4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第12週、6月24日(土)第72話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第12週「内緒話と、春の風」第72話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
由香の事で悩む省吾と鈴子。
鈴子は夜店が終わってから、庭で空を見上げています。
そこに現れたのは柏木堂の一郎。
「全部焼けちゃった時の事を思い出していた。町も立派になったよね。ても、戦争でたくさんのもの失くした。で、そこから頑張って失くしたもの取り返そうとしたけど、そこでまた色んなものを失くした。食べる物に困らない、豊かにはなったけど、何が残ったんだろう。もはや戦後も終わったと言う人もいるけど、私の戦争は終わってないよ。もう元には戻らない。まだずっと借金払っているような気分。」と鈴子。
「そうかもな・・・。」と一郎。
一方バー「月時計」では、「戦争終わって戻って来たら、店や家は燃えて無くなって、おやじもその火事で亡くなって、残ったのは鈴子さんとドミソースだけだった。で、そこから二人で働いてお金を貯めて、やっとあの店が出来た。従業員は雇わず最初は二人だけだった。そのうち人の紹介で結婚。大人しくて口数が少なかったけど、良く働く人だった。節子って言う。それで由香が生まれた。節子はギリギリまで働いて、無理が溜まったんだろう。由香は可愛くて楽しい毎日だった。小さい時は店に人気者だった。どんなに疲れても由香を見ると疲れなんか忘れちまった。由香が10才になる時、節子は倒れてあっという間に亡くなってしまった。ずっと辛かったんだろうな。でも、そんな事言わないし気付かなかった。せっかく借金返してこれからやっとって時に亡くなってしまった。由香はそんな俺と鈴子さんが許せなくて店が嫌いになって。特に鈴子さんの言う事は聞かなくなった。」と省吾。
「この店、この町を節子さんにも見せたいな。」と一郎。
「節子と一緒に喜びたかった。ありがとうって言いたかった。私が原因だ。」と鈴子。
「やめろってそれはもう。そんなんじゃないって。」と一郎。
「すいません。」と涙を流す鈴子は、続けて「あんたに怒られるなんて嫌だよ。」と言います。
「どういう意味よ?」と一郎。
「だってあんただよ。」と笑う鈴子。
「由香ちゃんの事だけど、きっと金にそんなに困っている訳じゃないってヤスハルが言ってたよ。時々迷惑かけたくなるんだろうって、自分を忘れるなって言いたいだけだって、そう言ってたよ。驚いちゃってさ俺、そんな事言うようになったのかって、大人になったなって。ヤスハルが言うんだから間違いない。」と一郎。
「あんたはバカな親だね。」と鈴子。
「俺は親バカだからな。アイツは最高だ。俺は幸せだ。」と一郎。
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「俺も鈴子さんも、どこかでやっぱりあの子から親を奪ったのが自分たちのような気がして、あまり叱れなかった。由香、元気そうだったか?」と省吾。
「はい。」とみね子。
「可愛い顔してるだろ。母親にそっくりなんだ。そっか元気だったか。」と省吾。
そしてお酒をお替わりする省吾。
「3日続けてあんこを作る~、湯気が出る出るゆであずき~♪いくら好きでもあんこは~」と都はるみの「アンコ椿は恋の花」を替え歌で歌う一郎。
あかね荘では、炊事場で純一郎はお茶を飲み、早苗は炊事場から出て来ます。
啓輔と祐二は「みね子様~。」と言いながら漫画を描いています。
月時計ではみね子が茨城弁を邦子と客に教えています。
そこへなだれ込んで来たのが、元治と秀俊。
「なんだよ、みね子~。」と元治。
「ちょうど良かった、みね子、帰ろう。」と省吾。
「せっかく来たのに、じゃ、俺も帰ろ。」と元治が言うと、「じゃ、残ろ。」と省吾。
「お父さん、みんないろんなことがあっけど、それでも笑って生きています。みね子もこの町で生きて行きます。お父さん、お父ちゃん、みね子はこの町でお父さんに会いたいです。」と呟くみね子。
あとがき&感想
今まであんなに元気良さそうだった鈴子と省吾が、由香の登場でしんみりしてしまいました。
由香の母が無理をして亡くなったのが、由香が家を出る原因になったと鈴子と省吾。
鈴子も省吾も自分を責めていますが、由香とはまだ当分理解し合えなさそうで、その二人を見ていてもちょっと辛いものがありますね。
みね子は奥茨城村では、山や畑や牛が慰めてくれましたが、赤坂では、今までとは違う雰囲気ですが、自分を癒してくれる場所が出来て良かったですね。
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