第32話で、明宗に入れ知恵をしているのが誰なのかを、血眼になって探している文定王后は、明宗に尾行をつけて、接触する人間を調べています。
明宗がオンニョに会いに行けば命が危ないオンニョ。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第33話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第33話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
オンニョを守るユン・テウォン
オンニョは明宗と会う約束をしたので、待ち合わせ場所まで急ぎます。
ユン・テウォンはオンニョを追って行き、「話がある。」とオンニョに言います。
オンニョは話を聞かず、行こうとします。
ユン・テウォンはオンニョの手を引いて人気のない所へ連れて行き、「行くな。御史とは会うな。」と助言します。
そしてまだ自分を信じてくれていないオンニョに、「俺がユン・ウォニョン大監やチョン・ナンジョンとは違う事を誰よりも知っているのはお前ではないか。」と言います。
「私も旦那様を信じたいです!私がしている事、しようとしている事を誰よりも旦那様に話して、相談したいです。でも、それが出来ません。」とオンニョ。
「どうして、出来ないのだ。話してくれ。オンニョよ。」とユン・テウォン。
「私の母をやったのは、ユン・ウォニョン大監なんです。旦那様を見ると、ユン・ウォニョン大監が思い浮かぶのをどうする事も出来ません。」とオンニョ。
「今、何を言っているのだ。ユン・ウォニョン大監がお前の母親をどうして。」と驚くユン・テウォン。
「それは私も分かりません。だけどユン・ウォニョン大監は私が必ず復讐して、私の母の恨みを晴らすべき怨讐なんです。なのに、どうして旦那様に私の気持ちを話すことができますか。」と泣きながらオンニョ。
結局オンニョは明宗とすれ違いになり、オンニョは難を逃れたのでした。
ソソルで
明宗は世の中の事について、オンニョから話を聞きたかったのですが、オンニョに会えずガッカリします。
「酒でも一杯やろうか。」と明宗はソソルに行くと、ユン・テウォンと会います。
「今回は何の話があって会おうと言うのだ。」と明宗。
「殿下、お言葉ですが、これ以上宮殿の外でオンニョと会わないでください。」とユン・テウォン。
「それはどういう事だ?」と明宗。
「大妃ママが殿下に尾行を付けました。」とユン・テウォン。
「何だと?」と明宗。
「私はどんな理由か良く分かりませんが、殿下が宮殿の外で会う者を消せと大妃ママが命令しています。」とユン・テウォン。
「何だと?!」と驚く明宗。
「殿下がこれからもずっとオンニョと会うなら、オンニョの命が危なくなります。どうかオンニョに会わないでください。」とユン・テウォン。
「そなたの言葉は本当か?!」と明宗が尋ねると、「ユン・ウォニョン大監から直接聞いた話でございます。」とユン・テウォン。
机をたたいて怒りをあらわにする明宗。
ユン・テウォンは、「オンニョが殿下にとってとても助けになるのは知っております。どうしてもオンニョに会わなければいけないとすれば、必ずオンニョを守る方法を取ってください。もし何の対策もなく会ったら、オンニョの命が危ないのです。」とお願いします。
責める明宗
文定王后は、明宗がソソルへ行ったが人と会うためではないようだと言う報告を受けます。
明宗はソソルでお酒を飲んだ後、酔ったまま文定王后に話があると言って訪ねます。
そして明宗は、「先代王に毒を盛るという噂が広まって、東宮殿の内人をも消した事を知っています。私は母上の弁明を聞きたくて来たのではありません。どうしてそんな事をしたのですか!!どうしてそんな恐ろしい事を!!いくら考えても王として私がこの問題を収拾出来るのは、母上を断罪して、私も王の座を譲り死ななくてはいけないのではないですか!!」と涙ながらに明宗。
「主上、何を言っているのですか?」と文定王后。
「そうすれば、母上の欲心ゆえにこれ以上の犠牲者が出ないのではないですか。どうしてそんな事をしたのですか?私がいつ兄上を消して私を王にしてほしいと頼みましたか?私がいつ罪のない尚宮たちを消してまで王位を守れと言ったのですか。一体この王位が何だって言うのですか。こんな惨い事をして。」と叫ぶ明宗。
