2016年8月22日~10月18日まで午後10:00~KBS2で放送された月・火ドラマ
「雲が描いた月明かり」
第11話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/gurumi/behind/wallpaper/index.html
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<雲が描いた月明かり 第11話あらすじ>
写真出典:https://knda.tv/kntv/program/kn000663/
キャスト・登場人物はこちら→[雲が描いた月明かり]キャスト
イ・ヨンとサムノムが待ち合わせをしていると、そこに現れたのは尚膳ハン・サンイク。
サムノムを長い間捜していた、と言うハン・サンイクは、サムノムの本名、「ホン・ラオン」を知っていました。
なぜその名を知っているのかと尋ねるイ・ヨン。
「この子は知らないようですが、幼い時に世子様とご縁があったようです。」とハン・サンイク。
ハン・サンイクとイ・ヨンはサムノムを外して、二人で話をし、ハン・サンイクは昔サムノムの母に大きな借りがあったと言います。
では、今その借りを返す時だ、内侍府としてサムノムをよろしく頼むとイ・ヨン。
ハン・サンイクが帰り、イ・ヨンはサムノムに、茶山先生と会う日時をまた決めると言い、茶山先生とは、どんな先生かと尋ねるサムノム。
「先生から学ぶ事が多い、そのような方だ。ただ、お酒を飲むとクセがある。」とイ・ヨン。
サムノムも「そんな方を一人知っています。私のお祖父さん。」と言います。
イ・ヨンはサムノムを見つめて、「ラオン。」と言いながら、サムノムの眉間に筆でホクロを書きます。
「面白いですか?」とシラケているサムノム。
「私の気持ちだ。ずっと前から、そうやってお前に目を付けていた。」とイ・ヨン。
ハン・サンイクはキム・ビョンヨンに、「三代にわたって王に仕えてきた。その間、機会を伺ってきた。今の李氏朝鮮に希望はない。」とハン・サンイク。
「では、新たな希望のために、白雲会がすべきことは何ですか?」と尋ねるビョンヨン。
「あの娘は、10年前の乱について、何も知らないのか?」とハン・サンイク。
「はい、何も知らないようです。」とビョンヨン。
王が食事をする前に、女官が毒見をすると、箸が黒く変色し、王も女官たちもみな怯えます。
王の食事を準備する水刺間(スラッカン)では、人が集められ、調べますが、女官ではない人間が一人いたと分かります。
そこから、食材を運んできた人間が怪しいと突き止めるキム・グンギョ。
ミョンウン王女は庭でこっそり手鏡をのぞいて、細くなった顔を見とれています。
すると、ミョンウン王女の後をつけていたチョン・ドクホの姿が鏡に映ります。
ミョンウン王女は怪しく思い、ドクホに言い寄りますが、ドクホは懐から何かを出そうとして、ますます怪しいドクホ。
ミョンウン王女は「誰かいるか!」と叫んで助けを求め、後ずさりした時に倒れそうになったのを、ドクホが支えますが、ドクホは一瞬気を失って、ミョンウン王女を抱いたまま二人で倒れてしまいます。
立ち上がったミョンウン王女は、ドクホの頬を左右一発ずつ殴り、「今度は絶対許さない。」と言って、気まずい雰囲気のまま、その場を立ち去ります。
グンギョはイ・ヨンに、王に毒を盛った父と娘が逃げたと報告します。
ソン内官は、内官たちの宿所をくまなく捜し、次に資泫堂を調べると、サムノムの荷物から、女性の韓服が見つかります。
王に毒を盛った父と娘は捕まりますが、白雲会のチラシを配ったとして先に捕まっていた娘を、無実だとかばっていたのがイ・ヨンだったので、ますますイ・ヨンはキム・ホン一派に責任を追及されます。
イ・ヨンは母・中殿ユン氏から、「世の中を広く見る目を持ってほしい。民の声に耳を傾ける世子になってほしい。」と言われたのを思い出し、「自分が良かれと思っていたことが、間違いだったとしたら、どうしたら良いだろう。」と悩みを打ち明け、サムノムは、「私のお祖父さんの話では、心が寂しければ、全てが疑い深くなるとおっしゃいました。」と答えます。
「なら、私にはお前が必要だな。楽しい事で、私を慰めてほしい。」とイ・ヨン。
二人は見つめ合って、微笑みます。
領議政キム・ホンは礼曹判書チョ・マニョンと世子の婚礼について話をします。
「キム家以外に世子妃が務まる家柄はないだろう。」とキム・ホン。
そしてチョ・マニョンが王に呼ばれた事を指摘して、王とチョ家の婚姻を阻止したいキム・ホン。
