第31話でオンニョが疫病の原因を突き止めた事で、チョン・ナンジョンとミン・ドンジュは明宗の命令により捕縛されてしまいました。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第31話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第31話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
捕まったチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョンは疫病をでっち上げた嫌疑で明宗の怒りを買います。
そして明宗の命令によってチョン・ナンジョンは典獄署に収監されてしまいます。
この件によって明宗と文定王后の衝突が避けられない状況になります。
文定王后はユン・ウォニョンを呼び、「ナンジョンはどうしているか。」と尋ねると、「取調を受けていますが、今の所なんとか耐えています。」とユン・ウォニョン。
「問題は、主上が証拠をたくさん持っている。
その上ナンジョンが自白でもしたら我々も危ないだろう。
この事を主上に伝えた何者かがいるはずだから、誰なのかを早く調べるように。」と文定王后。
ユン・ウォニョンはチョン・ナンジョンを早く牢から出してやりたいと思う一方で、文定王后は考えが違うようです。
打ち明けるオンニョ
明宗は謹慎が解けて久しぶりにお忍びで町に出て行きます。
そしてオンニョを訪ねます。
「しばらく会わない間に、顔がやつれたのではないか?何かあったのか?」と心配する明宗。
「いいえ、そんな事ないです。」とオンニョ。
「そんな事ないって事はないぞ。だいたい察しが付く。ほら、言ってみろ。」と明宗。
オンニョは明宗がいない間に村に病が蔓延していたという話をすると、明宗は「それは疫病の事か?」と尋ねます。
「どうしてご存じなのですか。」と驚くオンニョに、「知っているとも。それにその疫病はチョン・ナンジョンが仕掛けたものではないか。私はこう見えても主上殿下にお目通りの出来る立場なんだぞ。今回はチョン・ナンジョンは簡単には牢から出られないだろう。」とオンニョを安心させる明宗。
明宗はオンニョの様子がいつもと違うので、何かあったのかと尋ねます。
「私の母の身分が何だったのか、私の母を剣で切ったのは誰なのか、分かったんです。私の母は宮女だったんですが、ある者によって切りつけられて典獄署の前に倒れて、私を産んで亡くなったんです。」とオンニョ。
「お前の母をやったのは誰だったんだ。早く行ってみろ。」と明宗。
「ユン・ウォニョン大監が送った刺客だったのです。」とオンニョが言うと、驚く明宗はオンニョの身辺に脅威を感じます。
そして明宗は重ねて「ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンへの恨みがどれほど大きいか想像がつくが、下手に手を出しては危ない。」とオンニョを心配します。
オンニョについて話す
明宗はオンニョを見送った後に、ユン・テウォンを訪ねて平市署に来ます。
「どのようなご用件でしょうか。」とユン・テウォン。
「そなたのお陰で、疫病が流行った都城も落ち着いてきた。罪人チョン・ナンジョンを捕まえた事を知っているか。」と明宗。
「はい、殿下。」とユン・テウォン。
「内禁衛でも徹底的に調査するから、真実が明らかにされるだろう。そたなの功は大きいが、表だってそなたの名を出すことが出来ず残念だ。もしこの事が知られたらユン・ウォニョン大監と文定王后がだまってはおらぬからな。」と明宗。
「何かを願って事実を明かしたのではありませんから、ご心配なく。何かほかにお話がございますか?」とユン・テウォン。
