第19話でオンニョを始め、典獄署主簿チョン・デシク、そしてコン・ジェミョン大行首とユン・テウォンは、チョン・ナンジョンの計略により賄賂の罪で典獄署に投獄されてしまいました。
オンニョは無事に典獄署を抜け出すことが出来るのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第20話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第20話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
チョン・ナンジョンの計略
オンニョと典獄署主簿チョン・デシクは典獄署の囚人に労役を課して塩を生産しお金を稼ぎ、ユン・テウォンとコン・ジェミョンはその塩を国の軍営に納品することになりましたが、この際、商団の塩の生産で得た利益を典獄署主簿チョン・デシクが賄賂として受け取り、商団とチョン・デシクを秘密に繋げたという容疑で典獄署に捕まえられてしまいます。
これまでオンニョとユン・テウォンに金鉱開発と塩納品権の争いですべて敗れたチョン・ナンジョンは、今回こそ決心をしてオンニョとユン・テウォンを潰す作戦に乗り出しました。
チョン・ナンジョンは歯ぎしりしながら「私が望む事はコン・ジェミョンとユン・テウォンが二度と商売が出来なくなる事。」と兄チョン・マッケに話します。
チョン・ナンジョンの手下はコン・ジェミョン商団を捜査するという名目で商団を襲撃し、廃墟のようにしてしまいます。
イ・ジハムとチョン・ウチはチョンドゥンを呼んで、オンニョがどうして捕まったのか尋ねます。
するとチョンドゥンは「オンニョが管理していた秘密の帳簿が捕盗庁に渡った。」と言います。
ソソルにて
ユン・テウォンを助け出すために、ファン・ギョハは捕盗大将をソソルに呼びます。
「ソソル行首が捕盗庁に捕まってしまったのです。令監が何とかしてください。」とソジョンは捕盗大将にお願いします。
「コン・ジェミョンとユン・テウォンのことか。その事なら私に話しても何の役にも立たない。」と捕盗大将が答えます。
「どうしてですか。」と尋ねるソジョンに、「ユン・ウォニョン大監が直接指示した件だから、私が入る隙もない。」と捕盗大将が答えると、「私は捕盗大将が一番偉いのかと思ったのに。」とチェソン。
チョン・ナンジョンとユン・ウォニョン大監にかなう者は誰もいないと話す捕盗大将。
ソジョンはいても立ってもいられず、「私からユン・ウォニョン大監にお願いしましょうか。」とファン・ギョハに話します。
「そんな事をして、チョン・ナンジョンに仕返しされたらどうするの。」と心配するファン・ギョハ。
そこへ「コン・ジェミョン商団が襲撃に遭った」という知らせが入ります。
口論
チョン・ナンジョンとユン・ウォニョンはユン・テウォンの事でまた口論しています。
「これでナンジョンが望むとおりになったな。」と嫌味を言うユン・ウォニョン。
「私が何を望んでいるのかも知らないで何をおっしゃるのですか。」とチョン・ナンジョンが反論します。
「それは何だ。」とユン・ウォニョン。
「私の願いは、ユン・テウォンが私にひざまずく事。まだまだです。」とチョン・ナンジョン。
「私はお前に提案することがある。コン・ジェミョンがこれ以上力を持つ事が出来ないように手足を切ってしまうから、どうかテウォンだけには手を出すな。」とユン・ウォニョン。
するとチョン・ナンジョンは「ユン・テウォンを生かしておいて、何がコン・ジェミョンの手足を切るですって。コン・ジェミョン商団を率いているのはユン・テウォンなんですよ。ユン・テウォンを処理しなければ何の意味もありません。この過程を注視しているのは文定王后です。」と反論します。
お互い自分の主張を曲げない二人。
床に臥せるユン・シネ
この時チョン・ナンジョンの娘ユン・シネは病気になり寝込んでいます。
「いったいどこが悪くて、元気だった子がこんな事になるのか。」とチョン・ナンジョン。
医員は「怒りが溜まって気を病んでいるのです。熱が出て油汗をかいているのもそのためです。薬でも治るかもしれませんが、怒りの原因を知って心を収めるのが最優先です。」と言います。
チョン・ナンジョンは怒りが溜まるとはいったい何があったのか困惑します。
この時ユン・シネはかろうじて目を覚ましてチョン・ナンジョンに「従事官の旦那様が婚約を破棄しようとおっしゃいました。私はどうしたらよいのですか。」と言います。
チョン・ナンジョンは「一体我々をどう思って破談しようというのか。」と怒りを露わにします。
兄チョン・マッケは「いったん落ち着いて状況を把握しなければ。」と言います。
「破談と言われて落ち着いていられますか。あの男は私とシネを舐めているのです。シネの心を傷つけたあいつを絶対に許さない。」とチョン・ナンジョン。
そしてチョン・ナンジョンはすぐにソン・ジホンの父ソン・ファノクを呼び出して破談とし、ソン・ジホンを絶対に許さないと脅します。