ソン内官は資泫堂で見つけた女性の韓服を中殿キム氏に見せると、「気になったら確認すれば、分かるわね。」と中殿キム氏。
サムノムは毒に詳しいトギに、先日の王の食事に毒が入っていた件を尋ねます。
毒の入った食事を口にした女官も、亡くなった者がいなかったとサムノム。
「箸が黒くなったのに?」とトギ。
トギはサムノムとイ・ヨンの前で、いろいろな毒について調べます。
すると、ふつうは毒がついた箸を布で拭いても、毒は落ちないとトギは言い、さらに調べを進めます。
イ・ヨンも茶山先生を訪ねて、毒について尋ねます。
サムノムは中殿キム氏に呼び出され、中殿キム氏は、「そなたの居所から面白いモノが見つかった。」と言って、韓服をサムノムに見せます。
そして、直接確認すればいいのだから、と服を脱ぐ事を強要します。
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イ・ヨンが夜空の月を眺めていると、チョ・ハヨンがイ・ヨンを訪ねます。
夜一人で歩いているのは危ないとイ・ヨンが心配しますが、世子様のお蔭で度胸がつきました、とチョ・ハヨン。
そしてチョ・ハヨンは「私のどこがお気に召さないのですか?」とイ・ヨンに尋ねると、「心に想っている女性がいる。何かのせいで嫌いという事ではない。」とイ・ヨン。
「どんな女性ですか?」とハヨンが尋ねると、そこへチャン内官が走って来て、「ホン内官が大変だ!」とイ・ヨンに知らせ、すぐに駆けつけます。
イ・ヨンが中殿キム氏に理由を尋ねると、「この顔、見るたびに、男であるのがもったいない。この美しさで男とは・・・。世子が見て、どうお思いですか?」と中殿キム氏。
怒りを抑えて「その手を離してください。」とイ・ヨン。
「こんなにキレイなら、勘違いするのも分かる。女より女らしい。ところが今日ホン内官の居所からこんな物が出て来たの。世子の噂が立っていたので、この母がその噂を消して差し上げましょう。」と中殿キム氏は韓服を見せます。
「願うなら、どうぞ。」とイ・ヨン。
中殿キム氏はサムノムに、韓服を持っている理由を問い詰めます。
答える事ができないサムノムに、「その服を脱いでみろ。」と中殿キム氏。
するとイ・ヨンも、「ホン内官、中殿の命令に従え。」とサムノムに言いつつ、「今度は内官の服まで脱がせるつもりですか?誰が正しいか、ここではっきりさせましょう。」と強気のイ・ヨン。
中殿キム氏がサムノムの服を無理やり脱がせようとすると、そこへハン・サンイクがやって来ます。
「内侍府と内命府の品格を損なわない方法で、お願いします。この内官は内侍府での試験に合格した者です。中殿のご懐妊中に、男が脱ぐのを直接ご覧になりますか?もしこの事実を王様がお聞きになったら・・・。」と中殿キム氏に頭を下げるハン・サンイク。
「尚膳、私も中殿も、ハッキリさせたい性格なので、確認させてはいただけませんか?中殿ママ、何をためらっているのですか?早く確認しなさい。」とイ・ヨン。
中殿キム氏は諦めて、「連れて行け。」と言います。
資泫堂でサムノムを寝かしつけたイ・ヨンは、深く悩みます。
ビョンヨンが戻って来て、「何かあったのですか。」と尋ねると、「大事な人をそばにおきたいだけなのに、傷つけるだけだ。」とイ・ヨンは出て行きます。
資泫堂の外でキム・ユンソンとビョンヨンはお酒を飲みながら、サムノムが中殿に呼ばれた騒ぎの事を尋ねるユンソン。
ユンソンは「ホン内官は大丈夫か?」と尋ね、うなずくビョンヨン。
「実は、そばにおいておきたい女性がいる。」とユンソンが言うと、「それ以上言うな。想うだけにしろ。」とビョンヨン。
「いや、もう想うだけではいられない。初めて自分のモノにしたいと思った。」とユンソン。
茶山先生は宮殿にやって来ます。
そして内官に声を掛けると、その内官が茶山先生をじっと見つめます。
二人は目を合わせて、「お祖父さん!」「ラオン!」と声をあげます。
「あ、ここではラオンじゃなくて、サムノムです。」と言うと、「どうしてお前がここに?それも内官として?」と茶山先生。
「なぜかこうなりました。こう見えても、仕事ぶりは認められていますから、ご心配なく。」とサムノム。
サムノムと茶山先生は抱き合い、再会を喜びます。
10年前、役人が茶山先生に二人の人相書きを見せて、「この者たちは謀反の罪を犯したホン・ギョンネの妻と娘だ。」と言って家の中を捜しますが、いなかったので、帰って行きます。
茶山先生は自宅の裏にラオンと母をかくまっていたのでした。
