棄
イ・ジャンゴの事務所に急いで入って来るチャン・ハヨン。
「たった今私が見たのは何だったの？」とチャン・ハヨンは尋ねます。
「先輩、今あの女に何をしたんですか?先輩、
私見間違えですよね。そうでしょ?
私の見間違いと言って。私の事を少しでも思ったら、
言い訳のひとつでもして!」とチャン・ハヨン。
「見間違いなんかじゃ、ない。これが俺の率直な感情だ。」と
ため息をつきながらイ・ジャンゴ。
「先輩、あまりにもひどすぎる。
どうしてそんなに私に残酷なの。
率直な感情?それなら先輩はあの女を
愛しているとでも言うの?」とチャン・ハヨン。
「そうだ。俺が愛している女はミプンのようだ。
いや、ミプンを愛している。」とイ・ジャンゴ。
「先輩、本当に何のつもりでそんな事言うの?
私たち婚約破棄をするって言うの?
留学も放棄するって言うの?
脱北者のあんな女のために、
人生放棄するって言うの?」と大声を張り上げるチャン・ハヨン。
「ハヨン、言葉を慎め。お前にはすまない。
だけど、お前にウソはつけない。」とイ・ジャンゴ。
部屋を出て行くチャン・ハヨン。
そしてチャン・ハヨンはファン・クムシルを訪ねて行き、
「ジャンゴとは婚約できない。」と告げます。
すると怒ったファン・クムシルはキム・ミプンを訪ねて、
会うなりキム・ミプンの頬を叩きます。
「ジャンゴ兄さんの事を諦めようと努力したけど、
ダメでした。」とキム・ミプン。
その様子を見ていたイ・ジャンゴは怒って、
キム・ミプンを連れて出て行きます。
やっと気づくイ・ジャンゴ
「どうして俺にはウソを言ったんだ?
うちのおふくろがお前の所に行ったのは初めてじゃないだろ?
俺のおふくろのせいか?
だから俺が告白したのに断ったのか?
ミプン、俺たち正直になろう。」とイ・ジャンゴ。
「いいえ、お母さんの話した通りです。
お兄さん、ハヨンさんと留学に行って。
ハヨンさんと婚約して。私は大丈夫。本当です。」とキム・ミプン。
何を聞いても否定し、気丈に振る舞うキム・ミプンを抱きしめ、
「それならそうだと言えばいいのに。
どうして一人で悩んで一人で堪えているんだ?
お前はバカか?違う。バカなのは俺だった・・・。」イ・ジャンゴ。
「ミプン、お前を一人で苦しめない。
もう二度と泣かせない。
だから俺のそばにいろ。分かったな。」とイ・ジャンゴ。
泣きながらうなずくキム・ミプン。
大泣きするキム・ミプンを強く抱きしめるイ・ジャンゴ。
ジャンゴの本心を知られて
ファン・クムシルはチュ・ヨンエの部屋につかつかと入って来ます。
そしてファン・クムシルは無言でテーブルを引っくり返します。
止めに入るのはタルレとイ・ナミ。
「人の家に来て何のつもりですか?」とチュ・ヨンエ。
「今、あんたの娘のせいで、ジャンゴが
ハヨンと破談になったのよ!」とすごい剣幕のファン・クムシル。
驚くタルレとイ・ナミ。
「ここの娘のせいで息子の人生がぶち壊されたのに、
黙っていられると思ってるの?」とファン・クムシル。
「誰がぶち壊したと言うのですか?みんな、
どうしてそんな事言うんですか?
うちの娘が何だって言うんですか?
うちの娘は、お宅よりずっと立派な男性と
付き合っているんです。」とチュ・ヨンエ。
「あんたの娘が何をしたのか、
直接聞いたらいいでしょ!
婚約して留学する息子のズボンのすそにしがみ付いてるのが誰か!
このお金でとっととここを出て行って!」と
ファン・クムシルはお金の入った封筒をチュ・ヨンエに投げつけます。
そこへ入って来たのはイ・ジャンゴ。母を止めようとします。
そして「俺がミプンの事愛しているって言ったじゃないか。」とイ・ジャンゴ。
イ・ジャンゴは母を無理やり連れて行ってしまいます。
チュ・ヨンエとキム・ミプンは呆然と立ち尽くしています。
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平行線
キム・ミプンの家からファン・クムシルを連れて帰ったイ・ジャンゴ。
ファン・クムシルはイ・ジャンゴに、
「しっかりして!頭がおかしくなるにも程があるわ。
法律事務所の婿の座を捨てると言うの?まともなら、そんな事しないわ。」と言います。
「俺が愛してもいない女と婚約して、
法律事務所の婿になるのが、そんなに望みなのか。」と
反論するイ・ジャンゴ。
「だからどうだって言うのよ。あんた、
後で後悔するわよ。どうして後悔するような事をするのよ。」とファン・クムシル。
「絶対に後悔なんかしない。」とイ・ジャンゴ。
キム・ミプンはチュ・ヨンエに、
「本部長と上手くやろうと努力したけど、全くダメだった。
ジャンゴ兄さんを愛しているのに、ムリだった。
それで本部長からもらった指輪も返したの。」と言います。
「あなたたち二人は絶対に結ばれないから、
しっかりしなさい。」とチュ・ヨンエは涙を流します。
出身が分かり
パク・シネを訪ねて来た叔母の登場で、
パク・シネが脱北者だと知ったマ・チョンジャは、
「お前、脱北者だったの?北から来たの?
それなのに私たちを騙したの?!