「私には分からない事です。そなたはどうしてそんなに愚かなのですか。誰に聞いたか知らぬが、どうして母親に醜態を見せるのですか?」と叫ぶ文定王后。
「どうか、もう止めてください。」と泣く明宗。
「私は主上が疑うどんな事もやった事はない。それなのに主上が私を疑うならば、分かりました。母として全ての罪を被って死んでやりましょう。私を消してください。母親の話を聞かない息子なんて、死ぬ方がマシです。」と文定王后。
罰
侍女チョングムはユン・ウォニョン大監に「薬をお持ちしました。」と言って部屋に入って来ます。
「そなた、何か企んでいるな。この苦い薬を飲んだ途端、暑くなってきた。」とユン・ウォニョン。
「では、肩をお揉みしましょう。」とチョングムが肩を揉んでいると、チョングムの手を握って、「そこではない、ここだ。」と肩を揉ませます。
そこへチョン・ナンジョンが入って来てチョングムを叱ります。
「二日酔いの私を気遣って薬を持って来ただけだ。」とユン・ウォニョンが言いますが、チョングムはチョン・ナンジョンに罰として足を叩かれます。
入宮するソン・ジホン
オンニョに商団の大行首を任せて、ソン・ジホンは入宮します。
ソン・ジホンはオンニョに商団を任せる事を心配しますが、オンニョは「むしろその方がユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに苦しめられてきた民たちを救うために、財力でも権力でもないよりある方がいい。」と判断します。
一方オンニョは商団の暴れ者たちを武術で制圧してしまいます。
そして「これからは、体系的に武術を学ぶように。」と言います。
オンニョは大行首になるとすぐに、ソン・ジホンと話を進めていた周辺の商団との糾合に奔走します。
ホン・マンジョン大行首の船団運営権も確保したオンニョは、商団を運営するに当たり有利に先占します。
中小商団を集めて、いずれ会合を開くと言うオンニョ。
ソン・ジホンは吏曹正郞(特に人事を担当する重要な官職)になり、明宗と会います。
明宗はソン・ジホンに、「吏曹正郞というのは覚悟と犠牲が必要だ。」と言います。
「小伊勢力を監視して牽制するには、何よりも私自身が常に後押しをしなくてはいけない事を知っています。」とソン・ジホン。
「そなたの力になるから、いつでも必要な事があれば言って欲しい。」と明宗。
ソン・ジホンは明宗に忠誠を誓います。
ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは、ソン・ジホンが吏曹正郞になったのを知り驚きます。
一緒に話を聞いていたユン・シネは、「お母様がひどい事をしたからよ。今からでも謝って。」と言いますが、シネの言葉を聞かないチョン・ナンジョン。
ユン・ウォニョンは宮殿の中でソン・ジホンに会い、「今まで私たちの中で誤解があった。殿下のためにも、過ぎた事は忘れよ。」と言います。
ソン・ジホンは相手にもしません。
真っ向勝負
ユン・テウォンはコン・ジェミョンに商団の税を増やすことをお願いします。
「私が平市署の仕事を続けるには、兄貴がこれから大きい取引を助けてくれなければならない。今の規模では足りない。必要な資金は私が工面するから、兄貴は接収する商団を調べて欲しい。チョン・ナンジョン商団と対抗するには、やらなければいけない。」とユン・テウォン。
コン・ジェミョンはホン・マンジョンを訪ねて、一緒に取引するように頼みますが、「もう他の商団と取引する事に決めた。」とホン・マンジョン。
コン・ジェミョンは、「お前が願う事は全て得られるのを知らないのか。」と言いつつ、「どこの商団と手を組んだのか?」と尋ねますが、ホン・マンジョンは答えません。
コン・ジェミョンはユン・テウォンに、「俺らより先に群小商団を糾合した何者かがいる。一歩遅かった。」と言います。
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髪飾り
大殿尚宮がカン・ソノに会いに行きます。
「お二人にお見せしたい物があります。」と大殿尚宮は髪飾りを取り出して、カン・ソノに渡します。
