「オクニョ」獄中花第23話でユン・テウォンは平市署の主簿になり、チョン・ナンジョンに対抗するための準備を進めます。
一方オンニョはソン・ジホンに「祖父パク・テスが残した地図に記されている遺品を探すため一緒に行って欲しい。」と意味深な言葉を言われます。
オンニョはどうするのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第24話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第24話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
言い争い
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョン大監を訪ねて行きます。
「そうではない。嫡庶差別の撤廃はテウォンのためではなく、長年の私の願いだった。」とユン・ウォニョン。
チョン・ナンジョンは「私が聞きたいのは大監の願いではなく、ユン・テウォンに官職を与える真意は何なのか。」と問います。
ユン・ウォニョンは「今まで無惨に捨ててきた事に対する補償だ。」と答えます。
チョン・ナンジョンは「今になって大監が権力を振るおうというのですか。私と娘シネを追い出そうと言うのですか。事態がこうなった以上、私があなたの言葉をどう信じたら良いのですか?」と反論します。
ところがユン・ウォニョンは「テウォンに権勢に載せてやったとしても、ナンジョンの権勢を奪う訳ではないから心配するな。今後私がやる事を妨害したりたぶらかしたりしたら、ただじゃおかないからな。」と脅迫します。
帰宅したチョン・ナンジョン
「ユン・ウォニョン大監がテウォンに平市署の主簿の官職を与えた理由は何だと思うか。」とチョン・ナンジョン。
「それは大監の意志ではなく、ユン・テウォンが希望していた事だ。」と兄チョン・マッケ。
「私の考えとしては、我々を牽制する狙いなのだと思います。商団にとって平市署主簿が一番恐ろしい存在ではないですか。」とミン・ドンジュ。
ミン・ドンジュとチョン・マッケは「ユン・テウォンが平市署主簿なら商団のひとつを潰してしまうのも簡単ではないか。」と言い、チョン・ナンジョンの不安を煽ります。
そしてミン・ドンジュは、「間違いなくユン・テウォンは地位を利用して我々の商団を潰そうとしている。先に手を打っておかねば。」と言って行首を集めて会議を開きます。
ユン・テウォンとイ・ソジョン
ファン・ギョハはユン・テウォンのために執務室を準備します。
「もっと広い部屋がいい?」とファン・ギョハが尋ねると「これくらいでいいです。今日の夜、ソソルに漢城府の人が提調令監と一緒に来ます。どんな話をするのか把握しないといけない。」とユン・テウォン。
「分かった。妓女たちに伝えるわ。」とファン・ギョハは部屋を出て行きます。
二人は席に着くと「お陰で力になった。これからも色々と助けてもらう事があると思うが、よろしく頼む。」とイ・ソジョンにお礼を言うユン・テウォン。
「そんなご挨拶、寂しいです。」とイ・ソジョン。
「私が何か間違いでも?」とユン・テウォン。
「旦那様と私の関係が、仕事上の形式だけのようで寂しいと言っているのです。これからは、もっと楽に私に接してください。私は旦那様の口から自分の名前を呼んでくれるのを聞きたいです。まだ旦那様の心には私が入る隙がないようですね。」とイ・ソジョン。
黙ったままため息をつくユン・テウォン。
悲しみに暮れるチ・チョンドゥク
娘のように可愛がっていたオンニョが亡くなったと言う知らせを聞いて以来、チ・チョンドゥクは食事も摂らず、典獄署にも出勤せずに、廃人のようになってしまいました。
典獄署の仲間がチ・チョンドゥクの様子を見に行くと、「ちゃんと食べているから大丈夫。」と安心させますが、仲間は心配します。
「オンニョの事をいつまでも引きずってはいけない。」と助言します。
ソン・ジホンの策
ソン・ジホンは何としてでもオンニョを官奴婢にさせないために、海州の監察使に「自分の父親の誕生祝いと、父の運勢を観てもらうようオンニョを連れて行きます。」と言って帰郷の許可をもらい、オンニョを同行させることにしました。
