2016年8月22日~10月18日まで午後10:00~KBS2で放送された月・火ドラマ
「雲が描いた月明かり」
第9話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/gurumi/behind/wallpaper/index.html
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<雲が描いた月明かり 第9話あらすじ>
写真出典:https://knda.tv/kntv/program/kn000663/
キャスト・登場人物はこちら→[雲が描いた月明かり]キャスト
資泫堂で、「これからは、私にとって一番大事な女性として接する。そうしてもいいか?」とイ・ヨン。
「ご存じだったのですか?もしかして花園の時も?知っていながら、私をもて遊んだのですか?」とサムノム。
「すまない、お前を軽く見ていたわけではない。会ううちにだんだん、面白いヤツだと思うようになった。私が籠に乗っているとは、お前は裸足で歩いていた。私が歩いている時は、重い日傘を持ってくれた。これではお前を女性として大切にするとは、とても言えない立場だった。」とイ・ヨン。
サムノムは後ずさりし、「私は世子様を支える内官なので、当然ではないですか。」と言うと、「だが、男が慕っている女性にする事ではない。だから、これからは世の中で一番大切な女性として接したい。そうしてもよいか?」とイ・ヨン。
サムノムは涙を流し、その涙を手でぬぐうイ・ヨン。
その場面を偶然目撃してしまうキム・ビョンヨン。
「はい、私は女です。でも、女として生きたことがありません。」とサムノム。
「今からでも女として生きたらいい。」とイ・ヨン。
「いいえ、いてはいけない所に、してはいけない事をしてしまいすみません。」とサムノム。
「お前を責めているのではない。お前の事に気づかずすまない。」とイ・ヨン。
サムノムは、戻らなければならないと言って、その場を去ります。
ビョンヨンはサムノムの秘密を知ってしまい、資泫堂の梁の上で考え事をしています。
サムノムもイ・ヨンの事を考えて眠れずにいると、聞きたい事がある、とビョンヨンはサムノムの両親について尋ねます。
サムノムは、「幼い時は母と暮らしていて、父親は亡くなったと聞いています。父の名前も知りません。」と答えます。
「それは大変だったな。今でも宮殿が好きか?」とビョンヨン。
無言のサムノム。
イ・ヨンは、試験の前から合格者が決まっている科挙の試験は、やる意味がないから中止にすると言い、領議政キム・ホンは受験者とともに、イ・ヨンに反対して、試験を行って欲しいと王に訴えるのでした。
あれからイ・ヨンのそばにサムノムの姿が見えません。
イ・ヨンはため息をついてチャン内官に尋ねると、サムノムは東宮殿には来たがらずに、他の持ち場で仕事をしていると言います。
「それで、今どこに?」と尋ねるイ・ヨン。
その頃サムノムは、ヨンウン翁主のお世話をしています。
かくれんぼをしているヨンウン翁主は、キム・ホンの姿が見えたので、怯えて倉庫に隠れます。
すると倉庫から出て行った女官が、ヨンウン翁主に気づかずに、鍵をかけてしまいます。
イ・ヨンはサムノムを見つけて、「私から逃げているのか?」と理由を尋ねます。
「女の私が、男のフリをして内官をしていては、世子様にご迷惑をかけてしまいます。」とサムノム。
そこへヨンウン翁主を捜す子供たち。
イ・ヨンとサムノムも加わって、ヨンウン翁主を捜していると、サムノムは、倉庫の近くでヨンウン翁主の筆を見つけ、さらに倉庫の中から泣き声が聞こえて、サムノムが倉庫の扉を開けると、その姿がキム・ホンに見えたヨンウン翁主は、恐ろしさで気を失います。
3年前、言葉を話さなくなったヨンウン翁主に、文字を教えるイ・ヨン。
キム・ユンソンはキム・ホンに、科挙の件は間違っていると意見を述べます。
