2017年10月12日(木)夜9時~放送
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」
第8話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/cast/
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「ドクターX」キャスト
キャスト・登場人物はこちら→[ドクターX]登場人物キャスト&あらすじ
第5シリーズ 第8話あらすじ
元大臣秘書官八雲拓哉は、記者会見をします。
セイリン大学病院の補助金不正使用を厚労省が隠ぺいしてきた事実を明らかにします。
そして自分が根治手術が不可能な肝外発育型肝細胞がんを患っていると発表します。
だから命がある間に事実を明らかにしたかったと八雲。
神原紹介所では、麻雀をやりながらそのニュースを見ていた大門が、
「私、切りたい~。晶さん、営業してきて~。」と叫びます。
「これはダメね。関わったら永田町のズブズブに巻き込まれて、大変なことになるわよ。」と神原。
八雲は蛭間院長を訪ねると、
「ようこそ東帝大病院へ。私はあなたの勇気に感銘しております。全力を挙げて治療します。」と蛭間院長。
八雲は「厚労省に謀反を働いた私を、治療してくれる病院があるとは、嬉しい。感謝します。」と喜びます。
「これこそ、正義の中の正義です。」と蛭間。
朝出勤して来た西山と有馬、黒川は、エレベーターに乗ろうとすると、
先に乗っていたのは日本医師倶楽部会長内神田。
有馬と黒川はエレベーターを譲って、下がります。
内神田と見つめあう西山。
そこへ大門は急ぎ足でエレベーターに乗り込んでしまいます。
監査役が大門に「降りてください。」と言うと、
「あんた、誰?」と大門。
「大門未知子さん、あなたの噂は聞いています。これからもがんばって。」と
内神田は握手しようと手を出しますが、
大門は無視してエレベーターを降りてしまいます。
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東帝大病院では八雲の術前カンファレンスをします。
レントゲン写真を見せると、前に出て来る大門。
猪又が大門に、「あんたなら、どうする?」と尋ねると、答える大門。
すると、「このオペ、僕にやらせてください。」と西山。
「あんたには、ムリ。」と大門。
このオペは大門にしか出来ないと満場一致で決定すると、「御意」と大門。
内神田会長は蛭間院長と話をします。
内神田は八雲のオペをするんだなと尋ねて、「蛭間!」と叫びます。
セイリン大学病院の院長と桜木厚労大臣は友達で、
厚労大臣と内神田は友達だから、立場上困ると内神田。
「これ以上生きていても、いい事はないだろう。八雲に言われては困る。」と内神田。
蛭間院長と猪又、海老名、鳥井はカニしゃぶを食べながら、
八雲のオペは失敗しない大門がやる事になったと報告します。
「バイト風情の大門ばかりでなく、東帝大のお三方の誰かがオペしても
いいんじゃない?」と蛭間。
「いつものやり方でいいんじゃないですか?
オペは大門がやって、表向きは我々がやった事にしては。」と海老名。
ところが蛭間院長は、「大門にはやらせるなー!」と叫びます。
そして蛭間院長は海老名にオペを勧めます。
医局では、西山が大門に「どうして自分ではムリなんですか?」と尋ねます。
鳥井が医局に戻って大門に、「大門先生はオペできなくなった。」と言います。
大門はすぐに八雲の病室に入って行きます。
「ね、私にオペさせて。」と大門。
「もうオペは海老名先生にお願いしたんだよ。」と蛭間院長。
「私じゃないと、あんたは死ぬんだよ。」と大門。
「大門先生は、今コンプライアンス違反をしました。解雇!」と叫ぶ蛭間院長。
それでも「私じゃないと、あんた死ぬよ。」と大門。
大門は病室から追い出されてしまいます。
西山は大門と屋上で八雲のオペについていろいろと尋ねます。
「そんな事聞いてどうすんの?」と大門。
「海老名先生に、あのオペが出来るとは思いません。この病院、腐ってますよ。」と西山。
「だから?」と大門。
「俺も医者だ。患者を救いたい。そのためには手段を選ばない。」と西山。
医局では、「告発」と題したFAXが届きます。
その内容は、今までの難しいオペは全て大門がやったものだと書いてあります。
「これは告発じゃなくて、脅迫だ!」と驚く医局の先生たち。
そこへ海老名がやって来て、「内部告発だ。」と言います。
大門は神原紹介所でラーメンを食べていると、蛭間院長から電話がかかり、
神原と大門はすぐに蛭間院長室を訪ねます。
すると、告発文を神原と大門に見せて、「これはあなたか?」と尋ねます。
「私を安く見ないでください。大門はこういう事をする頭はない。」と神原。
そこへ蛭間院長に知らせが入り、西山が勝手に八雲のオペを始めてしまいます。
猪又が西山を止めますが、「上の許可をもらってるから、大丈夫。」と
西山は肝切離を続けます。