オンニョの運命
牢屋に入れられているオンニョに、典獄署の仲間が差し入れを持ってきます。
そしてユ・ジョンフェの態度が怪しいと伝えます。
チョン・デシクとオンニョは、「ユ・ジョンフェが秘密帳簿を持ち出したようだ。」と話します。
そこにユ・ジョンフェがやって来て、「二人は何を企んでいるのだ?二人を自由に出歩かせるな。」と騒ぎ立てます。
典獄署のチ・チョンドゥクたちは、「そこまでしなくてもいいではないか。」と反論しますが、腹を立てたチョン・デシクとユ・ジョンフェは取っ組み合いになります。
そして今までやられた分をやり返す、と復讐心に燃えるユ・ジョンフェ。
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンを訪ねて行き、オンニョを官婢にしてしまおうと言います。
娘ユン・シネと婚約した捕盗庁従事官のソン・ジホンが破談を要求した原因がオンニョと関連があると考えて、オンニョを官婢として送り死に至らせる計画を立てるのでした。
ユン・ウォニョンは「オンニョには文定王后が後ろ盾になっている子だ。そのような事をしたら、文定王后を裏切ることにならないか。」と言います。
チョン・ナンジョンは「そのような事は、大監が上手くなさるべき事です。」と言います。
カン・ソノ
明宗はカン・ソノを呼び出します。
「私がお前に閑職を与える理由が分かるか。」と明宗が問います。
「はい、殿下。小尹( 正4品官職)の注目を受けるなという事ではないですか。」とカン・ソノが答えます。
「そうだ。これからお前がやる事は小尹から注目を受けるとできない仕事だ。格別に注意するように。イ・ジョンミョン大監はお元気か。」と明宗。
「ただ殿下に対する心配のみです。」とカン・ソノ。
「今事情があり当分の間は微服潜行が出来ないが、近いうちに伺うと伝えておくように。そしてお前に聞きたいことがある。もしかしてオンニョという娘を知っているか。その娘がチェタミンだったと聞いた。」と明宗。
「殿下がどうしてオンニョを知っているのですか。」と驚くカン・ソノ。
「微服潜行に出かけた時に偶然知り合ったのだ。オンニョについて知っている事があれば話してほしい。」と明宗。
文定王后
内禁衛キ・チュンスは文定王后に明宗の事を報告します。
「もしまたお忍びに出るような事があればすぐに私に知らせなさい。」と文定王后。
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オンニョについて
明宗はカン・ソノから聞いたオンニョの話を回想しています。
「命が危なかったオンニョを助けたのは文定王后です。」とカン・ソノ。
「母上が。理由は何だ。」と明宗。
「オンニョが、死んだパク・テス様の弟子だったからです。オンニョがチェタミンをやめて典獄署の茶母に戻ったのも文定王后の配慮でした。」とカン・ソノ。
さぐるチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョンはミン・ドンジュを遣って捕盗庁ヤン・ドングに会います。
そしてソン・ジホンについて尋ねます。
「理由は分からないが、典獄署の茶母オンニョに会ってから、ソン・ジホン従事官はぼんやりしたり、ため息をついたりする事が多くなった。」とヤン・ドング。
ミン・ドンジュはヤン・ドンジュから聞いた話をチョン・ナンジョンに報告します。
「やっぱりオンニョを早く打っておけば良かった。」とチョン・ナンジョン。
脱獄計画
典獄署の仲間たちは、どう考えてもオンニョが無事に解放されたり、軽い刑罰で済むとは思えないと考えます。
そして一晩の間にオンニョを脱獄させようと考えてチ・チョンドゥクはチョンドゥンに力を貸してほしいと頼みます。
そしてオンニョの替え玉をマノクに頼み、マノクを連れて牢屋に向かいます。
そしてチ・チョンドゥクは牢屋の鍵を開けてオンニョを呼びます。
「何をしているんですか。」と驚くオンニョに、「詳しい事は後で話すから。」とチ・チョンドゥク。
そして二人は外へ出てチョンドゥンの待っている所へ行きます。
「チョンドゥン兄さん、こんな所でどうしたの。」とオンニョが尋ねます。
チ・チョンドゥクは「オンニョよ、私の話を良く聞くように。今すぐチョンドゥンと典獄署を逃げ出して遠くに逃げるのだ。土亭イ・ジハム先生の話では、オンニョを官婢として追い出すという話があるらしい。そしたら命が危ない事もある。今の所これ以外にオンニョを助ける方法がない。」とオンニョを説得して脱獄させようとします。
「私が逃げたら、チョンドゥクおじさんはどうなるの。」とオンニョ。
「私の心配などしないで、早く逃げなさい。」とチ・チョンドゥク。
けれどもオンニョは「脱獄したくない。一生逃げ続ける人生はイヤ。」と言いだし、チョンドゥンも「他に方法がないからこうしているんじゃないか。早く逃げよう。」と説得します。
結局オンニョは逃げずにこの計画は失敗に終わり、オンニョの脱獄計画がばれてしまいます。