「正しい事だけが、民のためではない。」とキム・ホンが言うと、「ですが、この件で我がキム氏一族は、民のためになるのでしょうか。」と疑問を投げかけるユンソン。
「政治というものは、民の友となる事ではない。力のある者が統治し、民を導くのだ。」とキム・ホン。
「私が礼曹判書の娘と結婚する事も、力を大きくするひとつの方法ですか?」とユンソン。
「そうだ。」とキム・ホンが言うと、「では、他の方法を考えましょう。気持ちの通じ合う女性と結婚したいです。」とユンソン。
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礼曹判書の娘チョ・ハヨンは、サムノムに恋の悩みを打ち明け、ハヨンは、実は自分が想っている人は世子様だと、言います。
戸惑うサムノムに、「世子様に会うための口実を考えるのが大変だ。」とハヨン。
その時、ハヨンはサムノムがしている腕輪を目撃し、「あ、その腕輪は、もし離れ離れになったとしても、結局は再会する縁結びの腕輪よ。」と教えるハヨン。
「そういう意味があるとは、知りませんでした。」とサムノム。
「意味も知らなかったのね。」とハヨン。
「誰だか分からないけど、相手の女性は深い意味も考えずに、あげたのね。」とハヨン。
複雑な心境のサムノム。
幼いサムノムは、母から女の子の格好をさせてもらえず、いつまで男の子として生きなくてはいけないのか、そしてその理由を母に尋ねますが、教えてもらえませんでした。
イ・ヨンは茶山先生を訪ねると、「朝鮮全土に世子様の悪口が広まってますよ。それでも科挙の試験は中止にするんですね?」と言われてしまいます。
「すでに始まった闘いですから。」とイ・ヨン。
茶山先生は、「祖父から聞きました。勝つために夫婦喧嘩をするなら、家が滅びると。」と言い、「科挙の試験を中止した最初の目的は?不正なき科挙を通して、優秀な人材を得る事では?この闘いの目的は、勝つ事ですか?変化ですか?初心を貫くのは、それほど難しい事ですよ。」と笑顔の茶山先生。
イ・ヨンはなにかヒントを得たようです。
イ・ヨンはキム・ホンを呼び、科挙を中止にしたのは、正しく試験を執り行い、必要な人材を選ぶためだと言い、科挙を行うと言います。
そして科挙の試験当日。
「朝鮮は誰の国か?」という問題が出されます。
ところがそこへイ・ヨンが現われて、「反対のための反対、どのように説得するか?」という試験問題に替えてしまいます。
そして、「決まった正解はない。ただ自分の考えに従って答えなさい。朝鮮の未来を照らすような、多様で新しい考えを期待する。では始めよ。」とイ・ヨン。
イ・ヨンの部屋を訪ねるサムノムは、「世子様に向けられる目が多くて、私がそばにいては、一時も息が抜けないと思います。」と言うと、「お前がいない辛さを分かるか?」とイ・ヨン。
「今は時ではありません。世子様に害が及ばないかと、怖いです。」とサムノムは言って、腕輪をイ・ヨンに返します。
そしてサムノムは出宮させてもらいたいと、願い出ます。
イ・ヨンは「本当にそれでいいのか?お前にしてあげたい事がたくさんあるのに。私に願うのは、それだけか?」と怒ります。
その場を立ち去るサムノム。
ヨンウン翁主は、勇気を持って、ある誰もいない部屋へ入ります。
そしてたんすの扉を開き、恐ろしい過去を思い出します。
それは3年前、ヨンウン翁主がたんすの中に入って遊んでいると、物音が聞こえて、たんすに隠れます。
すると同じ部屋に逃げてきた女官に、キム・ホンは「世子に伝えようとした物は、なんだ?」と尋ねます。
「伝えてはいけない事があるのですか?私を消して、真実を闇に葬る事が出来ると思うなら、そうなさってください。」と女官。
するとキム・ホンが部下に命じて、女官を剣で切り付けてしまいます。
その様子を目の前のたんすの中から、隙間を開けて見ていたヨンウン翁主は、口を押えて、声を殺すのに必死でした。
「私は死んでもこの場を去らずに、真実を明らかにする。中殿様の無念の死を・・・。」と言い残す女官は、亡くなります。
キム・ホンはたんすの隙間から、視線を感じて、たんすに近づいて来ます。
