4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第7週、5月20日(土)第42話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第7週「椰子の実たちの夢」第42話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
奥茨城村では、「ほんだらほ~い♪」と鼻歌を歌いながら家を出るのはきよ。
「行ってこ~」と太郎と征雄が見送ります。
きよは楽しそうに谷田部家に遊びに行きます。
君子も一足先に美代子の家に遊びに来ています。
美代子と君子、きよの三人が揃うとやたらとテンションが上がります。
「きよ、おめえんとこ、亭主いるか?家に。」と茂。
「いるさ~、他に行くとこねえもん。たまにはどっか遠くに出かけて欲しいもんだわ。」と笑うきよ。
「なら、ちょっこら行ってくら。機械の事で相談することがあっから。」と茂。
「あ~、逃げようとしてるね、茂さん。」と君子。
「当たり前だ。おめえら、みんなして男の悪口言うんだっぺ。聞いてられっか。」と茂。
「いわねえよなあ~。いなくなってせいせいした。」ときみ。
ちよ子と進も気を利かせて「ごゆっくり。」と挨拶して外へ出て行ってしまいます。
美代子と君子ときよは持ち寄りの料理をつつきながら、おしゃべりに花を咲かせます。
「でもさあ、きよさん、家出て来る時なんでもなかったの?」と君子。
「うん、なんだかぶつくさ言ってたけど。」と、きよは家を出て来る時の様子を回想しています。
—「おい、仕事いくらでもあるのに、遊びに行くつもりじゃなかっぺな。」と征雄。
「行くつもりだ。」ときよ。
「何言ってんだっぺ。」と征雄。
「私は行く。誰が何て言っても行く。あんたが今ここで死んでも行く。離縁だって言われてももちろん行く。」ときよ。
「これは本気だ、行かせた方がいいぞ。」と太郎。
「行ってこ~。」と太郎が見送ります。—
と、家を出る時の様子を話して、美代子と君子ときよの三人で大笑いします。
「すごいね、きよさん。」と美代子。
「革命を起こしたんだね。きよさん。」と君子。
「革命かい、何だか良く分からないけど、いがった、いがった。で、子供たちから手紙くっか?」ときよ。
「うちは1回だけよ。見てよ、これ。」と君子がハガキを見せます。
「元気です。時子」と書かれたハガキを見て、「こりゃ、元気だな。」ときよ。
「時子らしいね~。」と笑う美代子。
「まったくやになっちゃうね。ちっちゃい頃から、意志が強いと言うか、何をするか分からないとこある子でね。1度なんか、落とし穴事件。」と君子。
「あったね。」と美代子。
「え、なになに?」ときよ。
「あの子が小学校上がったばっかりの時、初めて産まれた時からかわいがってた牛をね、売らなきゃなんねえとき、泣いて泣いて、そこまでは可愛かったんだけど。あの子、いよいよ業者さんが引き取りに来る前の晩に、うちの前の道、徹夜ででっかい落とし穴掘ったんだよ。業者さんの車が通れなくなるように。」と君子。
「へー、すごいな、子供の手でか?」ときよ。
「んだよ。」と君子。
「で、どうなった?」ときよ。
「それがね、朝早くに用があって出て行ったうちの亭主が落ちた。知らずに業者さんの車が落ちてたら大変だった。亭主が落ちて良かったよ。」と君子。
「あのー、聞きにくい事聞くけどいいか?美代子。」ときよ。
「ん?何?」と美代子。
「今みたいに亭主の話みたいのする時、どうやって気遣ったらいいかね。あんたに。だってほら、実さんあれでしよ、どうされるのがいい?」ときよ。
「全然気遣わないのがいいんだ。」と美代子。
「そうけ?」ときよ。
「んだ。気遣われるの嫌だよ。」と明るく答える美代子。
「そうか、よし。君子、今のとこ、もう一ぺん言って。」ときよ。
「何だっけ?あ、あれか。落ちたのが亭主で良かったよ。」と君子。
「落ちるんだよ亭主は。あははは。」と大笑いするきよ。
「三男君は、手紙は?」と君子。
「2回来た。ずいぶんしっかりした手紙でよ。角谷家のみなさまへとかよ。仕事は順調で、みんないい人で、大事な仕事を任されている。大変やりがいのある仕事ですとか書かれてて。お母ちゃんも体に気を付けてとか書かれてるから、泣けてよ。だから時間経ってみて怪しいなとか思ってんだ。そんな三男がすぐに大事な仕事を任される訳ねえ。怪しいな、あれは。それでみね子はしっかり送ってくれてるんじゃねえか。」ときよ。
