2016年8月22日~10月18日まで午後10:00~KBS2で放送された月・火ドラマ
「雲が描いた月明かり」
第7話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/gurumi/behind/wallpaper/index.html
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<雲が描いた月明かり 第7話あらすじ>
写真出典:https://knda.tv/kntv/program/kn000663/
キャスト・登場人物はこちら→[雲が描いた月明かり]キャスト
無事にサムノムを助け出した世子イ・ヨンは、サムノムに、「また東宮殿で会おう。」と言って、別れます。
サムノムは傷だらけのキム・ビョンヨンを見て、「いつも助けてもらってばかり。この間具合が悪い時も看病してくれて。」とサムノム。
「あれは俺じゃないと、言っただろ。」とビョンヨン。
サムノムは、熱でうなされた時にそばにいたのが、イ・ヨンだと気付きます。
「キム兄さん、宮殿が好きになりそうで心配です。」とつぶやくサムノム。
翌朝、キム・ユンソンは走って東宮殿へ行き、サムノムが無事であるのを確認すると、「これ以上私に心配をかけないでください。あなたは特別な人ですから・・・。宮殿で私を走らせる唯一の内官ですから。」とユンソン。
意味深な言葉に、戸惑うサムノム。
そこへイ・ヨンが出て来て、イ・ヨンに挨拶するユンソン。
イ・ヨンがユンソンに助けてくれたお礼を言い、「自分にとって重要な事だったので。」とユンソン。
「私のためではなく、”自分のため”、と聞こえるが。」と嫌味を言うイ・ヨン。
宮殿では、最近内官と女官の恋が噂され、中殿キム氏の前で女官がつわりの吐き気をもよおし、宮殿内の女官を全員調べると話が出ています。
ハン・サンイクも、内侍府全員を調べると言います。
イ・ヨンはサムノムを呼び出し、食事の毒味をするようにと命令します。
サムノムは美味しそうに毒味をして、イ・ヨンに食事を勧めると、イ・ヨンはひとつひとつ味付けに不満を言い、自分は食べないからと言って、サムノムに全部食べさせます。
美味しそうに食べるサムノムを、嬉しそうに見ているイ・ヨン。
サムノムが全部食べてしまい、「その小さい体のどこに入ったんだ?」と驚くイ・ヨン。
サムノムは、「傍にいてくれ。」と言うのは、どんな意味かとイ・ヨンに尋ねると、「気に入った内官を傍に置くのは当然だ。」と答えるイ・ヨン。
ユンソンは以前は妓生の絵ばかり描いていましたが、最近はサムノムの絵ばかり描いています。
そこへキム・ホンが入って来て、礼曹判書の娘との縁談を持ちかけますが、まだ心の準備が出来ていないと断るユンソン。
私の言うとおりにしろ、とキム・ホン。
マ・ジョンジャが女官ウォリと密会している現場を目撃してしまうサムノム。
ウォリは、「これ以上、コソコソと会うのは嫌。みんなの前で、私の事が好きだと公言できますか?」と尋ねます。
「そんな事したら、大変じゃないか。」とマ・ジョンジャ。
「それが私たちじゃないですか。好きになったら命がないそういう関係。」とウォリ。
すると外から人の気配がして、物陰に隠れるマ・ジョンジャとウォリ。
するとマ・ジョンジャとサムノムの目が合ってしまいます。
「お前、自分のためにも口外するな。」とサムノムに言って、出て行くマ・ジョンジャ。
ミョンウン王女が痩身のために、腹筋運動をしているのを、傍で数えているチョ・ハヨン。
ハヨンはミョンウン王女から、イ・ヨンが花園で時々一人でいることがあると聞きだし、花園に行きます。
「私の事、忘れていませんよね?」とハヨン。
「覚えているとも。ところで道に迷ったのか?」とイ・ヨンは迷惑そうです。
偶然を装った運命の出会いを期待していたハヨンは、イ・ヨンにバレてガッカリします。
