4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第3週、4月20日(木)第16話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第3週「明日に向かって走れ!」第16話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
みね子たちは無事に聖火リレーを成功させました。
その模様が東京や茨城でテレビ放送され、谷田部家に助川家族と角谷家族が集まります。
「人里離れた小さな村でも聖火リレー」と言う字幕を見て、「人里離れたって何よ。」と君子。
「全国で盛り上がっている聖火リレーの人気に便乗するべくあやかろうと、ここ奥茨城村では村主催の聖火リレーが行われました。」とナレーションが入ります。
「便乗とかあやかろうなんて、トゲがあるなこの男。」と宗男。
聖火リレーを持った三男が映ります。ガチガチに緊張している様子にみな笑います。
そして聖火リレーの実行委員・青年団長がインタビューを受けています。
「奥茨城村も元気でやっているぞと、村を離れた仲間に伝えたいと思い、計画しました。」と答える太郎。
「なんだよ兄貴、いつの間に。しかも自分が言いだしたみたいに。」と三男が不満を言うと、「それが政治ってもんだ。」と三男の父・征雄。
三男が走り出すと、「頑張れ、かっこいい。」とみね子。時子も「そうね。」と涼しく答えます。
「第一走者を走るのは角谷三男くん。農家の三男坊。いかにも農家の三男坊という顔をしています。」とナレーション。
「どんな顔だ。」と三男が言うと、「だからそういう顔だ。」と母きよ。
走っている三男の隣で声援を送るきよが映ります。
「孫を応援するおばあちゃんは、孫の勇士に感動の涙が止まりません。」とナレーション。
「今、おばあちゃんって言ったか?」ときよ。
「言った。俺はじいちゃんとは言われてねえ。」と征雄。
「どう見ても母ちゃんだっぺよ~。ばあちゃんには見えねえよ。ねえ。」ときよが尋ねると、返事する人がいません。みな吹き出しています。
「村の重鎮も見守っています。」とナレーション。茂の事のようです。
「村の子供たちも一緒に走ります。おや、めんこいねえ。」とちよ子の事を褒めるナレーション。
「村の子は転んでも泣かずにすぐ起き上がります。都会のもやしっ子とはそこが違う。たくましい子供なのです。」と進がころぶのを捉えて大げさなナレーション。
つづいて時子が走る番です。
「こちらのスラリとしたお嬢さん。助川時子さん。ミス奥茨城村とみなが認める村一番の美人さん。夢は東京へ行って女優さんになる事だそうで、全国から同じ夢を持っておらが村の美人が集結する東京で、どうか翼が折れない事を祈ろうではありませんか。それにしても戦後生まれの女性のスタイルの向上には目をみはるばかり。どうか翼が折れない事を祈るばかり。」とナレーション。
「なんか、嫌な感じ。」と時子。
「いよいよ最終走者は谷田部みね子さん。」とナレーション。
次に美代子と君子が映ります。
「こちらは先ほど走っていた時子さんのお母さんと、みね子さんのお母さん。これでも昔はこの村で一、ニを争う美人だったとか。なかなか美人の多い奥茨城村。あなどれませんな。」とナレーション。
「なによ、これでも昔はって。あなどんな。」と君子。
「みね子さんは涙で顔がぐしゃぐしゃになっています。みね子さんは東京に出稼ぎに行っているお父さんの実さんを思って走っています。東京にいるお父ちゃん、お元気ですか。みね子は元気です。お仕事頑張ってください。お正月には帰って来てください。待っています。お父ちゃんに自分の元気な姿を見てもらおうと走っています。お父さんへの思いが届くのを祈るばかりです。」とナレーション。
みね子が聖火台に火を灯すと、テレビの前でみな拍手して盛り上がっています。
テレビにはみね子の隣でガッツポーズしている宗男。
「まるで金メダルでも取ったかのような、奥茨城の秋の一日でした。」とナレーションが締めくくられます。
「なんか、あれだね。いかったんだけど、ちっと腹立つよね。」と君子。
「なんかバカにされているみたいでよ。」ときよ。
「東京から見たらそんなもんだ。」と茂。
「でもみんな楽しかったっぺ。」と美代子。
「でもよ、俺は一つだけ納得できない事がある。なぜおれについては触れないんだ。映っているのに。」と宗男。
「だってあんた奥茨城村の人じゃねえんだしよ。」と君子さん。
「いいんでねえか、映ってるだけでもいいんでねえの。」と正二。
「あんた、映ってねえの?」と君子。
「昔から正二さんは薄いよね。」と宗男が言うと、みんなが笑います。
「影が薄いよ。」ときよ。
「東京でお父ちゃん見てたの?」とちよ子と進。
「そうだ、見てたっぺ。きっと。」と茂。
「んだな。見てたな。」とみね子。
縁側で夜空の月を見上げているみね子は涙を流しています。
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1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピックの開会式です。
「いいお天気だね。」とみね子と美代子。
「日本晴れだっぺ。」と茂。
ちよ子と進が「始まるよ~。」と畑に呼びに来ます。
居間でテレビの前に集まる谷田部家の家族は、聖火台に火が灯ると拍手します。
(写真は昭和39年東京オリンピック開会式です。)
写真出典:http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-6421.html?sp
あとがき&感想
なんだかNHKのナレーションはトゲのある言い方でしたね。
有働アナもいのっちさんに突っこまれていましたが、昔はあんな嫌味まじりのナレーションだったのでしょうか(笑)
でも、ニュースとしてはたっぷりと長い時間放送されていて満足ですよね。
普通でも1~2分ですよね。
私もたまにニュースとかテレビにちらっと映ったりすると、ほんの1、2秒くらいですから。(どんなニュースに映ったって?!)
当時は東京オリンピックのためにテレビを買った家庭が多いようですが、それでもテレビは誰かの家に集まってみんなで見るのが楽しかったようです。
今ではテレビは一人一台、いやPCやスマホがあるので各自がそれぞれ好きなものを見ていて、なんだかちょっと寂しい気もします。
古き良き昭和の一コマでしたね。
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