第13話で安国洞キム氏夫人の下女ミョンソンから、真実を聞き出そうと証人として立てましたが、ミョンソンが話そうとしたその瞬間、何者かの放った矢が胸に当たってしまいます。
これからどういう展開になるのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第14話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第14話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(옥중화/オクチュンファ)キャスト
矢を受けて
安国洞キム氏夫人の下女だったミョンソンは、とうとう毒を盛ったことを自白しようとしたその時、トンチャンが放った矢に当たってしまいます。
オンニョがすぐに後を追いますが、逃してしまいます。
「若様、私がいけなかったのです。奥様にお詫びを・・・。」と言ってミョンソンは亡くなってしまいます。
ミン・ドンジュとトンチャン
ミン・ドンジュは「ミョンソンはどうなったか。」と聞くと、トンチャンは「片づけました。」と答えます。
「ご苦労だった。」とミン・ドンジュ。
トンチャンは「ところで典獄署の茶母オンニョという女は一体何者ですか。」と尋ねます。
「武芸が優れていて、私の方がやられそうでした。」とトンチャン。
ミン・ドンジュは「お前の顔を見られたか。」と聞くと、トンチャンは「はい、見られてしまったようです。」と答えます。
ミン・ドンジュは「オンニョは昔チェタミン(スパイ)だった。正体が明らかになると問題だから、しばらくの間は注意するように。」と忠告します。
哀願するオンニョ
「それはどういう事ですか。亡くなったミョンソンがチョン・ナンジョンの商団大行首ミン・ドンジュと会っている所を見たのです。間違いなくチョン・ナンジョンの差し金です。」とユン・テウォンは刑曹參議に尋ねます。
オンニョは「ミョンソンが私に話しました。」と言い、続けて「ミョンソンはミン・ドンジュから毒薬を受け取り、その毒を安国洞キム氏夫人に飲ませていました。
それが原因で夫人の体全身に毒が広がっていると医員が話していました。」と話します。
そして「私がその毒薬を持っています。間違いなくチョン・ナンジョンが扇動したのです。」とオンニョ。
すると刑曹参議は「それはそちらの立場と主張で、相手はユン・ウォニョンであり、チョン・ナンジョンだ。下手に手を出すと大変なことになる。お前たちの気持ちは分からなくもないが、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが否認できない確実な証人が亡くなってしまい、もはやどうすることもできない。」と言います。
オンニョは「では私たちはどうしたらいいのでしょうか。捕盗庁、漢城府、刑曹まで信じられないのに、私たちの悔しさは誰にぶつければいいのですか。刑曹参議だけが頼りなのにどうかもう一度考え直してください。」と哀願します。
「申し訳ない、役に立たなくて。」と刑曹参議キム・テジョン。
ユン・テウォンは、「亡くなった母の敵を討つと心に決めたのに、自分が情けない。」と言います。
「自分を責めないでください。」とオンニョ。
「確証がない限り、チョン・ナンジョンを責める事が出来ない。」とユン・テウォン。
ユン・ウォニョンの使い
ユン・テウォンが一人で酒を飲んでいると、チョン・ナンジョンの兄チョン・マッケがやって来ます。
「私が誰か分かるか。」とチョン・マッケ。
「はい。」と答えるユン・テウォン。
チョン・マッケは「それなら、話が早い。ユン・ウォニョン大監が君に会いたいと言っている。」と伝えます。
「酒が不味くなる・・・。私はそんな気持ちは全くないと伝えてください。」とユン・テウォン。
チョン・マッケは「謀反の罪で捕まった君を捕盗庁から出したのはユン・ウォニョン様だ。」と明かします。
「それが何ですか、恩着せがましく。謀反?そんなのでっち上げだと知らないとでも思っているのか。」とユン・テウォン。
「言葉を慎みなさい。」とチョン・マッケ。
「何が怖くて言葉に気を付けなくてはいけないのか、今頭がおかしくなる一歩手前だ。早く行ってくれ。」とユン・テウォン。
ユン・ウォニョンは「ユン・テウォンに会ったか。」と尋ねると、「今は時ではないようです。」と報告するチョン・マッケ。
忠告
「どうしたら良いのか分かりません。」とオンニョはイ・ジハムに相談します。
イ・ジハムは「刑曹參議も身を引いたのに、典獄署の茶母に何が出来るというのか。一旦身を引いて時を待つがよい。」と忠告します。
「いつまで待てばいいのですか。」とオンニョ。
「永遠に続く権力というのはない。いつかひびが入り、隙が出来たら大きな権力が崩れて行くものだ。問題は、誰がその隙を作るかという事だ。」とイ・ジハムはオンニョを諭します。