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マ・ジョンジャは女官が寝ている部屋の前で、「出て来い!」と叫び、同室の女官がみな起きてしまいます。
そのマ・ジョンジャの口をふさぐサムノム。
マ・ジョンジャは邪魔をされてサムノムの首を絞めます。
苦しがるサムノムを助けるビョンヨン。
そこへイ・ヨンも現れて、「男のくせに。」とサムノムに言います。
サムノムはビョンヨンに内官と女官の恋は実るのかと尋ねると、前を歩きながら聞いていたイ・ヨンは、「聞かなかったことにする。あり得ない事だ。」と言います。
サムノムが松の木の下でため息をついていると、マ・ジョンジャもやって来ます。
「マ内官を助けたい。」とサムノムがある提案をします。
キム・ホンは王に、最近ホン・ギョンネの残党が仮面を被り、動き始め、ホン・ギョンネの実子を捜して、またホン・ギョンネの乱を起こそうとしているのではないかと報告し、王の不安をあおります。
サムノムは資泫堂で人形を作りますが、ビョンヨンに「針に糸も通せないでしょう。」とからかうと、ビョンヨンは見事に人形を作ります。
ちゃっかり、もう一つお願いするサムノム。
チャン内官が喧嘩をしているので、イ・ヨンが止め、理由を尋ねます。
するとイ・ヨンの事を「世子様は男好きで、ホン内官を見る目が普通ではない。」と言われて、腹が立って喧嘩をしたとチャン内官。
サムノムが作っていた人形がイ・ヨンにバレて、イ・ヨンに「これは何か。」と聞かれます。
「誰も傷つけないように、真心を伝えるため。」と答えるサムノム。
「どうせ、変わる事は何もないのに。」とイ・ヨン。
「ダメだと分かっていても、気持ちはウソをつけません。禁じられた相手に告白するのは、無駄な事ですか?愛を受けた記憶を胸にしまい、一生を生きて行く力になる事はご存知ですか?」とサムノム。
サムノムは松の木に行くと、ユンソンも座っています。
元気のないサムノムを見て、どうしたのか理由を尋ねると、「世子様に迷惑ばかりかけていて、申し訳ない。」とサムノム。
「内官として・・・でしょ?」とユンソン。
「もちろん。」と答えるサムノム。
ユンソンは、以前サムノムと一緒に市場へ出かけた時に、「大事な人に贈る。」と言って買ったチマ・チョゴリを、サムノムに渡します。
「宮殿を出て、女性として暮らしませんか?」と告白するユンソン。
サムノムは、「今のままが楽だ。」と答えると、「宮殿の中で、それはとても危険な事だから、あなたを女性として迎えて、一緒に暮らせるように考えてください。」とユンソン。
複雑な心境のサムノム。
夜、宮殿の庭では、サムノムが作った人形で人形劇を開き、非番の女官たちが集まって来ます。
人形劇は、トワと言う女官と内官との禁断の恋のお話です。
「どうせ、そばにいたって、叶わぬ恋。どこかへ行ってしまえ。」と内官。
そのセリフに、ウォリは人形劇を見るのを止めて席を立ちます。
すると、内官の人形を操るマ・ジョンジャが、「最後にこれだけは言いたい。みんなの前で、大きな声で、”恋い慕っている”」と言います。
ウォリは自分の事だと気付いて、人形劇を見ます。
イ・ヨンがやって来て、人形劇を見ています。
「世子様にとっては、数百人のうちの一人だけど、俺にとってお前は、人生の全てだ!」と叫ぶマ・ジョンジャ。
ウォリは涙を流します。
イ・ヨンはサムノムの言葉、「愛された記憶が、人生を生きて行く力になる。」を思い出します。
そこへソン内官がやって来て、「誰の仕業だ。」と怒ります。
サムノムは中殿キム氏の前にひざまずいていると、イ・ヨンが、サムノムを連れて帰ろうとして、中殿キム氏が許しません。
「女官はみな、王の女だと知らないのか。」と言って、中殿キム氏はサムノムの頬を叩きます。
イ・ヨンは怒りをこらえて、「内官と女官の恋なんて、よくある話なのでは?そのような人たちをここへみな連れて来て、頬を叩きますか?これ以上騒ぎにするなら、事が大きくなりますよ。」と警告し、サムノムを立たせます。