「そなたこそ、私に聞きたい事があるのではないか?オンニョの事だが、そなたとオンニョはどのような間柄なのだ。」と明宗。
「オンニョが典獄署の茶母をしていた時に、私が典獄署に囚人として収監されていた時がありました。その時オンニョは幼く、私はゴロツキとして過ごしていた時期でした。その時の縁が今まで続いています。殿下はどうやってオンニョと出会われたのか、伺っても良いですか?」とユン・テウォン。
「典獄署にお忍びで行った時に偶然会ったのだが、そなたも知っている通り、オンニョはとても賢く世の中の事を良く知っているではないか。宮中では知る事の出来ない民の暮らしを知るために、私は正体を隠してオンニョに色々と教わっているのだ。そしてこれからもずっとオンニョに会うつもりだ。」と明宗。
「殿下、もう一つ伺っても良いですか。」とユン・テウォン。
「ああ、何だ。」と明宗。
「オンニョに塩を納品しろと言ったお言葉で、オンニョが官婢となった苦労をご存じですか?」とユン・テウォンが尋ねると、「知っている。これからはそのような事は二度と起きないよう気を付ける。私が今後もオンニョを通して宮の外の様子を知ろうとするには、オンニョが私の正体を知ってはならぬ。私が王である事をしらせないように。これは王からの命令だ。」と念を押す明宗。
母の形見
チ・チョンドゥクは母親の形見としてオンニョに指輪を渡していましたが、実はもう一つ形見があると言います。
それはとても貴い髪飾りなのですが、チ・チョンドゥクが典獄署で隠しておいたのを、ユ・ジョンフェが見つけてしまいチョン・ナンジョンに差し上げてしまい、その髪飾りが内禁衛に取り上げられてしまったとオンニョに明かします。
当時カビが剣で切られて亡くなったので、問題になるかと思い形見を隠しておいたと話すチ・チョンドゥク。
オンニョは母の形見である髪飾りについて、大殿尚宮を訪ねて「母が残した形見は指輪だけではないようです。」と打ち明けます。
大殿尚宮はとても驚いて、同じ髪飾りを出して見せます。
オンニョは「私は直接見ていないので、養父が見れば分かると思います。」と答えます。
そしてオンニョは髪飾りを借りて帰り、急いでチ・チョンドゥクに見せると、「全く同じものだ。」と驚きます。
オンニョは髪飾りを大殿尚宮に返すと、「今度また話そう。」と大殿尚宮は言葉を躊躇います。
そしてオンニョが持っているもう一つの指輪の形見は、先代の王が東宮殿の内人たちに下賜されたものと分かりました。
調子に乗るユ参奉
チョン・ナンジョンが罪人として典獄署に移送されて、チ・チョンドゥクやチョン・デシク主簿(署長)が驚き慌てます。
チョン・ナンジョンを特別扱いしないようにと内禁衛の役人が言います。
ミン・ドンジュが「奥様をこのようなところに入れるとは!」と怒りますが、「騒ぐでない。」とミン・ドンジュを叱るチョン・ナンジョン。
典獄署の牢を見回るユ参奉。
「奥様、ご苦労様です。」とユ参奉がチョン・ナンジョンに声を掛けます。
「ちょうどいいところに来たわね。私の頼みを聞いてくれるか?」とチョン・ナンジョン。
「頼み事だって?」とユ参奉。
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「大監に急いで知らせて欲しい。私を助けて。」と言うチョン・ナンジョンに、「それは困るんだけどな。奥様を特別に管理しろと主上殿下からの御命だ。」とユ参奉。
「何を言うのだ。ユ参奉。」とミン・ドンジュ。
「良く考えてみてくださいな。奥様と私の間にどんな義理が残っているのか。御命を破ってまで奥様を助ける筋合いはない。」とユ参奉。
「それはどういう意味だ。」と尋ねるチョン・ナンジョンに、「奥様のお陰で私は内禁衛まで連れて行かれて、どれだけ辛かったか分かりませんか?
