2019年2月11日〜4月30日
SBSで放送の月火ドラマ
「ヘチ」~王座への道~
第1話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
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写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
キャスト・登場人物はこちら→[ヘチ]~王座への道~キャスト
<[ヘチ]~王座への道~ 第1話あらすじ>
1719年 粛宗時代の末期、粛宗には三人の息子がおり、世子であるイ・ユン、淑嬪チェ氏との息子ヨニン君イ・グム、そして両班の娘䄙嬪パク氏の息子ヨルリョン君イ・フォン。
世子イ・ユンがお世継ぎを産むことができないと分かった臣下たち。
政治の権力を握っていた老論派がその噂を聞きます。
世子に子供ができないと知って喜ぶのはミルプン君イ・タン。
老論派の首長で吏曹判書ミン・ジノンは、自分の意のままになるミルプン君イ・タンを次期王にしようとします。
一方世子イ・ユンの噂を聞いた少論派は、ヨルリョン君イ・フォンを次期王に推し、党争が激しくなります。
一方ヨニン君イ・グムは母親が賤しい身分ゆえ、王位争いには名前も挙がりません。
すると世子の側には南人だけが残り政局が混乱します。
ミン・ジノンは南人出身の司憲府監察ウィ・ビョンジュを呼び出します。
ジノンはビョンジュに「みな司憲府の管轄を”ヘチ”と呼ぶ。ヘチは善と悪を審判する伝説の動物、伝説にのみ存在する理由は、現実には善悪を審判することが不可能だからだ。現実には生きる者と死ぬ者がいるだけだ。」と強調します。
ビョンジュを包摂しようとしているジノン。
ビョンジュが雨に濡れて戻ってくると、司憲府監察ハン・ジョンソクはビョンジュを呼び、「司憲府は法と正義を守るためにある。」と言います。
酒売り女チョホンを連れて漢陽に向かうヨニン君は、チョホンに紙を渡して先にここに行くようにと言います。
チョホンはヨニン君の家族が自分の身分を嫌うのではないかと心配しますが、「自分は漢陽で一番賤しい身だ。」と答えます。
とても賢いのに母親の身分のせいで常に無視されるので、いつもならず者のように生きているヨニン君は、科挙の試験があると、度々他人の代わりに替え玉受験をしてはお金を稼いでいます。
司憲府では夜茶時(監察の夜の集い)で領議政キム・チャンジュンを調査し、不正を告発します。
ヨニン君は漢陽に到着すると、すぐにその話がヨニン君に伝えられます。
老論派が朝廷の権力を牛耳っている中、臣僚の最高官職である領議政が捕まえられたと聞いた司憲府大司憲イ・イギョム。
司憲府監察が上司であるイギョムに報告なしに動いたことを後から聞いて怒りをあらわにし、イギョムは部下たちに一喝します。
一方夜茶時を開いたハン・ジョンソクは老論派でありながら、領議政の不正を明らかにするのは当然のことだと言い、「自分は政治ではなく、司憲府監察の仕事をする。領議政キム・チャンジュンが捕盗庁に圧力をかけて殺人事件を隠蔽しようとした。」と老論派とは縁をきります。
ジョンソクはミルプン君イ・タンの周辺で殺人事件が多発し、死体が多く発見されている件について捜査している中、領議政の不正も明らかになったのでした。
ところがこの殺人事件を伏せようとする房主監察チュ・ヨンハンはジョンソクを止めようとします。
そしてヨンハンは科挙の試験場の視察を指示します。
科挙の試験日。
ヨニン君は依頼人の代理で科挙の試験を受けに行くと、隣に座った儒生パク・ムンスがヨニン君に親しく話しかけますが、冷たくあしらうヨニン君。
ムンスは顔色の冴えないヨニン君を見ながら、「どこか病気でもおありですか?私も試験に2度も落ちましたよ。」と話しかけ、「最後まで諦めないでください。」と手を握ります。
