4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第6週、5月13日(土)第36話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第6週「響け若人のうた」第36話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
母・美代子から送られてきた可愛いピンクのブラウスを着て、電車に乗っているみね子。
「お父さん、みね子は今赤坂に来ています。」と呟くみね子。
町の看板で「すずふり亭」の場所を確認します。
「この道を、お父さんもお母さんも歩いたんですよね。そう思うとなんだか不思議な気持ちになります。ちょっと嬉しいです。そしてお父さん、このブラウスはね、お母ちゃんが作ってくれた物なんですよ、すごいですよね。どんな高級品より素敵だって愛子さんが言ってくれたし、私は鼻高々でありました。ハイ。」と呟くみね子。
そしてお店のガラスに映る自分の姿に満足していると、店内の主人と目が合い、急に恥ずかしくなりお辞儀をして走り去るみね子。
すずふり亭では接客係の朝倉高子が庭で雑誌を読んでいると、そこに先輩コックの井川元治と見習いコックの前田秀俊がジャガイモを持って来て皮むきし始めます。
秀俊は元治のジャガイモを見て、「あ。」と言うと、「どうした?」と元治。
「いいえ、別に。」と秀俊が答えます。
秀俊はジャガイモの数が自分の方が多いのに不満なようです。
「いいえ、別にって固いんだよな、お前はいちいち。あのな、そうつまんないヤツが作る料理は上手くなんないよ。遊び心って言うかさ、心の大きさって言うのがないと。料理人はダメ。」と元治。
「手を抜くやつは一流の料理人にはなれないって、シェフが言ってました。」と秀俊。
「だろ?俺の言った通りだろう。」と元治。
「はあ?」と呆れる秀俊と、笑う高子。
そこに隣の中華料理店福翠楼の福田五郎が「疲れた疲れた。」と言って庭に入って来ます。
「疲れるよね~チャーハンばっかり立て続けに入って来て。」と五郎。
「今あげたと思ったらまた注文が入るんだよね。」と元治。
「あ、元ちゃん。三丁目にな、新しいキャバレーが出来るらしいぞ。今夜あたり行ってみるか?オープンの時には女の子に力入れてるから、絶対行くべきだよ。」と五郎。
「行く行く!おい、秀!」と元治が言うと、「行きません。」とキッパリ断る秀俊。
「固いね~秀ちゃんは。」と五郎。
「いいわね、男の人はそういう場所があって羨ましいよ。」と高子。
「それがさ、ちょうど女の子の面接だったんだろうな。いい女が入って行くのが見えたんだよ。」と五郎が言うのを元治が熱心に聞いている間に、まだ皮を剥いていないジャガイモを元治の方に入れる秀俊。
そこに隣から「チャーハン!」と叫ぶのは五郎の妻・安江。
「またかよ、違う注文取って来いよ。お前の愛想が足りないんじゃないのか?」と五郎。
「料理人の腕が大した事ないからじゃないの!」と安江。
「何だと?!せめて五目チャーハン位取って来いよ。」五郎。
「それから、キャバレーに行くって?」と安江は五郎の耳を掴んで店に引っ張って行きます。
「今日、どうすんの?」と叫ぶ元治。
「残念だったね。」と高子。
その賑やかな庭に現れたみね子。
「あの、すずふり亭は・・・?」と尋ねます。
「うちだけど。」と元治が答えると、「え、本当ですか?いがった。あの、私谷田部みね子って言います。」とみね子が言います。
すると「谷田部って。あの茨城の?」と秀俊。
「あの、ご挨拶に伺ったんですが。あ、ここから?」と裏玄関から入ろうとするみね子。
「いえ、表にご案内。」と元治が秀俊に案内させます。
「すみません、お仕事中に。」とみね子。
「お父さん、見つかった?」と秀俊が尋ねると、「いえ、まだ。」とみね子。
「見つかるといいね。」と言って、秀俊は店の入口を案内します。
「素敵ですね。」とみね子が言うと、「味も最高だよ。」と秀俊。
「いつかカツサンドいただいたんですけど、びっくりするくらい美味しかったです。」とみね子が言うと、ニコっとして店に案内する秀俊。
「鈴子さん、お客さんです。谷田部さんです。茨城の。」と秀俊。
「初めまして、谷田部みね子と申します。」とみね子。
