2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第3話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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<[ヘチ]~王座への道~　第3話あらすじ>

斎坐庁での司憲府の会議でミルプン君の不正について口論になります。

この時ヨニン君が「ミルプン君の罪を立証する証人は、この私だ。」と言って現れます。

ヨジとパク・ムンス、ハン・ジョンソク一行は勝利を確信し、ヨニン君に感謝します。

ミルプン君を弾劾させるために証人として現れ、自分の罪まで告白するヨニン君。

ヨニン君は死んだノ・テピョンの科挙の替え玉受験について言及し、「私はミルプン君から指図を受けた替え玉で、引き受ける事も断る事もできなかった悩ましい真実だ。」と言います。

これにジョンソクは「ミルプン君を逮捕して真相を明らかにする。王族も同じ民、そのために司憲府があるのだ。」と言います。

けれどもミルプン君を庇護する老論派の人たちは困惑し、替え玉だけでミルプン君を殺人犯として取り調べすることは難しいと言います。

ムンスは誰かの人相書きの紙を持って走って行くと、タルムンとぶつかります。

タルムンは部下からムンスについて話を聞いています。

宗廟で祭祀を行っている粛宗にも、斎坐庁での会議の話が伝わります。

ミン・ジノンは粛宗に「ヨニン君がミルプン君を陥れた。」と話し、この時ヨニン君が粛宗の前に現れます。

ヨニン君はジノンをにらみつけ、「普段ならず者で遊び歩いている私だが、そんな中偶然ミルプン君の罪を知った。」と言い、ミルプン君の指図で科挙の替え玉試験を受けたと言います。

続けてヨニン君は「そしてノ・テピョンの遺体を発見した。私は犯したすべての罪の証人。大罪を犯したから、流刑を要請する。」と言い、チェジュ島の流刑地タムナに送ってほしいとお願いします。

粛宗が当惑をこして怒りをあらわにするとヨニン君は「王族が罪を犯しても、罰を受けなかった。国法が寛大だったからミルプン君が罪のない民をも殺害した。」と言います。

法に裁かれないことを知っているゆえに、ミルプン君や王族が罪を犯しているとヨニン君は言い、「国の法律が全国民に公平さを明らかにすべき、私もまたその代価を甘く受け止め贖罪したい。」とヨニン君。

朝廷の今までの悪い風潮を変えるために、改革しなければならないと説得します。

ジノンは「あなたの企てだろう。」と怒りをあらわにします。

ムンスは司憲府では自分の話を信じてくれないと考え、ケドルの人相書きを持って走って行き、ケドルを直接逮捕します。

そしてジョンソクがミルプン君を現場で逮捕し押送します。

粛宗はヨニン君がいる殿閣を訪ね、ミルプン君が司憲府に押送されたと伝え、「なぜこの件に首を突っ込むのか。結局はヨルリョン君のためか。タムナの流刑地がどんな所か知っているのか。」と尋ねます。

「孝行息子になりたかったのに、親不孝で申し訳ありません。」とヨニン君。

ヨニン君も王子なのに、どうして自ら王子の座を下りるのか、お前が一番ふさわしいのにと言う粛宗に、背を向けるヨニン君。

ミルプン君とケドルを逮捕し、ジョンソクはヨニン君にもう一度お礼を言います。

ヨニン君はヨジとムンスには知らないフリをしてほしいとお願いします。

そしてヨニン君はジョンソクに「なぜわざわざ大変な道を選ぶのですか?」と尋ねると、「知らないフリをして逃げるよりも、向かって行く方がより容易である。」と答えるジョンソク。

司憲府ではミルプン君の逮捕に貢献した人たちが集まり、会食をしています。

ヨジはわざわざヨニン君宅に行き、会食に来るよう誘います。

ヨニン君はヨジと一緒に会食に加わり、楽しい時間を過ごします。

ヨルリョン君はヨニン君と会います。

自分のために流刑地に行くことになったヨニン君を、止めようとするヨルリョン君。

「俺が流刑地に行く理由は、お前が王になるから。後にお前が王になったら私的な感情で俺を釈放することはないだろうから。お前はそんな公正な王になるだろう。民たちをも懐に抱くことができる王。民も俺もそんな王を望んでいる。」とヨニン君。

