2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第57話最後,第58話前半(韓国:第78話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
<名前のない女 第57話最後(韓国:第78話)あらすじ>
ソン・ヨリはユン・ギドンから連絡を受け、オ警官が院長をしている療養病院に行きます。
駐車場に車を停めたヨリは、ポミを入り口前の椅子に座らせたまま、一人で病院の中に入ろうとすると、ク・ヘジュが車で来て、ヨリにぶつかろうとします。
すると気付いたポミがヨリに走り寄り、ヘジュは慌てて車のハンドルを切り、気絶します。
一方ガヤは心臓が止まり、キム博士が電気ショックを与えます。
ホン・ジウォンは驚いてガヤの病室に飛び込んで来ますが、看護師に部屋の外へ出されてしまいます。
そこへキム・ムヨルも駆けつけ、ガヤの姿を見て呆然とします。
ヨリとポミは抱き合いながら、地面に倒れ込み、ユン・ギドンが助けに来ます。
ヨリとポミはお互いの無事を確認し合い、ホッとします。
ギドンが事の経緯をヨリに尋ねると、ク・ヘジュの車が突進して来たと言い、ふと横を見ると、パラソルと椅子の付近に、車が追突しています。
意識を失ったヘジュを療養病院に運ぶヨリとギドン。
すると病院の入り口には、車いすに乗ったソン・ジュホを押しているオ警官の姿があり、ヨリに気づいて顔を隠します。
<名前のない女 第58話前半(韓国:第78話)あらすじ>
ヘジュは幸い外傷はなく、ただ気を失っているだけと言われます。
ギドンは、「ヘジュがヨリを狙ったが、ポミが飛び出して来たので、慌てて避けたのではないか。」と推測します。
ヨリはすぐにムヨルに電話を掛けますが、電話に出ません。
ヨリはガヤに会いに行くため、ポミと一緒に病室を出て行きます。
ギドンはその場に残り、ヘジュの回復を待ちます。
ガヤの病院では、チェ・ミヒがキム博士の部屋を訪ねますが、救急患者の対応中と言われます。
ク・ドチもガヤの病室前にやって来ますが、ジウォンとムヨルが肩を落としている様子を見て、嫌な予感がします。
そこへキム博士が病室から出て来て、「また心臓が回復しましたから、早く手術を準備しましょう。」と告げ、「マヤ、マヤを早く連れて来て!」とムヨルに叫ぶジウォン。
するとまた異常を知らせるブザーが鳴り、キム博士は病室に戻ります。
その頃療養病院では、ヘジュが目を覚まし、マヤを捜すために院内のあちこちをさまよいます。
すると廊下を通り過ぎるオ警官を見かけて、「どうしてあの男がここにいるの?」と不思議に思います。
そこへムヨルから電話が来て、ヘジュはガヤの危篤の連絡を受けます。
トイレから出て来たギドンもヘジュを追います。
キム博士の部屋で待っているチェ・ミヒは、看護師に、「キム博士はいつになりますか?私は骨髄を提供するアンジェラ・チェです。」と告げると、看護師は急いでチェ・ミヒに検査を受けさせます。
ヨリとポミも約束の3時より少し早くガヤの病院に到着します。
ガヤの病室では、ガヤは死亡と診断し、顔に白い布を掛けるキム博士。
ジウォン、ムヨル、ドチが悲痛な面持ちで見守っていましたが、「そんなはずはないわ。」と叫き、キム博士に「ガヤを助けて!」としがみつくジウォン。
ヨリはナースセンターでガヤの骨髄提供者だと言うと、「ガヤ君はたった今亡くなりました。」と看護師。
ヨリは自分の耳を疑います。
後ろにはク・ドヨンも到着し、ドヨンも看護師の言葉を繰り返し確認し、ヨリとドヨンはガヤの病室に向かいます。
病室ではいつまでもガヤを揺さぶり、目を覚まさせようとするジウォン。
ドチがガヤに声を掛けようとすると、「ガヤに触らないで!なんの資格があって、触るのよ!誰のせいでこうなったと思っているのよ。ソン・ヨリのせいよ!」と叫ぶジウォン。
ジウォンはヨリが逃げたと勘違いしているようです。
そこへドヨンとヨリが入って来ると、「今さら何しに来たの?うちのガヤが亡くなるのを、見物にでも来たの?この人殺し!」とジウォンは言って、ヨリを何度も強く叩きます。
泣きながらジウォンを止めようとするドヨンには、「あなたは何もしなかったじゃないの。ヘソンの時も、ガヤの時も。」とジウォン。
