第35話でオンニョの養父チ・チョンドゥクが濡れ衣を着せられて、捕まってしまい、ひどい拷問を受けます。
オンニョは何とかしてチ・チョンドゥクを助け出すために、動き出します。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第36話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第36話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
明宗と対峙する臣僚たち
昭格署の撤廃を提案する明宗に、成均館(朝鮮時代の最高教育機関)の儒生たちは賛成し、ユン・ウォニョン大監はじめ、小尹臣僚たちは反対しています。
明宗が昭格署を撤廃すると聞いたユン・ウォニョンは、すぐに文定王后に会いに行きます。
すると文定王后は、「私とそなたを狙ったものだ。昭格署を撤廃して私と小尹の勢力が結集することを遮断するということだ。」と言います。
二人は「大尹の奴らめ。」と憤慨します。
そしてユン・ウォニョンは、主上と大尹の考えを阻止しなくてはいけないと、小尹勢力を集めます。
「殿下、昭格署の撤廃をどうかお収めください。」と叫んで、持斧上疏(チブサンソ=受け入れない場合は、頭を打ってほしいという意味で斧を持って訴える上訴)をしているユン・ウォニョンと大小臣僚たち。
「殿下、昭格署は祖宗(王の先祖)から続いている帝徳でございます。軽率になくす訳にはいきません。もう一度お考え直しください。」と叫んでいます。
「今どうなっている?」と尋ねる文定王后に、「ユン・ウォニョン大監をはじめとする臣僚たちが大殿の前で持斧上疏(チブサンソ)を行っております。」とキ・チュンス。
「持斧上疏(チブサンソ)・・・。領府事が知恵を植え付けたのだな。」と文定王后。
大殿では、「何をしておるのだ。」と明宗が出て来ます。
「殿下、昭格署の撤廃はあってはならない事です。もし撤廃するなら、私の命を奪ってください。」とユン・ウォニョン大監。
「この私を強迫するのか?一体こんなことまでする理由が何だ。」と明宗。
「昭格署は王室と国の安寧を守る官庁です。昭格署なしにどうやって殿下と民の安寧を祈願するのですか?」とユン・ウォニョン大監。
「いつまで天に委ねようというのですか。」と明宗。
「けれども民たちは仏教徒と東洋思想を信じています。殿下は儒学を学ぶ者だけのための王でいらっしゃいますか。」と臣僚。
「違う、けれど昭格署の浪費となる国庫を抑えて民たちを実質的に救おうというものだ。」と明宗。
「殿下、無知な民たちは、殿下が天のみ心を拒否していると思われます。」と臣僚。
「本当にそう思われるか?恥ずかしいと思わないのか。昭格署を通して税を課していい思いをしているのに、民を言い訳にするというのか。小尹たちの政治に民を振り回すのはやめよ。どんな祭祀を執り行おうと、持斧上疏をしようと勝手だが、民を言い訳にするのは許さん。」と明宗。
外知部に託す
「あなたは以前、外知部をしていただろう?尋ねたいことがある。」とユン・テウォン。
「一体どうして、そんな事を尋ねるのですか?私を訪ねて来た理由は何ですか?」と元外知部の男性。
「ちょっと行くところがあるが、時間を欲しい。」とユン・テウォン。
場所を移して、「また外知部をやる考えはないのか?」とユン・テウォン。
「それはどういう事ですか?」と男性。
「私の親しい人が濡れ衣を着せられて、裁判の日を待っている。今のままでは罪を逃れる事が難しい。あなたは弁護の能力が高いと聞いて来た。助けてください。」とユン・テウォン。
「申し訳ないが、それはできない。絶対にできない。外知部の仕事をしただけで、強制的に追い出されて家族も財産も失った。」と男性。
辞職するオンニョ
オンニョはチ・チョンドゥクを救うために、外知部になろうと考えて、昭格署の道流を辞める辞職を申し出ます。
当時、官職についている者は外知部をする事が出来なかったため、外知部をするには、昭格署の道流を辞めなければならなかったのです。
けれども昭格署の提調令監は、「官婢を免ずる代わりに昭格署の道流になったのだから、もし昭格署の道流を辞めたら、官婢に戻ってしまうだろう。それに文定王后もオンニョの事を注目している。」と言い、辞職を受け付けません。
オンニョはチ・チョンドゥクの裁判が近づくと、結局他の人を通して提調令監に辞職表を提出します。
提調令監は辞職表を受け取り怒ります。
追及するオンニョ
オンニョはチン・スミョンの遺体がある場所に侵入します。
そしてチン・スミョンの手に異変がある事を発見するオンニョ。
そこに、捕盗庁ヤン・ドングも入って来ます。
二人はチン・スミョンの手足の先が黒いのを見て、推測しています。
そしてオンニョはチン・スミョンの口の中を開いて見ています。
そして口の中に何かが見えて、ヤン・ドングは驚いています。
オンニョは口の中を見て、舌が引っ込んでいるのを見て怪しいと考え、昔検死をしていた人に確認すると、ヒ素による毒殺だと教えてもらいます。
対峙する親子
出掛ける文定王后。
文定王后を阻止するのは明宗。
「どこへ行くのだ。」と明宗。
「大妃ママ。」とユン・ウォニョンが声を掛けます。
