2016年8月22日~10月18日まで午後10:00~KBS2で放送された月・火ドラマ
「雲が描いた月明かり」
第17話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/gurumi/behind/wallpaper/index.html
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<雲が描いた月明かり 第17話あらすじ>
写真出典:https://knda.tv/kntv/program/kn000663/
キャスト・登場人物はこちら→[雲が描いた月明かり]キャスト
世子イ・ヨンに剣を向けたキム・ビョンヨン。
王は、「誰も近づくな!」と叫びます。
ハン・サンイクは、「世子様のお命が最優先だ。ホン・ギョンネを放しなさい。」と叫び、ギョンネは白雲会の間者に連れて行かれ、サムノムもついて行きます。
そのサムノムを目で追うイ・ヨン。
キム・ユンソンも息を飲んで見守る中、「私の無礼をお許しください。白雲会が望む世の中と、世子様が望む世の中が同じだと信じたいです。そして世子様と民との壁を打ち破って作る新たな国を見てみたいです。」とビョンヨンはイ・ヨンに言います。
気が付くとイ・ヨンの首に剣を向けているビョンヨンは、多くの兵士に囲まれています。
ビョンヨンが剣を収めようとすると、「ダメだ、その瞬間私はお前を失う。剣を収めるな、命令だ。」とイ・ヨン。
「命に背き、申し訳ございません。」と言って、剣を捨てた瞬間、ビョンヨンの胸を弓矢が貫き、剣で切られてしまいます。
イ・ヨンはビョンヨンを抱き寄せ、「忘れるな、私がこの世でたった一人を信じるならば、今も変わらずそれはお前だ。」と涙を流します。
「私を信じてくださって、ありがとう。」とビョンヨンは言って、息を引き取ります。
風燈祭の時ビョンヨンは、「最後の瞬間は、友として。」と願い事を書いたのでした。
ホン・ギョンネとサムノムは白雲会の間者たちに連れられ、宮殿の外へ出ようとすると、門番に止められます。
サンイクが通行証を見せて、「義禁府に押送せよという命令だ。」と言い、無事に宮殿を脱出しようとすると、兵士が追って来ます。
ギョンネとサムノムを宮殿の門の外へ逃がし、門を閉めたサンイクは、兵士に切られてしまいます。
ギョンネとサムノムは、切られたサンイクを見て、その場を離れられず、白雲会の間者によって馬に乗せられ宮殿を去ります。
ビョンヨンの遺体を運んでいる荷車を、チャン内官とユンソンが「私の友だ。遺体を引き取りたい。」と止めて、ビョンヨンの手を握るユンソン。
するとビョンヨンの手がわずかに動き、ユンソンが驚きます。
一か月後。
いつものように朝チャン内官がイ・ヨンを起こそうとすると、寝所にはイ・ヨンがいません。
イ・ヨンは妓房に出入りしては、朝になっても帰らない日々が続いています。
朝、妓房から出るイ・ヨンは、中宮殿のソン内官が妓房に入って行くのを見て、不審に思います。
午前の会議にも出席しないイ・ヨンに、朝廷では「世子を廃位させるべきだ。」と提案する領議政キム・ホン。
そしてキム・ホンは中殿キム氏を訪ねて、中殿が産んだ息子をじきに新たな世子を立てるゆえ、準備するようにと言います。
中殿は喜ぶ反面、ユンソンが真実を知っている事が気がかりになります。
茶山先生の家では、意識が戻らないビョンヨンの枕元で、「お前に会いに来た。いつになったら、返事をするんだ?」とイ・ヨンが声を掛けます。
イ・ヨンは茶山先生にビョンヨンの様子を尋ねます。
傷は良くなってきたと茶山先生が答えると、「もう少し休んでいたいようだ。」とイ・ヨン。
そしてイ・ヨンはサムノムについて尋ねますが、茶山先生は、「何の知らせもない、お寂しいですか?」と答えます。
「お蔭で楽しく遊んでいる。しっぽ捕り。」とイ・ヨン。
そしてキム氏一族が関わる土地、金銭、人脈について調べている二人。
「しっぽだけ捕まえても、体は逃げられるから、気を付けるように。」と茶山先生が助言し、イ・ヨンが「着々と準備中なので、先生も準備してください。」とお願いします。
