第16話でオンニョは典獄署の囚人たちの食料不足を解決するために、チョン・ナンジョンを騙して見事に食料を確保することが出来ました。
けれども凶作でその食料もいつまでもつか分かりません。
オンニョはどのようにして次の手を打つのでしょうか。
では「オクニョ」(獄中花・옥중화)第17話のあらすじを紹介します。
※なおこの記事内では、タイトルであり主人公の名前である「オクニョ」を韓国語読みの「オンニョ」と表記して紹介しています。
※ネタバレを含みますので注意!
出典:http://entertain.naver.com/read?oid=311&aid=0000654398
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<「オクニョ」獄中花 第17話あらすじ>
出典http://daejanggeum.xii.jp/okjunghwa_chart
キャスト・登場人物はこちら→「オクニョ」獄中花(オクチュンファ)キャスト
ソン・ジホンの祖父
オンニョが捕盗庁従事官ソン・ジホンに会いに行き、パク・テスとの出会いを話しています。
「典獄署にいる囚人は1年を越えて収監される囚人はいないと聞く。なぜパク・テスは20年もの間収監されていたのか。反逆罪なら島流しか斬首ではないか。」とソン・ジホンが尋ねます。
「後日分かりましたが、それは文定王后の命令だったからです。」とオンニョが答えます。
「そのパク・テスが何だというのだ。」と言うソン・ジホンに、「パク・テス様は・・・従事官の祖父にあたる方です。」とオンニョが告げます。
「私を反逆罪の血を引く人間だと言いたいのか。」とソン・ジホンは言います。
「パク・テス様を反逆罪に追いやったのが、ユン・ウォニョン大監なのです。それなのに、従事官はユン・ウォニョン大監の婿になると言うではありませんか。」とオンニョ。
「黙れ!」とソン・ジホン。
嫉妬
婚約者であるソン・ジホンが会っていたのが誰か気になるユン・シネは、オンニョについて調べるためにヤン・ドングに尋ねます。
「ついさっき、ソン・ジホン様と執務室に行ったのは誰ですか?」とユン・シネ。
「典獄署の茶母ですよ。」とヤン・ドング。
「どこかで聞いた気がする。そうだ、あの時の女よ。私、昔あの女に会ったことがある!」とユン・シネ。
昔自宅に来て観相(占い)を見てくれた女だと思い出します。
「ところがもっと笑える話が何だと思う?」とユン・シネ。
「それにオンニョが私の代わりに火賊牌(盗賊)に捕まえられたの。その女、火賊牌に殺されそうになったのに助かったのよ。」とユン・シネ。
「あらら、それは妙な運命ね。」と侍女チョングム。
「後味が悪いわ。何だか嫌な予感がする。」とユン・シネ。
オンニョによって自分の将来を邪魔されるような、オンニョの代わりに自分が死んでしまいそうな、そんな嫌な気分がします。
商団で
トチはユン・テウォンに会い「コン・ジェミョン大行首がユン・ウォニョン大監を訪ねて行って、テウォンを助けて欲しいと頼み込んだんだよ。それでお前が牢屋から釈放されたんだ。」と話します。
続けて「それで終わると思ったんだが、どうやら大行首とユン・ウォニョン大監との間に何かあるみたいだ。まだ繋がっているみたいだ。そんな予感がするんだ。」とトチ。
一方チャクトゥはユン・テウォンに「品物と帳簿の数が合わないぞ。テウォンよ、ユ行首に為替を受け取ったのがあるか?うちの商団の資金が横領されたようだ。」と言います。
その話を聞いてユン・テウォンはコン・ジェミョン大行首に会いに行きます。
「あ、テウォン、ちょうど良かった。連絡しようと思っていた。」とコン・ジェミョン。
「ユン・ウォニョン大監に会って、私を助けて欲しいとお願いしたのは本当ですか。」とユン・テウォン。
「その話はどこで聞いたんだ。」とコン・ジェミョン。
「本当かと聞いているのです。」とユン・テウォン。
「ああ、本当だ。」とコン・ジェミョンは答えます。
「何故ですか。私とユン・ウォニョン大監の関係を知らないから、そんな事をしたのですか。」とユン・テウォンは言います。
「それじゃ、俺に黙っていろと言うのか。」とコン・ジェミョン。
「生きるも死ぬも、私の事。大行首には関係ありません!」と怒った口調のユン・テウォン。
