2017年4月2日〜9月15日までKBS2で放送された平日連続ドラマ
「名前のない女」
第50話後半,第51話前半(韓国:第68話)のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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キャスト・登場人物はこちら→「名前のない女」キャスト
<名前のない女 第50話後半(韓国:第68話)あらすじ>
ホン・ジウォンは自宅前で警察に捕まります。
証拠もないのに、と主張するジウォンに、ソン・ヨリは、ジウォンが自白する会話を録音した音声を聞かせると、ジウォンは青ざめます。
家から出て来たク・ヘジュは、虚偽告訴罪で訴えるとヨリを脅迫しますが、「罪を犯したのだから、償うのは当たり前。ポミの死亡診断書を偽造したのが、立証されたのよ。」とヨリ。
ヘジュは急いで車で警察署に向かい、ヨリはク・ドチに電話を掛けて、ジウォンが捕まったと報告します。
警察ではヘジュがムヨルを呼び、ドチも駆けつけます。
「たいした証拠にもならないモノで。」とヨリに文句を言うヘジュ。
ムヨルが顔を出すと、席を外したジウォンは廊下にムヨルを連れて行き、「診断書を偽造した、と話した録音があるから、知らないと言って逃げ切る事ができない。それでなんだけど、ポミのウソの死亡診断書はあなたがやったと言いなさい。」とムヨルに言うジウォン。
受け入れる事が出来ないムヨルは、考え込んでいると、「お母さんの言うとおりにしなさい。」とヘジュ。
「そうしないとポミを自分の元で育てられなかったと言い訳できるし、自分の子なんだから、罪も大した重くない。」とジウォンとヘジュが、ムヨルを説得します。
ムヨルは了承し、その見返りをジウォンに要求すると、「あなたが望むもの、全て。」と答えるジウォン。
警察署の前にいたヨリとドチの前に、ジウォンが現われて、ヨリとドチは驚きます。
「罪のない私が、どうして捕まらなければいけないのよ。真犯人が現われたんだから。」と言って、ジウォンとヘジュは帰って行きます。
ヨリとドチは警察署の中に入ると、ムヨルが調査を受けています。
「一体ホン・ジウォンとどんな取引をして、あなたが捕まっているの?」とヨリ。
「お前こそ、お義母さんに罪をなすりつけて。」とムヨル。
ヨリは刑事に、「この人の話を信じないでください。」と言いますが、「自白しているのだから、どうすることもできない。」と刑事。
ヨリはムヨルに、「今からでも、本当の事を言いなさい!後で後悔するわよ。あんたはまだ分からないの?ホン・ジウォンにいつ捨てられるか分からないのに。」と激しく迫ります。
「早く留置場にでもどこにでも、入れてください。」とムヨル。
ジウォンとヘジュが警察署から家に帰ると、ク・ドヨンも帰宅します。
ヘジュがジウォンをかばったので、ドヨンはジウォンが家に入る事を許します。
ところがドヨンはジウォンと同じ部屋を使うのは嫌だからと、ジウォンを書斎に追い出します。
ヨリはドチとユン・ギドンの家に行き、「ポミの親権を回復させるのは、難しいかもしれない。」と弱音を吐きます。
「それでも諦めてはいけない。」と励ますドチ。
ドチは一人で帰宅すると、ドヨンが一人で酒を飲んでいます。
ドチはドヨンを止めますが、検査の結果異常なしだったとドヨンが言うので、安心するドチ。
ドチはドヨンに、兄は自分にとって親のような存在だと感謝し、過去のドヨンの行いも恨みも、もう水に流したと言います。
ドヨンはドチに過去の事を謝罪します。
翌朝、食卓で「ムヨル君は朝からどうした?」とドヨンが尋ねると、「仕事で早く出かけたわ。」とジウォン。
「お義姉さん、またウソを言うのですか?罪をムヨルに着せて、捕まったじゃないか。」とドチ。
「お前たち、何を企んでいるんだ?」と怒るドヨンは、ジウォンとムヨルが何か取引していると、勘付きます。
「母子そろって、怖いですね。とてもここにいられない。」とドチは席を立ってしまいます。
出勤準備をしながらドヨンは、「財産をもう一度自分名義に戻す。もし拒否するなら、訴訟を起こす。」とジウォンに言います。
ジウォンは了承し、「それよりソン・ヨリを放っておくわけにはいかない。ドチとヨリを離婚させる。そうしたらマヤの問題も解決できる。」と言って、ドチを離婚させるか、ドチがこの家族と縁を切るかどちらかだと、ドヨンに迫ります。
