2018年9月27日〜11月15日
SBSで放送の水木ドラマ
「胸部外科」
2017年のヒット作である「被告人」のチョ・ヨングァン監督とチェ・スジン、チェ・チャンファン作家が再び手を組み話題になった、名実共に今年の下半期最高の期待作。
では「胸部外科」のキャスト・登場人物とあらすじの紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典;https://programs.sbs.co.kr/
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Contents
1.あらすじ
胸に手を当てて、しばらく感じてみよう。
母のお腹の中から生まれた後、一瞬も拍動を止めない心臓を。
たった拳一つの大きさ。
全身に血を送り出す切迫。
停止する時に死亡だ。
ここに、心臓が止まっても決して止められない二人がいる。
心臓移植を待つ母を生かさなければならない胸部外科フェローのパク・テス。
フェロー奴隷パク・テスの生死与奪権を握っている胸部外科教授チェ・ソッカン。
そして、持ってはいけない心臓を持っている女性、死の入り口から奇跡的に生きて帰って来た胸部外科助教授ユン・スヨン。
彼らが戦争のような一日一日を過ごす場所、テサン病院胸部外科だ。
大学病院のレベル差が最も大きいのが、生死が関わる胸部外科。
執刀医が決して実力を騙す事ができないのが胸部外科。
しかし、実力を持つ者は権力がなく、権力を持つ者は実力がなくてお互いに刃先を狙う医師たち。
そして彼らの手に命が懸っている患者たち。
生きたい切実な願い、生かしたい欲望、生き残りたい野望が渦巻く場所。
それがテサン病院胸部外科。
2.人物相関図
3.キャスト(登場人物)
(1) パク・テス(박태수)役 コ・ス(고수)
テサン病院胸部外科フェロー
現代版奴隷の中の最上級奴隷、大学病院フェロー奴隷。
他人は1、2年するフェローを4年もしている、ロングフェローである。
地方医大出身なので、テサン病院に残ることも、他の病院に行く席も空いておらず、チェ・ソッカン教授の下で4年も忠誠を尽くしている。
いつでも教授がふっと吹くと切られてしまうのがフェローの運命。
看護師たちは、テスをろうそくのともしびと呼ぶ。いつかはたいまつのように燃える事を願っている。
テスはお金のために胸部外科を志願した。胸部外科の給料が他の科と比べて二倍だったから。
その後は見通しや将来について考える余裕すらなかった。テスを支えてくれるのは、食堂で働く未亡人の母だけである。
そうして始めたが、みんな途中で逃げ出し、テスはますます胸部外科が良くなった。
心臓手術以外は興味がなかった。心臓に触れることができなければ、医師をやらないと考えるようになったが、胸部外科はそう簡単ではなかった。
胸部外科はみなやりたがらないが、テスがいくら望んでも、いつも崖っぷちだった。
そしてテスがテサンに残らなければならもう一つの理由がある。それはテスが必ず助けなければいけない人、母イ・ジョンエ。
拡張性心筋症で心臓移植を待っている母親のためなら、テスは崖っぷちではなく、もっと険しい所でも立つことができると考えている。
(2) チェ・ソッカン(최석한)役 オム・ギジュン(엄기준)
テサン病院胸部外科准教授
テサン病院で唯一の海援隊出身である。テスが入って来るまでは。
テサン大学出身のエリート教授たちは、ソッカンを使いたい放題使い、助かるのが難しい患者の手術は、すべてソッカンに押し付けた。
胸部外科だけでなく、他の科でもすぐに亡くなりそうな患者は、心臓が悪い事を口実にソッカンに任せ、他の外科医が忌避するモータリティー(死亡率)は、ソッカンが抱えた。
外科医として最高の実力を持ちながらも、死亡率1位という不名誉を免れることはできなかった。テサン大出身専攻医たちさえも、ソッカンを無視してオペ室に入らず、何も知らないのインターンを一人連れて手術したことも多い。
自分の側の人間が一人もいない中、テスがやって来た。
救急車で大動脈が破裂してしまった母親のお腹を開いて、何としても生かして
オペ室まで入って来たテスを見た瞬間、ソッカンは直感する。俺はこの人間が必要だと。
