第26話で紆余曲折の末に、キム・ミプンとイ・ジャンゴが
無事に結婚式を挙げる事になります。
またその結婚式に参加していたマ・チョンジャは、
偶然にもパク・シネがキム・ドクチョンの孫ではなく、
キム・ミプンが本当の孫であることを知ります。
では「吹けよ、ミプン」第27話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:stylus
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<吹けよ、ミプン 第27話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/mipoong/cast/
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本当の孫
パク・シネがニセの孫であることを聞いていたマ・チョンジャ。
そしてパク・シネの子供を育てながら、
子供を捨てたパク・シネを脅迫している叔母の話を聞いてしまいます。
「あの、おばさんの言っている事は本当なの?!
脱北者だって事も隠してたのに、
今度はニセの孫ですって?!詐欺に泥棒まで!」とマ・チョンジャ。
マ・チョンジャは怒ってパク・シネの頭を掴み、喧嘩が始まります。
そしてマ・チョンジャは「お義父さまに電話してやる。」と言うと、
「お義母さん、全財産を全て失って一文無しになりたいのですか?
お義母さんさえウソを通してくれたら、
私はお義母さんの嫁なんだから。
もし御祖父さまにばらしたら全てを失ってしまう。
私は本当の孫を捜してあげればそれでいいけど、
お義母さんは失うものが多すぎます。」と脅すパク・シネ。
マ・チョンジャはキム・ドクチョンの本当の娘が
キム・ミプンと知りますが、自分の立場を守るために、
口を塞いでいるしかありません。
「お義母さん、賢明な判断です。」とパク・シネ。
「自分のためではなくて、事実を知ったら家族が驚くかと
思って心配で。」とマ・チョンジャ。
「これからは本当の家族になれるように努力します。」と
パク・シネが言うと、「私たちの他にこの事実を知っているのは誰?」と
マ・チョンジャ。
「あの叔母さんだけです。」とパク・シネ。
「あのおばさん、知っていながら黙っているのは、
一体どんな魂胆なのか良く分からないから怖いわ。」とマ・チョンジャ。
10億
パク・シネとマ・チョンジャが結婚式場から帰宅すると、
キム・スンブンとキム・ドクチョンが話をしています。
「連絡もなく突然どうしたんですか?」と平然としたフリをするパク・シネ。
するとキム・スンブンもキム・ドクチョンの前で、
平然と過去の話を持ち出します。
キム・ドクチョンが出て行った後、
パク・シネの部屋でマ・チョンジャと叔母キム・スンブンと話をします。
そしてキム・ドクチョンにパク・シネの秘密を話さない代わりに、
お金を要求するキム・スンブン。
「人の事バカにしてるの?!今お金に困って
どんな思いしてるか分かってるでしょ。
中国で一生暮らせるだけのお金をくれないと。
一旦10億ウォンだけ準備して。」と声を荒げるキム・スンブン。
「何?!10億ですって?!」と驚くマ・チョンジャ。
「何をそんなに驚くんですか?最近は10億あっても
江南のアパートは買えないって言うじゃないの。
10億なんてお金の内に入らないわよ。」とキム・スンブン。
「分かったわ。叔母さん。そうするわ。
叔母さんの言う通り10億準備するから、
もう少し時間をちょうだい。」と震えながらパク・シネ。
「あら～、そう～?そうやって素直に従えばいいのよ～。
なら、とりあえず夜9時までに準備しといて。
その位なら時間は十分でしょ?」と機嫌を良くするキム・スンブン。
「何言ってるんですか?少なくとも一週間、
いや、3、4日はくれないと。
そんな大金が空から降ってくるとでも思っているの?」と怒るパク・シネ。
「人の話を鼻の穴から聞いたのかい?
私が飢え死にしそうだって言うのに、
死んだ後に10億もらって何の意味があるのよ?!
じゃあ、あと1時間追加であげるから、
夜の10時までに準備しなさい。
場所はメールで送るから。
そのお金を受け取ったら、
二度とここには現れないから。」とキム・スンブン。
そしてキム・スンブンは部屋を出て行きながら、
「もしウソだったら、本当のスンヒにばらすからな。」と
脅して出て行くキム・スンブン。
「どうしたらいいの。この事をお義父さんに
話した方がいいのかしら・・・。
いやいや、急に大金の事話したら、
疑われるわ。そうだ、いっその事、
財産を受け取ったら平等に3等分だけしか
受け取らないって覚書書く?」と困っているマ・チョンジャ。
「お母さん、お母さんが今持っているお金、いくらですか?
