2019年1月7日〜2019年3月26日

KBS2で放送の月火ドラマ

「町の弁護士チョ・ドゥルホ2~罪と罰~」

チョ・ドゥルホと言えば愉快、痛快、爽快!

事件を暴く過程で、その背後に潜んでいる巨大な悪の勢力と対抗しなければならない状況に直面していく・・・。

アップグレードされたチョ・ドゥルホが、悪の勢力と対決し、彼らを楽しく打ち砕くだろう。

では「町の弁護士チョ・ドゥルホ2~罪と罰~」キャスト・登場人物とあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典:http://www.kbs.co.kr

1.あらすじ

ドラム缶に閉じ込められて意識を失っている間に、ドラム缶ごと海に捨てられるチョ・ドゥルホ。

そして意識を取り戻したチョ・ドゥルホは脱出を試みるが、ドラム缶にはだんだん水が入っていく。

イ・ジャギョンは作業室で平然と指輪を制作し、指輪が完成すると同時に海の中のチョ・ドゥルホは動かなくなり・・・。

3か月前。

チョ・ドゥルホは仕事の依頼がなく、保証金は底をつき、事務所には請求書だけがドアのすき間にぎっしりと挟まっていて、まるで乞食のようなチョ・ドゥルホ。

全てを諦め、なんとなく時間をつぶして過ごしているチョ・ドゥルホの前にユン・ソミが訪ねて来た。

ソミはドゥルホが新人検事の時、仕事仲間だったユン・ジョンゴン捜査官の娘なのだが・・・。

2.人物相関図

3.キャスト(登場人物)

(1) チョ・ドゥルホ(조들호)役　パク・シニャン(박신양)

世間に名を知られて人気となり、TVにまで出演する弁護士となったが、あまりの自信が災いを呼んで、被害者に事故が生じる。
その件でパニック障害になり1年以上失業し、スポーツくじとオンラインゲームだけしながら過ごしている。

そんな中、チョ・ドゥルホと初任検事時代を一緒に過ごしたユン・ジョンゴン捜査官の娘、ユン・ソミが訪ねて来る。自閉症のあるユン・ソミは父が行方不明になったとチョ・ドゥルホに助けを求める。

過去の縁を断れずにユン・ソミを助けていると、探れば探るほど事件の背後に膨大で巨大な敵がいる事を知るようになる・・・。

(2) イ・ジャギョン(이자경)役　コ・ヒョンジョン(고현정)

クギルグループのクク・ヒョニル会長の寵愛を受け実勢を握る、グループ全体を管掌する企画調整室長。

クク家とは何の血縁関係もないが、クク会長の実子よりも大きな信頼を受けている。

孤児として生まれたが、クク会長に抜擢され養女のように育った。エレガントで優れた業務能力を備えているが、人間としての感情がない。

大韓民国の政財界と言論界、そして司法までも片手でつかんでいる。自分が行こうとする道に障害があれば、殺人も遠慮なく犯す悪女。30年にわたる遠大な宿願を成そうとする刹那だ。

(3) ユン・ソミ(윤소미)役　イ・ミンジ(이민지)

初任検事時代のチョ・ドゥルホと一緒に働いていたユン・ジョンゴン捜査官の娘。

子供の頃から自閉症があったが、ユン・ジョンゴンの必死の努力で「アスペルガー症候群」と呼ばれる若干の後遺症だけを残すまでになった。

検事チョ・ドゥルホを手本として法曹の夢を育てた。紆余曲折の末、ロースクールまで出たが自閉症を患ったソミを弁護士に採用してくれる会社はない。

父が行方不明になり、行き来しなくなったユン・ソミをチョ・ドゥルホが引き取る。チョ・ドゥルホとコンビを組んで法廷に立つが、日常生活能力はゼロ。

普段は語順が入れ変わった言い方をする。チョ・ドゥルホと力を合わせて巨悪に立ち向かう。

(4) クク・ヒョニル(국현일)役　ピョン・ヒボン(변희봉)

80年代の軍事政権の社会浄化事業に合わせて、政府の支援金を足掛かりに現在の巨大なクギルグループを興した。

評判の高い事業家だが、常に社会貢献活動に専念する。一見世の中でこの上ない人格者に見えるが、知るとクク会長は醜い過去を隠している。

実子が三人いるが、事業と私生活の両方でイ・ジャギョンをより信頼する。

上品に包まれた姿をした皮を剝げば、貪欲で残酷、冷酷な多重人格の持ち主である。

(5) カン・マンス(강만수)役　チェ・スンギョン(최승경)