そうして二人は同じ船に乗ってテサン病院で生き残った。過去4年間を共に。
(3) ユン・スヨン(윤수연)役 ソ・ジヘ(서지혜)
テサン病院胸部外科助教授
医師と言っても全く同じ医師はいない。
心臓に触れる手と便を触れる手が同じはずはないと、なんと大腸肛門外科の教授の前でそう言った。まだ専攻1年目に。
「その程度の胸部外科か」という言葉にカットとしたが、スヨンの自負心がそれほどすごかった。
最も尊敬する医師である父を継いで、胸部外科を選択し、心臓に刃を入れる医師が最高の外科医という考えは、揺るぎない。
スヨンは先天性心臓病を持って生まれた。
手術の難易度が最も高い複合奇形であり、二度心臓を手術したおかげで、胸に鮮やかな手術跡を持っているが、スヨンはその傷さえも誇りに思っている。
彼女が胸部外科を、その中でも最も困難な小児心臓を選択するのは当然だった。
(4) ユン・ヒョニル(윤현일)役 チョン・ボソク(정보석)
テサン病院長
心臓内科権威者で、テサン病院心臓内科を心血管ステントの分野で国内1位に育てた人物である。
胸部外科の医師を無視する。
自分は執刀しないで人を生かすのだという誇りが大きい。
兄ユン・ヒョンモクとヒョンモクがテサンに引き入れたチェ・ソッカンを骨の髄まで憎む。
今すぐにでも追い出したいが、兄のせいで追い出せないばかりか、もう一人入って来た。
チェ・ソッカンの大学の後輩だそうだ。
病院でテスが挨拶をしても、今まで一度も挨拶を返した事がない。
お前なんかの挨拶を、私が受ける必要などあるか?
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(5) ユン・ヒョンモク(윤현목)役 ナム・ギョンウプ(남경읍)
テサン医療院理事長、ユン・スヨンの父。
テサン病院創設者の長男で、小児心臓専門医であった。
手術の天才との評価を受けながら、胸部外科医師としての成功街道を走っていた中、手が震え始めた。
テサン病院を置いて腹違いの弟である心臓内科ユン・ヒョニルと競争していた重要な時期であった。
震える手でVIPの手術を行うことができなかったヒョンモクは、チェ・ソッカンを使う。
地方大学出身で名前が知られていないソッカンは、ユン・ヒョニルの監視から逃れており、ヒョンモクが自分の手が震えるという事実を隠してくれる唯一の人物であり、
ヒョンモクはソッカンをテサンに連れて来て、手術を無事に終えて泰山を継承した。
(6) アン・ジナ(안지나)役 キム・イェウォン(김예원)
テサン病院心臓内科フェロー
「女パク・テス」・・・このニックネームを聞くと「私はテサン医大を出たのよ!」と彼女は怒る。
心臓内科の4年目フェローで、生活をしっかりと支えている。
おびただしい男専門医たちのカンファレンスの準備、色々な雑用、特に救急急患室のコール受付まで、全てジナの役割である。
心臓内科、胸部外科の協診が多いほど、テスとは互いに助け、また争う事が多い。
ジナとテスの二人とも4年目ロングフェローの身の上、お世話係に雑務専門とお互いの立場を理解するが、相手を考える余裕もなくそれぞれが我れ先だ。
教授はいくら彼女が良くても認めようとせず、機会も与えてくれないのが目に見えるため、ただただ待つ。
ここで耐えられずに辞めれば、どこに行っても高血圧薬を処方するくらいしかやらせてもらえない。お金はもっと稼げるだろうが、それは嫌だ。
ユン・スヨンとはテサン医大同期で、1、2位を争ったライバルだった。
再び生まれ変われない以上は、スヨンに勝つ事ができないのも分かる。しかし、負けるのは嫌だ。
実は、胸部外科に行きたかったがスヨンのために諦め、心臓内科を選んだ。
胸部外科に行っても教授にはなれないから。
(7) カン・ウンスク(강은숙)役 チャン・ソヨン(장소연)
テサン病院手術室のベテラン看護師
手術室でのみ20年。スクラブ、サーキュレーション、手術専門看護師、体外循環を経て、オペ室で看護師ができることはすべてこなす古株である。
いつオペ室で何が起こったのか、誰が何をしたのか、翌朝になると全てウンスクの耳に入って来る。しかし、口が重く、本人だけが知っていることが多い。
みなオペ室にウンスクが入る事を望むが、手術がヘタな外科医を嫌う。
