2018年9月15日〜2019年3月17日

KBS2で放送の週末ドラマ

「たった一人の私の味方」

第57話,第58話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典:http://www.kbs.co.kr

キャスト・登場人物はこちら→「たった一人の私の味方」キャスト

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<たった一人の私の味方　第57話あらすじ>

お茶とみかんを抱えて夜中にこっそり家を出て行くキム・ドラン。

その様子を見かけたチャン・ダヤは、「一体どこに行ったのかしら?今出て行ったみたいだけど・・・。」とドランの後をついて行きます。

すると帰宅したワン・イリュクが、「ダヤ、どこに出掛けるんだ?」と尋ねると、「イリュクさん、今ドランお義姉さんを見かけなかった?」とダヤ。

「見なかったけど。」と答えるイリュク。

ドランを見失ったダヤは、カン・スイルが寝泊まりしている宿舎へ行き、中に入ったダヤはスイルに、「あの、もしかしてキム秘書、いやデリュクお義兄さんの奥さんはここに来ましたか?」と尋ねます。

「ここにはいらしてないですよ。何の用ですか?」と答えるスイル。

「いえ、何でもありません。」とダヤは帰って行きます。

「ドラン、もう大丈夫だから出て来なさい。」と言って、スイルの部屋に隠れているドランを呼ぶスイル。

「大変なところだった。」とホッとします。

「だからこんな夜にどうしてまた来たんだ?」とスイル。

「お父さんにナツメ茶とみかんを差し入れしようと思って。最近美味しい物を見ると、まず最初にお父さんを思い出すの。」とドラン。

「これからは気を付けなさい。」とスイル。

ドランが帰宅すると、「こんな夜遅くに、どこに行ってたの?」と尋ねるダヤ。

「ダヤさん、私がどこに行こうと、ダヤさんが気にする事ではないでしょう。それならダヤさんこそ、こんな夜遅くに何しに出て来たんですか?」とドラン。

キム・ミランとチャン・ゴレはデートを楽しみ、ミランの家の前に来ます。

「ゴレさん、私ここに住んでいるの。貧乏な家なの。うちを見せたのはあなたが最初よ。あなたの事信じているから。今日は私たち1万ウォンでデートしたけど、とっても楽しかった。あんぱん一つを二人で分けて食べたけど、愛する人と過ごすのはお金がなくてもどんなに幸せなのか、考えたわ。」とミラン。

「私あなたの事を前より好きになって、どうすればいいのか分からない。」とミランは言い、契約恋愛ではなくて結婚しよう、ゴレと別れられないと言います。

ゴレはミランを抱きしめて、「俺もお前と会ってどんどん好きになる。」と言います。

ミランがゴレと別れて帰宅すると、「お前のお母さん、詐欺に遭ったの。全財産3億ウォンが吹っ飛んだのよ。さっきは本当にお葬式でもするようだったのよ。」とヤンスン。

「えっ?!どうしたの?もしかしてあのお金、詐欺に遭ったの?」と驚くミラン。

「ミラン、どうしたらいい?もう生きて行けないから、私を殺してちょうだい。」と騒いで気絶するソ・ヤンジャ。

寝室に入ったドランに、「どこ行ってたんだ?ウサギちゃんがいないと、眠れないよ。子供をたくさん産んでバスケのチームを作るんだから、頑張らないといけないのに。お祖母さまもひ孫を楽しみにしているんだから。」とワン・デリュク。

ところがヤンジャが倒れて病院に運ばれたと連絡が入ったドランは、デリュクと一緒に病院に向かいます。

病院に駆けつけたドランは、「お母さんが詐欺に遭ったの?!全部?!」と驚き、自分は母とは縁を切ったから、もう会いたくないから呼ばないでとミランに告げます。

病院の帰り、車を運転するデリュクに、「本部長も知らぬフリしてください。育てのお父さんの財産、家、それにお祖母さまからもらったお金まで全部詐欺に遭って、理解できないしお母さんの顔見たくもない。本部長もお母さんから連絡が来ても無視してください。」と頼むドラン。

ドランとデリュクが帰宅すると、ドランの不在中パク・グムビョンが認知症の症状が出て、大騒ぎになったとワン・ジングクから話を聞きます。

デリュクは外出の理由とヤンジャの容態をジングクに話し、詐欺に遭った話も伝えると、「デリュク、あなた今何を言っているの?この間あなたが結婚する時に、あの育ての母だという女がお祖母さまからキム秘書を育ててくれたお礼にもらったお金、詐欺に遭ったって言うの?!そんな事だと思ったわ。だから緊急治療室に運ばれたフリしてお芝居しながら、またお金をちょうだいですって?私、とても恐ろしくて恥ずかしいわ。」とオ・ウニョン。

