2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第1話前半(韓国:第1話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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<名前のない女 第1話前半(韓国:第1話)あらすじ>
キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
ソン・ヨリは裁判で殺人罪10年の刑を言い渡され、刑務所に入ります。
彼女は名前がなく身元不詳のため、「キム不詳」と呼ばれます。
刑務所に入る時にはすでに妊娠していた彼女は刑務所で出産します。
一方ウィドグループ会長ク・ドヨンの娘ク・ヘジュは、双子の男・女児を出産します。
そのお祝いにダイヤの指輪をク・ドヨンからもらいます。
そこにク・ヘジュの夫キム・ムヨルがやってきて子供の顔を見ています。
キム不詳は娘にポミと名付けて刑務所で育てます。
キム不詳はポミに愛情を注いで育てます。
「私にもポミのようにお父さんからかわいい名前をつけてもらったのよ。」とキム不詳。
その3年前、高校時代にさかのぼり、キム不詳はク・ヘジュと同級生で、キム不詳はソン・ヨリと呼ばれていました。
ちょうどその頃、ソン・ヨリの父ソン・ジュホは、ウィドグループの運転手として働いていました。
そのウィドグループの女主人であるホン・ジウォンは、息子ク・ヘソンの病気の事で病院の医師から、「骨髄移植が必要で、型が一致する人がいるにはいるのですが、先日ウィドの職員の中で健康診断を受けた・・・。」と医師。
ホン・ジウォンはすぐに運転手のソン・ジュホに電話をします。
電話を受けたソン・ジュホは、「今会長とホテルにいるので会長に取り次ぐことができません。」と話すと、すぐ後ろにホン・ジウォンが来ています。
ホン・ジウォンはソン・ジュホに土下座をして、「どうか私を助けてほしい。ヘソンを助けてほしい。」とお願いします。
「ヘソンを助けてほしいとは?」とソン・ジュホ。
「今ヘソンを助けられるのはたった一人、あなたの娘ヨリしかいないんです。ヨリとヘソンの骨髄が一致したんです。」と頼み込むホン・ジウォン。
一方ソン・ヨリは自分が描いた絵をク・ヘジュに持って行かれてしまい、ク・ヘジュの自宅まで追いかけて絵を返してほしいとお願いします。
ク・ヘジュはソン・ヨリが描いた絵を出品すると言います。
ソン・ヨリは家の外から「絵を返してもらうまで、あきらめないから。」と叫びます。
ソン・ジュホはホン・ジウォンに、「どうしてうちのヨリが骨髄が一致したとわかったんですか?もしかして、この前の健康診断の時に、骨髄の検査もしたんですか?どうして幼い娘までを・・・。」と訴えます。
「何が何でもヘソンを助けたい一心で。」とホン・ジウォン。
ソン・ジュホはホン・ジウォンの頼みを断ります。
「ジュホさんは知っているじゃないですか。私にとってヘソンがどんな存在か。」とホン・ジウォン。
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帰宅するホン・ジウォンは、家の前で叫んでいるソン・ヨリを家に招き入れます。
ソン・ヨリは「人に贈るものだから絵を返してほしい。」というと、「いくらあげればいい?」と絵を返すつもりのないク・ヘジュ。
腹を立てたク・ヘジュは絵を破ってしまい、それを見た母ホン・ジウォンはク・ヘジュの頬を叩きます。
そして、「これからはどんな理由であろうとも、ヘジュの代わりに絵を描かないで。」とホン・ジウォンは言ってソン・ヨリに謝ります。
そして絵を思う存分描いて、望むなら留学もさせてあげるとホン・ジウォン。
「美味しいもの食べて、体に気を付けて。」とホン・ジウォンは、ソン・ヨリにお小遣いをあげてタクシーで帰します。
ク・ドヨンは運転手のソン・ジュホに、「ヘソンのママが私と結婚する前に生んだ子供は見つかったか?」と尋ねます。
