オンニョが山賊に捕まって連れて行かれるところを、やっとの思いで逃げ出してたどり着いたのが海州の監営の門前。
そこで偶然にも異動を命じられたて到着したばかりのソン・ジホンがオンニョを見つけます。
オンニョは無事助かるのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第23話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第23話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
オンニョを助けに行くユン・テウォン
ユン・テウォンはオンニョを捕まえた山賊たちを捕まえて「オンニョをどこに連れて行ったか。」と追及します。
剣を突き付けたユン・テウォンを山賊は恐れて「今頃ヨンデ浦の方に向かっている。」と告げます。
この頃海州の監営では、気を失ったオンニョは医員の診察を受けています。
そうとも知らずにユン・テウォンは日が昇るとすぐにオンニョを探しますが、オンニョの行方が分かりません。
チョンドゥンは「オンニョがもし生きていれば、明国の奴隷商に売られてしまったかもしれない。」と言います。
オンニョを思い涙を流すユン・テウォン。
意識を取り戻すオンニョ
監察使はチャン・ソンプンに「刑曹でオンニョを探しているから、オンニョが生きていると知らせろ。承政院にも知らせろ。あ、主上殿下(明宗)が丘史(クサ)として下すという教旨がある。」と指示します。
チャン・ソンプンと一緒に指示を聞いていたソン・ジホンはチャン・ソンプンに「刑曹と承政院には私から知らせを伝えます。」と言います。
そこへオンニョが意識を取り戻したという知らせが入り、ソン・ジホンは急いでオンニョの元に向かいます。
「大丈夫か?」とソン・ジホン。
「若旦那がどうしてここにいるのですか?」とオンニョ。
やっと意識が戻ったオンニョに、ソン・ジホンは「自分は海州監営の判官として赴任してきた。」と告げ、「一体何があったのか。」と尋ねます。
「海州監営に連れて来られる途中で山賊の奇襲を受けました。捕卒や男性はみな亡くなり、女性だけが捕まってしまいました。山賊たちは私を明国の奴隷商に売るつもりでした。それでヨンデ浦に連れて行かれる途中で逃げ出したのです。」とオンニョは説明します。
そして「若旦那はどうしてここにいらしたのですか?もしかして、私を弁護したのが問題だったのですか?」とオンニョが尋ねると、「そうではないから、お前が心配する事ではない。ところで、オンニョが山賊に捕まっている間、刑曹と承政院がお前を探しているそうだ。海州監察使はお前が生きていると刑曹と承政院に報告するように言っているが、私は報告しないつもりだ。」とソン・ジホン。
続けてソン・ジホンは「漢陽ではオンニョが山賊に襲われて死んだことになっているが、もし生きていると知られたら官婢として連れて行かれるだろう。そうなる事を避けられるよう方法を考えよう。」と話します。
オンニョはソン・ジホンにまで迷惑をかけるのではないかと心配するのですが、ソン・ジホンは「官婢になってしまうのに、誰の心配をしているのだ。今は自分の事だけ考えろ。」と言います。
何としてでも官婢として連れて行かれるのだけは避けたいオンニョ。
信じがたい明宗
明宗は形曹参議からオンニョについての報告を受けましたが、オンニョが死んだとはまだ信じられません。
明宗は海州の監営に人を送り、オンニョの安否を確認させます。
回復したユン・ウォニョン
ユン・ウォニョンは自分の健在さを知らせるために入宮してまず文定王后に会い、そして義禁府に現れて鳳城君の一派を直接拷問して、自分の命を狙ったのが誰か追及します。
オンニョのために
ソン・ジホンは海州監営の吏房(朝鮮時代の人事を担当した部署)にオンニョが担当できそうな仕事を尋ねます。
オンニョは単なる官婢としてではなく、戸判大監の守廳(スチョン、高い宮人の下で用事をする人)として働くことになりました。
その話を聞いたオンニョはどうせなら雑用をする方が良いと考えますが、ソン・ジホンは「思った通りにはいかない。他の方法を探さねば。」と言います。
ソソルで
ずいぶん回復したユン・ウォニョンはユン・テウォンを呼び、「お前が私を助けてくれたそうだな。」と礼を言います。
そして「生死の境をさまよい、テウォンの事を色々考えるようになった。私がお前に対してどんな罪を犯したか。まだ幼かったお前と母親を捨ててしまってすまなかった。紅梅が亡くなったのを知っていてもお前を探さなかった。何度謝っても足らず弁解もできないが、自分の事を許してはもらえないか?」と尋ねるユン・ウォニョン。
