第33話でカン・ソノはオンニョの出生の秘密を知るために、ケトンおばさんを訪ねました。
また明宗はどうしてもオンニョに会うために、オンニョを訪ねて行きます。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第34話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第34話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
警戒
明宗はオンニョに会いに、昭格署に直接出向きます。
「旦那様、何か御用ですか?私を呼び出さず、直接いらっしゃるのは何かあったのですか?」とオンニョ。
「その事だが、当分の間事情があり、そなたと会う方法を変えなければならなくなった。そなたに詳細は話せないが、この宮の中で私を監視する者がいるのだ。私がそなたと会うのを知られたら、そたなにも害が及んでしまう。私のせいでそなたまで傷ついてはいけない。次回からは私の使いの者が人目につかないようにそなたと会う方法を知らせるから。」と明宗。
「はい、分かりました。」とオンニョ。
「驚かせてしまってすまない。」と明宗。
「いいえ。ところでこんな事になってしまったのが私のせいですか?」と心配するオンニョ。
「それはどういう意味だ?」と明宗。
「今まで助けてくれた私のせいで、旦那様が何か大変な事になったのではないかと。」とオンニョ。
「違う。大丈夫だ。」と明宗。
「私がお手伝い出来る事、ありますか?」とオンニョ。
「大丈夫だ。そなたも何か異変を感じたら、すぐ私に話してくれ。当分の間、そなたも気を付けなくては。」と明宗。
「はい、旦那様。」とオンニョ。
「そうだな・・・。今日はこの辺で帰るとしよう。」と明宗が立ち上がると、「旦那様。」とオンニョが呼び止めます。
「まだ話があるのか?」と言う明宗に、「私の母について、分かった事ございますか?こんな状況の中申し訳ないのですが、いつまた旦那様にお会いできるか分からないので。ユン・ウォニョン大監が、どうして私の母を消したのか、ご存じの事ありますか?」とオンニョ。
「それが・・・。それがだな。ちょっと待たなくてはならない。今調査しているところだ。まだはっきりした事が分からないのだ。」と言葉を濁す明宗。
「あ、はい。」とがっかりするオンニョ。
「すまない。あ、いや、私が言いたいのは、そなたに何も役に立てずに、私の事情のせいでオンニョにも迷惑をかけてしまって。」と静かに謝罪する明宗。
「そんな事ありません。旦那様。むしろ私がお手伝い出来る事がなくて、申し訳ございません。」と謝るオンニョ。
出生の秘密
オンニョの出生の秘密を知っているかもしれないケトンおばさんを訪ねるカン・ソノ。
カン・ソノは「大丈夫だから、話してください。」と言います。
「オンニョの母親が亡くなる前に、私に”自分の名前はカビだ”と言いました。そしてある人に”子供が産まれたと伝えて欲しい”とも言いました。」とケトンおばさん。
「子供の父親にですか?」とカン・ソノ。
「父親にと言う話はありませんでした。ただ、ある人とはイ・ミョンホンという人で、内禁衛従事官だと言いました。それで典獄署から出てすぐ、従事官の旦那様のお宅に訪ねて行きました。
そして従事官のお宅に行くと、どこの兵士か分かりませんが、従事官の家の人たちはみな捕えられていました。」とケトンおばさん。
「私は怖くなって、伝言も伝えられずに帰ってしまいました。そしてあれから誰にも話すのをやめました。だからオンニョも知らない話です。」とケトンおばさん。
「どうしてオンニョにも秘密にしていたのですか?」とカン・ソノ。
「カビという女と従事官の旦那様がどんな過ちを犯したとしても、オンニョがそれを知ったらオンニョにも害が及ぶと思ったから。」とケトンおばさん。
カン・ソノはその後大殿尚宮と会い、ケトンおばさんから聞いた話を伝えますが、オンニョの父親が中宗と関係があるのか、でなければ内禁衛従事官と関係があるのか、はっきりしません。
朝鮮一になるために
オンニョは群小商団の大行首を集めます。
そしてオンニョは、「大行首のみなさんをお呼びしたのは、一緒に仕事をしたいからです。私たち商団は莫大な資金と人力を有していて、私たちが力を合わせれば朝鮮一の商団になります。各分野で最高の商団を率いている大行首のみなさんが、いつまでもチョン・ナンジョンの下で二流三流として働いている事は堪えられません。私たちが志を一つにすれば、大きな利益を得る事が出来、朝鮮一の商団となります。」と説得します。
疑問
ユン・テウォンはコン・ジェミョン商団の仲間と話をしています。
「それがだな。」と言葉を渋るコン・ジェミョン。
「どうしたんですか?」とユン・テウォン。
「それが、群小商団たちを糾合した者が誰だか分かったんだ。」とトチ。
「誰なんだよ。」とユン・テウォン。
トチとチャクトゥが顔を見合わせながら、「困り果てている。テウォンよ。」とチャクトゥ。
「じらしてないで、さっさと言えよ。」とユン・テウォンが言うと、「オンニョだ。今、群小商団を収めているのがオンニョだ。」と答えるコン・ジェミョン。
「えっ?!」と驚くユン・テウォン。
「それにオンニョと一緒に業務に当たっているのがソン・ジホンだそうだ。」とコン・ジェミョン。
「ソン・ジホンですか?」とユン・テウォン。
「そうだ、あの時亡くなったソン・ファノクの息子、ソン・ジホン。」とチャクトゥ。
「何だか怪しいぞ。」とコン・ジェミョン。