オンニョは逃げずに牢屋に戻って来ますが、そこで待っていたユ・ジョンフェは激怒します。
「脱獄せずに戻って来たんだからいいじゃないか。それなら捕盗庁に知らせれば良かったじゃないですか。捕盗庁に知らせて困るのはあなたですよ。」とチ・チョンドゥクはユ・ジョンフェを脅して騒ぎを鎮めます。
キ・チュンス
次の日チ・チョンドゥクはオンニョに頼まれて、オンニョが良く知っているという内禁衛キ・チュンスを訪ねて行きます。
そして「どうかオンニョを助けて欲しい。」とお願いします。
けれどもキ・チュンスは簡単には答えられずに戸惑っています。
それは、ユン・ウォニョンがキ・チュンスに「典獄署の茶母オンニョが主簿と結託して賄賂罪を犯したのだ。」とすでに脅迫していたからでした。
キ・チュンスは「一介の典獄署の茶母が賄賂罪を犯すと言うのはおかしい話ではないか。」とユン・ウォニョンに尋ねますが、ユン・ウォニョンは「つべこべ言わずに早く奴婢として送ってしまえ。そしてオンニョを文定王后に絶対に会わせるな。俺の言うとおりにしなかったら、どんな目に遭うか分からないぞ。」と脅します。
そして結局キ・チュンスはチ・チョンドゥクのお願いを聞く事が出来ずに「自分が出来る事は何もない。」と断るのでした。
全てを捨てて
一方コン・ジェミョン商団ではトチとチョクトゥがチョン・ナンジョンに会いに行きます。
そして二人は「コン・ジェミョン大行首とユン・テウォンを助けて下さったら、大行首はチョン・ナンジョン奥様の下で働きます。」と命乞いをします。
「本当に私の下で働くと言うのか。考えておこう。」とチョン・ナンジョン。
オンニョとユン・テウォン
チ・チョンドゥクの計らいで、オンニョをユン・テウォンに会わせます。
「チョンドゥクさんから聞いた。裁判の結果では、オンニョが官婢になるかもしれないって。いっその事、脱獄すればよかったのに。」とユン・テウォン。
「でも、私が脱獄したら残された人たちがどうなるのか。」とオンニョ。
「人の事ばかり考えてないで、自分の事を考えろ。世の中の事は賢いお前が、どうして自分の事になるとバカなんだ。官婢になるなんて怖くないのか。」とユン・テウォン
「本当は怖いです。私が官婢になったら別れてしまう人たち、チョンドゥクおじさん、チョンドゥン兄さん、土亭イ・ジハムおじさん、ウチおじさん、それにテウォン行首・・・。もう二度と会えないかと思うと怖いです。でもいくら怖いと言っても私が行くところはないんです。」とオンニョ。
泣き続けるオンニョに何も言えないユン・テウォン。
裁判当日
オンニョ、典獄署の主簿チョン・デシク、そしてコン・ジェミョン、ユン・テウォンに判決文が下されます。
その内容は「コン・ジェミョンとユン・テウォンは大きな罪を犯したのは事実であるが、典獄署の主簿に渡した賄賂の額は微々たるもので、その一部は典獄署の囚人たちに分配したのが認められるので、杖刑(鞭でしりを打つ刑罰)50回に処す。」というものでした。
また、この杖刑は金銭で払う事も出来る罰金を適用できるという判決でした。
主簿チョン・デシクは賄賂授受の容疑があるが、捜査に決定的な手がかりを提供した功が認められて
2か月の俸禄(給与)削減と、典獄署主簿から典獄署の参奉への職位降職となりました。
実は裁判を控えてチョン・デシクは、オンニョに全ての罪を着せてしまおうという
チョン・マッケの隠密な提案を受け入れていたのです。
問題はオンニョです。オンニョは典獄署主簿とコン・ジェミョン商団の不法行為を斡旋して、軍営の塩が足りないと言う国家機密を邪慝に悪用したという罪名を受けて黄海道海州の監営(朝鮮時代の観察使がいた官庁)の官婢として行くようにという判決が下されました。
するとオンニョの判決に対して捕盗庁従事官ソン・ジホンは「不当である。」と叫んで、その場にいた全ての人たちを驚かせました。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
今までさんざんオンニョに惨敗していたチョン・ナンジョンが黙っていませんでした。
いよいよ反撃に出たチョン・ナンジョンはオンニョの命を奪おうとしています。
それを知っても逃げる事が出来なかったオンニョ。
一時逃げ出したとしても、一生追われる身となる事を受け入れられなかったようです。
とはいえ、このまま官婢になってしまったらもう典獄署に戻って来ることもできないのは明らかですね。
とてもつらい立場となってしまいました。
ソン・ジホンが最後に異議を申し立てましたが、チョン・ナンジョンに破談を伝えて怒りを買っているので、ソン・ジホンの言い分を聞きいれてくれる望みも薄そうです。
こんな時に明宗はオンニョの事を知らずに、何をしているのでしょうか。
次回の展開が心配になりますね。
第20話の視聴率は18.4%でした。では次回第21話に続きます。
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