2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第19話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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<[ヘチ]~王座への道~　第19話あらすじ>

都城では井戸の水を汲みに来た民たちが、水を飲んで泡を吹いて倒れてしまいます。

英祖は都城で広まった疫病についての報告を聞いて緊張し、忠清道で発生した疫病がなぜ3日も経たずに全国にまで広まったのかと不審に思います。

臣下たちは英祖が王位に就いた途端に疫病が流行ったことで、不吉だと言って英祖の陰口を言います。

朝廷で英祖は疫病がこれ以上広まらないように早急に対処するようにと命じます。

イ・インジャはビョンジュと共にミルプン君のいる流刑地を訪ね、都城で疫病が流行っていると報告します。

インジャはミルプン君に、「世の中をひっくり返したいとは思わないか?」と意味深長な発言をして、ミルプン君を脱走せさてビョンジュと共に自分の山塞に連れて行きます。

山塞ではインジャが結成した反乱軍の兵士が、剣や銃を備えて訓練をしています。

「今頃都城だけでなく、全国が混乱に陥っているだろう。」と話すインジャ。

「なぜ俺をここへ連れて来た。俺は王孫だ。」とミルプン君。

「王孫?お前は謀反の罪で今は民より低い身分も同然だ。だから反乱の大義名分のためにお前の顔が必要だから連れて来たのだ。」と答えるインジャ。

そして山塞で金属活字を作り、それで檄文を印刷して都城に撒くと言います。

すると「どんなことが書いてあるんだ。王を攻撃する内容だろ?」とのぞくミルプン君の首に剣を向ける一人の兵士。

「首を突っ込むなという警告だ。ここでは俺の命令なしに、勝手な行動をするな。」とインジャ。

「お前の命令?警告?誰に向かって指図しているんだ。」とミルプン君は怒りをあらわにして、外に出て行きます。

ビョンジュはミルプン君を追いかけます。

ミルプン君はインジャを殺してやると言って剣を握り、ビョンジュにもインジャを殺せと言います。

ビョンジュはミルプン君に、インジャが世宗の第四王子イミョン大君の子孫であることを説明して、ミルプン君の怒りを鎮めます。

疫病だと騒がれている中、英祖は疫病ではなく、ウィ・ビョンジュとミルプン君がこの騒ぎを利用して脱走したのではないかと考えます。

英祖は隠密に老論派ミン・ジノンと少論派チョ・テグを訪ね、「今回の疾病は自然発生ではないようだ。不穏な意図で発生したようだ。」と言い、ビョンジュとミルプン君の脱走について話をします。

「ウィ・ビョンジュはどうやって脱走したのだ。どうしてそんなに管理が甘いのだ。」と英祖を責めるテグ。

英祖はテグに「過ぎたことはいったん忘れて、助けてほしい。今はただ朝鮮と民たちのためだけを考えてほしい。」と協力を求めます。

ところが少論派たちは「どうして先代王を死に追いやった王を助ける必要があるのか。」とテグに反論します。

「黙れ。」とテグは言い、国の混乱を避けるために英祖の頼みを真剣に受け止めます。

都城の町中に印刷物が貼り出されます。

英祖が景宗を毒殺したため、先代王の血の涙による疫病が蔓延したという内容でした。

このことが英祖に報告されると、ジノンは「責任者を処罰せよ。」と言いますが、「都城での疫病の騒ぎの中、責任者まで処罰すれば大変なことになる。」と英祖は言い、責任者への追及はしないこととします。

宮殿内でくみ取った水で作った料理を食べた仁元王后が具合が悪く危篤となり、ヨジが看病します。

すぐに駆け付けた英祖はそこでヨジに会い、「ヨジ、どうしてお前がここにいるのだ。私があんなに反対したではないか。宮女になったら、一生外の世界に出ることができないのに。」と驚きます。

「王様、申し訳ございません。平凡な生活より宮殿で王様の志を共にすることを望んでのことです。ムンス若旦那様もいないので、不足な私でも王様のおそばにいないと。」とヨジ。

町中に貼り出された文を読んだ英祖は悩みます。

井戸の水を飲んで倒れた民たち、仁元王后、そして王がその仁元王后を置いて逃げたというウワサ、英祖が粛宗の実の子ではないというウワサ・・・。

そして疫病で苦しむ民たちは、活人署で処方される薬には、英祖が景宗を毒殺したのと同じ毒が盛られているとウワサして、煎じ薬を避けるようになります。

インジャは混乱する民たちの様子を聞き、「そろそろ実行に移す時だ。」と言い、ビョンジュは「英祖への恨みを晴らすために何でもします。私は何をしたらいいでしょうか。」とインジャにひざまずきます。

「お前はただ黙って見ていろ。」と答えるインジャ。

パク・ムンスは飲み屋で酒を飲んでいると、民が酒を飲みながら英祖の悪口を言っているのを聞き、ムンスは「お前たちが何を知っているのか。王様は先代王が昇華した時、助けようとどれほど必死だったか。知らないくせに黙っていろ。」と皿を投げつけます。

するとムンスは偶然にビョンジュを目撃します。

「本当なら今頃死刑で死んでいるはずなのに。」と驚くムンスは、チョ・ヒョンミョンの家を訪ねます。

するとちょうどヒョンミョンの家にはイ・グァンジャもいて、ムンスは二人に「ウィ・ビョンジュを見た。ヤツの動向を調べるから、お二人は宮殿に行って王様に報告してください。」と言います。

話を聞いて驚くグァンジャとヒョンミョン。

タルムンは疫病に苦しむ民が井戸水を飲んだことを知り、井戸水の異変を感じて調査をし、クンテとアボン、ケドルと共に、英祖に「疫病ではなく、何者かが井戸水に毒を盛ったようだ。」と報告します。

これに英祖は自分の元を去った者たち、自分の元に残った者たちのために、ここで諦める訳にはいかないと決意します。

英祖は直接自分の目で確認するために井戸に行くと、井戸水に毒の痕跡を発見し、「民たちを苦しめる者を絶対に許さない。」と怒りをあらわにします。

英祖は患者が押し寄せている活人署に出かけて行くと、活人署はごった返しています。

御医と医女たちは英祖の姿に頭を下げ、活人署に来ていた患者たちも王だと分かりひざまずきます。

英祖は御医と医女に、「ひざまずいている民たちを起こしてあげなさい。」と言い、地にひれ伏している老人に手を差し伸べて、起こしてあげます。

そして「今この者たちがなぜ具合が悪いか、何に恐れているか良く知っている。私は王としてみなを見捨てはしない。この病気は天罰ではなく必ず治るから、私は都城を一歩たりとも逃げ出しはしないから、信じてほしい。」と英祖。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

あとがき

英祖が王位に就くなり災難が降り注ぎ、臣下や民たちには不吉だと言われ、国が混乱に陥ってしまいました。

そのスキをついて王族の子孫だというインジャが、一体何をしようとしているのか、あの薄気味悪いミルプン君と手を組んだら、英祖の身に何が起こるか心配ですね。

そして英祖に気づかれないようにいたはずのヨジは、早くも英祖にバレてしまいましたが、英祖とヨジの接点があまりないまま終わってしまいました。

ムンスも身を引いて裏で英祖を助けようとはしていますが、いずれまた表舞台に出て来てくれるといいですね。

韓国第37話の視聴率は6.2%、

第38話の視聴率は7.1%でした。