10月2日(月)～はじまりました、NHK朝ドラ「わろてんか」
第12週、12月21日(木)第70話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
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Contents
1. あらすじ 第12週「お笑い大阪 春の陣」第70話
★キャスト・登場人物はこちら→「わろてんか」キャスト
てんの提案で、芸人やお茶子たちの給金を月給制にします。
その噂が大阪中に広まり、寺ギンににらまれます。
風鳥亭では、藤吉が他の太夫元に電話をして、芸人を回してもらう手配をします。
売り上げも月の井団吾師匠のお蔭で、さほど落ちていないとてん。
吉蔵と亀井は、他の芸人たちが月給制の話を聞いてきたと、藤吉に報告します。
栞とリリコは活動写真の出演契約の事で、話し合っています。
「いやや。もう話す事、あらへん。」とリリコ。
「ダメだ、まだ話は終わってないだろ。」と栞。
「ほな、うちが出て行くわ。」とリリコ。
栞はリリコを追い、「どれだけの人間が迷惑していると思っているんだ。」と栞。
するとリリコは桶で水をすくい、栞の頭にかけてしまいます。
その騒ぎを聞きつけたてんと藤吉が玄関を開けると、二人の様子に驚きます。
栞はてんの家に入り、着物に着替えさせます。
「着物もお似合いやわ。」とてん。
「水もしたたるええ男やったけどな、リリコ。」と藤吉。
「けど、もったいないわ。女優さん辞めるやなんて。」とてん。
「おべんちゃらは止めて。」とリリコ。
「いや、君は古い女性像を打ち破る魅力があるんだ。」と栞。
「俺もそう思う。小さい頃からお前の事知っている俺が言うんや、
間違いない。」と藤吉。
「アホな事言わんといて。うちは気い強いし、
自分勝手やし、意地は悪いわ・・・。」とリリコ。
「それが全部君の魅力なんだ。新時代の活動写真を作るためには、
どうしても君の力が必要なんだ。」と栞。
「羨ましいわあ。ここまで言われたら、受けて立つしかありまへんえ。
うちには誰もそないな事、言うてくれはらしまへん。」とてん。
「契約した分、あと3回出たる。その先は分からんで。」とリリコ。
「よし、決まりだ。」と栞。
翌朝、てんと藤吉が隼也をタネに預けて自宅を出ると、
芸人たちが藤吉に雇って欲しいと押し寄せて来ます。
そこへ風太がやって来て、「心配して来たらやっぱり。言うたやろ。
こないな事寺ギンさんに見つかったら、どないなる思っとるんや。
はよ帰れ。」と風太。
そして風太は藤吉に、お前がやっているのは引き抜きだ、
今すぐ月給制を辞めて寺ギンさんに謝れと言います。
笑いは、笑いを生み出す席主たちが笑っていないといけない、
風太にそんなに怖い顔するなとてん。
そして風太に心配してくれてありがとう、
これが新しい時代のうちらのやり方だとてんは言います。
数日後、風太の心配したとおり、他の太夫元から来るはずの
芸人たちが誰も来ません。
寺ギンが他の太夫元に手を回したのだろうと藤吉。
玉造も松島も芸人が来ないと亀井が報告します。
その日は松島に団吾師匠とアサリもいるので、キースと吉蔵を松島に送って
玉造と天満の寄席は休みにすると決めた藤吉。
風鳥亭を訪れた客に、休業を知らせて頭を下げるてんとトキ。
亀井も芸人を捜しに出ますが、誰もいないと戻って来ます。
藤吉もあらゆる手を尽くしますが、断られてしまいます。
てんは伝統派の文鳥師匠に出てもらうのはどうかと言いますが、
藤吉は、「それはアカン。風鳥亭に出るのは1回だけの約束や。」と言います。
一人前の席主として、筋を通したいと言う藤吉。
トキと亀井はこのまま寄席を続けられないのかと、心配します。
ここで寺ギンに泣きついて諦めたら、大阪の芸人や笑いのためにならないと藤吉。
そのとおりだとてん。
一人でも芸人を捜してくると出て行く藤吉。
「こうなったら、潰すか潰されるかや。」と藤吉。
風太はいつまでこんな事続けるのですかと寺ギンに尋ねます。
「風鳥亭のやつらが、根をあげるまでや。戦を仕掛けて来たのは、
あいつらや。兵糧攻めにして、潰したる。」と寺ギン。
風太は息をのみます。
トキは風太を呼び出して、会うなり風太の頬を2発叩きます。
そして涙を流すトキ。
2. あとがき&感想
芸人の給金を月給制にして、芸人たちもますます芸に身が入り、
風鳥亭が盛り上がって来たその時に、寺ギンとの衝突。
今まで寺ギンに頼るところが大きかったのに、
藤吉の一言で厳しい現実を押し付けられました。
寺ギンの芸人を雇っているなら、やはり少なからず寺ギンの顔色は伺いながら
上手くやっていかなくてはいけないのは、見ていても感じますけど、
寺ギンに対抗しようとするなら、やはり自力で芸人を捜して雇わないといけないのかなと思います。
常に理想と現実がかみ合わない事が多いですけど、
今回こそは風鳥亭の危機を乗り越える事ができるのでしょうか。
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