今さら何を助けろと言うんですか?まったく図々しいねえ。」とユ参奉。
「なんだと?!」とチョン・ナンジョンとミン・ドンジュ。
「典獄署ではいくら奥様でも、特別はありませんよ。しっかりしてくださいよ。」声高らかに笑うユ参奉。
「お前、死にたくて頭がおかしくなったのか?」とチョン・ナンジョン。
「そうだとも、頭がおかしくなっちゃったよ。」とユ参奉。
その様子を見ているチョン・デシクとチ・チョンドゥク。
「お前、奥様の前で何やってるんだ。」とユ参奉を叱るチョン・デシク。
チョン・デシクはこの際チョン・ナンジョンを自分の味方につけようと企んでいます。
対抗勢力
明宗はイ・ジョンミョンとカン・ソノを呼び出し、これからチョン・ナンジョンの処遇について相談します。
明宗は「政治は駆け引きです。」と助言をもらいます。
カン・ソノはオンニョを訪ね、「先日ソン・ジホンの話をしていたが、イ・ジョンミョン様が会いたがっておられる。」とカン・ソノ。
オンニョはソン・ジホンをイ・ジョンミョンの屋敷に連れて行きます。
ソン・ジホンはユン・ウォニョンと因縁があると話しますが、イ・ジョンミョンは恨みを晴らすために官職につかないかと持ちかけます。
明宗の提案
文定王后が明宗を「主上、これからどうなさるおつもりですか。」と文定王后。
「何の事ですか。」と明宗。
「ナンジョンをいつまで典獄署に入れておくつもりですか。」と文定王后。
「罪を犯して調査をしている者を牢屋に入れておくのが、何か問題ですか。」と明宗。
「殿下、ナンジョンは温疫を疫病と勘違いして対処しただけで、殿下が疑うような事はございません。」とユン・ウォニョン。
明宗はカン・ソノから吏曹正郎(朝鮮時代の人事権を持つ要職)について聞いていた事を思い出します。
「ではひとつ提案をしよう。今、吏曹正郎がアン・ドヒョンだと聞いた。その吏曹正郎を銓郞自薦制(人事権を独立させるために、先任者が後任者を直接推薦する法)に従って、私が願う後任の人事を決めるように伝えよ。」と明宗。
「主上、それはいけません。」と文定王后。
「銓郞自薦制がうわべだけの法律である事を知らないとでも思っているのか。吏曹正郎の人事を母上と叔父上が任命した事を私は知っている。今回私の意思に従ってくれたら、チョン・ナンジョンの問題は無かったことにしよう。」と明宗。
大臣たちの人事業務を担当する吏曹正郎に、明宗側の人間を任命することで、明宗はユン・ウォニョンたちと対峙する事ができる準備をしているのです。
文定王后も仕方なく明宗の提案を飲み込み、チョン・ナンジョンは釈放されます。
話し合う明宗とユン・テウォン
明宗を訪ねるユン・テウォン。
宮中で二人が会うのは他の目があるので、ちょうど明宗が外でオンニョとお忍びで会うタイミングでユン・テウォンと明宗が面会します。
「殿下、チョン・ナンジョン奥様を放免したのは本当ですか。」とユン・テウォン。
「そうだ。」と明宗。
「お言葉ですが、前に私に仰った事と違うではないですか。殿下はチョン・ナンジョン一味を許さないと。」とユン・テウォン。
「私と母上、それにユン・ウォニョン大監の間にはそなたが知らない政治的利害関係が複雑なのだ。私はチョン・ナンジョンを釈放し、もっと大きなものを手に入れた。だからそなたが理解してくれ。」と明宗。
「けれども殿下、チョン・ナンジョンは民の命を危険にさらして、殿下をも騙した罪があります。なぜ懲罰を下さないのですか。」とユン・テウォンは怒りますが、「出来ないのではない。留保するのだ。」とため息をつく明宗。
明宗とユン・テウォンが会っているところにちょうどオンニョが現れて、オンニョは驚きます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
やっとチョン・ナンジョンが捕まったと思いきや、政治的取引で釈放されてしまいました。
それが政治なんですね。
チョン・ナンジョンを釈放しても、それ以上の力を得たと言う明宗ですが、どんな人物を人事したのでしょうか。
これから活躍してもらいたいですね。
そしてオンニョの母親についてだんだん真相が見えて来そうです。
先代の王からもらった指輪、そして高貴な髪飾り・・・
どんな母親だったのか、気になりますし、なにか王族の人との関わりがあるのかもしれませんね。
すると明宗とも何か関わりが出てくるのでしょうか・・・気になります。
第31話の視聴率は19.9%でした。
では次回第32話に続きます。
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