4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第11週、6月17日(土)第66話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第11週「あかね荘にようこそ!」第66話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
すずふり亭では、一日の仕事が終わると男性たちは飲みに出掛けます。
「なんだよ秀は、俺が誘っても断るくせに。」と元治。
「得る物がありませんから。」と秀俊。
「あ、そうか。」と納得する元治。
「お父さん、今日も一日すずふり亭での仕事が終わりました。仕事終わりは男の人たちは飲みに、私たちは銭湯に行ったりします。すずふり亭の2階ある、鈴子さんの家にはお風呂があるのですが、みんなでワイワイ行くのが好きなんじゃないかと思います。男の人たちの中には、福翠楼の五郎さんも、和菓子屋の大将も一緒です。でも、ヤスハルさんはお父さんと一緒は嫌なので行きません。面倒くさい人です。」と呟くみね子。
庭で一人ギターを弾くヤスハル。
すると「うるさい!ヘタくそ!」とアパートの窓から顔を出して叫ぶのは早苗。
「そんなわけで、今日も一日良く働きました。寝るのが一番幸せな時間です。眠る時は色々な人の事を考えます。奥茨城のお母ちゃん、祖父ちゃん、ちよ子、進、宗男さん、村の人たち、三男、時子。そして幸子さん、優子さん、澄子、豊子、愛子さん。そしてもちろんお父さん。東京に来てもうすぐ1年。みんなの夢を見ます。でもなぜだか最近夢は紫色です。」と呟くみね子。
窓の外のネオンが紫色に光っています。
みね子は眠りかけてから目覚まし時計をセットするのを忘れた事を思い出して、布団から這いだしますが、途中でバッタリと寝てしまいます。
翌朝、早苗が目を覚まします。
「何で私は、あいつの目覚ましが鳴るのを待つ体になってしまったんだ。なぜ鳴らない?なぜだ?」と早苗。
みね子はぐっすり眠っています。
「どうなってんだ、大丈夫なのか?あいつは起きなくて。別に心配している訳じゃない。」と早苗。
ついには腕組みをしながら部屋の中をぐるぐる回って考えてはイライラする早苗。
とうとう限界が来て、みね子の部屋のドアのノックする早苗。
みね子はその音でわずかに動きます。
すると隣のドアが開き、純一郎が出て来ます。
早苗がにぎりこぶしを高く上げているのが見えたので、会釈して部屋の中に入る純一郎。
すると次は反対隣りの漫画家、啓輔が出て来て、早苗の姿に驚いて慌てて部屋に入ってしまいます。
その音でみね子も起きてきてドアを開けると、誰もいません。
「ま、いいか。」とみね子。
みね子は目ざまし時計を見ながら、「止めたのか?いつの間に。」とみね子。
「お父さん、私まだ遅刻はしていません。自慢です。高子さんと元治さんは時々します。」と呟くみね子。
すずふり亭に行くと、秀俊がもう仕事をしています。
「朝結構強いの?寝坊しないね。」と秀俊。
「農家育ちですから、朝は早いんです。」とみね子。
「今日一日頑張ったら、明日はお休みです。」と呟くみね子。
翌朝、みね子の部屋から目覚まし時計がジリジリと鳴っています。
目が覚めてしまい「何で?休みでしょ?今日。何で鳴ってんの。何で昨日じゃなくて、今日なの?」と呟く早苗。
「早く止めろ!」と叫ぶ早苗。
みね子はぐっすり眠っています。
2階にドカドカと上がってくる早苗。
みね子の部屋のドアの前まで来た時に、目覚まし時計がピタッと止まります。
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アパートの炊事場でお茶を入れる早苗。
みね子が来ると、早苗は睨み付けています。
「良く眠れた?」と嫌味っぽく尋ねる早苗。
「はい。」と返事をするみね子に、「だろうね。」と早苗。
そこへ純一郎が入って来ます。
「仲いいんですね。お二人。」と純一郎が言うと、「全くそんな事はありません。」と早苗。
「じゃ、ずいぶん優しい人なんだ、早苗さん。」と純一郎。
「なんかずいぶん嫌な感じの男だね。」と早苗。
「は?僕がですか?」と純一郎。
そこへ啓輔が入って来ます。
「そう。なんだか上から下々の庶民を見下ろしてるみたいでさ、余裕のある顔しちゃって。実家は佐賀の大金持ちで代々製薬会社を経営する一家で、佐賀の人なら知らない人はいないような家なのに、そこの跡を継ぐことも決まっているのに、わざわざこんなアパートに住んでアレでしょ?若いうちに苦労しておいた方がいいとか、下々の暮らしも知っておいた方がいいとか。」と早苗。
「何てあなたにそんな事言われなきゃいけないんですか。」と純一郎。
「あの~。」と啓輔が言うと、「黙ってろ貧乏神。」と早苗。
「いつまでも売れない漫画なんていい加減諦めたらどうなのよ。ずっとこのアパートには貧乏神の匂いがするのよ。田舎のお母さん帰って来いって言ってるんでしょ。就職口も探してあるって言うじゃない。だいたい相棒はどうしたのよ?年末に里帰りして以来戻って来ないじゃないの。捨てられたんだよ、あんたは。」と早苗。
「今一番気にしてる事を・・・。」と啓輔。
「そうなんですか?」とみね子。
「なるほど、そういう性格だからなんですね。気が強くて我慢する事知らず、あまりにもズハズハ言うから、見合いを40回も断られ続けている。無理もないなあと思って。」と純一郎。
「38回。」と早苗。
「女子高時代には気に入らない男の先生を説教して泣かしたことがあるとか。」と啓輔。
「えっ?!」とみね子。
「男のくせに泣く方が悪い。」と早苗。
「あの、皆さんに一つ質問してもいいですか?何でそんなにお互いの事知っているんですか?」とみね子。
みな、大家さんから聞いたと言います。
「何で大家さんはそんな事知ってるんですか?」とみね子。
「他の人の話は聞いたけど、自分の話はしちょらん。」と啓輔。
不思議に思った早苗がまず大家さんの方に行きます。
みんなもついて行きます。
すると、管理人室では富が電話をしています。
どうやら電話の相手は純一郎の母親。
「そうですねえ、ヘンな女に引っかかったり、とかという様子は見受けられません。あ、アパートには女性は二人おりますが、一人は行き遅れの怖~い女ですし、もう一人は、ただの田舎娘です。ご安心くださいませ。お任せください。いつもいつも美味しい物をありがとうございます。」と富。
富は部屋の住人の親に美味しい物を目当てにしょっちゅう電話をしていたのです。
あとがき&感想
よその部屋の目覚まし時計がいつまでも止まらないで鳴っているのは、本当にイラつきます。
本人は全然気づかずに寝ているのですから、不思議です。
毎日そんな風に過ごしていると、体内時計がよその家の目覚まし時計に合ってしまうんですね。
いつも鳴るはずの時計が鳴らないのも怖いものです。
それより怖いのが大家さんの口ですよね。
お互いがお互いの事を知り過ぎていて怖いですよね(笑)
でも、みね子のお陰で原因が分かって良かった。かな。
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