「もう何通も届いてる。しかも私とじいちゃんとちよ子と進とそれぞれに。」と美代子。
「仕事の事とか、寮の暮らしの事とか、色々書いて来てくれてさ、それを私が美代子から聞いて安心してるってわけだよ、うちのはコレだからさ。」と君子。
「いい子だなあ。」ときよと君子。
「いい子すぎます。でも、私がそうさせてしまっているんだ。ホントはあの子はのんびりやでぼんやりしててさ。小さい頃は、気付くとその辺ですぐ寝てしまって、みね子じゃなくて”ねこ”だって言ってたんだ。」と美代子。
そして「でも、父親が出稼ぎに出るようになってからかな、自分がしっかりしなくちゃいけないって思ったのかなあ。あんなふうになったのは。わがままとか言わねえし、全然私を困らせない。おまけに実さんがいなくなってしまって、あんなぽーっとしてた子が今ではあの小さい体で、この家を支えてるんだ。泣けてくるよ。私のせいだな。このうちのせいだ、全然自由じゃないんだなって。私のせいだな。」と美代子。
「全然そんな事思ってないよ、あの子は。東京に行く前に、うちに遊びに来た時に言ってたよ。世界で一番お母ちゃんの事好きだって。尊敬してるし憧れてるし、お母ちゃんみたいになりたいんだって目をキラキラさせて言ってたよ。」と君子。
「それ、本当かい?」と美代子。
「本当だ。」と君子。
うなずく美代子ときよ。
「なんか、想像できないよね。あの子らが東京で働いているなんて、想像しただけで、なんだろ、胸のあたりがぎゅーっと痛くなるんだよ。テレビとかで東京で事件があったとか事故とか。とにかく、嫌な事が起きないといいね。子供らに。出来る事なら変わってやりてえもんね。」と君子。
「私、思いっきり泣いてもいいか?」と美代子。
そして美代子が大泣きして、君子ときよが美代子に抱き付いて三人で大泣きします。
「これ、もったいないから、たべっぺ」と美代子。
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そして季節は夏・・・。1965年(昭和40年)7月。
向島電機の工場では扇風機を回して作業をしていますがとても暑そうです。
「お父さん、東京へ来て3か月になりました。東京の夏は暑いですね。お父さんはいかが夏をお過ごしですか?みね子はちょっと苦手です。東京の夏。山からの涼しい風がここにはありません。」と呟くみね子。
機械が止まると、汗を拭き拭き作業するみね子たち。
終業時間になり、「暑かった~。」と工場から出て来る乙女たち。
「みね子さん、仕事で全然ミスしなくなりましたね。いがったですね。頑張りましたね。」と豊子。
「悪いけど、私あんたの席狙ってるから。」とみね子。
「その顔は本気だね。」と時子。
「最初はいじけてたのにね。すいません、みね子です。」とミスしてみね子が手を上げるマネをする優子。
「そんな時もありましたね。」とみね子。
「豊子、大変だ。頑張らないと。」と幸子。
「何を言ってるんですか。」と豊子。
「俺は今のままでいいんだ。」と澄子。
「あんたはもう少し向上心みたいなもん持ちなさいって。」とみね子。
「お父さん、ごめんなさい。私お父さんの事考える時間が減って来ている気がします。もう私はお父さんと会える事はないのでしょうか。」と呟くみね子。
寮に戻る同室の仲間たち。
人通りの賑やかな商店街を歩いている実の姿が・・・。
あとがき&感想
今も昔も女子会はいいですね。絶対こういう場が必要ですよね。
とりとめもない話をしながら、みんなで持ち寄った一品料理でとても盛り上がるんですよね。
美代子も心に留めていた思いが溢れちゃったみたいですね。大泣きしていました。
きよは普段は外出を許可してもらえていなかったのか、今日は思い切って外に出たようですし。
男子のみなさんにはご理解いただきたいですね。
そしてみね子たちはどんな夏が待ち受けているのでしょうか。
初めての東京での夏、わくわくドキドキしますね。
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