「自分の今までの行いをたった一度の謝罪の言葉だけで片づけようとするのですか?」と怒るユン・テウォン。
「私もそんなに簡単には許してもらえない事は分かっている。けれど、私はお前を諦めはしない。お前に許してもらい、父として認められたい。」とユン・ウォニョン。
ユン・ウォニョンはユン・テウォンの立場を理解して、自分が出来る事なら何でもしてあげたいと思うのでした。
「いくらお前が庶子だと言っても私の実の息子だ。お前にいつまでもチンピラのような暮らしをさせたくはない。それで国法に従って一時的に庶子と嫡子の差別を撤廃することにした。」とユン・ウォニョンが告げると、その言葉に驚くユン・テウォン。
ユン・ウォニョンはユン・テウォンのために嫡庶差別を無くす事を文定王后にも裁可してもらったと言うのです。
法を変える事で、庶子も官職につけるようにしたのです。
「何を言っているのですか?たかが庶子の息子のために国法まで変えて官職につかせようと言うのですか?私は大監から何かしてもらおうなんて考えてもいないですから。」とユン・テウォン。
ユン・ウォニョンは「お前だけのためではない。こんな話までするのは恥ずかしい事だが、率直に話そう。私は今チョン・ナンジョンを牽制する人が必要なのだ。ナンジョンが商売で得た利益を内帑金(ネタングム、王の私的財産)に使うようになって政治的な勢力があまりにも大きくなってしまった。」と言います。
そしてユン・ウォニョンは「文定王后とチョン・ナンジョンの繋がりが強固なものとなって、妻であるチョン・ナンジョンを統制できなくなってしまった。お前がナンジョンを牽制して欲しい。」と打ち明けるのでした。
たまたま部屋の前を通って話を聞いてしまったソジョン。
ソジョンは「今までチョン・ナンジョンにやられてばかりいたのは行首の力がなかったからです。ユン・ウォニョン大監の提案を良く考えてください。」と迷っているユン・テウォンを説得します。
悲しむ明宗
明宗が送った部下は海州の監営でソン・ジホンに会いオンニョについて確認しますが、ソン・ジホンは「オンニョが死んだ。」と嘘を言います。
明宗が「本当にオンニョは亡くなったのか?」と尋ねると部下は「私が把握した内容ではそのとおりです。」と答えます。
密かに思いを寄せていたオンニョの死を確認した明宗は、深く思いに浸ります。
明宗はイ・ジョンミョン大監に書信を隠密に渡すように大殿尚宮に頼み、大妃(文定王后)に気付かれないようにと念を押します。
そしてイ・ジョンミョン大監は明宗からの書信を受け取ります。
カン・ソノは明宗の使いの大殿尚宮に「尾行してくる者はいませんでしたか?」と尋ねます。
「ご苦労だった。必ず入宮すると明宗に伝えてくれ。」とイ・ジョンミョン大監。
大殿尚宮がイ・ジョンミョン大監と別れて帰ろうとすると、元内人は「もしかしてカビを覚えていますか?」と大殿尚宮に尋ねます。
すると大殿尚宮は「覚えているとも。カビと私が特別に仲の良い間柄だったのはそなたも知っているではないか。カビの消息を知っているのか?」と尋ねます。
「まだ確かではないですが、もしかしたらカビの娘が生きているかもしれません。」と元内人。
「何ですって?!」と驚く大殿尚宮。
その後明宗は
「イ・ジョンミョン大監を兵曹判書として就任させる。」と言うと、文定王后は反対し二人の葛藤が強くなっていきます。
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オンニョの策
「官婢として連れて行かれない方法を探そう。」と言うジホンに、オンニョは「吏房と海州監営の戸判大監の身上を詳しく調べて教えて欲しい。」とお願いします。
ユン・ウォニョンとユン・テウォン
「どんな官職がいいか?」というユン・ウォニョンに、「平市署の主簿がいい。」と言うユン・テウォン。
「そんな職で良いのか?」と言うユン・ウォニョンに、「それでいい。」と言うユン・テウォン。
結局ユン・テウォンはユン・ウォニョンの考えを受け入れる事にしました。
オンニョの作戦
オンニョは戸判大監の守廳(スチョン)をするために身を清めて身支度を整え準備をします。
そのオンニョを見た吏房はオンニョの美しさに感心し、戸判大監と一緒に漢陽にも行く事ができると褒めます。
その後戸判大監を案内するために行こうとする吏房をオンニョは急に呼び止めます。
そしてオンニョは吏房の身上について神がかったようにすらすらと詳しく言い当ててしまいます。
吏房に「実は私は巫病(霊媒体質)を病んでいて、降神したりする巫女である。」と言うオンニョ。
監察使は「では、お前の言う事が本当ならば私の運勢を観てみなさい。」と言います。
オンニョは「周囲の人たちを外してください。」と言うと、「どうしてだ。」と尋ねる監察使。