そのウニョンとデリュクの会話を、ドランが部屋の外ですべて聞いてしまいます。

デリュクは寝室でドランに「父さんと相談するつもりが、悪かった。」と謝ります。

「本部長が謝る事ないです。これからは、こういう事があっても知らぬフリしていてください。自分で解決しますから。」と暗い表情のドラン。

夜ナ・ホンシルとナ・ホンジュがお茶を飲んでいると、ゴレが帰宅します。

「ゴレ、誰と会っていたの?気分が良さそうね。」とホンシル。

「ああ、友達。」とゴレが答えると、「友達って、誰?」と尋ねるホンシルとホンジュ。

翌朝、ヤンジャが詐欺に遭った話を家政婦のミス・チョから聞いたスイル。

そしてその事でドランがウニョンから嫌味を言われて、ドランが傷付いたことも聞かされたスイル。

イリュクのレストランのオープン記念で、家族がみな揃ってお祝いに駆けつけます。

すると以前イリュクのレストランでバイトをしていた女性が正社員として働いていると知ったダヤ。

その頃ヤンジャは大家からの電話にも出ず、家賃が払えない事を悩んでいます。

すると家賃の督促で家に押しかけて来た大家は、「電話に出ないから、タクシーに乗って来たのよ。家賃でやりくりしているんだから、払えないなら出て行って。」と怒ります。

困ったヤンジャはドランに電話を掛けますが、ドランは電話に出ないので、直接ドランの屋敷を訪ねると、「ここにはもう来ないで。」とドラン。

「母親にそんな事言うんじゃないわよ。悪いんだけど、今月の家賃と生活費200万ウォンだけもらえる?」とヤンジャ。

そこへ帰ってきたウニョンとダヤ。

「まさかと思っていたけど、本当にお金をせびりに来たのね?乞食根性しかないから詐欺に遭うのよ。」と嫌味を言うウニョン。

「お母さん、私お金ないから。」と断ってヤンジャを帰すドラン。

スイルが物陰からその様子を見ています。

ドランが家に入ると、「近所の人に見られたら、恥ずかしいわ。」とウニョン。

そしてウニョンはドランに、「あなた母親について行きなさいよ。あなたは今からでもデリュクと離婚して、うちから出ると言っても惜しい事は一つもないわ。」と言います。

「デリュクのママ、あなたは今何を言っているの?結婚したばかりの嫁に何ですって?」とグムビョン。

ウニョンは、ドランの母親がグムビョンからもらった3億ウォンを詐欺で失って、母親がまたドランにお金をせびりに来たからと答えます。

すると、「なんて下品な口癖なの。それに姻戚の母親がそんな事になって訪ねて来たら、ドランがどれほど心痛いか、その心を察してあげなくちゃ。大人にもなって何がどうしたですって?私はあなたが可愛くて生涯一緒に住んでいると思っているの?ヨ・ジュデクを家に帰して何も知らないドランが朝と夕方には、大家族の食事の準備して、認知症老人の私の面倒を見て、今どきこんなに優しい嫁がどこにいるの?感謝しないといけないわよ。あなたが出来る事は、遊びに行ってお金使って、私こそあなたがこの家にいなくても何一つ残念とは思わないわ。私が認知症にかかると死んだ人間扱いして。今日の夕方から食事の準備はデリュクママとダヤが準備して。イヤならまたヨ・ジュデクを呼んで。」とグムビョン。

<たった一人の私の味方　第58話あらすじ>

ホンシルはホンジュと一緒に、ゴレの占いを見てもらいに行きます。

「女性が一人います。ところで、その女性を逃したら、この先永遠に出会いはないです。孤独な一人暮らしか、叶わない愛をしながら苦痛の中で生きる運命です。だから、その女性がたとえ目や鼻が歪んでいても、とにかく結婚させてあげるのです。」と占い師。

「本当に女性と結婚するでしょうか?」と半信半疑なホンシル。

ホンシルは帰宅するとすぐにゴレの枕の中に、お札を隠します。

スイルはドランに「今まで少しずつ貯金していたお金だ。お母さんに渡しなさい。」と封筒を差し出すと、「お父さんが苦労して貯めたお金なのに、受け取れない。」とドラン。

「たいした額じゃないし、これはお前を育ててくれたドンチョルの事を考えて渡すんだ。ドンチョルの奥さんにこのくらいはしないと。早く渡して来なさい。」とスイル。

ドランは寝込んでいるヤンジャの元へ行き、「お母さん200万ウォンよ。だからこれが本当に最後だと思って。ごめんね。」とお金を渡します。

ドランはスイルに、「私のお母さんは、どんな人だったの?でも、お父さんが話すの辛ければ話さなくて大丈夫。」と尋ねると、ドランを川へ連れて行くスイル。

「ここがドランのお母さんのいるところだよ。ドラン、お前のお母さんはお前を産んで突然心臓病になってとても辛かった。その時手術をしていたら助かったはずなのに、この父親が能力がなくて手術も受けられなくて、お母さんがこの世を去ったのが25歳だった。」とスイル。