「あ、まあ、ようこそ。お母さんからお手紙いただいてたのよ。どう?東京、慣れた?仕事はどう?」と店主の牧野鈴子。
「東京はまだ分からないですけど、仕事は楽しいです。」とみね子。
「いつ来てくれるのかなって楽しみにしてたんだよ。」とシェフの牧野省吾。
「伺うのが遅くなってすいません。あの、母が送ってくれたんですけど、茨城のかんぴょう、これ美味しいですから。」とみね子。
「これ、嬉しいな。秀、海苔巻作るか。まかない。」と省吾。
席に座ったみね子は、「父はまだ見つからないです。」と言います。
「そう。」とガッカリする鈴子。
「父と母がお世話になりました。ありがとうごさいました。」とみね子。
「トランジスタラジオの工場だって?仕事きつい?」と省吾。
「私不器用なんで最初はちょっと苦労したけど、みんないい人たちだし、寮の仲間もみんないい子たちでとっても仲がいいんですよ。とても楽しくて毎日修学旅行みたいです。」とみね子。
「それはよかった。」と鈴子と省吾。
「さっきも電気屋さんがあって、そこの店先にうちの工場で作ったトランジスタラジオが売ってて。すげえなあと思って、なんか誇らしいと言うか、嬉しくなってしまいました。私なんかただ部品差してるだけなんですけど。」とみね子。
「でも、その部品もちゃんと差し込まないと、鳴らないんでしょ?」と省吾。
「はい、そうなんです。」とみね子。
「責任重大だね。」と笑う省吾。
「仕事楽しい?」と鈴子が尋ねると、「楽しいです。じいちゃんに言われたんです。東京行く前に。”みね子は働くの好きか?”って。好きだよって言ったら、”だったら大丈夫だ、働くの好きなら生きていける”って。」とみね子。
「素敵なじいちゃんだね。」と鈴子。
「あ、あの、今お店って休み時間ですよね?そっか、レストランはそういう仕組みになってるのか・・・。」と一人呟くみね子。
「ん?何がいい?何でも作ってやるよ。言ってごらん。」と省吾。
「いえ、違うんです。初めてもらったお給料でこちらに来て自分のお給料で食べるんだって楽しみにしてたんです。」とみね子が言うと、「特別みね子ちゃんのために店を開けるよ。」と省吾。
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みね子はメニューを見て悩んでいます。
みね子のおこづかい千円では値段の高い物が多いようです。
「あの、ライスってご飯だけですよね。」とみね子。
「そうだよ。」と高子。
「水はタダ。」と笑う高子とみね子。
「予算いくら?」と高子が尋ねると、「50円くらいしか使えなくって。」とみね子。
「分かった。」と60円のビーフコロッケをおすすめする高子。
「3番さん、ビーコロワン!」と高子と省吾、そして厨房でも叫びます。
すずふり亭のビーフコロッケとは、ジャガイモを使わず煮込んだ牛肉をホワイトソースで包んだ贅沢なコロッケです。
そして自慢のドビソースをかけて出来上がり。
みね子はお箸でコロッケをほおばると、「なんだこれ~、うめえな~~~。」と言うみね子。
「自分のお金で稼いで食べる物は美味しいよね。」と鈴子。
「私、決めました。お給料のたんびに一つずつ注文します。そして最後はこの店で一番高いビーフシチューを頼みます。」とみね子。
「お待ちしております。」とお辞儀する省吾。
「頑張れ、みね子。」と応援する鈴子。
「お父さん、私も一人前の労働者になれた気がしました。その晩は、ビーフシチューの夢を見ました。」と呟くみね子。
あとがき&感想
実と美代子がお世話になったすずふり亭へ出掛けたみね子。
鈴子や省吾たちに温かく迎えられました。
茨城の実家を離れても、こんな風に親切な人たちとの出会いがあり、東京暮らしも寂しさを感じないかもしれませんね。
確かに寮での暮らしも枕投げから始まって一緒に銭湯に行ったりして、修学旅行気分のようですね。
でも、鈴子たちも心配していましたが、実の事が気がかりですが、仲間やすずふり亭の人たちや、交番勤務の正義、みんなが支えてくれて応援してくれるので、心強いです。
みね子が毎月お給料を貰ったらすずふり亭でお料理を注文すると言っていましたから、次回はどんなお料理が出てくるのか、今から楽しみです♪
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