蛭間院長は西山を許可し、大門を助手に指名し、大門がオペ室に入ります。
「思ったより、大きい。」と呟く大門。
「しかしどうして院長は・・・。」と猪又。
西山はオペの途中で出血がひどくなり、早く止血しろと猪又が言いますが、
「いいから切離続けて。」と大門。
ついに西山と交代して、大門が止血せずに切離を続けます。
後ろでは新人たちが、「すげえ、早え~。」と見ています。
「さすがとしか言いようがないな。」と海老名。
「悔しいけど。」と猪又。
「これで良かったんですかね。」と鳥井。
無事にオペが終わり、大門は八雲の胸に手を当てて、オペ室を出ます。
その時に大門は西山を呼び出します。
「どんな手を使ってオペができるようにしたか知らないけど。」と大門。
「ご迷惑おかけしてすみません。」と西山。
「出血が多い時にどう対処するか、わからないまま始めたでしょ。
それで患者を救えないでしょ。」と大門。
「あの内神田って男、あれ、僕の父親なんです。
向こうは僕の事知りませんでしたけど。
僕の母は看護師をやっていて、外科医の内神田と恋人でした。
でも、その時に内神田は見合いの話が進んでいたんです。
母は妊娠している事を言わなかったんです。
僕が医師免許を取った時、母は進行がんで。」と西山。
そして西山はその事を内神田に明かします。
最初はマスコミに暴露しようとしたが、辞めたと西山は内神田に言います。
その代わり、西山はオペをさせてもらいたいと内神田にお願いします。
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内神田との会話を大門に話す西山。
そして難してオペをやりたがったのは、大門のせいだと言います。
最初は当たり障りなく、やっていこうと思ったが、大門先生のオペを見て、
「僕もあなたのような医者になりたい。だから、難易度の高いオペに
トライしたかった。」と西山。
「あんたは、自分がオペが上手になるためには、患者の命を犠牲にしてもいいの?
失敗された患者に後はないんだよ、あんたにはあっても。
だから医者は絶対に失敗しちゃ、いけないの。」と大門は立ち去ります。
神原は内神田会長を訪ねて、
「今回はこちらに請求書をお持ちするのが順当だと思いまして。」と言います。
そして神原は高級メロンと1,000万円の請求書を差し出します。
「いつもこんなアコギな金額をふっかけるんですか?」と内神田。
「アコギとは。自分の立場を窮地に追い込むかもしれない相手をあなたは救った。
それはなぜか。一度の失敗が医者に大きな傷を残す事になる。
そこであなたは西山先生のオペに、うちの大門先生を助手につけるように蛭間院長に命じた。
それはなぜか。息子は可愛い。あなたも人の親だったんだ、ウッチー。
あんな大きな子供がいて、私たちも年を取るはずね。」と神原。
「私はただ患者を救う最善の手を尽くしたけだ。支払は口座の方に。」と内神田。
「よろしくどうぞ。」と神原。
八雲は蛭間院長に、「手術は成功したんですね?私のオペは海老名先生がしたんですか?」と尋ねます。
「西山先生は、東帝大病院で・・・。」と蛭間院長は、西山がオペを成功したと八雲に伝えます。
八雲は記者会見し、西山先生のオペの成功を発表します。
そして「セイリン大学病院の補助金不正使用を厚労省が隠ぺいしてきた事実はない。」と八雲。
医局では八雲の記者会見を見ていると、森本が叫びます。
告発文のFAXに、発信先のFAX番号が書いてあり、その番号が薬の倉庫と分かり、
同じ日時の防犯カメラを確認したら、海老名の姿が映っていたと森本。
大門がお昼休憩に立つと、海老名も大門について行ってしまいます。
内神田会長と西山は一緒にステーキを食べています。
内神田は息子が何人かいるが、医者になった息子はいないので、
西山が息子と分かり嬉しかったと言います。
母はいつも内神田の事を立派な医者だと褒めていたと西山。
それで西山は内神田に対して憧れがあったと言います。
「外科医は経験だ。これからもオペを応援する。」と内神田。
すると、「ふざけんな!あんたは患者を殺そうとしたんだぞ!何が権力だ。くだらねえ。」と急に態度を変えて出て行く西山。
西山は大門に謝ると、「第2オペ室。」と言って歩いて行きます。
大門のオペに助手で入る西山。
その西山を見て、「日本医師倶楽部内神田景信のせがれか。」と呟く蛭間院長。
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あとがき
西山先生の父親が内神田会長とは、驚きでしたね。
内神田会長には隠し子がずいぶんいるんのではないでしょうか。
それでも、医者になったのが西山だけなので喜んでいましたが、
西山は内神田のこと、蹴散らしてしまいました。
かなり大門先生の影響を受けたみたいですね。
私たちとしても、望ましい事です。
でも、会長にも院長にも、関係ない大門の生き方って、すごいですね。
絶対マネできませんね。かっこいいです。
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