そして「まともにお葬式もできずにここに散骨したんだ。だからお母さんにとても申し訳なくて、今までお前にお母さんの話が出来なかったんだ。」とスイル。

スイルは、ドランのお母さんが目を閉じるその瞬間にも、ドランの事だけをじっと見つめていたと言い、ドランの母を守る事ができず泣きながら謝るスイル。

「お父さん、もうお話しなくて大丈夫。本当はお父さんにお母さんの事聞きたくなかった。お父さんが傷付くかと思って。でも、お母さんの居場所を聞けて良かった。ありがとう。お母さんが私の事愛してくれたから、私はそれで幸せ。」とスイルを慰めるドラン。

ミランはヤンジャに「お母さん、私優しい男性と出会って、一生懸命生きるつもりです。お母さんのようなはかない夢は見ない。それにお金持ちの男性がこんな家に住んでいる私と付き合うと思う?ドランお姉ちゃんもあのおばあさんのために結婚したじゃない。おばあさんが認知症じゃなかったらお姉ちゃんも絶対結婚できなかったわ。だからお母さん、私たちもうしっかりしなくちゃ。」と言います。

ミランがニートと付き合っていると勘違いしているヤンジャは、ミランを尾行します。

そしてヤンジャはミランがゴレと会っているのを目撃して「ミランが付き合っているって言う優しいニートって、社長の息子?!億万長者の甥じゃない?!あのイケメン歯科医師?!私は詐欺に遭って体が弱ってしまったから、こんな幻が見えるのかしら。私がお金お金って言っていたからなのかしら。もしかしたら私は夢を見ているんじゃないのかしら。」と独り言を言い、自分の頬をつねると痛いので、「これは夢じゃないわ。」と驚くヤンジャ。

ミランが帰宅すると、「ミランが付き合っている人、誰だか分かる?うちの店の社長の息子よ。歯科医師よ。さっきあなたを尾行したの。あの院長には億万長者の叔母がいるのよ。その叔母には子供がいないから、院長が財産を相続するらしいわよ。」とヤンジャ。

「ゴレさんが本当に歯科医師なら、どうして私に貧乏なフリしたのかな?」とミラン。

翌日ミランはゴレの歯科医院へ行き、「どうして今まで私を騙していたの?」と怒ってゴレの頬を叩くミラン。

「いつまで私を騙そうとしたの?私をもてあそんでいたのに私が結婚しようと言い出すか心配でウソを言っていたの?契約恋愛は良くて、結婚はイヤなの?」とミラン。

「そうじゃないんだ。ミランを騙そうとしたんじゃない。俺は自分の名前も明かしたし、職業も話した。ミランが信じなかったじゃないか。俺をニート扱いして、そんなミランが可愛かった。純粋に俺を好きになってくれて、俺もミランをだんだん好きになった。お前を好きになればなるほど、結婚が怖くなった。それはうちの父親みたいにお前と結婚してすぐに死ぬのがイヤだった。もし結婚して子供も産まれたのに自分が早死にしたら、お袋みたいに苦労する。そんな辛さをお前にも与えたくない。」とゴレ。

「あなたは死なない。私を置いて死ななきゃいいじゃない。私のそばでずっと生きていればいいじゃない。」とミランは言い、生涯ゴレと幸せに暮らしたいと言います。

「俺が本当にお前を守れるだろうか。」と涙を流すゴレ。

「あなたは死なないから、ずっとあなたのそばにいるから。」とミラン。

「俺もお前とずっと幸せに暮らしたい。」とゴレ。

ゴレはホンシルに紹介したい人がいると電話をすると、「ゴレ、とうとうカミングアウトするつもりね。」とホンジュ。

ところがゴレはミランの手を繋いで家に入って来て、驚いてゴレを見つめるホンシルに向かって、「俺の彼女です。結婚するつもりです。」と宣言するゴレ。

写真出典:http://www.kbs.co.kr

あとがき

やっぱりヤンジャは詐欺に遭ってしまいましたね。

もう3億ウォンもの大金を手にしたのだから、投資したりせずにそのまま置いておけば良かったのに。

ミランも母親の事を甘く見ていたのか、ちゃんと管理しておけば良かったですね。

それにしても一番痛い思いをしたドラン。

これではデリュクの家族に何を言われても仕方がないとは思いますが、それでもグムビョンがドランの味方をしてくれて、心強いですね。

そしてゴレがとうとうミランと結婚する決意をしましたが、今までゴレが結婚する気がなかった理由が分かりませんでしたが、父親の事があって結婚が怖かったんですね。

これはかなりのトラウマというか、心に傷を負っていたのかもしれません。

でも、ミランの存在がその傷を乗り越えたのだから、二人の出会いは運命とも言えるかもしれませんね。

ホンシルも一安心・・・といったところでしょうか。

視聴率は第57話は28.1%、第58話は33.7%でした。

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