指輪の持ち主
「オンニョ、俺は本当に死にそうだった。盗んだ指輪の持ち主の女に殺されかけた。」とチョンドゥン。
「それで俺の推測通り、その女が現れたのでついて行ったら見つかって・・・。」
そしてチョンドゥンは「指輪を持っている人の事を聞きたい。」と事情を話してしまいます。
チョンドゥンは嫌な予感がします。
「いくら考えても、前にも探した東宮殿の尚宮内人たちはみんな亡くなったじゃないか。オンニョや、この辺で指輪の事は諦めた方がいいんじゃないか。」と伝えます。
オンニョは「それは絶対に諦められない。」と言います。
すると「俺はこれ以上は出来ないから、後は自分でやるんだな。」とチョンドゥンは言って去ってしまいます。
安国洞キム氏夫人宅で
オンニョがキム氏夫人に薬を運んで行くと、倒れるキム氏夫人。
「テウォン、逝く時が近づいたようだ。」とキム氏夫人。
「何を言っているんですか。今医員を呼んで来ます。」とオンニョ。
「いいえ、もうなす術はない。オンニョよ。」と言い、ユン・テウォンには「お前の今までの心の恨みを一緒に持って行けたらいいのに。テウォン、すまない。テウォンはテウォンらしく生きるのよ。オンニョよ、テウォンをよろしく頼む。」と夫人。
こうしてユン・ウォニョンの正室夫人であり、ユン・テウォンの育ての母はこの世を去るのでした。
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静けさの中で
コン・ジェミョンは「テウォンよ、トチから話は聞いた。ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが横行するこの世界より、ずっと良い所へ行ったはずだ。」とユン・テウォンを慰めます。
続けて「それにしても人の心とは怖ろしいものだ。正一品貞敬夫人が亡くなったのにアリ一匹見えないな。喪家がこれではいけない。チャクトゥよ、盛大に葬式をするのだ。人を呼んでくるのだ。」とコン・ジェミョンは配慮します。
オンニョが弔問客の接待をしていると、「あの女は誰だ。」とコン・ジェミョン。
「テウォンの妹みたいな存在です。」とチャクトゥ。
「ところで、ユン・ウォニョンは来ないのか。」とコン・ジェミョン。
ユン・テウォンの決心
キム氏夫人の話を聞いてユン・ウォニョンが弔問に訪ねて来てす。
ここで初めてユン・テウォンと会います。
「ここにどうして来たんですか。」とユン・テウォン。
「遠い所に行くのだから送るのが道理ではないか。」とユン・ウォニョン。
ユン・テウォンは「道理を守ろうとして、この場を汚さないでください。」と冷たく答えます。
続けて「出て行って欲しい」と叫ぶと、「お前に何故そんなことを言われなければいけないのか。」とユン・ウォニョン。
ユン・テウォンは「お母さんがどのように亡くなったのか知っていますか。知っていれば私の言葉が理解できるはずだ。」と言い、「お母さんは毒殺されたんです。」と告げます。
驚くユン・ウォニョンに「誰がやったかも話しましょう。チョン・ナンジョンだ。」と言うユン・テウォンに、「こいつ!」と言って頬を殴るのでした。
「お前がいくら恨みがあるからと言って、そんな事を言うとは。毒殺だなんて。」とユン・ウォニョンは言います。
ユン・テウォンは「間違いなく毒殺です。私が詳細を話しましょうか。」と反論して、詳しく夫人宅の下女の話をします。
すると「黙れ、止めないか!」とユン・ウォニョン。
ユン・テウォンは「今は大監の権力で証拠まで消されてしまったが、私が必ず真実を明かして復讐してやる。」と強い口調で警告します。
家に帰ったユン・ウォニョンに、チョン・ナンジョンは「食事だと言うのにどこへ行ってきたのですか、食事にしましょうか。」と尋ねます。
すかさずユン・ウォニョンは、「お前がキム氏夫人をやったのか。毒殺したのか。」と問います。
「何をおっしゃるのですか。私はそんなことした事ありません。」と、しらを切るチョン・ナンジョン。
「本当か」とユン・ウォニョンが念を押すと、「天に誓ってもやっていません。ところで、その話は誰から聞いたのですか。」とチョン・ナンジョン。
ユン・ウォニョンは答えずに出て行き、チョン・ナンジョンは驚きます。
コン・ジェミョン商団で
コン・ジェミョンは「安国洞キム氏夫人の葬儀ではご苦労だった。」とユン・テウォンの労をねぎらいます。
「色々とご配慮ありがとうございました。」とユン・テウォン。
「叔父さん、私がテウォンさんと結婚しちゃだめ?」とコン・ジェミョンの姪が言います。
するとコン・ジェミョンは「テウォンはお前にはやらない。余計な事言っていないで早く仕事でもしろ。」と行ってしまいます。
内部告発
ユ・ジョンフェは捕盗庁ヤン・ドングと飲みながら、チョン・デシク署長の悪口を言っています。
それなら、捕盗庁の武官ですぐにえさに飛びつく犬のような武官がいるからと知らせます。
