「がごめ昆布」が5/21(土)のサタデープラスで紹介されましたが、聞いたことがないという人も多いかと思います。そこでどんな昆布なのか色々と調べてみました。
名前の由来
昆布の仲間で、表面が凸凹していて「籠の目」ような模様をしているので「がごめ昆布」と言われています。ちなみに濁点はなまりだそうです・笑
スポンサーリンク
分布地は
北海道・函館周辺の海域に生育していて、ここで採れる昆布は肉厚で幅が広く、採れる量が少ないため希少価値が高い昆布です。
特徴は
他の昆布に比べて粘りが強いのが特徴で、とろろ昆布や松前漬などに利用されていました。大きいものは幅50cm、長さ3mにもなり、10数年前までは見た目も悪く邪魔になると邪魔者扱いされていました。近年の研究によって驚異の健康成分が分かり、一躍注目の食材となりました。
ネバネバ・粘りのパワー
この強い粘りの主な成分は「フコイダン」や「アルギン酸」などの良質な食物繊維で、血液がサラサラして血管が若返る効果があります。特にフコイダンの量は他の海藻類に比べて何倍にもなります。
フコイダンには、がん細胞を自滅させるという研究発表があり、注目を浴びています。
また、きのこ類が持っているものと同じような免疫力を高める作用や効果があり、体内の免疫システムを活性化します。
他にも
・アレルギー改善作用
・肝臓の機能を高める
・胃の粘膜を保護
・血中コレステロール、中性脂肪の増加を抑える
など、嬉しい効果があります。
アルギン酸も海藻類に含まれる食物繊維で、整腸作用・コレステロール低下や、体内に摂り過ぎたナトリウムを体外に排出する働きがあります。そして大量に摂取しても下痢しにくいので安心ですね。
そんな健康効果の嬉しいがごめ昆布ですが、もちろんお肌の保湿などの美容にも効果があり、がごめ昆布を使った化粧品・シャンプーなどもあります。
オススメの食べ方
がごめの「おぼろ昆布」は体の中に全ての栄養成分が吸収されていくので、効果的に摂取できます。
こんなレシピでどうぞ
・お味噌汁やお吸い物に
・がごめのおぼろ昆布巻きおにぎり
・マグロのカルパッチョのドレッシングとして
・がごめ納豆
・ラーメンに
たまたま私が見た韓国のテレビでは、サムギョプサルにおぼろ昆布を乗せて食べていました。
これなら消化吸収も良く色々とアレンジが出来そうですので、我が家でも活躍しそうです。
スポンサーリンク