2019年2月11日〜4月30日
SBSで放送の月火ドラマ
「ヘチ」~王座への道~
第23話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
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写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
キャスト・登場人物はこちら→[ヘチ]~王座への道~キャスト
<[ヘチ]~王座への道~ 第23話あらすじ>
イ・インジャの言葉を信じて渡し場で民たちを待つミルプン君。
そのミルプン君を見かけたチョン・ユニョンは見ていられなくなり、ミルプン君に「これ以上待たないで。イ・インジャは一人で逃げたわ。」と声を掛けます。
ところがミルプン君はユニョンの言葉を信じず、「俺を王として従う民たちが、俺を待っているんだ。」と答えます。
ユニョンはミルプン君の頬を叩き、「王?あんたは王になる資格も能力もない人間よ。バカね、目を覚ましなさいよ。」と言います。
その言葉に震えながら否定するミルプン君。
一方宮殿ではパク・ムンスがインジャを捕らえて英祖の前に突き付けます。
ひざまずいたインジャに英祖は「反乱を起こして民たちを殺し、国を混乱に陥らせたお前を極刑に処す。」と言います。
「ニセの王の分際で誰に向かって・・・。俺に罪があるとすれば、南人として生まれたことだけだ。」とインジャが言うと、怒ったムンスがインジャの首に剣を突き付けます。
「いっそのこと、俺を殺せ。俺は南人派だから何もできないが、こいつは先代王を殺して王のマネごとをしているではないか。」とムンスに向かって言うインジャ。
英祖はムンスに剣を収めるように命じ、「お前の言う通り俺とお前とは特別な違いはない。それに俺は賤民の血を引いている。だがこの世は決してお前のやり方では変わらない。お前は間違っていた。他の道があるということを俺が必ず証明してみせる。」と言います。
英祖はミルプン君を捕らえるため、官軍を送り捜索させます。
英祖はイ・グァンジャに「ミルプン君はまだ捕らえられないのか。」と尋ねると、「兵士を送りましたが、まだ知らせがありません。」と答えるグァンジャ。
ミルプン君を利用したと本人に明かすユニョン。
それでもミルプン君は、自分が王になったらユニョンを自分のそばに置くと言います。
「あなたをこんな風にしたのは、私のせいよ。だから私にも機会をちょうだい。私が許しを得た分、あなたにもそうしてあげたいから。」とユニョン。
そしてユニョンはタルムンからもらったカネを商人に渡し、「清国に行く船を調達してほしい。」と頼みます。
ところが商人は「それはできません。タルムン行首に知られたら大変です。」と言うと、頑として聞かないユニョン。
ユニョンとミルプン君はある山奥の家に身を隠し、「清国に行こう。」と言うユニョンに「何を言っているんだ、俺は王だ。なぜ隠れなければいけないのだ。」と叫ぶミルプン君。
ユニョンはミルプン君に「私はあんたを利用した。許してほしい。」と言い、商人の方へ行きます。
ミルプン君は今までのことを恨みつつ涙を流します。
ムンスを呼び出す英祖。
「また司憲府に戻らないか。司憲府に新たな争いが起こるだろう。」と英祖が言うと、英祖の命令なら何か意味があるのだろうと考えて従うムンス。
そして英祖は都承旨を通して便殿に臣下たちを集めさせ、南人派、老論派、少論派たちと会議を始めます。
すると老論派は官服を着た南人派を見て、「どうして南人派がいるのだ。」と声を上げます。
「強く新しい朝鮮を造る。」と答えた英祖は都承旨を呼びます。
「何の資格があって南人派を登用するのですか。あの中にはイ・インジャと内通している者もいるであろうに。」と言い、老論派と少論派は英祖の意思に従うことができないと反論します。
ヨジから便殿の様子を聞いた仁元王后は「朝廷のすべてを敵に回すことになるのに、王様・・・。」と心配します。
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夜更けまで業務をこなす英祖に、「進度が早いからもう少しゆっくりなさってはどうですか。」と心配するグァンジャとチョ・ヒョンミョン。
「反乱が終息したのにまだ争う姿を民たちに見せるのは良くないから。」と英祖。
老論派はジノンに「今まで大監は何をしていたのですか。老論派の首長としての資格を疑う。」と問い詰めます。
すると「資格ではなく、それが政治。そなたらが資格がないと言うのなら、私はこの座を降りよう。」とその場を立ち去るジノン。
少論派もチョ・テグに不平不満を言うと、「我々が王様を助けていた時、そなたたちこそ何をしていたのだ。」とテグ。
ジノンは英祖を訪ね、「すでに司憲府で動きがあるようです。」と報告します。
「ミン大監が私のために大変になるだろう。」と英祖。
ジノンは否定し、「いいえ、私は気が軽いですが王様の方が大変ではないですか。一時は私も蕩平を夢見ていましたが、現実には不可能でした。王様も私と同じように夢の実現が不可能だと悟るようになるでしょう。結局は後退も後悔もすることになるでしょう。」とジノンは部屋を出て行きます。
英祖はジノンを呼び止め「いずれ私も後退するなら、なぜ私を助けるのだ。」と尋ねます。