私はお祖父様からもらったお小遣いとカードに現金・・・
合わせて1億くらいなら準備できます。」と
切羽詰りながらパク・シネ。
「えっ?!お義父様からそんなにお小遣いもらったの?」と驚くマ・チョンジャ。
「お義母さんはいくらあるんですか?」とパク・シネ。
「私のどこにお金があるって言うのよ。」とマ・チョンジャ。
「お願いするなり、もらうなり、2億は準備しないと。
私たちには今、この方法しかありません。」とパク・シネ。
「それなら、サラ金にでも借りてみる?」とマ・チョンジャ。
ため息をつくパク・シネ。
新婚旅行
新婚旅行に出発したキム・ミプンとイ・ジャンゴ。
ところが、途中で車がパンクしてしまい、
「長距離の旅行なのに、行く前に車の点検してないの?」と怒るキム・ミプン。
「まさか新婚旅行初日の初夜に野宿はさせないよ。」とイ・ジャンゴ。
車を牽引しながらホテルに到着します。
「ホテルまで牽引されて来た人は俺たちが初めてだと思うよ。金の馬車だと思え。」とイ・ジャンゴ。
機嫌が悪いキム・ミプンは、
「映画では新郎が新婦を抱きかかえて部屋まで行くでしょ。
私にもやって。」とキム・ミプン。
イ・ジャンゴはホテルの部屋までキム・ミプンを抱きかかえて行きます。
ベッドの上で「ミプン。さて始めるぞ～。」と
イ・ジャンゴが近づくと、イ・ジャンゴを突き飛ばして、
ベッドから落ちてしまいます。
「痛い～。」と腰を痛めるイ・ジャンゴ。
「大丈夫?」とキム・ミプンが言うと、
イ・ジャンゴはキム・ミプンを抑え込みます。
「俺たち、夫婦だ。」とイ・ジャンゴ。
まるでプロレスをしているようです。
夜の夜景を眺めているキム・ミプンに、
「目を閉じて。」とイ・ジャンゴ。
「どうしてですか?キスするんですか?」とキム・ミプン。
キム・ミプンが目を閉じている間に、
イ・ジャンゴはネックレスを取り出します。
そしてキム・ミプンのクビにネックレスをつけてあげます。
「これ、何ですか?」とキム・ミプン。
「ミプン、俺と結婚してくれてありがとう。
喧嘩しないで幸せに暮らそうな。」とイ・ジャンゴ。
「気に入った?」とイ・ジャンゴが尋ねると、
「気に入りました。本当にキレイです。」と喜ぶキム・ミプン。
「それなら、目を閉じて。」とイ・ジャンゴ。
「どうして?」とキム・ミプン。
「今度はお前が望む事してやる。」と
イ・ジャンゴが冗談を言うと、
イ・ジャンゴを叩くキム・ミプン。
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追われるキム・スンブン
パク・シネとマ・チョンジャがキム・スンブンとの
待ち合わせ場所に行くと、
何人かの男に追いかけられているキム・スンブン。
その様子を見かけたマ・チョンジャとパク・シネ。
「あの男たちは誰?あのおばさんどうして逃げるの?」とマ・チョンジャ。
「ついて行きましょう。」とパク・シネ。
走って追いかけるパク・シネとマ・チョンジャは、キム・スンブンを見失います。
「これ以上は走れない・・・。」と息を切らせるマ・チョンジャ。
パク・シネはキム・スンブンに電話をかけていると、
近くで「キャーッ!」と悲鳴が聞えます。
事情聴取
「中国から来たキム・スンブン、ご存じでしょう?」と警察の人。
「はい、知っています。何のご用で?」とパク・シネ。
「キム・スンブンさん、夕べ交通事故で死亡して、
最後に通話したのがパク・シネさんだったので。」と警察の人。
「死亡ですって?!」と驚くパク・シネとマ・チョンジャ。
「キム・スンブンさんとはどういう関係ですか?」と警察の人。
「中国から来た時に知ったんです。
会おうと思って約束の場所に行っても会えなくて。」とパク・シネ。
「中国の臓器密売組織の人間に追いかけられて、
交通事故に遭ったようです。」と警察の人。
「今遺体の引き取りの件で縁故者を捜している所ですが、
パク・シネさんは違いますね。」と警察の人。
