韓国で2017年3月27日から放送されたSBSドラマ「耳打ち~愛の言葉~」。
ある事件を追っていた元記者シン・チャンホは、何者かによって濡れ衣を着せられて逮捕されてしまいます。
シン・チャンホの娘で刑事のシン・ヨンジュは、父の濡れ衣を晴らすために奔走します。
では「耳打ち~愛の言葉~」第1話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<「耳打ち~愛の言葉~」 第1話あらすじ>
写真出典:http://program.sbs.co.kr
キャスト・登場人物はこちら→「耳打ち~愛の言葉~」キャスト
シン・チャンホにせまる罠
雷が鳴り雨が強く降る夜。道を走る元記者のシン・チャンホは、運転の荒い者によって危うく事故に遭いそうになります。
そしてシン・チャンホは、報国産業(軍隊で必要な装備や武器を作る企業)の不正を暴こうとしていた、後輩記者キム・ソンシクと待ち合わせをしていました。
シン・チャンホは、「あいつらが我らの事を知ってしまった。待ち合わせ場所を変えないといけない。」とキム・ソンシクに電話をします。
その通話をしている最中にキム・ソンシクが何者かに襲われる事件が発生します。
記者を解雇されたシン・チャンホとキム・ソンシクはある事件を追っている中、会おうとしていたまさにその日に狙われたのです。
シン・チャンホがすぐにキム・ソンシクの元に駆けつけると、すでに息を引き取っていました。
シン・チャンホはすぐに警察に電話をしますが、駆け付けた警察官はむしろシン・チャンホを容疑者として疑います。
こうして怖ろしい罠が残酷にもシン・チャンホを締め付け、苦しみが始まるのでした。
写真出典:newsen
逮捕されるシン・チャンホ
鍾路(チョンノ)警察の刑事シン・ヨンジュは後輩たちに指示を出します。
シン・ヨンジュの恋人で刑事のパク・ヒョンスは、「これからうちのチームは調査に入る。6名。」と提案します。
「父が1年以上も取材をしている事件だから、しっかり頼むわよ。」とシン・ヨンジュ。
そしてシン・ヨンジュが外へ出ようとした時に、手錠をはめて連行された父シン・チャンホとすれ違い、シン・ヨンジュは衝撃を受けます。
シン・ヨンジュの父シン・チャンホは殺人犯として濡れ衣を着せられてしまいます。
マスコミはこの事件について「シン・チャンホがキム・ソンシクとの間に金銭関係の恨みがあり、殺害した。」と報道します。
父シン・チャンホを助けるために
父の濡れ衣を晴らすためにイ・ヨンジュは動きますが、警察の上の人間までもが大手法律事務所「太白」に支配されているため、イ・ヨンジュはどうしていいのか分からない状況です。
そんな中、シン・チャンホの事件の担当判事がイ・ドンジュンになり、シン・ヨンジュは希望を抱きます。
信念の判事
イ・ドンジュンはソウル地方裁判所の判事。
20才になってやっと父イ・ホボムの戸籍に入りました。
総合病院長であるイ・ホボムはイ・ドンジュンを息子として籍に入れる事が、自分にとって利益があると判断したのです。
ある時、イ・ドンジュンは最高裁判事の婿の裁判を受け持つことなります。
最高裁判事はイ・ドンジュンを訪ねます。
最高裁判事はイ・ドンジュンに、「婿に有利な判決を出してほしい。」とお願いします。
判例に言及する最高裁判事に「判例は、作られていくものです。法廷での判決文で答えさせていただきます。判事様。」と答えて丁寧に挨拶するイ・ドンジュン。
結局、最高裁判事の娘婿に法定最高刑である懲役7年、追徴金240億ウォンを宣告するとともに、法廷拘束します。
イ・ドンジュンは権力に屈することなく、父親や最高裁判事の圧力の中でも、不正事犯を原則通りに判決を下します。
相手が財閥だろうが、親戚だろうが、不正を犯した者に対しては少しの妥協も許さないイ・ドンジュンに対して、誰もが認める剛直で誰とも妥協しない信念の判事として知られています。
けれどもイ・ドンジュンのこの剛直さが後に毒となってしまいます。
写真出典:xportsnews
法律事務所「太白」
シン・ヨンジュは殺人事件の背後で、不正に関する資料の中に法律事務所「太白」が関連している事を見抜きます。
シン・ヨンジュは恋人で刑事のパク・ヒョンスと一緒に池でシン・チャンホの携帯電話を発見します。
その携帯電話に残っている証拠は、父シン・チャンホが無罪になる決定的な証拠なのです。
その携帯電話を探しているもう一人の姿がありました。
それは太白のチェ・イルファンから指示を受けた部下だったのです。
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提案
太白の代表チェ・イルファンは事件を担当するイ・ドンジュンと父イ・ホボムを別々に呼び出します。
イ・ドンジュンには弱点がありました。
まさにイ・ドンジュンの父が運営する総合病院で起こった、一連の医療事故でした。
そしてチェ・イルファンは20年間太白の主治医をしているイ・ホボムに、息子イ・ドンジュンとチェ・イルファンの娘チェ・スヨンとの結婚を提案します。
イ・ドンジュンも呼び出され、「お前の父親から電話があった。5月中旬に結婚の日取りを決めろ。」とチェ・イルファン。
最高裁判事と連携した法律事務所「太白」の代表チェ・イルファンは、「父の病院の医療事故を伏せるから、その条件として自分の婿になるように。」と提案します。