「お前の生死は俺にも関係ある。あの時はそうするしか方法がなかったじゃないか。」とコン・ジェミョン。
そして「ついでだから話すが、ユン・ウォニョン大監にその後何度か会ったが、幼いテウォンを捨てた事を後悔しているよ。」とコン・ジェミョンは告げます。
「後悔だって?そんな言葉を信じるのですか?あの人は卑怯だからそんな事が言えるのです。今さら尋ねて行って、助けてくれてありがとうと礼をつくせばいいと言うのですか。」とユン・テウォンが言います。
「私が言いたいのは、いくら否定しても親子の縁と言うのは切っても切れないものだという事だ。ユン・ウォニョン大監は何とかしてお前を助けたいと思っている。それでうちの商団の後ろ盾になりたいと提案してきている。」とコン・ジェミョン。
「私と縁を切りたいなら、その提案を受け入れてください。」と言って立ち去ろうとするユン・テウォン。
「テウォンが本当にチョン・ナンジョンに復讐したいのなら、ユン・ウォニョン大監の提案を利用するのも一つの方法だ。」とコン・ジェミョンは言います。
パク・テスの遺言
オンニョはソン・ジホンにパク・テスの遺書を渡しますが、断られます。
その遺書を読むオンニョ。
「私の孫チョンフン(ソン・ジホンの幼名)よ、見てくれ。」
「父母がいない長い歳月、人生がどれほど大変だったか想像できる。この文でお前の心の傷が癒せるのか分からないが、すまないと言いたい。この手紙を読んでいる頃には自分はもうこの世にいないだろう。この手紙と一緒にお前に地図を渡す。この地図の場所を訪れればお前の人生で役に立つものがあるだろう。最後に一つ、この手紙を託したオンニョは私にとってとても大切な友であり、たった一人の弟子でもある。オンニョをよろしく頼む。」
手紙を読み終えて、オンニョは涙ぐみます。
ソソルで
ファン・ギョハがユン・テウォン大行首を呼びます。
「外でユン・ウォニョン大監を見なかったか。」とファン・ギョハ。
「見ていない。」とユン・テウォン。
「今、捕盗庁従事官ソン・ジホンとお酒を飲んでいる。お前を反逆罪で捕まえた男だ。ユン・ウォニョンの婿になると言う男。」とファン・ギョハは伝えます。
「自分の息子は放っておいて、娘婿を可愛がるのを見ていると、ヘドが出そうだわ。」とファン・ギョハはユン・ウォニョンの行動が気に入らない様子です。
何も言わずに黙って聞いているユン・テウォン。
外ではユン・ウォニョン大監と捕盗庁従事官ソン・ジホンがお酒を飲んでいます。
ユン・テウォンは部屋の外へ出て行き、二人がお酒を飲んでいる様子を遠くから眺めています。
そして「本当にチョン・ナンジョンに復讐したいのなら、ユン・ウォニョン大監の提案を利用するのも一つの方法だ。」と言うコン・ジェミョン大行首の言葉を思い出しています。
そしてソン・ジホンも帰り道、酒の席で聞いた話を思い出しています。
お酒を飲んでいる時、ソン・ジホンがチェタミンについて聞きたいと言って、ユン・ウォニョンにパク・テスについて尋ねます。
するとユン・ウォニョンは、「パク・テスは私とは悪因縁のあるやつで、私とは政治的な立場が違う政敵を越えて、色々とぶつかることが多いやつだった。だが、俺は誰だ。ユン・ウォニョンだ。あんなやつを黙ってそのままにするものか。逆賊にして片づけてやった。」と明かしたのでした。
怒りにも似た感情を覚えるソン・ジホン。
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オンニョの提案
凶作で食料が不足して、典獄署で囚人が食べる食事も減らされていた危機を、オンニョの手柄で無事お米を確保しましたが、根本的な解決には至らずいつまでもつのか分かりません。
今後の事を考えると、長期的に食料を確保するためにオンニョはチョン・デシクに提案して、囚人たちに労役を課してお金を工面する事を考えます。
商団では安く人を使えて、囚人たちはお金を稼げて一石二鳥です。
問題は、囚人が何十人も外へ出て働くという事が出来るかどうか・・・。
オンニョはチョン・デシクに「だから主簿が刑曹参議キム・テジョン令監に説得してください。囚人が働いて収入を得る事は、前例があります。私の事を言えばきっと助けてくれると思います。」と頼みます。