ドゥルホの手足となってついて回り、そばでいつもドゥルホのために働く、お互いに運命のような存在である。

ドゥルホが呼べばいつでもどこでも飛んで来る。

そんなカン・マンスになぜ?と聞くと、理由はない。ただ、ドゥルホは兄貴だから。

いつも人の良い笑顔を作って、純朴な方言を使うカン・マンスの顔の裏には暗い過去が隠されている。一時はかなり拳を飛ばしたギャングだった事。

けれどもドゥルホに会って、生まれ変わり、今では、自分自身を生まれ変わらせてくれたドゥルホに無限忠実である。いつもドゥルホのそばで重要な事件を一緒に解決してあげ、力になってあげる自分を誇りに思う。

(6) アン・ドンチュル(안동출)役　チョ・ダルファン(조달환)

ギャング出身刺身店社長。

けれども今は闇の生活を清算してオ・ジョンジャと結婚して仁川で刺身店を運営している。

背が低く大きい体格でホラ吹きだが、頑固で小心者である。

ドゥルホのためならたとえ火の中水の中でも入って行く義理固い行動隊長。

学が無く無知だというのがコンプレックスで、体でぶつかる事は右に出る者がいない。絶対味覚の持ち主。人工調味料を嫌悪する。

(7) オ・ジョンジャ(오정자)役　イ・ミド(이미도)

アン・ドンチュルの妻。元ギャングの男性と結婚するほど大胆で懐が大きい。

生まれつきの生活力に、乙女時代には仁川魚市場でコーヒーリヤカーを運営していた。

言葉が快活なコーヒー娘として有名だったが、ドンチュルに一目惚れしてアタックして結婚にゴールインした。

刺身店を運営するのにも、肝心の料理の腕前は全くないため、ドンチュルが食品調理を担当してきた。夫に比べて視野が広く、勝負師気質が強い。

ユン・ソミの裁判の練習相手をしてあげていたところ、一歩遅れて演技の素質があることを発見。ドゥルホ一味が仕事をする度に、サクラ役を担当する。

(8) チェ・ヒョンタク警査(최형탁)役　ユン・ジュマン(윤주만)

基本的に不正警察だ。ドゥルホに警察側の内部情報を渡してくれるスパイ的な役割。

しかし、無料で働くわけではない。自分の昇進のために、検挙すれば人事考課にプラスになる犯罪者の情報を取引条件に要求する。

だから例えば敵、味方なく自分自身の側だと言える。

つまらない事をネチネチと言う性格でチンピラ気質。けれども魂胆を隠して行動する険悪な人間ではなく、胸の内が見え見えのタイプだから扱いやすい。

(9) クク・ジョンソプ(국종섭)役　クォン・ヒョク(권혁)

クギルグループのクク・ヒョニル会長の長男。クギル電子代表取締役を務めている。

クギルグループを承継するのは、当然自分だと考えている。

けれども能力はない。学歴も国内最高の大学の人気のない学科をかろうじて卒業し、アメリカの有名私立大学のMBAをお金で買った。

自分では緻密な性格だと信じているが、器が狭く小さい。

冷たく計算的であり、ヒステリックである。兄弟同士の友愛などはない。

妹が自分の座を狙っていると思い込んで過度に警戒する。他の財閥一族と政略結婚したが、最近離婚されたことで、父クク会長から蚊帳の外に追いやられた。

(10) クク・ジョンヒ(국종희)役　チャン・ハラン(장하란)

クギルグループクク・ヒョニル会長の次女。クギルデパートとクギルホテル代表取締役を務めている。

積極的な性格で競争心が強い。女性として、二番目に生まれたのが千秋の恨である。

兄ジョンイルを遠慮なく無視する。この家の三兄妹の中で唯一勝負師気質を持っている。従業員に暴言を吐くなど、パワハラが体にしみついてしまっている。

父が娘の自分よりもイ・ジャギョンをより信頼するので、とてもプライドが傷つきうんざりする。孤児出身という理由でイ・ジャギョンを蔑視し、毎回ケチをつける。小さな事にも執拗に執着する性質である。

(11) クク・ジョンボク(국종복)役　チョン・ジュンウォン(정준원)

クギルグループクク・ヒョニル会長の三男。クギル物産常務。

性格は自堕落で遊び人。性格が非道て多血質。

海外留学時代から酒と女、麻〇パーティーを楽しんだ。

学業を最後まで終えず、国内に帰って来たのも現地で麻〇事件に巻き込まれて強制追放されたもの。

クク会長にとって末の息子は困り者。乱雑な私生活を維持し、麻〇の購入のために会社の資金に頻繁に手をつける。

(12) ハン・ミン(한민)役　ムン・スビン(문수빈)