中殿キム氏に呼ばれたソン内官は、「ユンソン正郎の言葉が、事実のようです。」と報告し、「本当に、あの子が生きているのか。」と呆然とする中殿。
ソン内官は、妓女たちの手で育てられていると答えます。
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サムノムは茶山先生を訪ね、ビョンヨンに会いに来たと言い、意識はまだ戻らないが、快方に向かっていると茶山先生から聞いて、安堵するサムノム。
ビョンヨンのいる場所に通されたサムノムは、「キム兄さん、私ですよ、サムノム。会いに来たのに、眠ったままですか?もう秋も終わってしまうのに、枯葉が落ちる前には起きてくださいよ。資泫堂に初雪が降ったら、どんな様子です?」とサムノム。
「美しい・・・とても。」とビョンヨンが目を覚まします。
「キム兄さん、目を覚ましたんですか?」と驚くサムノム。
「相変わらず口数が多いな。」とビョンヨン。
イ・ヨンは資泫堂の前で、一緒に鶏肉を食べた事や、世子のあだ名について話した事など、サムノムとの事を思い出しています。
そこへやって来たのは世子妃のチョ・ハヨン。
「がっかりなさいましたか?私で。」とハヨン。
「いいや、ちょっと驚いただけだ。」とイ・ヨン。
ハヨンは、「世子様が想い慕っている女性が分かってしまいました。取引という名目で世子妃になったのに、欲を出してはいけませんよね。その女性のように世子様をお慰めできませんが、世子様をお守りいたします。世子様のおそばにいられるのは、私だけですから。」と言います。
中殿キム氏はユンソンを呼び、「世子が廃位されれば、私と新たな世子をいつまで妨害するつもりか。」と言い、「中殿様、いや、叔母様。事実を知っても今まで黙っていたのは、認めたくはないですが、血筋のためです。それにしても、一度くらい顔を見たいのではと思いましたが。権力のために捨てられたあなたの子供です。」とユンソン。
「黙れ。」と中殿。
「自ら明らかにしてください。それが私に出来る最大の施しです。」とユンソン。
その二人の会話を立ち聞きしていたキム・ホン。
チョン・ドクホがイ・ヨンに会いに来ます。
「世子様を襲撃した刺客を集めたの人物が、まさに・・・。」と報告するドクホ。
イ・ヨンは報告を聞いてすぐに、便殿へ向かいます。
便殿では、キム・ウィギョやキム・グンギョが、世子の最近の行動を問題視して、王に報告しています。
そこへイ・ヨンが登場します。
王は、「夕べも遅くまで外に出ていたのか?」と尋ねると、「はい、吏曹判書の言う通り、妓房にも行き、賭博場にも行きました。
民心に耳を傾けるのが、聖君だと言うではありませんか。」とイ・ヨン。
「その民というのが、妓生や賭け事を好む者ですか?」とウィギョ。
「そうだ。」と開き直るイ・ヨンに、世子を廃位せよとキム・ホンたち臣下が王に上奏します。
「良く分かった。その前に妓房や賭博場での面白い話を聞かせようか?」とイ・ヨンは言って、似顔絵をばらまき臣下たちに見せます。
「なぜ、みな目をつぶっているのですか?」とウィギョ。
「さあ、どうしてだろうか・・・。みな死んだからだ。死人にして口封じしたらしい。私も驚いた。この者たちが多くの証拠を残した。東宮殿の襲撃をした刺客たちの遺体を調べたら、背後で襲撃を命じた人物がいた。」とイ・ヨン。
そこへ通された一人の罪人に、「この中に、襲撃を命じた人物はいるか?」とイ・ヨンが尋ねると、罪人はウィギョとグンギョを指さします。
イ・ヨンは刺客に流れた金の出所も調べて、ウィギョの秘密帳簿も証拠として出ました。
白雲会の仕業に見せかけた罠だと明かしたイ・ヨン。
イ・ヨンは茶山先生に、「しっぽを捕まえても体が逃げられるのを阻止するには、どうしたらいいか?」と尋ね、「まずは右腕、次は左腕、最後に頭を捕まえるまで、油断してはいけない。」と茶山先生から助言を受けたのを、思い出しています。
イ・ヨンはキム・ホンに、「領相に見せるモノがもう一つある。」と女性の似顔絵を見せながら、「ある日突然消えた女官だ。亡くなる直前に赤子を産んだそうだ。ところがその赤子がどこへ行ったのか見つからない。なぜだろう。領相は気になりませんか?」とイ・ヨン。
イ・ヨンは子供を妓房から東宮殿に連れて来たので、ハヨンがその子供の世話をしています。