「どうして刑曹参議と知り合いなのだ」とチョン・デシクが尋ねると、「イ・ジハム先生のご学友ですので。」とオンニョ。
オンニョはチョン・ウチと土亭イ・ジハムに囚人の労役について相談すると、塩を作ったら良いと提案します。
塩作り
オンニョはユン・テウォンに会いに行き、塩の取引について話します。
塩を取引して儲けが出るのは、塩を国に納める商団だとユン・テウォン。
「けれども平市署(物価等に関することを管掌した官庁)に納品する塩は、チョン・ナンジョンが独占しているから隙があるだろうか。」とユン・テウォンが言うと、「十分勝算があります。私たちが作る塩はもっと安いですから。」とオンニョ。
囚人たちがコン・ジェミョン商団で塩を作る仕事を手伝い、商団が塩を平市署へ納めてチョン・ナンジョンと競合する事になりました。
囚人たちを集めて「万が一、逃亡でもしたら徒刑に処す。」と話して、塩作りの労役をさせます。
ソソルでの乱闘
ソソルで働く妓女の中にチョン・ナンジョンが内密に送った手下がいる事が分かり、その妓女を辞めさせたファン・ギョハ。
その直後に官服の刀を持った男たちが「ユン・テウォンはどこだ。」と言いがかりをつけにソソルに押しかけてきます。
そこにユン・テウォンが現れると男は「今日はお前の葬式を挙げる日になるぞ。」と言って対峙します。
「誰の葬式になるかは、後で分かる。」とユン・テウォン。
闘いが始まります。
刀を持っていないユン・テウォンが倒れて危なくなったその時。
「何をしているのか!」と、ユン・ウォニョン大監が現れます。
ユン・ウォニョンはユン・テウォンを襲った一人ひとりを平手打ちします。
そしてユン・ウォニョンはユン・テウォンに近づき、「ケガはないか。話があるから。」と言うと、「話は何もない。」と言ってその場を立ち去るユン・テウォン。
オンニョを警戒するチョン・ナンジョン
オンニョの提案は刑曹参議キム・テジョン令監から許可が下り、チ・チョンドゥクは囚人の中で塩づくりの労働をする者を選び、名簿を作成します。
塩づくりをする囚人の中には、チョンドゥンとその弟子二人も含まれていて、チョンドゥンはオンニョに文句を言います。
けれども、「世の中にはスリ以外の職業があって、汗水流してしっかり働いて。」と説得します。
実際に塩作りが始まると、安い塩ができてチョン・ナンジョンの商団と入札で勝算があるとオンニョやユン・テウォンが喜びます。
「典獄署の囚人たちを塩田に投入するとは。」と驚くチョン・ナンジョン。
「はい、私が調べたところオンニョという女が手配してユン・テウォンが主導しているそうです。」とミン・ドンジュ。
「急になんで塩なのだ。何か企んでいるのではないか。」と言うチョン・ナンジョンに「何か企んでいたとしても、どうってことないでしょ。」と兄チョン・マッケ。
「もしかして、平市署へ塩の納品をしたいのではないか。」
「いくらなんでも、そんなに大量の塩を確保できるはずがない。」
「いいえ、あの女たちの動態を続けて注視するように。」とチョン・ナンジョン。
明宗とオンニョ
「あのオンニョという娘について調べたか。」と明宗が部下に尋ねると、オンニョは典獄署で生まれ育った事を聞きます。
オンニョの母親が典獄署の囚人だったと聞く明宗。
明宗の部下はオンニョに会いに行きます。
「私は刑曹正郎様に会う理由はございません。」とオンニョ。
するとそこに現れた明宗はオンニョに「何故、私を避けるのか。」と尋ねます。
すると「若旦那の正体は何ですか。」とオンニョが聞きます。
「私は刑曹正郎だと言ったではないか。」と明宗が言うと、「すでに刑曹正郎様がニセモノだと分かっています。一体正体が誰なのか、官職を詐称するのですか。正体を明かせないなら、私は行きます。」とオンニョ。
慌てて「正体を明かせない事情があるから、身分を隠しているのだ。」と明宗は言います。
「それなら身分を明かしてください。」とオンニョ。
「では、今から言う事は誰にも秘密にすると約束できるか。」と明宗。
「秘密にしなくてはいけない理由が納得できれば秘密にしますよ。」とオンニョ。
「私が典獄署へ行ったのは主上殿下の命を受けた暗行御史(王の命を受けて秘密に地方官の監察を行う)だからだ。」と言う明宗に、「今の言葉を信じろと言うのですか。ではその証拠を見せてください。主上殿下から馬牌をもらうと言うではありませんか。」と言うオンニョ。