「調べていますが、難しいようです。」とソン・ジュホ。
「大丈夫だろうが、ヘソンママの動きに気を付けるように。」とク・ドヨン。
「もしその子が生きていたら、奥様が先に捜しているのではないでしょうか?」とソン・ジュホ。
「私が頼んだ事だけやってくれればいい。」とク・ドヨン。
ソン・ヨリが絵を修正していると、ク・ヘジュがやって来て文句を言っています。
「絵を奪ったのが悪いでしょ。」とソン・ヨリ。
「じゃ、お母さんに叩かれて罪はもう清算したから、この絵は私がもらうわよ。」とク・ヘジュ。
絵の奪い合いになり、腹を立てたク・ヘジュはソン・ヨリを突き飛ばして、怪我をさせます。
そこにキム・ムヨルが入って来て、すぐにソン・ヨリを病院に連れて行きます。
「15針も縫ったんだぞ。」とソン・ヨリを心配するキム・ムヨル。
そこにまたク・ヘジュがやって来て、「軽く済んだみたいね。」と言うと、「謝れ。」とキム・ムヨル。
「二人はもしかして付き合ってるの?」と尋ねるク・ヘジュに、キム・ムヨルは「そうだ。だからヨリを痛い目に遭わせたら、今度はただじゃおかない。」と答え、ソン・ヨリは「違う。私たちは兄妹みたいな仲よ。」と答えて、ク・ヘジュを残したまま二人は帰ります。
ク・ヘジュは、「絵の代わりにキム・ムヨルを奪ってやる。」と心に誓います。
ソン・ヨリの怪我を見たキム・ムヨルの妹キム・ヨルメは、「やられたのに、どうして黙っているの?損害賠償を請求しなくちゃ。」と言います。
「そうだ、やり返してやれ。」とキム・ムヨル。
「うちのお父さんには怪我の事、秘密にしてね。ヘジュの家族はうちの家族にとっては恩人だから。私のお母さんが亡くなって大変だったとき、お父さんがヘジュの家族に雇ってもらって助けてくれたから。」とソン・ヨリ。
そこにソン・ジュホが帰宅して、ソン・ヨリの怪我を見て驚きます。
口止めをしていたのに、キム・ヨルメが怪我のいきさつを話してしまいます。
怪我を心配しているソン・ジュホに、「あ、奥様が私の事支援してくださるって。留学もさせてくれるって。急に親切になってどうしたのかな。」と喜ぶソン・ヨリ。
ソン・ジュホの表情が一瞬暗くなります。
ク・ドヨンはホン・ジウォンに、「ク・ドチがヘソンと骨髄が一致するか、検査するために帰国する。」と話します。
「その必要はない。ヨリがヘソンと一致したの。だから帰国しなくていいと伝えて。私たちの将来を阻む人間は、目の前から消えてほしい。」とホン・ジウォン。
ところが、ク・ドチが海外から帰国します。
その時、ク・ドチの異母兄弟のク・ドヨンから電話が入り、「帰らなくていいぞ。問題は解決した。」と言われます。
病院ではク・ヘソンの容態が悪化して面会謝絶となり、母ホン・ジウォンが心配しています。
ホン・ジウォンはソン・ジュホに電話をして、ヨリからの骨髄提供を催促します。
まだソン・ヨリに骨髄移植の話をしていないとソン・ジュホから聞いたホン・ジウォンは、ソン・ヨリを捜しに高校に行きます。
そしてソン・ヨリを無理やり車に乗せて、病院に向かうホン・ジウォン。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
(第1話後半に続く)
あとがき
最初に刑務所で名前のない女が登場して、とても怪しげなスタートでしたが、過去に戻って見ていると、母を亡くして父と一生懸命生きる親孝行な娘ソン・ヨリでしたね。
何か罠にはめられたのか、陥れられたのか、とうてい殺人を犯すような女性ではなさそうですが、きっとその理由が後から明らかになってくるのでしょうね。
しかも、ソン・ヨリの初恋の相手キム・ムヨルはク・ヘジュとは絶対に結ばれそうな雰囲気ではなかったのに、のちに夫婦になって幸せそう（？）ですよね。
ますます何があったのか気になりますね。
韓国第1話の視聴率は16.7%でした。
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