2018年9月27日〜11月15日

SBSで放送の水木ドラマ

「胸部外科~心臓を盗んだ医師たち~」

では第5話、第6話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/

<人物相関図>

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<胸部外科　第5話,第6話あらすじ>

ユン・スヨンは接着剤を持って来いと言うパク・テスに「今からでも他の病院に移送しましょう。亡くなりでもしたら、その時はあなたは終わりよ。あなたは後悔するはずよ。」と怒ります。

これにパク・テスは「このまま患者が死んで後悔するよりいいだろ?」と答えます。

パク・テスはユン・スヨンが持って来た瞬間接着剤をバンドに付け、続いて患者の心臓に付けます。

すると患者の出血は止まり、その後テスはテサン病院に移送しようと提案すると、「どうしてテサン病院を知っているの?」と尋ねるスヨン。

テスは患者をテサン病院に移送中の救急車の中で、スヨンに自分がテサン病院の医師である事を明らかにします。

「テサンにいながら、他の病院でアルバイトして、接着剤を使った患者をテサンに移送するの?」とスヨン。

スヨンはチェ・ソッカンに電話をかけ、「50代の男性患者をテサン病院に移送中です。先生の緊急手術が必要です。」と言い、これにチェ・ソッカンは浮かない表情で「そうか、分かった。」と答えます。

テスは、スヨンが理事長の娘であり、過去にチェ・ソッカンの手術を受けた事を知ります。

スヨンとソッカンはテサン病院で再会し、スヨンは緊急治療の過程を説明し、続いて「まだ私を許せないんですか?」と尋ねます。

ソッカンはスヨンの言葉を無視して手術室に向かいながら、「許し?すべてが昨日の出来事のようなのに?」と独り言を言います。

ソッカンとスヨンの出会いは2003年にさかのぼります。

当時病気の娘ユビンを自分が勤務する病院で診ていたソッカン。

ソッカンは病気の娘の検査結果を待ち、結果は正常でした。

ソッカンは病気の娘を心配している妻に「きっと何でもないだろう。」と言います。

同じ時刻、ユン・ヒョンモクは倒れた娘スヨンを乗せ病院に到着します。

ソッカンは娘の看病をするか、スヨンの手術をするか迷いますが、スヨンの肺動脈閉鎖症の緊急手術をする事になります。

ところがソッカンがスヨンの緊急手術中に、ソッカンの娘の病状が悪化します。

ユン・ヒョンモクはスヨンに「お前さえ無事ならいいのだ。後は私が何とかする。」とつぶやきます。

ソッカンは手術を終えてすぐに娘の元に走って行きますが、既にソッカンの娘は、心停止の状態でした。

「ユン・スヨンが目を覚ました瞬間にうちのユビンは火の中に入った。」とソッカン。

現在に戻り・・・。

ソッカンとテスは移送した患者の緊急手術を行うため手術室に向かいます。

手術が行われていた最中、テスの母親が心停止となります。

この知らせを聞いたテスは母の元へ行こうとしますが、緊急手術を離れる事ができない状況であり、ソッカンはスヨンにテスの母の応急措置を任せる事にします。

4年前にテスの母が危篤となり、ファン・ジンチョルに母の手術をしてほしいとひざまずいていたのをたまたま目撃していたスヨン。

スヨンは素早い判断でテスの母を生かします。

テスは緊急手術がほぼ終わりに近づくと、すぐに母に向かって行き、母の無事を確認するとスヨンに「ありがとう。」と感謝の言葉を伝えます。

その後スヨンはテスに代わってソッカンと緊急手術を成功させます。

ソッカンは、父ユン・ヒョンモクと会って、笑顔を見せるスヨンを見つめ物思いにふけ、引き出しから幼い娘の写真を取り出し複雑な表情をします。

テスは緊急手術をした患者の家族に、強力な接着剤を使ったという事実を明らかにしようしますが、ソッカンは話さない方が良いと言って止めます。

その時テスの元にやって来たのが、患者の弟ファン・ジンチョルと知り、テスは接着剤の話をするのを止めてしまいます。

ファン・ジンチョルはテスに「うちの兄を君が助けてくれた。」と言います。

救急患者の超音波を確認しに病室に入って来たアン・ジナは、スヨンを見て驚きます。

「動く心臓を上手に縫ってくれたのね。」とジナが言うと、「後で説明するわ。」とスヨン。

すると「あんたの胸部外科はいつもそうね。急ぐからと言って検査もせずにすぐに胸を開いておいて、手術が終わってから超音波検査とは。もうこっちに帰って来たの?行く時もそうやって急にいなくなって、来る時も・・・。あんたは羨ましいわ。」と嫌味を言うジナ。

「そう見えるのね。」とスヨン。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/

あとがき

他の患者の手術中のため、自分の母親が危篤になっても母親を自ら助ける事が出来なかったパク・テスと同じように、病気の娘を置いて院長の娘を助けている間に、自分の娘が亡くなってしまったチェ・ソッカン。

医師として辛い過去を背負っているソッカンが映し出されて、胸の痛い場面でした。

幸いテスにとってはスヨンが母の命の恩人となりましたが、ソッカンにとってスヨンは娘の命を奪った相手と考えているかもしれません。

複雑な人間関係がこれからどう展開していくのか、次回に期待します。

視聴率は第5話が6.8%

第6話が8.5%でした。

では次回に続きます。

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