だからチェ・ソッカンを最高の外科医と認めて、ソッカンと長い間息を合わせて来たし、人間チェ・ソッカンを最もよく知っている人物である。
仕事するのに忙しくてまだ独身だ。デート、お見合いの約束をしても、救急患者で連絡が入り、いつも約束をドタキャンするか、行っている途中戻ったり、お茶を飲んでいる最中に病院に戻ったりする。
死にかけている患者が生きてオペ室を出るのが嬉しくて、オペ室の仕事を辞められない。
(8) ムン・スンジェ(문승재)役 オ・ドンミン(오동민)
テサン病院胸部外科専門医
胸部外科になぜ来たのかと聞けば、たった1秒だけ考えて答える。間違って来たと。
インターンの時、午前4時に小児科病棟で映画「コードブルー」が浮かんだが、みんな右往左往する時にテスが現れて一時間以上CPR(心肺蘇生)し生かす姿を見てショックを受けた。とてもかっこよくて。
あの人が本当の医師だ、惚れてしまった。彼が奴隷であることも知らず・・・。
幸いな事に家が裕福で、ゆったりとした性格なので、いつでも医師を辞めて違う道を見つけても良い立場である。
とりあえず医師は出来るところまでやってみる。必ずしも執刀するだけが医師ではないし。肌にレーザーを当てながら、楽に生きればいいさ。
テスとは正反対で切迫するところがない。生まれつきのんびりで、テスに対しては人間的に好意を抱いてテスに付き従う。二人でいる時は兄貴と呼んで頼る。
(9) ク・ヒドン(구희동)役 アン・ネサン(안내상)
テサン病院胸部外科課長
テサン大を卒業後、テサン病院でインターン、専門医、フェローを終え教授になり、ついには胸部外科課長になった。テサンしか知らない男。
ひどい教授の下で靴磨きやカバン持ちを四十過ぎまでしたところ、最終的に本人が出で行き教授になった。
私がどのように教授になったのか。どこだか分からないような地方大学出身の奴が、自分と並んで「大」テサン病院胸部外科教授をしているという事実に、プライドが死ぬほど傷付く。
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(10) ク・ドンジュン(구동준)役 チェ・デフン(최대훈)
テサン病院胸部外科フェロー
テサン医大出身のク・ヒドン教授の息子だから、真のエリートである。
訳もなくロイヤルロイヤルと言うのではないと自ら言うが、嫌味が無くカッコ悪いので、看護師はつまらない男、またはハンサムつまらない男と呼ぶ。
(11) ナム・ウジン(남우진)役 イ・ジェウォン(이재원)
テサン病院応急医学専門医
テスとは中学校の時から仲が良かったが、二人揃って番後ろの席に座って、先生にバレないようにこっそりとゲームをしたり、漫画を読んだりしていた。
お互いが医大に行くとは夢にも思わなかった。
テスがしっかりして勉強し始めると、ウジンも真似て勉強を始めた。
テスと二人揃って海援隊医学部に進学、レジデントも一緒に終え、現在はテサン病院の緊急治療室で働き、テスのそばで守る。
テスが腹を割って話せる唯一の友人である。話さなくてもテスの心が分かる。
(12) イ・デヨン(이대영)役 チョン・ヒテ(정희태)
テサン病院麻酔科教授
患者を見るのが嫌いで、外来のない麻酔科を選んだ。手術が終わったらさっさと帰る。
夕方の生活を楽しみたかったが、心臓麻酔をしてから苦労が始まった
時間に関係なく救急で呼ばれ、まだ若いのに死にそうである。
夜中だろうと夜明けだろうと関係なく寝ている俺を起こすソッカンのせいで、過去にはずいぶん喧嘩したが、手術台で死闘を繰り広げるソッカンを見ると、俺だけでも助けなくちゃと思った。ソッカンには自然と頭が下がるようになった。
(13) イ・ジュンド(이중도)役 チャ・スンベ(차순배)
テサン病院企画調整室長
心臓内科専門医。医師としての実力はまあまあだが、病院で生き残る生存率は病院のスタッフ三千人が認めている。
病院長ユン・ヒョニルが立てた”かかし”ということ、自分で知っている。かかしは誰でもなれると思っているのか、ホンネを知る事ができない年老いたヘビである。
(14) ソン・ジェミョン(손재명)役 ソン・グァンオプ(손광업)
テサン病院胸部外科教授
テサン病院胸部外科のジェントルマンであり、貴族だ。
名誉欲も権力欲もさほどなく、黙々と自分の仕事だけしていると、貴族だと言われるしかない。