イ・ドンジュンは、「どうして私ですか?自分は親父の息子ではあるが、親父の家族になった事はない。チェ代表の家族になる考えもない。人々はあなたの事を悪く言います。私は泥棒になるために法律を学んだのではありません。」と断ります。
チェ・イルファンは、「久しぶりに判決文を書いてみた。最高裁判事の婿の裁判、お前が担当しているんだろ。この判決文に従って判決を下せばいい。それより結婚して2、3年仕事を学んだら、アメリカでライセンスを取得すればいい。お前は生きて行くための法を知らないといけない。」と提案します。
そして「お前はもう俺の提案を断る事は出来ない。シン・チャンホを踏み台にして上りつめてみろ。」とチェ・イルファン。
「私は請負裁判などは受けないし、あなたの手足にはならない。他を当たってください。」とイ・ドンジュンは断ります。
チェ・スヨンは、「いい旦那は必要ない。面倒くさい事だけはしないでほしい。早く結婚をしましょう。」とイ・ドンジュンに告げます。
チェ・イルファンはイ・ドンジュンを自分の側の人間にしようと考え、シン・チャンホを有罪にするようにと取引をします。
太白のチェ・イルファンとイ・ホボムは先祖の代からの主従関係でもあり、今になってもその主従関係に変わりはなく、チェ・イルファンには逆らえないイ・ホボム。
イ・ドンジュンは父イ・ホボムを訪ねます。
「もうすぐ大統領の主治医が代わるそうだ。青瓦台の人間は太白のチェ代表の側の人たちだ。お前がチェ代表と家族になれば、私もその主治医になれるかもしれない。政府が主導する医療の民営化とも関係がある。俺にはそんな息子が必要だ。」とイ・ホボム。
写真出典:starseoultv
必死のシン・ヨンジュ
シン・ヨンジュはわざとイ・ドンジュンの車と接触事故を起こします。
そして「被告人シン・チャンホの娘シン・ヨンジュです。」とイ・ドンジュンに声を掛けます。
続けてシン・ヨンジュは、「知っています。裁判官が被告人の関係者と接触してはいけないと。」と言います。
「では原則通りにいきましょう。」とイ・ドンジュン。
「その原則通りにやって、父がこんな事になっているんです。どうか父の濡れ衣を晴らしてほしい。」と反論するシン・ヨンジュ。
写真出典:newsheraldcorp
証拠
シン・ヨンジュはイ・ドンジュンを訪ねて、シン・チャンホの携帯に入っている証拠の音声を聞かせます。
そして「この世の中の力、権力はみな悪い人間たちが支配している。」とシン・ヨンジュ。
イ・ドンジュンは「見えない証拠で判断する事は出来ません。
目に見える証拠は無視できない。約束しましょう。」と言います。
ちょうどその時にイ・ドンジュンに太白のチェ・イルファンから電話が入ります。
どんな外圧と脅迫にも屈しなかった、正当な判決を下していた信念の判事イ・ドンジュンは、とうとう太白チェ・イルファンの圧力に屈します。
初めは太白と対立していたイ・ドンジュンも、太白代表のチェ・イルファンの強い圧力に刃向う事はできません。
結局シン・ヨンジュは父シン・チャンホを無罪に出来る証拠品を無くしてしまい、イ・ドンジュンは自分に都合のいい結果を得ようと、シン・チャンホを懲役15年の有罪にしてしまいます。
誰にも理解されずに
シン・ヨンジュは警察署長に「一介の殺人事件に本庁が介入して、証拠までがねつ造される状況です。もう一度白紙に戻して捜査をやり直してください。」と訴えます。
シン・ヨンジュが頼りにしていた婚約者パク・ヒョンスは、自分の立場を守ろうと考えて、シン・ヨンジュを避けるようになります。
裁判では自分の身を守るためにウソの証言をしたのです。
シン・ヨンジュは、「一緒に笑うだけの人生しかないの?あなたは私と一緒に涙を流してくれるかと思っていた。」とパク・ヒョンスに言います。
けれどもパク・ヒョンスはシン・ヨンジュを裏切り、シン・ヨンジュが捜査機密をマスコミに流して市民に暴力を振るったという理由で、刑事の職を罷免されてしまいます。
シン・ヨンジュは誰の力も頼れずに一人で復讐を誓います。
復讐
結婚式の前日、司法試験の同期の集まりでお酒を飲んで酔っぱらったイ・ドンジュンをホテルに連れ込むシン・ヨンジュ。
そして一番残酷な復讐をします。
ホテルでシン・ヨンジュはイ・ドンジュンとの映像を撮影し、翌朝、その映像をイ・ドンジュンに見せて、「裁判官が善処を訴える被告の娘を誘惑したと世間にバレたらどうなると思う?」とイ・ドンジュンを脅迫します。
その事でイ・ドンジュンの結婚式に、シン・ヨンジュが割り込んでイ・ドンジュンが転落していくのです。
あとがき
イ・ボヨンが3年ぶりの復帰作として登場しました。
このSBS月火ドラマの前に放送されていたのが夫チソンが出演していた「被告人」で、まさに夫チソンから妻イ・ボヨンにバトンタッチされたわけです。
この「被告人」の最終回視聴率が28.3%と、好調だったので、バトンを受けたイ・ボヨンにとってはプレッシャーなのではないかと言う声もありますが、イ・ボヨンはあまり気にしていないそうです。
前回イ・ボヨンの出演ドラマ「神の贈り物- 14日」もサスペンスで、結構シリアスなドラマでしたが、今回もスタートからシリアスな雰囲気が漂っていました。
刑事役という事で、体を張ったイ・ボヨンの演技に期待がかかりますね。
第1話の視聴率は13.9%でした。
では次回第2話に続きます。
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