2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第22話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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<[ヘチ]~王座への道~　第22話あらすじ>

イ・インジャによる反乱軍が都城に攻めている中、英祖は都城にいる南人派を訪ね、蕩平策を提案し、官職への登用を約束します。

蕩平策に反対するであろうジノンは、都城で避難せずに農作業を続けている農民に出会ってから気持ちが変わり、この英祖の提案を受け入れて合意することにします。

インジャとミルプン君、そしてウィ・ビョンジュが反乱軍を率いて安城に入ろうとしたその瞬間、イ・グァンジャとパク・ムンス、タルムンたちはインジャたちの行く手を阻み、反乱軍に向かって一斉に矢を射り、反乱軍に何百という矢が降りかかります。

南人派が英祖に会いに宮殿にやって来た時、「我々南人派の間諜がまだ宮殿内に潜んでいる。」と英祖に打ち明けた南人派。

インジャの反乱軍が進行方向を稷山(チクサン)から安城に変えたことを知った英祖は、急いでグァンジャに「イ・インジャ率いる反乱軍が安城に向かっている。」と密書を送っていたのでした。

インジャが安城に向かうと聞いたムンスは、間諜を欺くためにわざと「稷山で待ち伏せをする。」と命じつつ、安城で待ち伏せしたのでした。

ムンスはビョンジュと闘い、ビョンジュが倒れこむと土をつかんでムンスに投げつけ、ムンスが危機に陥ります。

そこへ銃を持ったタルムンがビョンジュを打ちムンスの危機を救うと、「後退!」と命ずるインジャ。

反乱軍が後退しようとすると、後ろからイ・グァンジャが現れて捕らえようとします。

インジャは「散れ!」と叫んでミルプン君を連れて山の中に逃げて行き、グァンジャが追いかけますが逃してしまいます。

タルムンはビョンジュを捕らえて戻ります。

「勝ったーーーー!!!」と叫んで勝利を喜ぶムンスたち。

「銃を扱うのが上手いな。」とタルムンを褒めるムンス。

「弓を射るのが上手いな。」とムンスに言うタルムン。

タルムンは反乱軍の残党を捕らえに慶尚道に行き、こちらも奪還に成功します。

インジャとミルプン君が逃げて帰って来ると、チョン・ユニョンは自分の財産まで差し出しておいて、負けて逃げて帰ったのかと泣きながら痛哭します。

すると「俺を王様と呼ぶ民たちを集めて、またイ・グムを捕まえに行けばいいじゃないか。」と答えるミルプン君。

「もう終わったのよ。」と涙を流すユニョン。

勝利の知らせを聞いた英祖は「朝廷が一つとなり、反乱を乗り越えたのだな。」と喜び、「すべてはミン左議政の決断のおかげだ。」とミン・ジノンに感謝を伝えます。

英祖は勝利した政府軍を迎えるために鎧を着ます。

チャドンが英祖の鎧を着替えさていると、仁元王后がヨジを英祖の元に送ります。

ヨジが入って来るとチャドンは「続きはチョン宮女がしてくれますから、邪魔者はこれで失礼します。」と笑みを浮かべながら退席してしまい、チョホンまで席を外します。

仕方なくヨジが英祖の鎧の着替えを手伝います。

英祖は内心ドキドキしながら「どこで習ったのだ。」と尋ねると、「宮女になる前に習いましたから、ご心配なく。」とヨジ。

英祖は鎧姿でグァンジャ、チョ・ヒョンミョン、ムンス、タルムンをはじめ勝利した政府軍を迎え、グァンジャは英祖に報告します。

「無事に生きて帰って来てくれて感謝する。」と英祖は言い、一人一人に目を向けます。

「この国の兵士たちは聞くがよい。みなが命を懸けて朝廷と民たちを守ったのだ。どれほど危険だったか、私はみなの流した血と汗を忘れない。戦場で命を落とした者を決して忘れない。反逆者たちに勝った朝鮮の勝利の日、私を信じてほしい。民たちと共に真正な新しい朝鮮を立てることを。」と英祖。

