第11話で娘シン・ヨンジュを釈放するために、自分が罪を被って亡くなっていまう父シン・チャンホ。
シン・ヨンジュはどんな復讐劇を繰り広げるでしょうか。
では「耳打ち~愛の言葉~」第12話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://www.kbs.co.kr/drama/chodro/
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<「耳打ち~愛の言葉~」 第12話あらすじ>
写真出典:http://program.sbs.co.kr
キャスト・登場人物はこちら→「耳打ち~愛の言葉~」キャスト
無実であるにも関わらず殺人犯として最期を迎えたシン・ヨンジュの父シン・チャンホ。
シン・チャンホが亡くなると、葬式をする牧師もなく、故郷では埋葬する墓場も使わせてもらえない状況に、シン・ヨンジュは悔しがります。
そしてお棺を運ぶにも6人必要なのに、父のお棺を運んでくれる人が誰もいないと言うシン・ヨンジュ。
イ・ドンジュンは、シン・チャンホの最期を見送りたいからお棺を運ばせて欲しいと願い出ます。
そんなシン・ヨンジュを見ては、自分の過ちを思い出し、共に涙を流すイ・ドンジュン。
数日後、イ・ドンジュンは食卓でチェ・イルファン、チェ・スヨンに「神は恩讐を愛せよと言ったが、私はその言葉には従えない。」と復讐を宣布します。
記者会見
カン・ジョンイルは報国産業を国家に納めて、父カン・ユテクの全ての財産を放棄すると記者会見で発表します。
そして「報国産業の30年間の帳簿を提出します。功は受けていただき、禍は厳重に処罰してください。監査院を経て国家へ納めた報国産業が国防安保と国防強化の土台になることを心から願っています。」とカン・ジョンイル。
カン・ジョンイルもまたチェ・イルファンに復讐を誓います。
カン・ジョンイルの復讐
その場にすぐ訪ねて行くチェ・スヨンはカン・ジョンイルに、「報国産業を監査院に任せたら、カン・ユテク会長が一生どんなふうに生きて来たかあからさまになってしまう。」と言います。
カン・ジョンイルは、「父の一生がばれてしまうだろうが、チェ・イルファン代表の体にある傷跡もばれて、二人の不正が世に明かされるだろう。処罰はチェ・イルファン代表が受けるだろう。生き残った者の不幸?太白の代表室が空くな。そこに俺が入ろうか。」と言います。
チェ・スヨンは、カン・ジョンイルにチェ・イルファンに対する攻撃を止めるように言います。
チェ・スヨンはカン・ジョンイルのように父を失ったりはしないと、カン・ジョンイルに対抗すると宣布します。
悲しい別れ
その頃、行き場の無い父を火葬し、川に遺骨を撒くシン・ヨンジュ。
イ・ドンジュンはそのシン・ヨンジュの姿に胸を痛めます。
そしてイ・ドンジュンは父イ・ホボム院長の家族たちを訪ね、成形センターの不正を知らせ、もう息子は末っ子のドンミンだけだと言い、彼を守りたければシン・ヨンジュを助けろと脅迫します。
そのイ・ドンジュンの言葉に屈するイ・ホボム院長。
そのお蔭でシン・ヨンジュはすぐ警察に復職します。
復職するシン・ヨンジュ
太白ではイ・ドンジュンとチーム長会議に共に参加したシン・ヨンジュ。
そこで「今日で太白を辞める事になりました。今後、取調室でお会いする事になる方も数名いらっしゃいますね。」と別れの挨拶をします。
シン・ヨンジュはカン・ジョンイルを訪ねて、「弔慰金にしてはずいぶん多いから、これは返すわ。父がカン・ジョンイルさんにあげたものを私も奪ってみせるから。」とお金の入った封筒を返します。
シン・ヨンジュはチェ・スヨンに、「警察に復職することになったの。もう英語の演説文を手伝ってあげられないわね。後で陳述書を書く時は手伝うわ。」と圧力を掛けます。
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そしてシン・ヨンジュは警察に復職します。
そして復職後に父を思い出して胸を痛めるシン・ヨンジュ。
シン・ヨンジュは復職してすぐに刑事を集め、今の仕事を中断させてソン秘書の背後を探る事を指示します。
またシン・ヨンジュの復職に伴い忙しくなるチェ・イルファンたち。