「籠を下ろせ。」と言って、文定王后は籠から降りて来ます。
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「母上、どちらに行かれるのですか。」と明宗。
「お話したではないですか。主上が反対しても私は醮祭(天を信仰する祭祀)をやるし、昭格署を守ります。」と文定王后。
「醮祭はやめる。そして昭格署は撤廃するのだ。」と明宗。
「主上は主上のやりたいようにおやりください。私は私のやりたいようにやりますから。」と文定王后。
「これ以上御命を破るのなら、国法により治めるしか他に方法はない。」と厳しい口調の明宗。
「この母親を捕まえるとでも申されるのか。」と文定王后。
「私が、できないとでもお思いですか?」と明宗。
「行くぞ。」と文定王后。
「聞えないのか?やめろ。」と明宗が阻止します。
「主上。何をなさるのですか。どかないか。」と叫ぶ文定王后。
「これ以上動いたら、大臣たちを逮捕する。」と明宗。
「主上!」と文定王后。
弁護するオンニョ
オンニョは養父チ・チョンドゥクの裁判で外知部(弁護)をします。
そしてオンニョはチ・チョンドゥクが犯人ではないという事を証明する条件を一つずつ説明します。
まず第一に、チ・チョンドゥクがチン・スミョンを「賭け事の借金のためにやった」というのは、チ・チョンドゥクがチン・スミョンにすでに借金を返済したというチン・スミョンの帳簿を証拠として提出します。
そして第二に、チ・チョンドゥクがチン・スミョンをやったのを、目撃した人がいるというのは、その目撃者は糖尿病を患っていて、視力がとても悪く、チン・スミョンが亡くなった時間は日が暮れて真っ暗だったので、チ・チョンドゥクと確信することが出来ないと訴えます。
そして第三に、血が付いたチ・チョンドゥクの剣を家の前で発見したというのは、捕盗庁部将ヤン・ドングの証言が影響しているけれど、チン・スミョンの死因は剣で切られたのではなく、ヒ素による毒で亡くなったと言います。
「一つお尋ねします。遺体検死を専門にする者が見落とす事もありますか?」とオンニョ。
「いや、検死官ならそんなはずはない。」とヤン・ドング。
「それでは、そなたは証拠を見ていないのか?」と裁判官のキム・テジョン参議令監。
「み、み、見ました。」と検死官。
「そなたは証拠を見たのに、剣で切られたと断定したのか?」とキム・テジョン参議令監。
「私はただ従事官の旦那様が剣の刺され傷だけ見ろとおっしゃったから、その命令に従っただけです。」と検死官。
「こいつ!何故ウソを言うのだ。私はそんな命令をした事はありません。」と従事官。
検死官に「はっきり言いなさい。」とキム・テジョン参議令監。
「参議令監、従事官の旦那様が剣の刺され傷だけを見ればいいから、検死室をさっさと出て行きなさいと言われました。」と検死官。
「検死室を出て行けと言ったのか?」とキム・テジョン参議令監。
「ウソです。私は言っていません。」と従事官。
「黙れ。二人とも黙りなさい。」とキム・テジョン参議令監。
「参議令監、捕盗庁で行われた検死は、真正な事実を隠ぺいした操作された検死です。」とオンニョ。
「もう一度遺体を検死できるよう、許可をお願いします。」とオンニョ。
「あの者がウソを言っているのです。」と従事官。
「やめなさい。もう一度遺体の検死をすれば分かる事だ。再検死を命令する。」とキム・テジョン参議令監。
「ですが、チン・スミョンの葬式を終えてしまいました。」と検死官。
「何を言っているのだ?」とキム・テジョン参議令監。
「すでにチン・スミョンの遺体を埋葬してしまいました。」と検死官。
「何だと?!まだ裁判が終わっていない遺体を埋葬しただと?!従事官、どういうことだ?」と驚くキム・テジョン参議令監。
「令監、実はチン・スミョンの遺族からの強い要望で、これ以上葬式を遅らせられないと。」と従事官。
失望するチ・チョンドゥク。
裁判の行方を見つめるユン・テウォンと、チョン・ウチたち。
そしてミン・ドンジュたち。
「令監。では私、外知部はチン・スミョンの遺体を再び掘り出す事をお願いします。」とオンニョ。
「墓を掘り起こすのは重大な事なので、国王の裁可を受けて決定しなくてはいけない。」とキム・テジョン参議令監。
明宗に会った参議令監は事のいきさつを説明すると、明宗は墓を掘り起こして原因を究明する事を許可します。
そしてキム・テジョン参議令監は再び裁判の場で、墓を掘り起こして再検死をするように命じます。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
チ・チョンドゥクの裁判の最中にオンニョが駆けつけて弁護を始めました。
何と言っても遺体の様子を直接見て異変があるのに気付いたオンニョの証言が、確証となればいいのですが。
次回では再度確認をするでしょうから、早く結果が分かるといいですね。
そしたら、次は誰が毒を盛ったか、という焦点に移っていくのでしょうが、そこに容疑者としてミン・ドンジュが上がってくるでしょうか。
第36話の視聴率は18.0%でした。では次回第37話に続きます。
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