明宗は「お、おい、馬牌を持って来い。」と部下に頼みます。
話の展開にハラハラしていた明宗の部下も飽きれて開いた口が塞がりません。
二人は近くの食堂で食事をしながら部下が持ってくる馬牌を待っています。
オンニョがクッパを美味しそうに食べているのを眺めている明宗。
「お食事はまだと仰っていましたね?どうぞ召し上がってください。」とオンニョ。
「おお、美味だな。」と見た目と違って意外と美味しいので感動している明宗。
「チャンクッパを初めて召し上がるのですか?」とオンニョ。
明宗は珍しそうに食べています。
「私に話って何ですか。」とオンニョが言うと、「主上殿下が典獄署の事を詳しく知りたいと仰せで。」と明宗。
「それならチョン・デシク主簿に聞いてください。」と言うオンニョに、「オンニョが典獄署で生まれ育ったと言うから、詳しいと思って。」と明宗が言います。
オンニョは「私の裏調査までしたんですか!」と言うと、「違う」と慌てる明宗。
そこへユン・テウォンとトチが入ってきて明宗に「詐欺師ではないか!正体が何だ。」と明宗の胸ぐらを掴むユン・テウォンに明宗の部下が刀を向けます。
そしてオンニョが見せて欲しいと言った証拠の馬牌を部下が見せたので、オンニョは謝ります。
「私もお前なら疑っただろう。絶対に私の身分を口外するな。今日はこれで帰る。」と明宗はその場を立ち去ります。
ユン・テウォンは、「あいつ、何だったんだ?怪しいから二度と会うな。」とオンニョに忠告します。
「それが、私の勘違いだったんです。あはは。」とごまかすオンニョ。
気持ちが変わるソン・ジホン
典獄署のオンニョにソン・ジホンが会いに来ます。
そしてパク・テスの遺書を見たいと言います。
ソン・ジホンに遺書と遺品を渡すオンニョ。
貢ぐチョン・ナンジョン
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンに会いに行きます。
「平市署にそろそろ塩の納品の件でよろしくと一言お伝え願えませんか。」とチョン・ナンジョン。
「お前は私の正室になったではないか。もう平市署へ塩を納品するのは辞めればいいじゃないか。」とユン・ウォニョン。
「旦那様、どうして私はまだお金を稼いでいるか、ご存じですか?私が稼いだお金はみな文定王后に貢いでいるのですよ。だからあなたも文定王后に認めてもらえるのです。」とチョン・ナンジョン。
驚くユン・ウォニョン。
ソソルで
ユン・テウォンはユン・ウォニョン大監にソソルで会いたいと知らせを送ります。
ソソルで二人は初めて会う事になりました。
「テウォンから先に会おうと言ってくれて嬉しい。」とユン・ウォニョン。
「大監にお願いがあります。今度平市署で塩を納品する競合があります。私が所属する商団の塩を納品できるように助けてください。」とユン・テウォン。
「それは・・・」ユン・ウォニョンは言葉を濁します。
ユン・ウォニョンの妾と息子の対決が始まります。
写真出典:http://www.imbc.com/broad/tv/drama/fip/clip/index.html
あとがき
今回もオンニョがイ・ジハムから知恵を借りて面白い提案をします。
今まで流通している塩に比べて価格の安い塩を作る事によって民の暮らしにも大いに貢献し、囚人の食糧を確保するというオンニョの計らいに、神経を尖らせるチョン・ナンジョン。
オンニョが何をやってもチョン・ナンジョンの気に障るようですね。
天下のチョン・ナンジョンを相手にオンニョの計画が上手く行くでしょうか。
そして明宗の身分を知らずに接するオンニョのそっけない態度に対して、慌てふためく明宗。
そのうち明宗の背中にオンニョが土足で上がるような・・・
事件が起きたりするかも知れませんね。(トンイを思い出します・笑)
明宗の正体が誰なのかが分かった時のオンニョの反応が気になりますが、それはいつになるでしょうか。楽しみです。
第17話の視聴率は18.3%でした。では次回第18話に続きます。
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