[ヘチ]~王座への道~第11話あらすじネタバレ[韓国ドラマ]見逃し動画を無料で!

2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第11話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

韓国ドラマ「ヘチ」~王座への道~ポスター

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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韓国ドラマ「ヘチ」~王座への道~ 人物相関図

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

 

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<[ヘチ]~王座への道~ 第11話あらすじ>

 

ヨジとパク・ムンスは妓楼に行き、人身売買犯ト・ジグァンを逮捕しようとしますが、そこにいたミルプン君に「一緒に高麗人参の貿易をしている仲間だ。」と言われて逮捕できません。

 

刺客の賤民少女による殺人事件を目撃した世弟ヨニン君は、事件が明らかになれば多くの人々が悲惨な苦痛に陥ることを直感し、犯人の少女の存在について知らぬふりをしています。

ところがミン・ジノンは刺客の少女を逮捕し、斎坐庁にいるヨニン君の前に現れます。

ウィ・ビョンジュはヨニン君に「この子を見なかったか?」と尋ね、首の入れ墨を見せると、黙っているヨニン君。

「両班を殺した刺客だ。世弟はすでに知っているではないか。」とビョンジュが言うと、老論派たちが怒りをあらわにします。

ヨニン君は自分の上着を脱いで少女に着せてあげ、「この子を苦しめるのはやめなさい。私はこの子を見た。これでいいか?」と答えます。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 少女に上着を着せるヨニン君

ヨニン君は「その子に罪はない。」と怒りますが、ジノンは「分かっている。領主の収奪、高い小作料、それによる貧困と飢餓、土地を奪われて奴婢になり、暮らすことができずに自分の子まで売らなければならない世の中。それで幼い子たちが剣を握らざるを得ないことを、すべて知っている。」と答えます。

その一方で「これは政治ではなく、身分と権力が存在する限り変えることができない世の理だ。その理に基づいて殺すことも生かすこともできる力を持っているのは、この国の士大夫だ。」と言うジノン。

ヨニン君は「つまりはその子供たちをみな殺すつもりなのか?罪のない子供たちもいる。」と尋ねます。

「やはり賤民に対する同情は大きいが、それを心配する時ではない。」と答えるミノン。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 答えるジノン

 

斎坐庁ではさらに怒り、このことが景宗の耳にも入ります。

けれども景宗は「世弟に解明の機会を与える。」と言い、老論派は反発します。

 

司憲府では、「まず人身売買犯を捕まえるべきだった。我々は失敗した。」と嘆きます。

そして刺客組織の子供たちをみな刺殺せよという大司憲イ・イギョムの命令を受けて出発する監察たち。

その姿を見て衝撃を受けるムンス。

司憲府監察たちは刺客組織のアジトを襲撃し、子供たちを制圧して逮捕します。

「これは違法である。裁判もなしに子供を殴って殺すのか!」と叫ぶムンス。

司憲府の命令に従えないムンスはむち打ちを受けながら、全身で子供を保護しますが、最後まで抵抗するムンスは移送されてしまいます。

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ヨニン君は強制的に漢城府に移送されることになり、タルムンも「世弟様が引かれて行くのを民たちに見せて、恥をかかせようというのだな。」と怒りをあらわにします。

景宗はヨニン君を見捨てることができず「この状況を作ったのは私だ。」と自らを責め、これを阻止しようとしますが、景宗に反発する臣下たち。

 

ヨニン君に屈辱を与えようとわざと漢城府に移送する臣下たち。

「籠の準備もなく、申し訳ありません。」とヨニン君にわざと謝るウィ・ビョンジュ。

「これで見せしめになったか?捕縄もいるのでは?」とヨニン君。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 移送されるヨニン君

ヨニン君を誤解している民たちは、ヨニン君に非難を浴びせます。

この時、満身創痍になって逮捕されたムンスも連行され、二人はお互いを見つめて涙を流します。

この事態を見たジノンは、「できそこないの王が国を台無しにした。老論派は腐ったが、私の根本はここにある。その根を再生させる。」と言います。

そして分裂した老論派を一つにすると誓うジノンは、「王様はごった返した士大夫をほっておけず、世弟は譲歩すべきでは。そうでなければ王様も危険にさらされるでしょう。」と説得します。

 

少論派は、「この局面を私たちが率いていかなければならない。」と世弟の側に立ち救おうとします。

ところが老論派は「私たちまでみな死ぬことになるだろう。」と言い、世弟を捨てて、この危機を脱するべきだと主張します。

少論派の首長で右議政チョ・テグはジノンを訪ね、結局は景宗と自分たちを守るために老論派と少論派は一つになり、ヨニン君の廃位を主張します。

 