ヨルリョン君は最後までヨニン君を止めますが、老論派の反撃に負けないでほしいと言うヨニン君。

ヨニン君が流刑地に行くと聞いて怒る妻ソ氏は、ヨニン君の衣服をみな庭に投げ捨て、自分は流刑地には行かないと言います。

すると、離婚すれば流刑地に行く必要はないと答えるヨニン君。

ところがチョホンはヨニン君について行くと言います。

タルムンはジノンを訪ねます。

ジノンはタルムンに何を望んでいるのか尋ねると、「ミルプン君のウワサが早いのはなぜか分かるか?自分の仕業だった。」と言うタルムン。

ジノンはタルムンを利用しようとしています。

朝早くから手紙を受け取り、入り江にやって来たムンス。

手紙の差出人はヨニン君。

「私はあなた様の飼い犬じゃあるまいし、来いと言われれば来て、行けと言われれば行くような人間じゃない。勉強も忙しいのに。」と小言を言うムンス。

「人間誰でもやれば首席合格できるというもんじゃない。今度お前の替え玉受験してやってもいいぞ。」とヨニン君。

粛宗は老論派の目を避け、お忍びで出かけて行きます。

義禁府は王族の直属機関であり、王族の罪の処罰を担当するため、王族の情報を持っています。

粛宗は義禁府の実務を担当する官憲と密かに会い、ミルプン君についての情報を得ます。

粛宗が義禁府の人物と会っていることを早々に知ったジノンは、義禁府を通してヨニン君についての裏調査をさせます。

ムンスを呼び出したヨニン君は、ミルプン君の土地に連れて行きます。

「あっちからこっちまで、ぜ～～～んぶミルプン君の土地なのか?」と驚くムンス。

「一人でこれだけ広い土地を持つことはできないから多分名義は他人名義だ。なにか叩けばホコリが出てくるだろう。」とムンスに情報を提供するヨニン君。

そしてヨニン君は昼間からムンスと酒を飲みます。

ムンスはヨニン君に義兄弟の契りを交わそうと言いながら、どちらが年上なのか知るために王族が持っている戸牌を見せてほしいと言います。

ヨニン君が断ると、「じゃ、お前が兄になれ。」と勝手に決めるムンス。

ヨニン君が民を脅して金を巻き上げるという奇妙なウワサが、都城に出回っていることを知ったヨニン君は、何か不審に思います。

ジノンは自分の計略通り、都城に出回っているヨニン君のウワサを遠くから見守っています。

ヨジはジョンソクに「ヨニン君のウワサでミルプン君に対する証言を無力化させるつもりのようです。」と言います。

粛宗は大司憲イ・イギョムを呼び出し、「次の王はヨニン君にしたい。」と打ち明けます。

ジノンはヨニン君を呼び、同じ頃、他の老論派はヨルリョン君に会っています。

ジノンは「老論派が次の王として推しているのはヨルリョン君で、そのためにはヨニン君の助けがいる。」と言い、ヨニン君に協治(政治的連帯)しようと提案します。

そしてジノンはヨニン君に「証言を撤回し、監察ハン・ジョンソクがすべて企んだと言って陥れよ。」と要求します。

ヨニン君は「絶対にそんなことはできない。」と叫ぶと、ジノンは「それではヨルリョン君を捨てるのか。王子が王になれなければ、ヨルリョン君は命がないだろう。」と脅迫します。

どうすることもできずに悩むヨニン君は、町を歩き回り、ジョンソクの家の近くでヨジに会います。

思わずヨジの肩に寄りかかり、涙を流すヨニン君。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

あとがき

王族は罪を犯しても罪を問われないのが当時の習わしだったようで、そのことに疑問を抱いたヨニン君が、自ら罪を認めて罰を受けようというわけですね。

ヨニン君がこのことで、王室に新たな改革の道を切り開くことになるようですが、反対意見が根強いことは想像できますね。

やはりヨニン君は賤民の母の血筋が影響して、このような改革に踏み込むきっかけになったのでしょう。

これからも王族にどんな出来事が起き、どう解決していくのか、展開が気になります。

韓国第5話の視聴率は5.0%、

第6話の視聴率は6.3%でした。