「違いますよ。」とマ・チョンジャ。
「分かりました。ありがとうございました。」と警察の人。
空港で
パク・シネは実の娘ユジンを預けていた叔母が無くなり、
ユジンを中国に送り返そうとします。
ところが、「ママ、中国に送り返さないでください。」と
ユジンがパク・シネの足にしがみ付きます。
「お前は私が母親だって事をいつから知っていたの?」とパク・シネ。
「すいません、叔母さん。これからは絶対に”ママ”と呼びません。
だから、私を送らないで。
叔母さんの言う事も良く聞きますから。」と泣くユジン。
ユジンを抱きしめて泣くパク・シネ。
新婚旅行の途中で
キム・ミプンとイ・ジャンゴが新婚旅行中に
ファン・クムシルが入院したという知らせを聞いて、
二人は病院に駆けつけます。
ファン・クムシルはストレスによる胃けいれんを起こして入院したのです。
間もなく退院したファン・クムシル。
ファン・クムシルのキム・ミプンへの嫁いびりが待っています。
ファン・クムシルの部屋に呼び出されたキム・ミプン。
「北朝鮮ではどうだか知らないけど、
韓国では夫婦の両親が同居するなんて事はないのよ。
“実家とトイレは遠ければ遠いほどいい”と言う言葉も
あるくらいなんだから、実家に出たり入ったりしない事。
あんたの家の事情で一緒に暮らしてるからって甘えないで。
分かった?」とファン・クムシル。
「はい。」とキム・ミプン。
「それに、会社に通うからって嫁としての
役割をおろそかにしないでね。」とくぎを刺すファン・クムシル。
そして紙を渡して、「家族の誕生日、名節、祭祀を行うから、
書いてある通りに間違いなくきちんとやって。」とファン・クムシル。
「はい、お義母さま。」とキム・ミプン。
「朝、晩、食事の準備をきちんとやって。」とファン・クムシル。
「お義母さま、朝ごはんの準備は何とかやりますが、
夜ご飯はちょっと・・・。
夜勤の日もありますし。
どうしたらいいのか・・・。」とキム・ミプン。
「結婚を許可してもらう時には100倍、1000倍、
努力しますとか言っといて。
まだ、婚姻届を出していないのだから、
結婚を白紙に戻すとか、そんな覚悟もなくここに嫁に来たの?
ハヨンとの結婚まで破棄させてここに来たんだから、
そのくらいの代価は払わなくちゃ。」とファン・クムシル。
「はい、分かりました。努力してみます。」とキム・ミプン。
「分かったらもう部屋から出て行って。
あんたの顔見てるとまた胃けいれんを起こしそうよ。」とファン・クムシル。
そして翌朝からファン・クムシルはキム・ミプンに家事をさせます。
タルレはキム・ミプンを心配してファン・クムシルを叱ります。
臨時代表として
キム・ミプンが務めている会社に、
キム・ドクチョンが臨時の代表理事に選出されます。
パク・シネはキム・ドクチョンに同行し、
キム・ミプンとばったり会います。
写真出典:http://www.imbc.com
あとがき
自分の娘を人に預けて詐欺結婚をしたパク・シネと、
そのパク・シネの娘を預かってお金を要求していたキム・スンブン。
どちらもどちらでかなりあくどい二人でしたが、
キム・スンブンが亡くなってしまいました。
お金を要求されることはなくなったものの、
結局自分の娘をどうしたら良いのか困ってしまうパク・シネ。
娘ユジンは母親の事を知っていながら、
今まで黙っていて、子供にそんな我慢が出来るのか、
不憫でなりませんね。
中国行きを嫌がったユジンをパク・シネはどうするのでしょうか。
まさか子供を連れて家に帰れないですよね。
そして嫁いびりの激しいキム・ミプン。
イ・ジャンゴがうまく間に入って、
二人を取り持ってくれればいいのですが、どうなるのかこちらも気になります。
第27話の視聴率は10.9%でした。では次回第28話に続きます。
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