シン・ヨンジュの狙いの矛先がチェ・イルファンに向いているからです。
チェ・イルファンはソン秘書を利用しようとしますが、安々と利用されまいとするソン秘書。
敵同士
カン・ジョンイルはイ・ドンジュンを訪ねて、チェ・イルファンという同じ敵に狙いを定めていると話します。
これにイ・ドンジュンは、「カン・ジョンイルという敵もいる。」と答えます。
カン・ジョンイルはイ・ドンジュンが判事再任用で脱落した理由として、当時チェ・スヨンとチェ・イルファンが企てて、イ・ドンジュンを追いやったと。話します。
取調べ
シン・ヨンジュはソン秘書を呼び出し、ガソリンスタンドでガソリンを買った証拠や、フードのパーカーを着て死体を運んでいる写真を見せます。
シン・ヨンジュは、「火災の30分前にガソリンを買ったのも偶然?この服も偶然?それで火災の映像にソン秘書が映っていたとしてもそれも偶然?」と彼の犯行について直接見た事を話すと、困惑するソン秘書。
そしてシン・ヨンジュはイ・ドンジュンに電話をして、ソン秘書が油を撒いて火を点けたという事実にたどり着きます。
シン・ヨンジュと話した後、太白に戻ったソン秘書はイ・ドンジュンと会います。
イ・ドンジュンは、チェ・イルファンがソン秘書を賄賂で治めようとしている事を知らせ、ソン秘書を刺激します。
チェ・イルファンとチェ・スヨンは報国産業の問題を時間を引き伸ばして、カン・ジョンイルを罠にはめようとしますが、カン・ジョンイルは報国産業と関連した書類を監査院に渡し、チェ・イルファンが対応する時間を与えません。
イ・ドンジュンはソン秘書を訪ねて刺激し、ソン秘書は自分が生き残るために「チェ・イルファンから逃れるために、私の事をまず助けろ。」と脅迫します。
アリバイ操作
チェ・イルファンは法務長官を太白に呼び、ソン秘書の目の前でカン・ユテクの亡くなった時刻に、チェ・イルファンと法務長官は一緒にいたというアリバイを作るチェ・イルファン。
ソン秘書もその場に一緒にいた事にしてほしいと頼みますが、チェ・イルファンは冷たく断ります。
そしてチェ・イルファンはソン秘書が罪を代わりに被ればその対価を支払うと言います。
裏切られた気持ちのソン秘書は太白で職員に払う給与124億ウォンを持ち出してドルに替えて、韓国を発とうとします。
イ・ドンジュンはこの事をシン・ヨンジュに知らせ、シン・ヨンジュは警察を動かして空港に向かい、ソン秘書を捕まえます。
代表の座
その同じ頃、イ・ドンジュンを呼び出したチェ・イルファンとチェ・スヨン。
チェ・イルファンはイ・ドンジュンに「スヨンと離婚して太白から出て行くように。」と告げますが、断るイ・ドンジュン。
「ソン秘書が横領と外換管理法違反で警察に捕まった。ソン秘書が口を開けば代表は捕まり、スヨンも弁護士の資格がないから、仕方なく私が代表室を使う事になるだろう。」と言い、むしろチェ・イルファンに圧力を掛けます。
そしてカン・ジョンイルがチェ・イルファンにプレゼントした青磁のつぼを指さして、「この焼き物でカン・ユテクを殴ったのか?」と尋ねるイ・ドンジュン。
シン・ヨンジュはソン秘書に、チェ・イルファンがカン・ユテクをどうやって殺害したのかを尋ねます。
写真出典:sbs.co.kr
あとがき
無実でありながら何度も警察に捕まったり、命が狙われたりしながらも、また警察に復職したシン・ヨンジュ。
これも権力のなせる業、恐るべしですが、警察の地位を大いに利用してチェ・イルファンとカン・ジョンイルに復讐まっしぐらです。
今はすっかりシン・ヨンジュの味方になっているイ・ドンジュンですが、実は何が出来るのかまだ良く分かりませんが、判事だった時の何かが役に立つでしょうか。
カン・ジョンイルはチェ・イルファンに復讐するために、イ・ドンジュンと手を結ぼうだなんて、ずいぶん都合の良い事を言っていますよね。
それより、シン・チャンホの濡れ衣を早く晴らしたかったですね。カン・ジョンイルも、
シン・ヨンジュによって悪事を明らかにされる日が来るでしょうか。
第12話の視聴率は15.9%でした。
では次回第13話に続きます。
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