息をのむヨンウン翁主。
キム・ホンがたんすを開けようとすると、外からかくれんぼをしていた仲間がヨンウン翁主を捜しに来て、キム・ホンはその場を立ち去ります。
危機一髪で助かったヨンウン翁主ですが、以降ショックのあまり、言葉を発しなくなったのでした。
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相変わらず気まずいサムノムとイ・ヨン。
イ・ヨンはサムノムに、「こんな事なら、お前が女だということを知らぬふりをしていれば良かったと後悔している。」と言います。
そしてイ・ヨンは内官としてサムノムが自分のそばに長くいられるように、考えていると言って、サムノムの手を握ります。
両班のチョン・ドクホは今回の科挙の試験に合格し、宮殿に向かいますが、「ミョ、ミョ、ミョンウン王女様は、わ、わ、わ、私の事、分からないよな?」と、一緒に付いて来たタルボンイに尋ねます。
「バレないように、気を付けてくださいよ。」とタルボンイ。
二人は別れを惜しんでいます。
そこへ籠が到着して、中から出て来たのは、山寺で痩身修行をして細くなって帰って来たミョンウン王女。
ところがミョンウン王女が歩き出してつまずき、ドリョンが手を差し伸べると、自力で立ち上がるミョンウン王女。
「どこかで見たお顔だ。」とドリョンとタルボンイ。
科挙の合格者が33名決まり、その内の7名は、キム一族の出身者で、イ・ヨンはキム・ホンに、「不正なく試験をしても、これだけの人材が合格するとは。」と驚きつつ、今後もこのように科挙を実施したいとイ・ヨン。
ヨンウン翁主はサムノムの手を引いて、ある場所へ連れて行きます。
するとサムノムは、イ・ヨンを見つけます。
イ・ヨンは、サムノムがヨンウン翁主に教えた手話で、「私はお前が、好きだ。恋い慕っている。私の傍から離れるな。」とサムノムに語りかけます。
イ・ヨンはヨンウン翁主から、手話を教えてもらっていたのでした。
サムノムはユンソンからもらったチマ・チョゴリを見つめて、幼い時の事を思い出しています。
「いつまで男の格好をしていなくてはいけないのか。」とサムノムが尋ねると、母から、「私がいなくても、お前が自分の事を守れるようになるまで。」と言われます。
サムノムは、「もう、女として生きても大丈夫よね?お母さん。」と呟きます。
サムノムはイ・ヨンがいる花園に、チマ・チョゴリを来て現れます。
サムノムに見とれているイ・ヨンは、「女のお前を、何と呼んだら良いか?」と尋ねると、「ホン・ラオンです。」と答えるサムノム。
「ラオン。」と優しく呼びかけるイ・ヨン。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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あとがき
イ・ヨンはサムノムが女性だと分かって安心したのか、サムノムに対する想いをますます深めているようです。
でもそれに反して、サムノムは葛藤が強くなるばかり。
サムノムが母から言われていた、女性に戻るタイミングですが、ドラマの最後に、チマ・チョゴリを着てイ・ヨンの前に登場しましたね。
これはサムノムが女性に戻るという覚悟の表れなのか、イ・ヨンにお別れを言うための、最後の姿なのか、どちらとも取れる微妙な場面ですね。
サムノムは宮殿では女性としては生きて行くことができないので、やっぱり宮殿を出て行く決意をしたということかもしれません。
それにしても、サムノムとイ・ヨンが見つめ合う場面は、だんだん胸が締め付けられそうな、とても胸キュンな場面ですね。
二人とも、とてもお似合いです。
でも、サムノムが自分が「ラオン」と明かしたその時から、何か嫌な予感がしますね。
第9話の視聴率は21.3%でした。では次回第10話に続きます。
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