そしてムンスはヨニン君に新しい筆を渡して自分の名を名乗ると、ヨニン君に名前を尋ねます。
ところがどう見ても20代に見えるヨニン君は、解答用紙に「ノ・テピョン52才」と書いています。
ムンスはその年齢を見てイ・グムが替え玉受験をしていると察すると、勘づかれたイ・グムは解答用紙を他の受験生の解答用紙の中に混ぜて、慌てて試験場を後にします。
そのヨニン君を必死に追いかけるムンスは、ヨルリョン君イ・フォンの行列に出くわします。
道端でヨルリョン君イ・フォンに頭を下げる人たちをよそに、ヨルリョン君を見上げながらも逃げていくヨニン君。
ヨルリョン君もヨニン君を見て、驚きます。
その様子を見て驚くムンス。
王族の人たちはみなヨニン君を無視していますが、ヨルリョン君は他の王族たちとは違い、仲が良い二人。
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仁元王后の生誕の宴でミルプン君イ・タンは剣舞を披露します。
ところが剣舞が気に入らない様子の仁元王后。
仁元王后は実家が少論派でも、家門より王室が優先と考えています。
武道を披露していたミルプン君イ・タンは、世子がいないと気づき、世子嬪に「世子に何があったのか。」と尋ねます。
すると「ミルプン君が心配することではない。」と答える仁元王后。
怒りを堪えるミルプン君イ・タン。
そこにヨルリョン君イ・フォンがやって来ると、大喜びする仁元王后。
するとヨルリョン君イ・フォンの後ろについて来たヨニン君イ・グムが仁元王后に挨拶し、周囲がざわつきます。
領議政が夜茶時の捜査にかかった理由が、ミルプン君イ・タンの罪を伏せるためと気づいたヨニン君イ・グムは、ミルプン君イ・タンに迫り、「お前は王の子ではないじゃないのか。」とヨニン君。
ミルプン君は「母が賤民で賤しい血が流れる王子、恥ずかしくないのか。なぜヨルリョン君についていくのか。同じ王の子なのに一人は王弟、一人は捨て子。」と皮肉ります。
「人殺しがバレたのか?お前みたいなのが王とはな。次期の王はヨルリョン君イ・フォンだ。」と警告します。
カッとなって思わずヨニン君に剣を抜くミルプン君。
「止めろ。お前も痛い目に遭うぞ。」とヨニン君。
粛宗は逆賊として追われて亡くなったソヒョン世子の世子嬪・閔(ミン)懷嬪カン氏の身分を復元させます。
閔懷嬪カン氏が復位してこそミルプン君イ・タンが世子になりやすいためです。
その話を聞いた世子は怒りをあらわにしますが、耐えるしかありません。
そして仁元王后も戸惑い、世子が廃位させられるのではと不安がります。
ヨニン君は王子でありながら、誰も自分のそばを守る人もいなく、憂鬱な気持ちで帰宅すると、ヨニン君が連れて来た女性チョホンが賤しい身分だからと夫人のソ氏がいびっているのを目撃します。
「私も賤しい血筋だ。」と夫人ソ氏に反論するヨニン君は、ソ氏と仲があまり良くない関係。
ムンスは科挙の試験場から逃げたヨニン君を追うことができず、ハン・ジョンソクを訪ねます。
そしてムンスはジョンソクに「ヨニン君イ・グムが替え玉受験をしていた。」と不法行為を暴露し、彼を捕まえるために助けてほしいとお願いしますが、司憲府では「手順を踏んで来い。忙しい。」と言い聞き流します。
ムンスはふとヨジを思い浮かべ、 「男前なヨジなら不正を見逃さないだろう。」と言ってヨジを捜しに行きます。
憂鬱な気分のヨニン君は妓楼に行き、酒を飲んでいます。
すると何かを探るため妓生に変装しているヨジは、胸が小さいと独り言を言ってはミカンを胸に入れています。
そのヨジと目が合うヨニン君。
「何を見てるの?」とヨジ。
「いや、ただ・・・。」とヨニン君。
「酒を飲みに来たなら、酒でも飲んでなさいよ。」とヨジ。
ヨジは妓楼に集まっているミン・ジノン、キム・チャンジュン、イ・イギョムを密かに監視しています。