「これはオンニョが髪飾りについて尋ねた事があります。直接見た事はないけれども、このような形だったと思います。」と侍女が言います。
「これは何ですか。」とカン・ソノ。
「この髪飾りは、中宗大王から承恩を受けた内人(侍女が王の寵愛を受けて寝所にはべる)に下賜された証票(しるし)です。」と大殿尚宮。
「承恩とは。」とカン・ソノ。
「はい、カビがこれと同じ髪飾りを遺品として子供に残したそうです。」と大殿尚宮。
「という事は、カビが承恩を受けたという事か。」と侍女。
「この遺品の持ち主がカビだとしたら、そういう事でしょう。」と大殿尚宮。
「という事は、オンニョが翁主(王の妾の娘)という事か?」と驚くカン・ソノ。
「そうかもしれない。でも何かおかしいのです。」と大殿尚宮。
「おかしいとは?」とカン・ソノ。
「もしカビが承恩を受けたとすれば、私が当然知っていたはずです。けれどもカビは宮殿を去るまでそんな気配もありませんでした。」と大殿尚宮。
「だが、承恩を受けていなければこの髪飾りを遺品として残すことはないのでは。」とカン・ソノ。
「もしかして他の内人の髪飾りを預かっていたかもしれません。」と侍女。
「そうとも考えられるわね。私も良く分からなくてもどかしいです。それでお二人に助けて欲しいのです。」と大殿尚宮。
カビの遺言
カン・ソノはチ・チョンドゥクからオンニョが産まれた時の様子を聞き、父親について何か手がかりを探ろうとします。
「オンニョの母親がオンニョを産んだ時にオンニョを取り上げたのはケトンおばさんです。」とチ・チョンドゥク。
「その女がオンニョの母から何かを聞いているかもしれぬ。その女がどこにいるか知っているか?」とカン・ソノ。
チ・チョンドゥクはケトンおばさんを訪ねて行きます。
「お久しぶりです。どんなご用事ですか?典獄署で身代わりの囚人が必要なのですか?」とケトンおばさん。
「そうではなくて、お前に会いたい者がいる。」とチ・チョンドゥク。
「旦那様、こちらがオンニョが産まれた時のケトンおばさんです。」とチ・チョンドゥク。
「ちょっと話があるから、家の中で。」とカン・ソノ。
「事情は聞いたであろう。」とカン・ソノ。
「はい、旦那様。オンニョの母親についてお尋ねだと。」とケトンおばさん。
「そうだ。単刀直入に聞く。オンニョの母親が亡くなる前に、そなたに残した言葉はないか。間違いなく残した言葉があるはずなんだが。」とカン・ソノ。
「そ、それは・・・。あります、旦那様。」とケトンおばさん。
「何だ、その言葉とは。」と目を丸くするカン・ソノ。
悩む文定王后
文定王后は真実を知った明宗を鎮めるために、ユン・ウォニョンに明宗の事を打ち明けます。
するとユン・ウォニョンは、「何としても否認しなければならない。」と言います。
「けれども明宗は私の言葉を信じてはくれない。」と文定王后。
すると、「誰の差し金か、調べるのが急務である。必ず調べるからお任せください。」とユン・ウォニョン。
一方明宗は夜遅くに、直接昭格署に出向きオンニョに会います。
そしてオンニョに、「話がある。」と明宗。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
オンニョと明宗が会わないようにしたのは、ユン・テウォンでした。
以前は明宗とユン・テウォンの関係が微妙でしたが、二人ともオンニョを助けるために必死です。
先代王が亡くなった秘密を明宗が知り、文定王后があの手この手でその秘密を消そうと必死ですが、その秘密にオンニョも関与しているのが、とても危険です。
しかも、もしかしたらオンニョの父親が朝鮮第11代の国王・中宗かも知れないという疑惑も持ち上がって来て一層危なげですね。
ちなみに、そうなると明宗とオンニョが異母兄妹になるかもしれないという事?!
とにかく王族の血統を受け継いでいるとすると、文定王后ににらまれて、いざこざに巻き込まれそうで大変です。
これから、オンニョの父親が誰か、明らかになるのでしょうか。
第33話の視聴率は20.0%でした。では次回第34話に続きます。
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