ジウォンが部屋から出て行くと、ドヨンは部下に電話をし、ムヨルの状況を調べるように、そしてジウォンの動きを監視するようにと指示します。
チャン・エノクはムヨルに電話をしますが、電話に出ないムヨルを心配します。
エノクはキム・ヨルメに電話をし、ムヨルの事を尋ね、ヨルメは職場でヨリに兄について尋ねます。
「お兄さん、留置場にいるわ。」とヨリ。
驚くヨルメに、「ポミの事で、ホン・ジウォンの代わりに警察に自首したの。だからお兄さんが警察で正直に話すように説得して。」とヨリはお願いします。
ヨルメはすぐにエノクに電話をし、ムヨルの事を報告します。
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ジウォンはムヨルと面会し、残念ながらドヨンに財産を返すので、株式の半分をムヨルに分ける事は出来ないが、ビルをムヨルに譲ると言い、ムヨルは喜びます。
そしてマヤを今日連れて帰ると言うジウォン。
ムヨルに会いに来たエノクは、警察から出て来たジウォンに会います。
エノクは、「ムヨルに罪を着せるとは、何と罰当たりな。」とジウォンに怒りをぶつけます。
ジウォンは、「自分に考えがある。」と言いますが、「ヨリにもひどい仕打ちをしたじゃない!うちのムヨルを利用しないで!」とエノクは言って、ジウォンの悪事を警察署の前で大声で叫ぶエノク。
ジウォンが秘書と立ち去ると、留置場のムヨルを訪ねたエノクは、大声で泣き叫びます。
ムヨルはマヤを奪い返すとエノクに言い、心配するなと説得します。
裁判所の前でジウォンはヨリに、「状況が読める?誰が見ても、ポミの親権をあんたが得る事はないわ。」とジウォン。
<名前のない女 第51話前半(韓国:第68話)あらすじ>
帰宅したジウォンはガヤに、「マヤと一緒に暮らしたい。」と泣きつかれます。
ジウォンはヘジュに、「親権訴訟が済むまでの間、ガヤとマヤを連れて、海外に行きなさい。2時間後に空港で。」と言います。
エノクは会長室のドヨンを訪ねます。
そしてエノクはひざまずいて、ムヨルを留置場から出して欲しいとお願いします。
そしてマヤの件で親権訴訟も起きていて、ヨリがマヤを育てるべきだと訴え、会長室を後にします。
ジウォンは、ソ・マルリョンが買い物に出て、マヤが一人で家にいるのを狙い、家のインターホンを鳴らします。
そして、「今市場へ行っている間、家でマヤを見ていて、とお祖母さんに頼まれたの。」と言うジウォンに、玄関を開けるマヤ。
ジウォンは家の中に入り、「今お祖母さんの許しをもらったから、これからガヤとお母さんと旅行に行くのよ。」とマヤをだまし、強引に車に連れ込みます。
すると財布を忘れて買い物ができなかったマルリョンが、早く家に戻って来ると、ジウォンの車に乗ったマヤを目撃します。
その頃ヨリはドチとショッピングをしていますが、マルリョンからの電話を受けて、ドチとヨリは、ジウォンの自宅へ向かいます。
ジウォンがマヤを連れて空港へ向かっていると、ドヨンから電話が入り、「今すぐマヤと一緒に、私の所に来るように。」とジウォンに命令します。
そしてドヨンはドチに電話をして、会長室に来るようにと言います。
ヨリとドチが会長室に行くと、ジウォンとマヤが待っています。
マヤはヨリに抱き付き、ドチがマヤを連れて部屋を出ます。
ドヨンはジウォンに、「マヤを諦めろ。」と言い、ヨリには、「ドチと離婚しなさい。」と言います。
ドヨンはヨリに、娘か夫かの選択を迫ります。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/
あとがき
ドヨンが公平に賢くポミ問題を解決してくれるのかと期待しましたが、ヨリにとっては難しい選択を迫られてしまいましたね。
ドチと結婚しているので、ポミの祖父の弟が、ポミの父親になってしまうのが、ちょっと複雑だという事もありますが、ヨリがポミを選ぶのか、ドチを選ぶのか、そんな選択しなくちゃいけないのかな、と疑問に思ったりもします。
ポミを選んでドチを諦めたところで、ムヨルと寄りを戻すことも出来ず、ポミを諦めてドチを選ぶのも、今まで何のために苦労したのか、意味がなくなってしまい、ヨリにとっては耐え難い問題ですし、この選択をせずに、何か解決できる方法があるといいですね。
韓国第68話の視聴率は20.3%でした。
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