「俺が見たところ、ソン・ジホンはオンニョを使ってお前に復讐しようとしているに違いない。オンニョがどうして俺たちの邪魔をしようとしているんだ?」とチャクトゥ。
「それは言い過ぎじゃないか?」とトチ。
「でも、いくらなんでもどうしてオンニョがテウォンにそんな事するんだ?」とチャクトゥ。
「これからどうするんだ?」とコン・ジェミョンがユン・テウォンに尋ねます。
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髪飾り
以前チョン・ナンジョンからもらった髪飾りが気になる文定王后。
この髪飾りが典獄署から出てきたと言う言葉を思い出して、文定王后は内禁衛従事官キ・チュンスにオンニョを連れてくるように命じます。
けれどもオンニョは監営海州に連れて行かれて以来、消息が分からない事、そしてオンニョを官婢にした背景にはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが関わっている事を報告するキ・チュンス。
文定王后はその話を聞いて激怒し、オンニョの消息をキ・チュンスに調べさせます。
そしてキ・チュンスはオンニョが昭格署の道流になったと知り、オンニョを呼びに行きます。
文定王后は官婢から昭格署の道流になったオンニョを改めて感心し、オンニョに一目置いています。
そのオンニョが文定王后に会いに行きます。
すると何かをオンニョに差し出て、「中を開けて見なさい。」と文定王后。
オンニョが中を開けると、出てきたのは髪飾りです。
オンニョはその髪飾りを見て、チ・チョンドゥクの「実はオンニョの母親の形見がもう一つある。
女性の髪に飾る物なんだがとにかく高級な物だ。」という話や、「これが何かは後々話す。」と言っていた大殿尚宮の話を思い出しています。
「それが何だか知っているか?」とオンニョの顔色を伺いながら尋ねる文定王后。
「私、存じ上げません。」と丁寧に答えて文定王后に髪飾りを返すオンニョ。
「これを、以前に見た事がないのか?」と文定王后。
「はい、初めて拝見いたします。」とオンニョ。
「そうか、この髪飾りは典獄署から出てきた物だ。そなたが典獄署で育ったと言うからもしかしてと思って聞いたのだ。この髪飾りがどんな理由で誰の手によって典獄署で発見されたのか、そなたが隠密に調べてはくれないか?必ず知らなければならない事情がある。お前なら必ず調べられると思い、命令するのだ。」と文定王后。
「えっ?!」と驚くオンニョ。
父親について
オンニョは大殿尚宮に文定王后の話をすると、「今後も髪飾りの事は、知らないと言い通すように。」と言われます。
「奥様、もう隠さずお話してください。あの髪飾りにはどんな意味があるのか、なぜ文定王后までもがあの髪飾りを気になさるのか。私の父親と関係があるのでしょう?私もある程度察しがつきます。私の父親が誰かを奥様がご存じの事も。」とオンニョ。
「そうだ、オンニョの言う通りだ。あの髪飾りは、お前の父親が誰かを明かす唯一の証拠だ。けれどもお前の父親が誰かはまだ断定できないのだ。」と大殿尚宮。
「奥様、これ以上私に隠さないでください。」とオンニョ。
「隠しているのではない。ここまで話が広まっているのに隠してどうするのだ。あと少しだけ時間を欲しい。全てが明らかになったその時に、オンニョには全て打ち明けるから。」と大殿尚宮。
もどかしがるオンニョ。
濡れ衣
ミン・ドンジュは密輸をして典獄署に捕まっている部下のチン・スミョンを釈放して欲しいと、典獄署の主簿チョン・デシクに持ちかけます。
ミン・ドンジュはチョン・デシクに、「チン・スミョンを釈放してくれたら、チョン・ナンジョン奥様が十分に見返りを与えると仰せだ。」と言います。
その話を聞いてチョン・デシクは、チ・チョンドゥクに命令してチン・スミョンを釈放し、その代わりに獄に入る人間を探します。
けれどもミン・ドンジュは最初から密輸の証拠を消すために、チン・スミョンを消す計画でした。
釈放されるや否や命を絶たれたチン・スミョンが発見され、捕盗庁ではチ・チョンドゥクを犯人として逮捕し、証拠まであると言います。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
オンニョの父親について何か分かるかという期待がかかりましたが、今回は何も新たな情報を得る事が出来ませんでした。
それどころか、オンニョの父親が誰か可能性のある人物がまた現れて、ますます謎に包まれてしまいました。
オンニョの父親は先代の王?それとも当時の内禁衛従事官?この謎を解けるヒントが今後現れるでしょうか。
そしてオンニョとソン・ジホンが手掛ける商団の事が、ユン・テウォンの耳にも入って来ました。
どうしてオンニョがユン・テウォンの邪魔をしているのか、と疑われていましたが、オンニョはユン・テウォンの邪魔をするためにやっているのではないと思います。
が、結局のところユン・テウォンはユン・ウォニョンの息子。
オンニョがユン・ウォニョンと対抗しようとすると、必然的にユン・テウォンも敵に回るようになっているのかもしれません。
オンニョとユン・テウォンの関係がこれからどうなるのか、気になります。
そしてチ・チョンドゥクが捕まってしまいました。
オンニョが無事にチ・チョンドゥクを助け出す事が出来るでしょうか。
第34話の視聴率は20.0%でした。では次回第35話に続きます。
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