そこへヘジュが入って来て、「誰が亡くなったですって?」と尋ねます。
そしてガヤに何度も呼びかけ、抱きしめます。
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ドチはヨリと病室を出て、「ポミと約束の時間に来たのに・・・。」と涙を流すヨリ。
ドヨンも泣きながら病室を出ると、廊下にいるのはチェ・ミヒ。
チェ・ミヒはキム博士に、「幼いのに、残念です。もう少し早く来れればよかったのですが。」と挨拶して帰ります。
ドヨンはキム博士に泣きつき、今帰った女性が骨髄提供者だったと知り、さらに残念がります。
ヨリとドチは、しばらくはガヤの事をポミには秘密にする事にして、待合室でギドンと待っているポミを迎えに行きます。
そしてヨリは、「ガヤ、治療をしにアメリカに行ったの。」とポミに説明し、ポミはガッカリします。
ヘジュは寝込んでしまい、ジウォンは家政婦にお粥を作らせます。
するとガヤがヘジュを起こしにやって来て、ヘジュは飛び起きます。
ムヨルは、「ヘジュ、もうやめないか。」と止めますが、ヘジュはガヤの学校の準備をしています。
ジウォンとムヨルが止めようとすると、「お母さん、私の事起こしてくれないと、ガヤが遅刻するじゃない。」とヘジュ。
ジウォンはヘジュに、「ガヤ、亡くなったじゃないの、1週間前に。」と言うと、「何の事?ガヤそこにいるじゃないの。」とヘジュ。
「ヘジュ、しっかりして。」とヘジュを抱きしめるジウォン。
会長室のドヨンに会いに来たチェ・ミヒ。
驚くドヨンに、「私、自分の娘を迎えに来たの。」と言います。
ギドンはヨリに電話を掛け、「毎日療養病院に来ているのだが、勘付いたのか、オ警官の姿が全然見えない。」と報告します。
するとギドンは、通りかかった人から、院長が変わるという話を聞きつけます。
オ警官はジウォンに電話を掛け、ソン・ヨリに見つからないように、ソン・ジュホを別の場所に移動させたと報告します。
そして、「ジュホがヨリ、ヨリと娘の名前ばかり呼んでいる。ジュホの記憶が戻ったらどうする?」とオ警官。
「ジュホの記憶が戻りそうなら、連絡して。ソン・ヨリに居場所がばれないように、隠れていなさい。清平の別荘なら、バレないでしょう。」とジウォン。
ヘジュはその二人の会話を偶然聞いて、ヨリへの復讐心を燃やします。
清平の別荘へやって来たヘジュは、庭で車いすに乗っているソン・ジュホを見つけます。
オ警官はちょうど買い物に出かけていて留守で、ジュホ一人です。
「おじさん、本当に生きていたのね。」とつぶやくヘジュは、ジュホが乗った車いすを押しながら、階段の上で止まります。
その頃ギドンは帰宅し、ヨリたちにオ警官の事を話します。
ギドンとヨリが療養病院を尋ねた次の日に、院長を他の人と替わったのは、怪しいとギドン。
ジウォンとオ警官は、組んで何かをしていると察するヨリ。
するとヨリの携帯に父ジュホの写真が送られてきて、みなヨリもドチも、「一体どういう事?」と驚きます。
ヘジュは車いすからジュホを落とし、ジュホは階段を転げ落ちて、一番下にあるプールに落ちます。
「まさかお父さん、生きているの?」とヨリ。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/
あとがき
ガヤが亡くなったらまたヨリのせいになるのは分かっていましたが、だからと言って、ポミを骨髄移植にすんなり引き渡す事が出来ないヨリ。
当然の事ですよね。
まだポミは10才くらいですから、ポミの事を考えないはずはありません。
でも、結局ポミを連れて行った時には、もう間に合わなくて、やっぱりヨリのせいになってしまいました。
ガヤもマヤも、二人とも亡くなってしまって、ヘジュはあまりにも不幸が続きますね。
それでもヨリの父ソン・ジュホを故意に階段の上から突き落とすのは、ちょっとあり得ないですね。
幸い、下がプールだったので、おぼれなければ命は助かると思いますが、どうなるのでしょうか。
韓国第78話の視聴率は20.2%でした。
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