ヒドンも知ってるの?」と尋ねます。
パク・シネは、「どうかヒドンさんには秘密にしてください。」と
必死にお願いします。
けれどもマ・チョンジャは外の門のカギを閉めてしまいます。
パク・シネは門の外で震えていたところを、
チョ・ヒドンが帰宅する時にやっと一緒に家に入ります。
チョ・ヒドンがいない時を狙って、
マ・チョンジャはパク・シネの部屋に入ってカギをかけ、
パク・シネを叩きます。
「お前、意図的にヒドンに近づいたでしよ。
お前が頬をケガしたのも自作自演でしょ。
息子の前で屈辱を受けたわ。絶対に許さない。
とっととこの家から出て行け!」とパク・シネの頬を叩くマ・チョンジャ。
パク・シネは眠りにつくチョ・ヒドンの隣で、
「私、この家から絶対に出て行かない。
死んでも出て行かないわ。
絶対にヒドンさんを逃さない。」と強く誓うパク・シネ。
そして同じ時刻にマ・チョンジャは、
「ヒドンが知る前にこの家から追い出してやる。」と歯ぎしりします。
翌日、マ・チョンジャはパク・シネに布団の洗濯をさせます。
そして洗濯した布団にコーヒーをこぼして、
「もう一回洗濯して。」とマ・チョンジャ。
嫁いびりが始まります。
嫁いびり
料理をしているパク・シネ。
そこにマ・チョンジャが何か言おうとして入って来ますが、
すぐにチョ・ヒドンが入って来て、
「今日の夕ご飯はなに?」と嬉しそうです。
「今日はお義母さんの好きなカニ鍋です。」とパク・シネ。
「うわ~美味しそう~。いい匂いだ。」とチョ・ヒドン。
「何あれ、しっぽが九本もあるキツネみたい。」と心で呟くマ・チョンジャ。
「ヒドンさん、味見してみて。」とパク・シネ。
「わあ、完璧だよ、パーフェクト!」と親指を立てるチョ・ヒドン。
そして「お母さん、いい嫁見つけたでしょ?」と
自慢げなチョ・ヒドンは言って、台所を出て行きます。
するとマ・チョンジャが寄って来て、
「何?私が好きなカニ鍋?私に楯突こうって言うの?」と
マ・チョンジャは鍋の中身を捨ててしまいます。
そして「いつまでここにいられるか、
見てやろうじゃないの。」とマ・チョンジャは台所を出て行きます。
家政婦が台所に入って来て、「どうしたの?」とパク・シネに尋ねます。
パク・シネは震えて首を横に振り、「何でもないです。」とだけ答えます。
孫キム・スンヒ
キム・ドクチョンは自分の息子を探すために、
北朝鮮にいるブローカーの所に側近を送って、あちらこちら噂をたどって調べさせます。
するとキム・ドクチョンの妻は10数年前に亡くなっていると知ります。
息子とその家族は数年前に脱北する時に亡くなり、
孫は生き延びて、孫の名前はキム・スンヒだと知ります。
キム・ドクチョンは涙を流しますが、孫を探す希望が見えてきます。
その話をパク・シネが盗み聞きしています。
そしてパク・シネは、自分がキム・スンヒだと嘘をつくことに決めました。
恋人同士になり
イ・ジャンゴはキム・ミプンに「何してる?」とメールを送っています。
「何してるって、今お兄さんとメールしてるでしょ。」とキム・ミプン。
「何だ?」と送るイ・ジャンゴに、「アッカンベー」と返信するキム・ミプン。
「お母さんはどう?」と尋ねるイ・ジャンゴに、
「うちのお母さん、私の顔も見てくれない。
お兄さんのお母さんは?」とキム・ミプン。
「うちのおふくろも風当たりが冷たいよ。」とイ・ジャンゴ。
「私たちこれからどうなるの?」とキム・ミプン。
「俺が心配するなと言っただろ。
時間が解決してくれるさ。
俺たちの約束、忘れてないだろ?
どんなに辛くても諦めないって。」とイ・ジャンゴ。
「分かったよ~。お兄さん。」とキム・ミプン。
今イ・ジャンゴの事を理解してくれているのは、弟のイ・ジャンスだけです。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/clip/
あとがき
今日も色々な話が展開されましたね。
まずはイ・ジャンゴとキム・ミプンがとうとう
お互いの気持ちに気づきます。
キム・ミプンが苦しんできたのは、
自分が気付くのが遅いからだと悟ったイ・ジャンゴ。
「そうですよ、遅いですよ。」とイ・ジャンゴに言いたいですが、
これからもこう鈍いとキム・ミプンを守れないのではないかと、
心配になります。
そして新たな展開は、キム・ドクチョンが
探していた家族が、キム・スンヒ＝キム・ミプンだった事。
やっぱりな、と思いました。
早くキム・ドクチョンが見つけないと、
パク・シネが財産を狙っています。
話しは先走りますが、
キム・ミプンがキム・ドクチョンの孫と分かったら、
ファン・クムシルは今までの態度を急変させて、
イ・ジャンゴの嫁に大歓迎しちゃうのかも知れないなあ、
と想像してしまいます。
今までファン・クムシルはキム・ミプンに
さんざん嫌がらせやら暴力やら、振るってきたので、
その時になって許してもらえるのか・・・。
そしてパク・シネがキム・スンヒだと名乗り出たら、
マ・チョンジャはすぐにウソを見破りそうですが、どう出るのか、楽しみですね。
第22話の視聴率は13.0%でした。では次回第23話に続きます。
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