10月2日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第23週、3月8日(木)第131話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
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Contents
1. あらすじ 第23週「わろてんか隊がゆく」第131話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
リリコは兵隊さんから手紙を預かります。
楽屋で「うちらこんな色気ない高座やってて、ええんやろうか。」と独り言を言い、
楽屋のテーブルに飾ってある花を髪に飾り、
吉蔵に漫才の台本を急きょ書かせます。
そしてリリコと四郎は高座に上がると、リリコの頭の花に気づいた風太が
注意しようとしますが、間に合いません。
リリコは戦地に赴いた兵隊が恋人に恋文を送ったという内容の漫才を始めます。
「私はあなたを愛しています。」とリリコがセリフを言ったところで、
阿久津が叫んで高座が中止になってしまいます。
楽屋で風太はリリコを叱りますが、リリコは兵隊から手紙を預かったと、
風太に差し出します。
風太は返して来い、と怒鳴りますが、吉蔵も歌子も、
そしてキースやアサリも手紙を預かったと言います。
風太は、「俺らの仕事は手紙を預かる事ではない、
ばれたら北村笑店の責任問題や。」と手紙を全て風太が預かります。
日本では新聞記事には、戦争の連戦連勝ばかりが報道され、
戦地での慰問団の活躍で、「兵隊たちに満面の笑み」と書かれています。
それでも風太の顔写真が新聞にないので、心配するトキを安心させるてん。
栞は戦争の影響で自分の思い通りの映画製作が出来ず、
不動産もデパートの営業も厳しい状態に、行き詰まりを感じています。
風鳥亭では亀井と楓が高座の台本を検討しています。
その内容は、与謝野晶子が日露戦争時に弟にあてて書いた手紙の文言です。
これでは暗くなるとてんが言うと、そうだろうと楓。
亀井が寄席をやっているときに、若い芸人を戦争に送ったが、
あの時戦争に行かなかったら、いい噺家になっただろうな、と呟きます。
その人はそのまま軍隊に残り、今も元気だと言います。
てんと楓はくすっと笑い、「暗そうな話でも、笑えますやろ。」と亀井。
栞は月命日に藤吉の仏壇に手を合わせて、
弱気の虫が出たから、藤吉と話がしたかったと言います。
こんな時は、後先考える事なく突っ走る藤吉を思い出す、と栞。
キースとアサリは、昨日笑った人が今日死んでいるとは、と感傷にひたっています。
でも、泣いて死ぬより、笑って死ぬ方がいいだろう、とキース。
キースは死ぬ前に何をしたいかアサリに尋ね、
自分はアサリと一緒に漫才をしたいから、
日本に帰ってもコンビを続けてくれ、と言います。
歌子も笑ってくれた兵隊さんたちが、みんな自分の親戚みたいでつらいと言い、
吉蔵はこんなところに連れて来てしまってすまないと言うと、
歌子はここに来て良かったと言い、
マンマンでの日常がとても幸せだと良く分かった、と歌子。
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風太は預かった手紙を眺めていると、トキと飛鳥の事を思い出します。
そして涙を流して何かを決意します。
風太はリリコに、漫才は好きにしていいと指示します。
風太は手紙をこっそり日本に持ち帰ると言い、芸人たちは喜びます。
ただ、もし見つかったらただでは済まない責任重大な風太に、
みな緊張が走ります。
2. あとがき&感想
兵隊たちの思いを託した手紙は、簡単には日本に持ち込めないようですね。
今になって、遺言にもなった兵隊たちの手紙が資料館に展示してあったりしますが、
当時は手紙を書くことも許されなかったのでしょうか。
そうだとすると、慰問団が戦地を訪れる事も相当な厳しさがあったのではないかと、
想像できます。
それでも風太は最後に決断をして、自分が全責任を負って
手紙を預かる事にしたようです。
無事に日本に持ち帰る事が出来ればいいのですが、
もし途中で見つかったら、どうなってしまうのでしょう。
想像するのも恐ろしいですね。
ただ、朝ドラの後の朝イチにゲストで出ていたリリコさんも、
穏やかな笑顔でしたから、きっと大丈夫でしょう。
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