ユ・ジョンフェがその捕盗庁武官を使ってチョン・デシクの執務室を調べさせます。
そしてチョン・デシク側に付いたユ・ジョンフェ。
一緒に捕盗庁に捕まって行きます。
捕獲されてチョン・デシクはユ・ジョンフェに今までの事を謝ります。
そこにヤン・ドングがやって来て、「新人が勘違いして捕えてしまい申し訳ございませんでした。」とチョン・デシクとユ・ジョンフェの縄を解きます。
こうして、ヤン・ドングとユ・ジョンフェの芝居で、チョン・デシクのユ・ジョンフェに対する心が変わるのでした。
文定王后
文定王后はパク・テスの件でオンニョを呼び出します。
何か欲しいものはないかと文定王后が尋ねると、オンニョは「パク・テス様の身分を回復してほしい。」と言います。
「気持ちは良く分かった。しかしその件は容易には考えられぬ。じっくり考えよう。」と文定王后。
ちょうどその時、チョン・ナンジョンも文定王后に会いに行くと、オンニョと会っているからと断られます。
「ちょくちょく会っているのか?」とチョン・ナンジョン。
正室の座
チョン・ナンジョンは文定王后に「娘は側室の娘として結婚するのです。」と願い出ます。
「正室になりたいのか。今正室が亡くなったばかりではないか。」と文定王后。
「シネが結婚する前に貞敬夫人の髪飾りをもらいたいのです。」と言います。
この髪飾りは材料や装飾によって身分を表わすものです。
そして、とうとうチョン・ナンジョンは念願の正室、貞敬夫人となるのでした。
帰宅して、涙を流して喜ぶチョン・ナンジョン。
兄チョン・マッケ、ミン・ドンジュと三人で喜びあいます。
「今まで私を蔑視してきた者たちに、私がどんな人間か知らしめてやる。」とチョン・ナンジョン。
態度急変
典獄署では、「チ・チョンドゥク、今後はユ・ジョンフェの仕事をやるのだ。」とチョン・デシク。
「もうやっております。」とチ・チョンドゥクが答えると、「ユ・ジョンフェの仕事とチ・チョンドゥクの仕事、両方やれ。」とチョン・デシク。
チョン・デシクはオンニョを呼び出し、「大変だ。平市署から連絡が入り、今後3か月間、典獄署に食料が入らなくなる。近年の凶作で食料不足なのだ。」とチョン・デシク。
オンニョはすぐにユン・テウォンに食料について相談します。
「チョン・ナンジョンの米の蔵に入り、米を奪う。」と言うオンニョ。
チョン・ナンジョンの船が何時に港に着くのか調べて欲しいとトチに頼むユン・テウォン。
オンニョの提案に、チョン・ウチとイ・ジハムも驚きます。
「つまり狙うのは、小さな隙だな。わしも知恵を絞ろう。」とイ・ジハム。
ソソルで
無事にお葬式が終わり、ファン・ギョハとイ・ソジョンに「きっと良い所に行ったでしょう」とお礼を言うユン・テウォン。
ファン・ギョハは「気持ちはお葬式に行きたかったけれど、妓生の身なので行かなかった。ところでチョン・ナンジョンが貞敬夫人から髪飾りをもらったのを知っているか。」と尋ねます。
「知らない。」と答えるユン・テウォン。
「安国洞のキム氏夫人が亡くなってまだそれほど経っていないのに。」とファン・ギョハ。
「それでテウォンにお願いがあるのだが、ソソルを任せたいのだが。」とファン・ギョハが言います。
「妓房はただお酒を飲む場ではなくて、政治をするところ。テウォンがソソルの行首になれば、チョン・ナンジョンと争うのに役立つはずだ。」とイ・ソジョンが言います。
結婚
ユン・ウォニョン宅では、ユン・シネとソン・ジホンの両家の顔合わせをしています。
パク・テスの孫
パク・テスの孫を探してほしいとオンニョに頼まれていたチョンドゥンはやっと探し出しました。
パク・テスが亡くなるまで会いたいと願っていた孫がまさにソン・ジホンでした。
チョンドゥンからオンニョは「パク・テスの孫は捕盗庁従事官ソン・ジホンで、育ての親はソン・ファノク。」と聞きます。
そして捕盗庁を訪ねてソン・ジホンに声を掛けるオンニョ。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
唯一の証人であるミョンソンが亡くなることによって、オンニョが明らかにしようとしていた事件が闇に包まれてしまいました。
そうして、完璧な証拠隠滅をさせてとうとうチョン・ナンジョンが貞敬夫人の座を勝ち取り、これから、ますますユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンの横行がエスカレートしていくのが目に見えます。
チョン・ナンジョンに復讐したいオンニョとユン・テウォンはこのまま身動きが取れずに黙って見ているしかないのでしょうか。
今後の展開が気になります。
第14話の視聴率は17.3%でした。では次回第15話に続きます。
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