4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第12週、6月21日(水)第69話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第12週「内緒話と、春の風」第69話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
「いがったですね。戻って来てくれて。」とみね子。
「はい、ありがとうございます。」と啓輔。
「そうかな、本質的な問題は何も解決してないんじゃないの?だって二人でやってて全然ダメだった訳で、ダメな状況は何も変わらないんじゃないの?違う?」と早苗。
「そんな事言ったら身も蓋もないじゃないですか。冷たすぎますよ。そんなの。」とみね子。
「そうでもないんじゃないかな。早苗さんはそんなに冷たい人ではないと思うけどな。本当に冷たい人はあんなに人の事長く語ったりしないと思う。みんなとの会話を楽しんでいる。実はおしゃべり好きな人で、照れ隠しで意地の悪い言い方しかできない。今も分かりにくいけど、とても楽しんでいる。ですよね?」と純一郎。
「帰る。」と席を立とうとする早苗を止めるみね子。
「あんたさ、まさか私に惚れているんじゃないでしょうね?私、あんたみたいに上から分かったような言い方する男は嫌いだから。」と早苗。
「ご心配いただかなくても大丈夫です。僕も喜怒哀楽の分からない相手は苦手なんで。」と純一郎。
早苗は啓輔に、「何であんたは、相手を怒らないのよ。何やってたんだって。」と尋ねます。
「いいがです。帰って来てくれれば。」と啓輔。
「啓輔、聞いてくれるか?」と祐二。
「あ、でもいやな話しなら聞かんでも・・・。聞きますちゃ。」と啓輔。
「年末に一緒に高岡に帰って、駅でおらっち別れた。おそらく家に帰れば居心地がいい、別に高岡が嫌で家を出た訳じゃないからな。でも、おらっちは確認しあったちゃ。あくまでも今回は久しぶりに親に顔を見せる一時帰郷やち。おらっちには夢があると。」と祐二。
「そして、美味いもんをたらふく食いだめし、たくさん食いものを持ち帰り、できれば小遣いももらって帰ろうと。」と啓輔。
「そのとおりやちゃ。」と祐二。
「お父さん、ちょっといい話を想像したんですが。」と呟くみね子。
「そして、確実に家出ちゃ引き留められっちゃ。じゃけど、おらは負けんかった。ほんまにあの手この手の引き留めにも負けんかった。見合い話まで持ってきたんだぞ。まったく冗談じゃないぜ。」と祐二は見合い相手の顔を描いて、「こんな顔した女だぞ。冗談じゃないっちゃ。」と祐二。
「写真は見たんだ。」と早苗。
「そりゃ、見るやろ。」と祐二。
「じゃ、キレイな人だったらどうだったんですか。」とみね子。
「そりゃ・・・断ったに決っとるないけ。」と祐二。
「どうだかね。」と早苗とみね子。
「見合いもちゃんと断り、4日に荷造りもしました。うち、運送業で1月4日は初荷って言って忙しい朝に運転手が怪我して、手伝わんわけにはいかんがなってしまった。」と祐二。
「やっといい話になってきました。」と呟くみね子。
「でまあ、大変なのを振り切って帰るもなんだと思って手伝った訳で。ケガはすぐには治らなくて、一日、また一日と手伝うことになってしまって。」と祐二。
「なるほど。」と啓輔。
「ずっと啓輔の事、どうしてるかなって考えてた。その分、アルバイト代を東京に持って言って、また漫画を描くがやってな。」と祐二。
「じゃ、その従業員のケガが治ったから東京に帰って来たという訳か?ずいぶん長くかかったんだな。」と早苗。
「いや、怪我は10日くらいで治ったんだけど。」と祐二。
「そこから2か月くらいありますけど。」と突っ込む純一郎。
「何をやってたんですか?」と尋ねるみね子。
「白状しろ。」と早苗。
「その・・・つまり・・・恋をしたがちゃ。毎日荷物を届けるうちに取引先の娘に、恋をしてしまったがじゃ。何とも可愛くて内藤洋子にそっくりな・・・。」と祐二。
「内藤洋子かあ~。」と純一郎。
男性三人は内藤洋子に意気投合します。
「島谷さん、好きなんですか?」とみね子。
「はい。」と答える純一郎。
「へぇ。なんですか、その”それなら仕方ないなあ”みたいなの、おかしくないですか?」とみね子。
「気を付けろ。男ってのは、こういうくだらない所で妙に理解しあうところがあるから。」と早苗。
「だって、内藤洋子と毎日会えるがです。」と内藤洋子の似顔絵を見せる祐二。
「似てるだけでしょ?!」とみね子。
「そりゃ、そうやけど。」と祐二。
「で、どうせ振られたんだろ。だから東京に戻って来たんだろ。そういう事だろ?」と早苗。
「えっ?!」と祐二。
「図星か。」と早苗。
「絶対漫画で有名になって見返してやる。なんじゃ、あの女!」と似顔絵を丸めて投げる祐二。
「終わりですか?全然いい話じゃないじゃないですか。」とみね子。
「誰もいい話だなんて言ってないし。」と祐二。
「君はそれでいいの?」と啓輔に尋ねる早苗。
「僕も、謝らないといけんがです。もう祐二は帰って来ないと思って、覚悟を決めんにゃいけんなと思って。僕らは藤子先生に憧れて二人でやっとったけど、一人の方が上手くいくんじゃないかって思いはじめてました。すまん。許してま。」と啓輔。
「何いっとんがや。お互い様やないか。」と祐二。
抱き合う啓輔と祐二。
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「じゃ、僕らはそろそろ。」と純一郎が言うと、「ちょっこす、待っててください。」と啓輔。
「みね子さん、あなたは漫画の事をほとんど知らんらしいすね。そういう人の意見が聞きたいがです。漫画雑誌の編集者はプロです。ある意味で専門家の意見です。ホンマの読者と感覚が違うのではないか。読者は漫画の専門家ではない。そういう人の感想を聞いてみた方がいいんじゃないかと。」と祐二。
「なんか理屈がねじ曲がっている気がするな。」と早苗。
「そうですね。認められないのを人のせいにしている感じがします。」と純一郎。
「読んでみていただけますか。」と啓輔。
「今?」とみね子が漫画を読んでいます。
「お父さん、どうしたらいいですか?つまんないです。」と呟くみね子。
“キカイだけにキカイ体操です。ズコ。”と読んでちょっと吹き出すみね子。
「今のはウソです。ちょっと笑った方がいいかなと。二人ともとっても嬉しそうで、何だか私はどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。これを二人で一生懸命たくさん考えて描いたんだなって。その姿を想像したら本当に全然つまんないんだけど何だか私。」と呟くみね子。
「頑張ってください。」と言うみね子。
「感動してくれてるぞ。」と祐二。
「泣いてくれてる。」と啓輔。
あとがき&感想
あ~あ、祐二の話を聞いてなんだかムダな時間を過ごしてしまったなというみね子と早苗の後悔の念が・・・。
でも、男性たちは意気投合していましたね。
なんだかんだ言って住人たちが楽しく暮らしている様子は、見ていていいものですね。
ところで、みね子は優しいので最後の場面で、「つまらない。」の一言が言えず、誤解を呼んでしまったように思います。
啓輔と祐二がまたさらに漫画家目指して頑張ってしまいますね。
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