監察使は「オンニョの占いは確かなゆえ、お父上もお喜びになるであろう。」と快く承諾してくれたので、オンニョはソン・ジホンと行く事を許されました。
徳興君を占うオンニョ
ところでソン・ジホンとオンニョの前に一人の男性が現れて「海州監営の監察使はどこにいるか。」と尋ねます。
この男性は「徳興君」と言い、明宗(朝鮮第13代王)の異母兄弟で朝鮮第14代王宣祖(ソンジョ)の父親です。
徳興君はソン・ジホンに案内されて監察使に会います。
それで仕方なくオンニョとソン・ジホンは足止めです。
徳興君は「明宗が自分に官奴婢を丘史(クサ)として下してくれた。」と言い、「オンニョが侍中として私の側で身の回りの世話を手伝って欲しい。」とも言います。
それを傍で聞いていたソン・ジホンは驚き、そしてオンニョもその知らせをソン・ジホンから聞いて不安になります。
お酌をするために徳興君の部屋に入るオンニョ。
「聞いたとおり、まことに美しい。監察使からオンニョが運勢を観れる巫女だと噂を聞いている。」と言って徳興君は運勢を観て欲しいとオンニョに頼みます。
「では失礼ですが、四柱を伺ってもよろしいですか?」と言ってオンニョがまた巫女の演技をして占うと、驚いて徳興君の顔色を伺います。
「どうしたのだ。私の四柱が良くないのか?」と尋ねる徳興君に、話すのをためらうオンニョ。
そして「もしかして、大監にはご子息がいらっしゃいますか?」と尋ねるオンニョに、「息子が三人いる。」と答える徳興君。
オンニョが「ご子息の中のお一人が尊い位に就く運勢です。とても高い位に就くでしょう。」と言うと、笑いながら「でたらめを言っているな。政治的な立場に立つのが難しいはずだが、どんな尊い位に就くと言うのか。」と徳興君は信じません。
オンニョは「間違いありません。」と付け加えます。
「もしかしてその高い位というのは?」と尋ねる徳興君に、「天機を失うので、答える事は出来ません。」と言うオンニョに、「それは王座の事か?」と確認する徳興君。
「これ以上聞かないでください。」とオンニョ。
指示するユン・テウォン
ユン・テウォンはトチとチョンドゥンを呼び出し、松都一の富豪ソン・ファノクについてあらいざらい調べるように指示します。
「ソン・ファノクと言えば息子のソン・ジホンとユン・ウォニョンの娘と姻戚になる人だから、手を出すと怖いですよ。」とトチ。
「いや、理由は分からないがソン・ジホンは破談になったそうだ。」とユン・テウォン。
チョンドゥンはユン・テウォンに、「実はソン・ファノクはソン・ジホンの実の息子ではありません。ソン・ジホンはパク・テスの孫です。」と言うと、驚くユン・テウォン。
どうしてその事を知っているのかと尋ねるユン・テウォンに、「実はオンニョから頼まれていろいろ調べていたら、分かった。」とチョンドゥンが答えます。
「オンニョが・・・?!」と不思議に思うユン・テウォン。
地図を頼りに
翌日徳興君は都城へ出発します。
そしてオンニョとソン・ジホンも松都へ出発します。
その二人は吏房を先に都城に送り、パク・テスの地図にある宝を隠した場所を探しに行きます。
明宗と文定王后の対立
明宗は小尹勢力(ユン・ウォニョンの勢力)を退けるために、イ・ジョンミョンを兵曹判書に任命します。
イ・ジョンミョンはイ・ジハムに「政治に関心はないか?我々を助けてほしい。」と頼みますが、イ・ジハムは「気性が激しく何をしだすか分からないから。」と辞退します。
そして明宗はイ・ジョンミョンに、力を蓄えるまで小尹勢力に気づかれないように静かにして必ず生き延びるようにと指示をします。
このような明宗の動向をいち早く知った文定王后はユン・ウォニョンと対策会議を行います。
明宗の新しい手足となったイ・ジョンミョンを早く引きずり下ろすために、名分が必要だと結論を出す文定王后。
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明宗と徳興君
入宮した徳興君は明宗と会い「海州の監営で面白い女に会った。」と話しますが、明宗は「自分が徳興君に官婢を下賜した覚えはない。」と言います。
この時徳興君は「面白い女」が「オンニョである」とまでは話さなかったので、明宗はまだオンニョについて知りません。
明宗は徳興君に「私が兵曹判書として雇用したイ・ジョンミョンが地位を固める事ができるように助けて欲しい。」と頼みます。
洞窟で
