2017年5月10日〜7月15日までMBCで放送された水木ドラマ
「仮面の王イ・ソン」~原題:君主(クンジュ)~
第11話のあらすじ紹介です。
※原作の第21話,第22話を、日本では第11話としてまとめています。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.imbc.com
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<「仮面の王イ・ソン」~君主(クンジュ)~ 第11話あらすじ>
写真出典:http://www.imbc.com
キャスト・登場人物はこちら→仮面の王イ・ソン~キャスト
イ・ソンの決断
世子イ・ソンは先代王イ・ユンの、
「王とは孤独だ。臣下はみな違う言葉を言うだろう。
何が正しいのかは、ただ自分の心の声を聞け。
誰も王の代わりはできない。誰も責任を取ってくれない。
それが王だ。」という言葉を思い出します。
世子イ・ソンは悩んだ末に、
両親や禁軍別将、ハン・ギュホの敵である辺首会を今すぐ打ちたいが、
辺首会の全貌がまだ掴めていないため、
民の安全を考えて今は打つ事が出来ないと言います。
そして国境の兵士たちが抜ける事で、
周辺国から朝鮮を攻めて来る事を心配します。
チェ・ホン将軍は世子イ・ソンの考えに感服し、世子イ・ソンの命を受けます。
本当の世子
世子イ・ソンの考えに従ったチェ・ホン将軍は、王后を訪ねて報告します。
すると「将軍、辺首会が怖くなったのですか。
それとも将軍の忠誠が消えてしまったのですか。
私は出兵を許可しました。ところが出兵しないとは?
将軍が私以外に誰の命令を聞いているのですか?」と王后。
「世子様がいらっしゃるではないですか!」とチェ・ホン将軍。
「今、何と申されたのだ。世子とは。
まさか本当の世子が生きているとでも申すのですか。」と声を震わせる王后。
「そのとおりです、王后様。」と将軍。
「どうしてそれを私に話してくれなかったのですか。」と王后。
「私が直接確認するまでは、お話できなかったのです。
もしその世子がニセだったら、王后様の命令を受けて先代王と世子様の
恨みを晴らすつもりでした。」と将軍。
「本当の世子が生きていた・・・。
私の東宮が死なずに生きていたのですね。
世子は元気でいるのですね。まさか病気や怪我はないのですね。」と涙を流す王后。
「安心してください。王后様はすでに本当の世子様にお会いしておられます。
王后様をお支えしている行商人頭領が本当の世子様でございます。」と将軍。
王后は驚き、頭領イ・ソンが先代王の若かりし頃によく似ていたと思い出します。
王后は右議政チェ・ソンギを呼び、計略を企てます。
イ・ソンを助ける
この日、宮殿を訪ねた世子イ・ソンに茶菓子を出したのがハン・ガウン。
イ・ソンは「何も聞かないから、
この茶を飲み終わるまで傍にいてくれないか。」とガウンに言いますが、
冷たい態度のガウン。
けれどもガウンはイ・ソンと別れてから涙を流します。
ところがこの茶が怪しいと察したガウンは、
気絶した世子イ・ソンを覆面をした何者かが運んで行くのを目撃します。
そして意識のない世子イ・ソンが連れて行かれるのをついて行くハン・ガウン。
すると世子イ・ソンを覆面の男たちが川に投げてしまいます。
驚いたハン・ガウンは男たちが消えると、川に入ってイ・ソンを助け出します。
世子イ・ソンが意識を取り戻すと、隣にはハン・ガウンがやはり意識を失っています。
イ・ソンは慌ててガウンに近寄り、「ガウン、起きろ。」と体を揺さぶると、
ガウンも目を覚まします。
「若旦那様。ご無事でなによりです。」とハン・ガウン。
「ガウン、お前が私を助けてくれたのか。どうして水に飛び込んだのだ。
どうしてそんなに危ない事をするのだ。」とイ・ソン。
「怖かったのです。若旦那様にもう会えなくなるのかと。