「王様、まさにそれが政治なのです。過ぎ去るものは一瞬で、結局また後退するとしても疲れず失望せず、続く希望を抱き続けるのです。それでも世の中は少しずつ良くなるものです。」とジノンは答えます。
テグは「年寄りにはつらいから、もう執務を終えてください。」と英祖に頼みます。
「それはすまなかった。」と立ち上がる英祖。
英祖は庭に出ると、ちょうどヨジが風呂敷を持って来て、ハン尚宮に渡しています。
「ヨジよ、どうしたのだ。それは何だ?」と声を掛ける英祖。
遅くまで仕事をしている英祖のために茶菓を作って持って来たと答えるヨジ。
英祖はその包みを開けお菓子を食べ始めると、だんだん眉をしかめて「味見をしたのか?」とヨジに尋ねます。
謝るヨジに「宮殿に入る前に、みな学んだと言っていたではないか。いや、いい。私がこう望んだのだから。」と英祖はヨジの手を握り、「こうしてでもお前を私のそばに置きたかった。」と唇を重ねます。
クンテはタルムンに「ユニョンを見送った商人は戻らず、残りのカネも持って出なかった。」と報告すると、タルムンはユニョンのいる家に向かいますが、誰もいません。
その頃商人はミルプン君とユニョンは清国へ行く船に乗るために向かっています。
英祖はグァンジャには領議政を、ヒョンミョンには司憲府に行ってほしいと言いますが、二人とも断ります。
「師匠、私が命じているのではありません。お願いしているのです。」と英祖は言い、蕩平策を実行するために手助けしてほしいと言います。
司憲府は反乱軍に加担した者の子孫に罪は問わないという王の御命に背き、司憲府の兵士たちはインジャの義父を捕らえて家をあさります。
その知らせを聞いたムンスとユン・ヒョクは驚き、司憲府に行き「御命を守らないか。」と叫びます。
「御命?我々は南人派たちを捕らえるつもりだ。」と司憲府の兵士たち。
これに呆れるムンスとヒョク。
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英祖が南人派を登用するという話をウィ・ビョンジュは牢屋で聞き、町中では民たちの耳に入ります。
民たちは英祖の蕩平策には好意的でも、党派の争いには不満を抱いています。
タルムンはこのことをすぐに英祖に知らせなければと考えます。
そしてタルムンは商人の居所を知りその場に向かうと、そこにミルプン君がいると察します。
ユニョンとミルプン君は商人に船を用意させますが、商人は二人を船着き場ではなく山の方に案内します。
ユニョンは不審に思い商人に尋ねると、商人は剣を抜き「お前が誰だか知っている。」と言ってミルプン君を切ろうとしますが、ユニョンがミルプン君をかばいます。
ユニョンが剣で切られると、商人は逃げて二人の居所を兵士に伝えます。
ユニョンは「一度も真心から慕うことができず申し訳なかった。」と言い息を引き取ると、ミルプン君はユニョンを抱き、「俺を捨てないでくれ。」と涙を流します。
胸を痛めフラフラとさまよい歩くミルプン君。
タルムンは亡くなったユニョンを見つけると、初めてユニョンと出会った時のことを思い出しながら、「ポクタン、このためにお前を見送ったわけではないのに。」と嗚咽します。
このことが英祖にも伝わると、「あの女が・・・タルムンは・・・。」とつぶやきます。
結局グァンジャは英祖の命令に従い司憲府の大司憲になり宮殿に戻ります。
ヒョンミョンとムンスも司憲府に人事されますが、御命に背く司憲府の官吏たちによって、ヒョンミョンが中に入れないように妨げられます。
このことを英祖に報告するムンス。
英祖は司憲府に行き、「司憲府の官僚たちはこれから斎坐庁を開くのだ。その場で伝えることがある。」と言います。
「この国の司憲府は今まで病弊により腐敗していた。誰が司憲府の公正を信じているか。これ以上目をつぶることはできない。今日私はこの場で長らく司憲府の人事権を行使している吏曹正郎を廃止し、その制度を全面的に改革することを宣言する。」と英祖。
ミルプン君は都城に入り、市場にある鍛冶屋に行き小刀を盗みます。
そして宮殿に入り「王様のお出まし。」と叫びながら人を殺していき、庭で英祖が来ると知り前に進み出ると、護衛兵士たちがミルプン君を取り囲みます。
それでもミルプン君は「俺がこの国の王だ。」と叫びます。
写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi
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あとがき
ミルプン君が王になる資格もないと知りながら、ミルプン君を利用していたユニョン。
そのユニョンも息を引き取ってしまい、タルムンはいろいろな思いにかられて、しばらく何もできない状態ではないかと思います。
タルムンも信念が揺らいであちこちと渡り歩いて、最後には英祖の元に来ましたが、ユニョンとの関係も最後まで曖昧でしたね。
英祖も念願の蕩平策をジノンに否定され、鼻をへし折られた気分ですが、それでもジノンは英祖を応援してくれているようですから、これからも英祖の良き片腕になっていくのでしょうか。
次回で最終回ですが、展開がどうまとまるのか、サッパリ見当もつきませんが、次回に期待します。
韓国第45話の視聴率は6.9%、
第46話の視聴率は7.0%でした。
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