ミン・ジノンはミルプン君イ・タンについて、「自堕落で下品なヤツだが、我らと考えが合う。」と言い、自分の意のままになってくれるミルプン君を次期王にしようと考えています。
ミルプン君は仁祖の息子であるソヒョン世子のひ孫であり、チェジュ島への謫居(島流し)を終え、貧しく暮らしていたのを老論派の大監たちが訪ねて行き、「王にして差し上げます。」とそそのかしたのでした。
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一方別の部屋で酒を飲んでいるヨニン君はケドルから、自分が替え玉受験をした依頼人がミルプン君だったと知り、驚きます。
そしてヨニン君はミルプン君の異常な話を聞きます。
ミルプン君は殺人を犯しては、自分が殺した人数を記録していると言います。
そしてヨルリョン君もミルプン君の「計屍録」について、蛮行のウワサを聞きます。
ジョンソクもヨルリョン君に「ミルプン君周辺で多くの人々が死んでいる。イ・タンの不正を明らかにしようとした者たちも皆死んでいった。」と伝えます。
その間にも、ミルプン君はまた人を殺しては計屍録を書いています。
その被害者はヨニン君が替え玉受験を請け負った52才ノ・テピョン。
ミルプン君は曾祖母である閔懷嬪カン氏の身分の回復を祝う狩猟大会を準備します。
狩猟大会の噂を聞いたヨニン君は、ミルプン君とノ・テピョンの繋がりについて調べるために、狩猟大会に参加することに決めます。
妓生に扮し妓楼に潜伏していたヨジは、ミルプン君の「計屍録」の件をジョンソクに報告すると、ジョンソクはヨルリョン君に「ミルプン君が何か企んでいるようだ。」と伝えます。
そして計屍録について捜査するようにと命じられたヨジは、男装をして狩猟大会に侵入します。
すると猟場で偶然出会うヨニン君とヨジ。
ムンスは科挙の合格発表を見に行きます。
するとノ・テピョンが首席で合格と書かれているのを見て、替え玉受験をしていたヨニン君の実力に驚愕します。
そしてノ・テピョンがすでに亡くなっているため、この不正をどう処理するか悩みます。
一方狩猟大会に潜入し計屍録を探していたヨジはこっそり幕屋に侵入すると、鍵のかかった箱を見つけます。
ヨジがその箱を持ち出そうとしたその時、ヨニン君と出くわし目撃されてしまいます。
「金が必要なら、私が与えよう。」とヨニン君がヨジを妨げると、ヨジはヨニン君の急所を蹴って逃げます。
幕屋の外に逃げ出したヨジとミルプン君は鉢合わせになると、ミルプン君はヨジの首に剣を向けます。
すると幕屋から出て来たヨニン君は「そいつは男ではないから放してやれ。私が相手をする。」と言います。
写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
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あとがき
「ヘチ」という題名から「해치다(ヘチダ)=害する」をイメージしましたが、韓国には善悪を分け、正義を守る「ヘチ」という架空の動物の伝説があるようです。
その「ヘチ」と呼ばれている司憲府は朝鮮時代の政府機関で、現代の検察組織にあたり、当時は役人の不正を監視や取り締まりを行っていました。
その「ヘチ」を改革するヨニン君イ・グムの活躍が描かれるとのことで、悪なる権力との闘いということになるのでしょうか。
韓国ドラマ「トンイ」では賢く愛らしいヨニン君が描かれていましたが、あのヨニン君が成長して、こんなにイケメンになって(笑)
ところが身分のせいで王子としてはとても見下されていたヨニン君が、不正の追及によってますます境地に陥ることになりそうで、どんな展開になるか楽しみです。
韓国第1話の視聴率は6.0%、
第2話の視聴率は7.1%でした。
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