イ・ヨンがサムノムを連れて行ってしまうと、「あれは女を見つめる男の眼差しだった。」と中殿キム氏。
サムノムはイ・ヨンに助けてもらい、イ・ヨンの前で頭をあげる事ができません。
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中殿キム氏はサムノムが女なのではないかと疑い、翌日、ソン内官はサムノムを呼び出して、身体検査をしようとします。
困っているサムノムの前に現れたのは、マ・ジョンジャ。
「中殿ママが、領議政キム・ホン様に持って行って欲しいと、頼まれた物がありまして。」とマ・ジョンジャが言い、ソン内官が喜んでそのお使いに行くと言い、サムノムの身体検査をマ・ジョンジャに頼みます。
ソン内官が行ってしまうと、マ・ジョンジャは身体検査をせずに、検査結果用紙に、「合格」と判を押します。
あサムノムが、「いつから、知っていたのですか?」と尋ねると、「舞いを踊った時から。」と答えるマ・ジョンジャ。
謝るサムノムに、マ・ジョンジャはお礼を言いつつ、「今回は何とかごまかしたが、これからまた何があるか分からないぞ。」と助言します。
「その時はここを去らないといけないですね。」とサムノム。
サムノムはイ・ヨンの後ろを、うつむきながら、黙ってついて行きます。
「こら、背筋を伸ばして、私の目をしっかり見なさい。」とイ・ヨンが言い、「元々はこれが内官として正しい姿勢です。」とサムノム。
「それは分かっている。誰かに注意を受けたのか?」と心配するイ・ヨンが、サムノムに一歩近づこうとすると、一歩遠ざかるサムノム。
「世子様、私にあまり親切にしないでください。私は世子様の友にはなれません。」とサムノム。
「お前は私の人間だ。私が決める事だ。」とイ・ヨン。
「他の内官と同じように扱って下さい。それだけでも感謝です。」とサムノム。
イ・ヨンはサムノムを花園に呼び出します。
「私はウソをついてしまった。私の傍にいてくれと言うのは、内官としてではない。どうしてそのような事を言ってしまったのか、毎日自問自答している。」とイ・ヨンは言って、サムノムを自分に引き寄せます。
「世子様、何をなさるのですか。」ととまどうサムノム。
「私は世子である前に、一人の人間で、一人の男だ。私がお前を想い慕っている、それが答えだ。」とイ・ヨン。
サムノムはイ・ヨンの手を振り払って、「ダメです。」と答えます。
「お前が言ったではないか。自分ではどうすることもできない想いがある、と。」とイ・ヨン。
「でも、これは誰が見ても同情してもらえない、いえ、絶対許されない関係ではないですか?」とサムノム。
「分かっている。だが、一度その想いに正直になってみようと思う。その許されない愛。」とイ・ヨンは、サムノムを抱き寄せます。
サムノムは思わず目を閉じてしまい、イ・ヨンは唇を重ねます。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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あとがき
同じ時期に、サムノムはイ・ヨンとユンソンから告白されました。
どちらとも選べないほど、魅力的な二人からの告白、そしてサムノムはなんと世子様とキスしてしまったのですから、女性として宮殿に仕えていれば、良かったですね。
それにしてもサムノムは目がクリクリっとして、可愛らしいですね。
やはり男装をしていても、その目を見たら心奪われてしまいますね。
でも、やはりサムノムは内官ですから、イ・ヨンとの禁断の恋は、いつまで続くのか、気になりますね。
第7話の視聴率は20.4%でした。では次回第8話に続きます。
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