「他の人が聞いてはいけない内容です。」とオンニョ。
「下がっていなさい。」と監察使が周囲の人を外させると、オンニョは「ご子息が人を消して、自分も命を絶ったのではないですか?」と尋ねます。
すると監察使は「ど、どうしてお前がそれを知っているのだ。」と驚きます。
「私の目には令監の過去までみな見えます。令監はご子息の事で心を痛めて、宮廷での高い地位をも諦めてここの監察使としていらしたのではないですか。」とオンニョ。
もちろん演技なのですが、土亭イ・ジハムから教わった観相を元に、ソン・ジホンから得ていた吏房の情報を利用したのでした。
吏房はそんなオンニョにびっくりして戸判大監に「巫病を病んでいて降神までする女に守廳(スチョン)をさせても大丈夫でしょうか?」と報告します。
戸判大監はオンニョを呼び出すと、やはりオンニョは戸判大監の身上をピタッと言い当ててしまいます。
結局オンニョは守廳(スチョン)をやめさせられるのでした。
新任ユン・テウォン
平市署の主簿になって初めて平市署に赴くユン・テウォンを迎えたのは平市署直長のオ・ダルチュン。
ユン・テウォンは「私はユン・テウォンです。もしかして私を覚えていますか?」と尋ねると、「そうだ、君!いや、すみません。」と平謝りする
オ・ダルチュンは昔ユン・テウォンの顔を殴った思い出があるのです。
「こうしてまた会えて嬉しいです。よろしくお願いします。」とユン・テウォンは笑顔で挨拶します。
そして中に入ると「君は商団にいたと聞いたが。」と提調令監。
「はい、小さな商団の行首をしていました。」とユン・テウォン。
「商団で仕事をしていたなら、平市署での仕事もやりやすいだろう。」と提調令監。
「提調令監、色々とご教示お願いします。」とユン・テウォン。
「私は今入宮しないといけないから、オ直長から業務を引き継ぎなさい。」と言う提調令監。
「はい、分かりました。」とユン・テウォン。
すぐにユン・テウォンは「漢陽の大行首たちを招集しなさい。」とオ直長に指示します。
「何をするんですか?」と尋ねるオ直長に、「私の指示通りしてくだされば結構です。会合に集まらない商団は、商団運営権を取り消すと伝えてください。」とユン・テウォン。
ソソルでの会合
そしてユン・テウォンは大行首たちをソソルに集めます。
「今日、大行首に集まってもらったのは、日照りで米の生産量が落ちている間に米の価格を上げる談合をしようとしている兆候があると聞いたからです。」とユン・テウォンが話し始めます。
これを機に商団に警告を与え、本格的に談合の不正を徹底的に調べようとしているユン・テウォン。
隣に座っているチョン・ナンジョン商団のミン・ドンジュとチョン・マッケは驚きつつ、渋い表情をしています。
チョン・ナンジョンは側近から「ユン・ウォニョン大監が法律を変えてまでして、ユン・テウォンに平市署主簿の官職を与えた。」という話を聞きます。
チョン・ナンジョンはこれに対してどう出るでしょうか。
その後ユン・テウォンはソソルの妓女を集めて「大小臣僚たちが飲みに来たら、酒の接待よりもっと重要な仕事がある。」と言います。
何とか官妓になるのを逃れたオンニョ。
ソン・ジホンはオンニョに、「自分はパク・テスが残してくれた地図にある遺品を探しに行くつもりだ。自分と一緒に行ってくれないか?」と告げます。
急に言われて驚くオンニョ。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
ユン・テウォンが必死にオンニョを探しますが、オンニョの行方を知る術はありませんでした。
このままオンニョは自分の居場所を隠して暮らしていかなくてはいけないのでしょうか。
途中オンニョが神がかって何かが降りる(?)場面では、オンニョ役のチン・セヨンが白熱の演技でしたが、つい笑ってしまってNGを出したりしなかったか、そんな事ばかり気になってしまいます。(笑)
不幸中の幸いではありますが、ソン・ジホンがオンニョを助けるために色々と策を講じてくれています。オンニョの周りには常に助けてくれる人がいますね。
そのソン・ジホンがオンニョに「一緒に行ってくれないか?」と尋ねますが、意味深というかプロボーズとも捉えていいのでしょうか。
それともパク・テスの大事な弟子に対する最大の恩義なのでしょうか。
もしプロポーズだったら、かなり気になる展開ですね。
自分の無事を誰にも伝えられないオンニョにとって、ソン・ジホンの言葉は簡単に結論を出せない問題になりそうですね。
次回が気になります。
第23話の視聴率は19.9%でした。では次回第24話に続きます。
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