けれども少論派と老論派の集まりに、景宗は現れずにヨニン君の元を訪ねます。

ヨニン君は「私は罪の責任を負う。重臣たちの要求どおりに私を廃位してください。」と言います。

「この国の王は余だ、責任は取るべき資格がある者だけが取るのだ。」と景宗は言い、ヨニン君を信じていると説得します。

景宗はヨニン君に「世弟としての健在ぶりを臣下たちに見せるのだ。この件は余がそなたを守り王としての責任を果たすから、世弟の座を守るのだ。御命である。」と言い、ヨニン君はすぐに釈放されます。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 命じる景宗

 

景宗は少論派と老論派が集まる席に姿を現し、重臣たちに「世弟廃位に関連する内容はすべて受け入れることができない。」と発言します。

「刺客組織を擁護するのですか。」と反論する老論派に、景宗は「刺客組織を庇護するものではない。」と答えます。

「この国の王が士大夫を捨ててしまった。」とジノンは叫び、ついにヨニン君から景宗にまで責任を追及します。

景宗は少論派に「政治は貧しい者を助けること、金持ちを助けるものではない。」と言い、 「恥を知りながら力のない民を助けようとする世弟を見捨てる訳にはいかない。」と説得します。

するとヨニン君が登場します。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 両班の前に現れるヨニン君

ヨニン君は臣下たちの前で刺客組織について言及し、「刺客組織の子供たちが人身売買を通じて苦しんでいる。」と言い、両班の収奪と人身売買との関連について話します。

臣下たちが反発すると、「土地を持った両班は別にいるのに、なぜ国は民に過酷な税を課しているのか、考えられない。なぜ土地を持つ者たちが、他人の土地で働く人々に税金を払わせるのか、一体誰が誰のおかげで生きているのか。そんな収奪はなくさねばならない。」と訴えるヨニン君。

ヨニン君は「自分が王位に就いた日には、土地の税金を土地の所有者に課する。」とも言います。

これに猛反発する両班の臣下たち。

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ヨジとムンスもこの知らせを聞き、ヨニン君の安全を心配します。

両班たちはヨニン君に反発して世弟廃位の危機に陥りますが、民たちはその反対にヨニン君の発言に感動し支持します。

そして自分たちの号牌(朝鮮時代の身分証明書)を山積みにし、ヨニン君の廃位を反対する檄書を宮殿の壁に貼り始めます。

その檄書には「世弟様を廃位しないでほしい。」と書かれてあり、号牌は何百も積み上げられ、数はますます増えていきます。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 号牌が積み上げられる

そして少論派のイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンも民たちに賛同し、号牌を積みます。

 

この様子を目撃したタルムンや両班であるムンスは、「世の中の誰も偽ることができない本当の民心だ。」と言って自分の号牌も投げつけ、刺客組織の子供たちの号牌も増えて行きます。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 感激するタルムンとムンス

民たちはみなヨニン君に感謝を伝え、ヨニン君は民たちの号牌を目撃し、胸がいっぱいだと涙を流します。

 

士大夫ではこれについて議論が進められ、少論派は号牌ではなく民心がまとまれば、ヨニン君の廃位は難しいだろうとジノンに意見を出します。

けれどもジノンは老論派の要求がいくつか書かれた紙を差し出します。

ジノンは「世弟は運が悪い。今が命を救済する唯一の機会だっただろう。」と言いますが、「世弟について気になった。」と世弟の側に立つ者もいます。

 

夜遅く出宮してムンスに会いに行くヨニン君。

「司憲府監察になれば、事を成せると思っていましたが、気持ちだけでは何もできないと知りました。」とムンス。

ヨニン君は「それは私に言っている言葉みたいだが、それでもあきらめるなという意味だろ。」と笑います。

そしてヨニン君はヨジと会うと、「世弟様を脅かすことがまた起こるでしょう。命が危うくなることもあるのでは。」と心配するヨジ。

ヨニン君はそんなヨジを安心させながら、「余計な心配はしないで。」と説得します。

「宮女になります。東宮殿に入れてほしい。世弟様をお守りしたいのです。」と言うヨジ。

「宮女になるなら・・・。」とヨジを見つめるヨニン君は、ヨジの手を握り、「こうしてもいいということ?」と言い、ヨジと唇を重ねます。

[ヘチ] ~王座への道~ 第11話 ヨジを見つめるヨニン君

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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あとがき

 

今では当然の話ですが、当時の朝鮮では賤民に対して不条理な課税が行われていたという時代背景をドラマを通して映し出していました。

当時の誰もが当たり前のように思ったことに反旗を翻した王子ヨニン君。

何よりも民を最優先として考える、生まれ持った王才の持ち主だったようです。

ですがヨニン君が両班に課税すると言えば、誰がヨニン君を王にするでしょうか。

これからどのようにして制度を改革していくのでしょう。

そしてヨニン君とヨジの恋の行方も気になります。

韓国第21話の視聴率は5.5%、

第22話の視聴率は7.0%でした。

 

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