私の命より大切な方だから。」とガウン。
イ・ソンはガウンと唇を合わせます。
イ・ソンはガウンを負ぶって歩き、ガウンは今まで冷たい態度をしていた事を
イ・ソンに謝ります。
そして何者かが毒を飲ませて意識のないイ・ソンを暗殺しようとした経緯をガウンが話します。
イ・ソンは王后に呼ばれて宮殿に行ったと言います。
二人を助ける王
一方賤民イソンはハン・ガウンがいなくなったと知り、大騒ぎします。
すると男女が王の前に捕まえられて来ます。
「何があったのだ。」と王に扮した賤民イソン。
「大殿の至密女官が知らぬ男と一緒にいたのを、
巡察軍が発見し捕えました。
殿下、この二人の処罰をどのようにいたしましょう。
万が一女官が外部の男と関係を持ったのなら、
二人とも斬首刑にするのが宮殿の法度です。」と尚膳。
世子イ・ソンとハン・ガウンは驚きます。
慌てて世子イ・ソンは頭を下げて、
「殿下、どうか釈明の余地をお与えください。」とひたすらお願いします。
するとガウンが、「私が足を滑らせて川に落ちてしまいました。
この人は川に落ちた私を助けてくれたのです。
どうか私を処罰してください。この人には何の罪もございません。」と必死に説明します。
「いいえ、理由はどうであれ、むやみに宮女に近づいた私が悪かったのです。
私を処罰して罪のない宮女を放してください。」と世子イ・ソン。
その二人を見て嫉妬心をこらえながら、
「何か誤解があったようだな。この者は大殿の別監だ。
大殿の宮女が戻らないので心配で私が送ったのだ。」と賤民イソンは言い、
ガウンに上着を掛けてあげます。
「無事で何よりだ。」と賤民イソン。
芝居
一方王后はチェ・ホン将軍を呼び出し、
世子イ・ソンがテモクの手によって殺されたと話して、
涙を流して悲しむフリをします。
チェ・ホン将軍は王后の言葉に、
世子イ・ソンが亡くなったと思い、
国境の兵士を連れてテモクと王を打つと興奮します。
キム・グァンニョルはチェ・ホン将軍の手紙で
世子イ・ソンが亡くなったと知り悲しみ、
吏曹判書ウ・ボと吏曹正郎パク・ムハを訪ねて事実の確認をします。
世子イ・ソンはチェ・ホン将軍が兵を挙げてテモクを打つのを阻止するため、
キム・ファグンを訪ねます。
そしてイ・ソンは辺首会が私の命を狙ったと話し、
キム・ファグンに咸吉道(ハムギルド)で挙兵を阻止するように助けを要請します。
するとキム・ファグンはイ・ソンの要請を受けます。
キム・ファグンはすぐにテモクに会い、
世子イ・ソンの話について反論しますが、イ・ソンを狙った犯人はテモクではありません。
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宣戦布告
世子イ・ソンはチェ・ホン将軍の件を報告するため、賤民イソンを訪ねます。
そして世子イ・ソンはハン・ガウンが心配だから会わせてほしい、
自分が世子であることをガウンは知らないから秘密にしてほしい、と頼みます。
賤民イソンは宮女ガウンを呼びつけ、
世子イ・ソンにガウンの立場をわきまえさせます。
ガウンをよろしく頼むとお願いする世子イ・ソンに、
賤民イソンは「ガウン御嬢様が宮女である事をお忘れになったのですか?
行商人としてガウンお嬢様と会うのがどれほど危険な事か。」と激しく迫ります。
「ガウンが私を助けるために川に入った。ガウンの事が心配で・・・。
私が軽率だった。ガウンの事を頼む。」と世子イ・ソン。
「どうして世子様がガウンお嬢様の事を頼むのですか。
私の方が世子様よりずっと前からガウンお嬢様を知っています。
名前を持つことも出来なかった卑賤な私に、
名前をつけてくれたのはお嬢様です。
幼い時からずっと一緒に育ち一緒に学んで、ずっとお嬢様を・・・。」と賤民イソン。
「想っていたのか。お前も。」と世子イ・ソン。
「お嬢様は仮面を被っている私を、心底恨んでいます。
理由をご存じですか?