茶山先生とラオンを見つけて、「お二人はどんなご関係で?」とイ・ヨンがやって来ます。
「では、お祖父さんが、茶山先生?」と驚くサムノム。
「お祖父さん?」とイ・ヨンも驚きます。
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イ・ヨンは王の食事に毒が盛られていた件で、茶山先生に食材を見せると、「これは、甘み、辛み、苦みの三種の味があるので、三菜と言って、この中に硫黄の成分が含まれているため、銀の箸の色が変色したのです。」と茶山先生は言い、「毒ではなかったのか?」とイ・ヨンが尋ねると、茶山先生は三菜をモリモリと食べて見せ、「これでも信じられませんか?」と尋ねます。
茶山先生は、「医員たちも、知っているはずなのに、どうしてその事を黙っているのだ?」と疑問に思います。
その頃キム・ウィギョとキム・グンギョは、「世子は今頃恐れを抱いているだろうな。医員も口止めしてあるし、三菜の事など、知る由もないだろうに。」と笑っています。
イ・ヨンは毒を盛ったと疑われていた父と娘に会いに、牢屋へ行きます。
そしてイ・ヨンは「耐えがたき苦しみを味わわせてしまい、すまなかった。」と謝罪し、無実の父子を釈放します。
イ・ヨンは茶山先生にお礼を言い、サムノムは茶山先生に、母の知らせを聞いていないかと尋ねます。
「次に会う時は、母の良い知らせがあるといいが。」と別れる茶山先生。
王はイ・ヨンを呼び出し、「礼曹判書の娘と結婚するように。」と言います。
イ・ヨンは「心にもない相手との結婚はしたくありません。」と言いますが、王の命令は、覆す事ができません。
イ・ヨンは書庫で整理しているサムノムの後ろ姿を見つめ、サムノムに「ラオン。」と耳打ちします。
「世子様、私を資泫堂まで送ってください。」とサムノム。
そして東宮殿と資泫堂を何往復もします。
「世子様に、”ラオン”と呼ばれる時が一番幸せです。」とサムノム。
「私もだ。」とイ・ヨン。
サムノムは、それ以上の幸せは望まないと言い、イ・ヨンは、もっと欲を出す、好きなのだから当たり前の事だと言います。
サムノムは、「自分のために世子様が危険にさらされるのは、イヤです。国婚を断らないでください。」と言い、「その事は言うな。」と強い口調のイ・ヨンは、サムノムを置いて帰ってしまいます。
サムノムは涙を流し、こらえます。
イ・ヨンは茶山先生に、「以前相談した女性とは、実はホン・ラオンです。」と言い、「どうしてよりによって内官を・・・。」と茶山先生。
「私にとっても大事な人です。」とイ・ヨン。
「身分の違い、運命のいたずら、すべてを克服出来るように助けて欲しいと、おっしゃいましたね。だが、あの娘に必要なのは、世子様ではありません。」と茶山先生。
イ・ヨンは硬い表情をします。
イ・ヨンはサムノムに、自分が王となって理想の国を作った時には、サムノムが一番最初の国民だと言い、そして「ラオンに辛い事があって、何かを手放さなくてはいけなくなった時に、手放すのが私であってはならない。約束だ。」と言います。
「はい、世子様。」とサムノム。
「これで私の願いは叶った。お前の願いが私の願い。お前の母を捜した。」とイ・ヨン。
後ろを振り向くと、ラオンの母がいたのです。
イ・ヨンは茶山先生の様子から、ラオンが母と会うには、イ・ヨンにも覚悟が必要だと感じたのです。
抱き合うラオンと母。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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あとがき
今まで何度か性別を問われる場面で、サムノムは冷や冷やしながらも、なんとかクリアして来ましたが、今回は相手が中殿キム氏で、最大の危機でしたが、イ・ヨンもかなり焦った事でしょう。
でも、ハン・サンイクの登場で今回も乗り切りましたね。
もし内官が実は女性だったとなると、どうなるのでしょうね。
前代未聞の一大事で、どう処罰されるのかとか、対処されるのか、誰も経験がないかもしれませんし、それがまた恐ろしくもあります。
イ・ヨンは今回、チョ・ハヨンに好きな人がいると明かしましたが、それはイ・ヨンとしては、サムノムと本気で結婚まで考えている証拠だと思いますが、現実問題、サムノムと結ばれる可能性ってあるのでしょうか・・・。
第11話の視聴率は20.7%でした。では次回第12話に続きます。
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