「事情があって親元を離れた子供を預かったそうです。」とハヨンが言い、中殿キム氏は初めて見る我が子に凍りつきます。
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イ・ヨンは茶山先生の家を訪ねて、ビョンヨンに会います。
「どうしてそんなに長い間目覚めなかったのか。」とイ・ヨンが尋ねると、「世子様に顔向けできなかったので。」とビョンヨン。
「私の大切な女性を守ったではないか。それに何よりも元気になってくれて、嬉しい。」とイ・ヨン。
ビョンヨンは、サムノムが時々ここへ看病に来てくれると言います。
「全ての準備が終わったら、また私のそばに置くつもりだ。そうなったらまた資泫堂で三人楽しくやろう。」とイ・ヨン。
その二人の会話を、物陰から聞いているサムノムは微笑みます。
キム・ホンは中殿キム氏に、「どうしてそこまでして子を王位に就かせたいのか?どうせうちの血筋ではないのに。」と尋ねます。
ドキっとした中殿は、「この子は間違いなく私が産んだ子です。」と言うと、「宮中のみながそう信じています。これからも疑われないようにくれぐれも気を付けてください。もし事実が明らかになったら、死は免れないと覚悟してください。」とキム・ホン。
「領相こそ、無事であるとは思わないでください。父親の顔も知らない妓生の私を娘として育てて、王妃にしたのは、領相ではないですか。これ以上この国の王室を冒涜する事はない。」と中殿。
「黙らんか!」とキム・ホン。
「だから私の事に口を出すなら、覚悟が必要です。」と脅迫する中殿。
月を見ながらユンソンは、昔からイ・ヨンが羨ましかったと言います。
どんなに親しくても、結局は世子様に頭を下げる臣下の立場でしかないとユンソン。
「だから我々は今の関係でしかいられないという事か。ユンソン、ビョンヨン、そして私。争うしかない関係。」とイ・ヨン。
「キム氏一族から逃げたかった。」とユンソン。
「その気持ちが分かる。今やらなくてはいけない事があるが、お前を傷つけるか心配だ。」とイ・ヨン。
「私も心配です。自分の家門を守ろうとしてしまうのではないかと。ですから、何があろうと私にすまないと思わないでください。」とユンソン。
キム・ホンは8年前、観相を見てもらった時に、「世子イ・ヨンは短命で、ユンソンは聖君になる気品がある。」と言われたのを思い出しています。
どうせ王室の血筋でない子を世子にするなら、いっその事、ユンソンを・・・と悩むキム・ホン。
夜遅くに本を読んでいるイ・ヨンに、ハヨンが煎じ薬を持って来ます。
女官が毒見をした後、ハヨンが煎じ薬をイ・ヨンの前に置き、「お飲みください。」と差し出すと、ハヨンがはめていた銀の指輪が変色します。
ハヨンは急いで、「世子様、飲まないでください。」と煎じ薬を取り上げますが、すでに口に含んでいたイ・ヨンは、飲み込んでしまいます。
意識を失って倒れてしまうイ・ヨン。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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あとがき
サムノムの命が危ない瞬間、ビョンヨンが世子イ・ヨンに剣を振り上げる事で、みなを助けましたが、自らの命が危険にさらされました。
もうダメかと心配しましたが、死体かと思われて荷車で運ばれたビョンヨンが、生きているとは、ビョンヨン、生命力がありましたね。
ユンソンがいつもの絶妙なタイミングで現われて、助けてくれました。
そしてせっかくビョンヨンが九死に一生を得たのに、今度はイ・ヨンの命が狙われました。
一体黒幕は誰なんでしょうか。
やはり、ユンソンを王にしようとしている、キム・ホンでしょうか。
もしサムノムが知ったら、いてもたってもいられない事でしょう。
宮殿に入る事が出来ない身で、辛い事と思います。
イ・ヨンは助かるでしょうか。
そしてサムノムと再会できるでしょうか。
第17話の視聴率は23.3%でした。では次回第18話(最終回)に続きます。
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