イ・ジャギョンの秘書。イ・ジャギョンにとってはなくてはならない存在。イ・ジャギョンの右腕で、優れた身体能力と愚直な性格で、イ・ジャギョンの寵愛を受けている。

寵愛を独り占めしている理由の一つとして、映像鑑賞という趣味を持つジャギョンが、ハン・ミンの芸術的な才能を知ったからだという推測もあるが、正確な理由は本人さえも知らない。

ハン・ミンはジャギョンのためなら自分の命も差し出すような行動をする。クク・ヒョニルにイ・ジャギョンがいれば、イ・ジャギョンにはハン・ミンがいるという訳だ。

(13) シン・ミスク判事(신미숙 판사)役　ソ・イスク(서이숙)

強硬原則主義者。検事と弁護士の区別なく、法廷に立つすべての人に厳しいため、公判で忌避裁判官0位である。けれども一般的な常識とヒューマニティを備えた大人である。

反面遊び心に満ち、法曹として備えるべき品位と礼儀は積んでいて、チョ・ドゥルは疎ましい存在。

弁護士を苦しめる石頭判事として有名で、権力の顔色を見ずに所信判決を下すことでも評判が高い。

クギルグループの金券にも売収されない、生きている法の女神。しかし、実際は過度の神経質である。

(14) カン・ギヨン検事(강기영 검사)役　チョン・ベス(전배수)

年齢は何歳か若いが、チョ・ドゥルホと司法研修院同期である。

今はクギルグループの不法継承に関するクギルランド不動産公示地価操作事件を担当している。

検察内部の助けが必要なときに、ドゥルホがズケズケと訪ねて来ても、暖かく迎えてあげる。

ドゥルホが検察を無念に追い出された時、事情を知り尽くしていた人物。ドゥルホを助けてあげなかった事がずっと心の重荷に残った。

ドゥルホが巨大な悪と立ち向かう時、正義の側に立ってドゥルホと一緒に戦う。

(15) ソ・テユン班長(서태윤 반장)役　ナム・テウ(남태우)

時には犯人を逃すこともあり、時には犯人を捕まえて、退屈な時は警察署であくびをしている普通の警察に見えるが、彼の後ろにいつも秘密の裏金が行き交う。

末永くクギルグループの裏を見ていながら、クギルグループの違法なすべてのものをカバーしてあげ、刑事生活をしながらも、かなり裕福に生きてきた。

(16) ユン・ジョンゴン(윤정건)役　チュ・ジンモ(주진모)

ユン・ソミの父。警察官を始めて後、検察捜査官になった。

ソミが子供の頃に妻は持病で亡くなり、後に心の傷の痛みに勝てず仕事に専念する。

この時から恵まれない青少年を後援するようになり、孤児出身でさまよっていたドゥルホとの対話を通じて、彼の本当の姿と才能を知ったジョンゴンは、その後自分が直接ドゥルホを世話するようになり、後援者を超え、父の役割をする。

ジョンゴンの助けでドゥルホは検定試験を経て大学に入学し、続いて司法試験をパスすることになる。

この時、警察官から始めて検察捜査官になっていたジョンゴンは、後に新検事となったドゥルホと一緒に仕事をする事になる。

ここでもジョンゴンはドゥルホ検事が検察に適応し実力を思う存分発揮できるように、物心両面で援助する。

その後ドゥルホが不本意ながら検察をやめた後、ジョンゴンもソウルを離れて故郷の仁川に戻り、そこからこれまで疎かだった娘ソミのために邁進する。

その娘ソミが難しい時代を克服してロースクールに入り、弁護士資格を獲得するが、突然行方不明になり、ドゥルホが巨大な事件に巻き込まれる出発点となる。

(17) ペク・ドヒョン(백도현)役　ソン・ビョンホ(손병호)

腐敗した政治家、自分の息子ペク・スンフンが性的暴行事件に関与して、拘置所に収監されるとイ・ジャギョンに助けを求め、チョ・ドゥルホという弁護士を紹介される。

ドゥルホに事件を任せるために涙の演技もはばからないキツネのような人物。

(18) ペク・スンフン(백승훈)役　ホン・ギョン(홍경)

ペク・ドヒョン大統領候補の息子。この時代でしばしば言われる御曹司。

ハンサムな容貌と父の名誉、家の富を持って何不自由ない生活をしてきた。

ドゥルホが法廷に立つ事ができなくなったトラウマを持つようになる性暴行事件の被疑者。

(19) ユ・ジユン(유지윤)役　イ・ジミン(이지민)

クギル物産の従業員。クギル物産横領事件に関与して、拘置所に収監されている。

弁護士を含めて誰にも一切何も陳述していないが、事件解決の最大の手掛かりを持っている。

写真出典:http://www.kbs.co.kr

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