オンニョとソン・ジホンはパク・テスの地図を頼りに洞窟にたどり着き、潮が引けるまで待っています。
「祖父について話してもらえないか。」とソン・ジホン。
オンニョは「私が15才の時、パク・テス様に初めてお会いしてまだそれほど親しくない私に、ご子息と旦那様の行方を調べて欲しいと頼まれました。
その時私が分かった事は旦那様のご両親はすでに亡くなっていた事で、旦那様の行方は分かりませんでした。」と話しパク・テスとの事を思い出しています。
「パク・テス様はご自身が陰謀によってはめられた理由で、ご子息とお孫様の運命が辛くなった事に心を痛めておられました。そしてユン・ウォニョン大監に対する恨みも強くなっていきました。」とオンニョ。
「私が、そんな人の婿になろうとしていたのだな。私は必ず祖父の恨みを晴らすつもりだ。」とソン・ジホン。
そして潮が引けて洞窟に入る二人。パク・テスが残した地図を見て、ソン・ジホンは「左だ。」と言います。
「何も見えないな。」と言うソン・ジホンに「必ず何かあるはずです。」とオンニョ。
その洞窟の床には「自然」と「人間の本質」の絵を表わす「八卦図」が描かれていました。
「これは八卦図ではないか。」と驚くソン・ジホン。
「私もイ・ジハム様に習ったことがあります。地図を見せてください。」とオンニョ。
オンニョとソン・ジホンはパク・テスの地図に従って八卦図を解析しながら宝物がどこか探します。
「全てのものは天のみ心・・・」とオンニョは考えます。
そしてオンニョは隙間を見つけます。
その隙間を探っていて壁にある大きな石に触れると、石が動くのでソン・ジホンはその石をどかすと箱が置いてあるのを見つけます。
その箱を二人で取り出します。
ふたを開けて中身を見ます。
「黄金だ。」と驚く二人。
その箱の中には昔パク・テスが女真族を退けた功を認めた明国の皇帝からの勅書と、褒美の金が箱一杯に入っていたのでした。
勅書を見て、また驚く二人。
権力をふるうユン・テウォン
ユン・ウォニョンはユン・テウォンに「お前の力を見せつけようとしたら、松都で一番の富豪ソン・ファノクくらいは思い通りに操らなければいけないのではないか。」と言います。
するとユン・テウォンはすぐにソン・ファノクの弱点を掴んで、取引禁止品目である人参を明国の商人と取引していたソン・ファノク商団の状況を捉えて押収捜索に乗り出します。
そしてソン・ファノク商団は取引禁止品目の不法取引及び賄賂授受の容疑で全ての財産を押収されて、投獄されてしまいます。
一緒に裏取引をしていた開城府の留守(開城を治めた正二品の地方官)はソン・ファノクを裏切ってしまいます。
ソン・ファノクは、平市署の主簿ユン・テウォンがユン・ウォニョンの息子と聞いて驚きます。
そして投獄される途中で気を失ってしまうソン・ファノク。
まず先に松都に到着した海州監営の吏房からその知らせを聞くソン・ジホンはそのまま父親ソン・ファノクの元に飛んでいきます。
ソン・ファノクは「ユン・ウォニョンが私の家系を・・・。」
海州監営の吏房はオンニョとソン・ジホンに「ソン・ファノク商団を引っくり返したのが平市署の主簿で、その主簿とはユン・テウォンだ。」と話します。
オンニョはその話を聞いて驚きます。
結局ソン・ジホンの目の前で父ソン・ファノクは息を引き取ります。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
オンニョが何度も官婢にされそうになるのをソン・ジホンによって助けられます。
またソン・ジホンの祖父の遺品を探すためにオンニョが一役買いました。
二人はお互い持ちつ持たれつの良い関係に発展しそうですが、同時にオンニョの消息を知らないユン・テウォンも不憫でなりませんね。
洞窟でパク・テスの遺品を探し出したソン・ジホンは満面の笑みを浮かべましたが、あれほどの笑顔を見るのは初めてのようです。
でも喜びも束の間、父親の死に直面してユン・テウォンに対する敵対心が生まれそうです。
ユン・ウォニョンとユン・テウォンの親子に対しての復讐に繋がるのでしょうか。
オンニョはそんな二人の間でどうなってしまうのでしょうか。
第24話の視聴率は19.7%でした。では次回第25話に続きます。
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