そして英祖は「まだこの闘いは終わっていない。イ・インジャとミルプン君を必ず捕らえよ。」と命じます。

捕らえたビョンジュにインジャとミルプン君の居所を尋ねるムンス。

ビョンジュは「俺が素直に答えるとでも思っているのか?俺の命を助けると約束するなら、教えてやる。」と答えます。

このビョンジュの態度に怒りをあらわにするアボンやケドルたち。

ムンスは「体をバラバラに切断する極刑に処してやる。」と言ってその場を出て行きます。

反乱軍に参加した者たちを罰するが、その子や孫たちにまでは連帯罪は問わないと言う英祖。

するとジノンやチョ・テグ、老論派の臣下たちは英祖の考えに反対し、子孫までも厳しく罰しなくてはいけないと反論します。

「その者たちも私の民だ。」と英祖。

テグはジノンに、「また王様にしてやられた。」と笑みを浮かべます。

英祖は宮殿の門に、「反乱軍に加担した者の子孫に罪は問わない。」という内容のお触れ書きを貼り出すと、民たちはみな驚き感謝します。

グァンジャは「民たちは平穏を取り戻しています。」と英祖に報告しますが、まだインジャとミルプン君が捕まっていないことを心配する英祖。

タルムンを訪ねて来たユニョンに、タルムンは「ここがどこだと思って来たのだ。」と驚きます。

「死んだとしてもあなたの手にかかって死にたい。」とユニョン。

その夜、タルムンはユニョンを連れて英祖に会いに行くと、英祖は驚きます。

「こんなに遅くにどうしたのだ。」と英祖。

「今までお話できなかったことがございます。ミルプン君の妾が私を訪ねて来ました。」とタルムン。

「義禁府か司憲府に連れて行くべきなのだが。」と英祖。

タルムンは「この者の命だけは助けてもらえませんか。どれほど残酷な罪を犯したのか、知っています。ですがこの者が死ぬのだけは耐えられません。」とひざまずきます。

となりですすり泣くユニョンは、英祖にインジャとミルプン君の情報を伝えます。

部屋で明かりもつけずに着替えもせずにいる英祖。

そこへやって来たヨジは「明かりもつけずに、着替えもなさらずにどうなさったのですか。」と心配します。

「タルムンもこんな気持ちなのだな。何が起ころうともその人を守ろうとするその気持ち。私がお前に対するこの気持ちなのだな。」とつぶやく英祖。

タルムンは帰宅しユニョンにお金を渡しながら「小さい住まいは準備しているだろう。」と言い、タルムンは部下にユニョンを波止場まで見送るようにと指示します。

「私のこと、助けてくれるって言ったじゃない。私のこと離さないで。」と涙を流すユニョン。

インジャは再び人を集め、ミルプン君に「まだ我々についてくる者がたくさんいる。」とウソを言って安心させつつ、インジャ一人で逃げることを思案しています。

そしてインジャは部下に「南人派たちを連れて来るように。」と指示しますが、10人も集まりません。

「どうして、これしか集まらないのだ。」とミルプン君。

「イ・グムのせいです。もう我々を歓迎する者はいません。」と部下。

インジャはミルプン君から離れるために、「下の方の渡し場に行けば、王様に従う民たちがやって来るから、行ってみてください。」と言います。

愚かなミルプン君はインジャの言葉を信じて渡し場に行きますが、誰も来ません。

一方英祖はインジャとミルプン君の居所をユニョンから聞き出し、そこへムンスを送ります。

まだ渡し場で待っているミルプン君。

その様子を遠くから見守るユニョンは、インジャに裏切られたミルプン君が政府軍に捕らえられるのではないかともどかしく、「その場から逃げて。」と心の中でつぶやきます。

そしてその場を離れることができないユニョンは、ミルプン君に近づきます。

ムンスはインジャを捜し出し、「剣を捨てれば命は助ける。」と剣を向けます。

これに「剣を捨てれば死も同然。」と叫ぶインジャ。

けれどもインジャの仲間はみな剣を捨てて降伏すると、インジャの首に剣を突き付け「すべて終わった。」と警告するムンス。

とうとうインジャは剣を捨て、ムンスは捕らえたインジャを英祖の前に突き付けます。

英祖の前でひざまずくインジャに、「ついにそなたが姿を現したな。反逆の首謀者、イ・インジャ。」と英祖。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

あとがき

思ったよりはあっけなく勝利が決まり、良かったですね。

ビョンジュとインジャは捕まりましたが、ミルプン君はまだ逃げ続けるのでしょうか。

ユニョンがミルプン君に近づいて行きましたから、ユニョン次第でミルプン君の今後が決まりそうですが、どうなるでしょうか。

そしてヨジはすっかり英祖のそばで女官が板についていましたが、どうやら側室として名前が挙がるのではないかという予感が。

それでもまだヨジ役のコ・アラの足のケガが良くならないのか、あまり動きのないシーンが続いて、以前のような男前なヨジも見たいですね。

韓国第43話の視聴率は7.5%、

第44話の視聴率は8.2%でした。