何とか高い地位に上がっていこうとする先輩ヒドンは情けなく見えるし、力がなく、嫌な仕事を引き受けるだけの後輩ソッカンとテスは、気の毒そうだ。
大変な病院生活を楽しく過ごそうというマインドで、いつも愉快に過ごしていたら、レジデントのスンジェと打ち解ける関係になる。
(15) イ・ソニョン(이선영)役 パク・キョンヘ(박경혜)
テサン病院胸部外科専門看護師
少しの間来ては去るレジデントたちよりも優れている十年目の胸部外科専門看護師(NP)。
オペ室で危ないながらも生かした患者を、集中治療室で私のミスで悪化するかと思い、最善を尽くして世話する。
仕事が出来ずどうしようもない専門医たちに手を焼く腕前が一品だ。
医師なんか大した事ないと思うが、看護師の限界を骨の髄まで感じている。
昨日まで笑って話していた患者が、翌朝ベッドだけ残して去った時は、虚しくて海の底まで沈む心情だ。
(16) ペ・ユリ(배유리)役 チョン・ユミン(정유민)
テサン病院オペ室スクラブ看護師
新人2年目で少し前にトレーニングを終え独立して一人でスクラブを始めた。
まだ慌ただしく何も分からない事だらけだが、心臓オペ室でのミスは許されない。
外科医が手を差し出した時は息が止まる。何が必要なのかが分からず少しでも迷うと、心臓が止まる感じだ。
その時の一言「出て行け!」で追い出されてワンワン泣きながらも、明日はもっと頑張るぞと決意する。
死にそうなオペ室だが、いつかはこの部屋でカッコよく仕事をこなしたいと思う。
(17) イ・ミラン(이미란)役 ナム・テブ(남태부)
テサン病院集中治療室の男看護師
同期のソニョンとは親しく、冷笑的に見えるソニョンの素顔を知っている唯一の人間。
もちろんソニョンもミランの秘密を知っている。
超女性集団の中で長く生活しながら学習したおかげで、ソニョンとは本当の友達関係を維持している。
ク・ヒドン教授を最も上手く扱う看護師。
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(18) ユ・セファン(유세환)役 チョン・ヒョンソク(정현석)
テサン病院体外循環技士
胸部外科手術で欠かせないポンプを扱う体外循環技士。
テサン病院に来る前、韓国で有名な複数の病院で胸部外科医をすべて経験し、兄弟のように接していた。だから外科医が胸に執刀する瞬間を見るだけでも、彼の実力がどの程度なのかを判断する事が出来るほどのベテランである。
(19) チョン・ジウォン(정지원)役 ルヒョン(루현)
テサン病院オペ室看護師
テサン病院オペ室の中古株の看護師として、複数の教授らのオペ室に入り尽くした。
特有の出しゃばりでオペ室の人物の各種情報をすべて握っている情報通である。
(20) オ・ジョンエ(오정애)役 イ・ドッキ(이덕희)
テスの母
せちがらい世の中を力強く生き残った女性。
母一人でテスを育てても、息子にしてあげたものがないといつも申し訳なく思っている。
人生が険しい上に大病を患って死にそうになってもガマンする事に慣れてしまっている。
息子が医師なのにお金がかかるからと病院に行かず、テスを怒らせすることが多い。
すぐに死ぬ身なのに、大病院へ行けば大金がかかるのが心配だ。
テスでなければ亡くなっていた命が、テスのおかげで生き、過去4年間は、おまけの人生だと思っていたが、また拡張性心筋症で心臓移植を待っている。ますますテスの重荷になっている。
(21) ファン・ジンチョル(황진철)役 チョ・ジェユン(조재윤)
チュンサン大学病院胸部外科教授
専攻の面接時、なぜ胸部外科を志願したかという質問にテスは答えた。
「胸部外科の給料が他と比べて多いからです。」心にぐっと来た。あんな奴らがよく耐えている。他大出身の未亡人の母の下で良く育った。何もない切迫したヤツ。
当然ヤツをバカにしていた。ところがテスは違った。オペ室に入る度に、実力がどんどん上がるのが分かった。
目が良く、手が早かった。しばらくの間、胸部外科には情けない奴らばかりだったから、久しぶりに欲が出た。
写真出典:https://programs.sbs.co.kr/
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