私を世子様だと思っているからです。
私を父親の敵だと思っているから、私を恨んでいるのです。
お嬢様はまさに世子様を恨んでいるのです。
どうして世子様が世子だと明らかにしないのですか。
いつまでチョンスだと言って騙すのですか。
宝位は元々世子様のものですから時が来たらお返しします。
でも、覚えていてください。
ガウンお嬢様は世子様のものではありません。」と賤民イソン。
警告
メチャンは世子イ・ソンの命を狙ったのはテモクだと考えますが、
尚膳は王后が一線を越えたとので、警告しないといけないと言います。
一方テモクも王后の生誕祝いに訪れ、
「王后様のご生誕祝いの宴なのに、どうして質素にできましょうか。
私が特別にお祝いしようと料理を準備しました。」とテモク。
テモクが箱の中を開けると、中の書状を恐る恐る見る王后。
書状を見た王后は、「北方の女真族が騒ぎ乱れているとは、
大変なことだ。」と呟きます。
テモクは、「待っていたチェ・ホン将軍が参軍しないので、
お寂しい事でしょう。」と嫌味を言います。
「それはどういう意味ですか?今発ったばかりの
チェ・ホン将軍が来られるはずがありません。」と王后。
「実はもう二度と帰って来られぬようにしようかと思ったが、
狩猟鷹一羽が北方を守るのも悪くはないと思い、
そのまま放っておいた。二番目の料理は・・・。」とテモク。
王后が書状を見ると、「婦」という文字が書いてあります。
「これは、どんな意味だ?」と震えながら尋ねる王后。
「私の孫がこう申している。息子が成長したら嫁をもらう。
自分が老いたら若い者に譲るのが世の常ではないか。
最後の料理は、虎の血です。」とテモク。
王后は怯えます。
「どうか、昔の事を思い出してください。王后様。」と言って立ち去るテモク。
生誕祝い
世子イ・ソンが王后の生誕祝いに贈り物を持って入宮すると、
王后と右議政が驚きます。
世子イ・ソンはガウンを目で追っていると、
それを察した賤民イソンはガウンを自分の傍に置きます。
メチャンは昔中国の皇室で実際にあった話というフリをして、
世子イ・ソンの幼い時の実話の影絵劇をします。
昔中国の皇帝に息子がいなくて心配されていましたが、
ちょうど側室の一人が息子を産みました。
「おお、お前が皇室に喜びをもたらした。
そうだ、今日から”喜貴妃”と呼ぼう。」と皇帝は側室を称えます。
「虎の血で赤子の体に名前を書けば、子供が健康に育つと言います。
ありがとうございます。陛下。」と喜貴妃。
「喜貴妃め、陛下の恩寵を独り占めにしただけでも悔しいのに、
卑賤な女が産んだ子が皇太子とは!許さない!
皇太子の虎骨湯儀式の時に使う、虎の血に毒を混ぜてしまえ。」と正室。
「これで皇太子の命も終わりだ!」と正室は喜びます。
影絵劇を見ながら、自分がした行いと同じ内容である事を思い出している王后。
ウ・ボも見ていてハッとします。
そしてウ・ボは、「この影絵劇は実際にあった事だ。
お前が生まれた時、本当に毒の中毒になったのだ。」と世子イ・ソンに話します。
世子イ・ソンは先代王から、
「お前が生まれた時、死の峠を越えた事を知っているか?
あれは病気が原因ではなく毒だった。」と言われた事を思い出します。
「それが事実なら・・・。
私が生まれた時に私を毒殺しようとした者は・・・。」と
世子イ・ソンは王后を見つめます。
「皇帝陛下、昔の事を覚えていらっしゃるでしょう。
陛下が皇太子を毒殺しようとした事実を皇太子が知ったら、
ただではおかないでしょう。」と言う影絵劇のセリフがテモクの言葉と同じで、
怯える王后。
そしてついには正気を失ってしまい、部屋の明かりをつけよと命令する賤民イソン。
王后はうろたえながらも、世子イ・ソンを見つめます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/gunju/clip/
あとがき
世子イ・ソンが生まれた時に毒で狙われた時の犯人が王后(当時の中殿)だったとは、
驚きでした。
でも、今となっては納得しますね。
自分で産んだ世子ではないですし、
今回も王后によって世子イ・ソンの命が狙われて危ないところでしたね。
でも、イ・ソンを助けたガウンも危ないところでした。
ガウンは宮女になって後悔していないのでしょうか。
今更引き返す事もできないですし、
賤民イソンがガウンを側室にしようとしていますし、どうなってしまうでしょうか。
原作の視聴率は第21話は11.3%、第22話は13.0%でした。では次回第12話に続きます。
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