2019年2月11日〜4月30日

SBSで放送の月火ドラマ

「ヘチ」~王座への道~

第9話のあらすじ紹介です。

※ネタバレを含みますので注意!

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

写真出典: https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

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<[ヘチ]~王座への道~　第9話あらすじ>

清国に売られて行く少女が逃げ出し、たまたま通りかかったチョン・ユニョンの籠を制止し、助けてほしいと必死に懇願します。

するとユニョンは「私もあなたの年に、老人の妾として売られて行くところだった。私を助けてくれる人がいたけれど、その助けを断って老人の両班の妾になった。だからあなたを助けない。」と冷たく断ります。

この様子を見守っていたタルムンが過去に幼いユニョンを助けたように、またその少女を救ってあげます。

一方世弟になったものの、老論派からも少論派からも認められずに、自分には力も影響力もなく名ばかりの地位だと気づかされたヨニン君。

司憲府の新入監察として配属されたパク・ムンスは、司憲府の新人歓迎の宴で一晩中酒を飲みます。

茶母として司憲府に復職したヨジは、翌朝ムンスが陣営に遅刻しそうになったと知り、「上官は私たちが守る。」と言い、チャン・ダル、アボンと一緒に大司憲イ・イギョムの歩みを妨げ、ムンスが遅刻しないように助けます。

ところがウィ・ビョンジュはムンスに対して不満を抱き、司憲府から追い出す決心をします。

けれどこれに気付いたムンスは「ジョンソク兄がなぜ死んだのか、必ず調べる。」と言い、ハン・ジョンソクの死について暴こうとします。

ヨジは、清国に幼い子供たちが違法に売られているという情報をユン・ヒョクから入手し、弱い子供や女性を狙った犯罪が起きていることをムンスに伝えます。

ムンスも「私は本物の監察”ヘチ”である。」と言い、この捜査に参加します。

ヨニン君はムンスとヨジから、違法な人身売買取引の事実を聞き、自分も助けに加わると言います。

清国と倭国の言葉が堪能なヨジはヒョクからの頼みを受け、人身売買事件の捜査のために妓楼に潜入することにします。

世弟ヨニン君は、自分のせいで宮中が騒がしくなったことを知ります。

ヨニン君は世弟になって最初の授業である朝講礼に、老論派も少論派もみな参加しないだろうと予測しヨニン君もサボっていると、心配しているチョホン。

ヨニン君の予測したとおり誰も集まらないので、ヨニン君は少論派を訪ね、「侍講院ではなく、ここに来れば卿たちに会えると思った。世弟である私が挨拶をしに来た。」と頭を下げます。

これに少論派の領首イ・グァンジャはヨニン君に「私がヨニン君を認めないのは、賤しい血統だからではなく能力の問題ゆえである。王位を狙うのではなく、王才を証明するように。」と厳しくあしらいます。

これにヨニン君は「我々は通じるところがあるようだから、時を待ってほしい。」と答えます。

イ・グァンジャは景宗に会い、世弟について水を差すと、景宗は「世弟の野心を信じることはできないが、機会は与えねばならない。世弟はきっと変わるだろう。」と答えます。

その頃司憲府では監察たちが集まり、ウィ・ビョンジュはミン・ジノンを訪ねます。

ジノンはビョンジュに「生意気になったな。」と言い、二人は対立します。

ジノンはビョンジュに組織的な殺人が起きていると言及し、ビョンジュは驚きます。

ヨジが清国の不法人身売買潜入捜査のためにチャイナドレスを着ると、ムンスに会いに来ていたヨニン君はヨジを見て胸がドキドキしてしまいます。

捜査とは言え、ヨジの美しい変装姿に不満を抱くヨニン君。

そして「これしか方法はないのか?」とヨジを心配するヨニン君。

「私が女に見えるのですか?」とヨジ。

「女に見えるかだと?」と独り言をつぶやくヨニン君。

そんなヨニン君をよそに、ヨジとムンスは「関わってはいけません。」と言ってヨニン君を止めます。

一方タルムンは部下をト・ジグァンの妓楼に間諜として侵入させますが、ジグァンにバレてしまいます。

怒ったジグァンはタルムンのアジトを襲撃し、タルムンは少女を守ろうとしているとジグァンに剣で脅されます。

するとちょうどそこへヨニン君が現れ、タルムンを助けようとジグァンに剣を向けますが、ヨニン君に害が及ぶのではと心配したタルムンが、「問題を起こしてはならない。」とヨニン君を止めるタルムン。

タルムンに保護されている少女はジグァンが人身売買犯であることを明かし、タルムンはヨニン君にジグァンについて伝えます。

ヨニン君は妓楼に危険な人物がいることを知り、ヨジとムンスを心配して急いで走って行きます。

ヨニン君の反対でヨジはチャイナドレスをやめて日本の着物を着て日本人の妓生に扮装し、人身売買犯を捕まえるために妓楼に潜入します。

ところが妓楼の主人ト・ジグァンがヨジを見て初めて見た顔だと疑うと、ヨジは流ちょうな日本語を駆使して、日本人のフリをします。

これにジグァンが「倭人なのに朝鮮語を良く知っているな。」とまた疑います。

ヨジは「朝鮮のお客様を迎えるために学びました。」とごまかします。

ちょうどその時他の日本人がヨジを呼んだので、その場を離れたヨジは危機を逃れます。

そこへヨジとムンスを助けにやって来たヨニン君はまずムンスに会い、「今君たちが捜すべき人物は、清国人ではない。」と言い、ヨジが危険であることを知らせます。

結局ヨジはジグァンの会話を盗み聞きしていて彼の手下たちに捕らえられ、闘いが始まると、ムンスがヨジを助けに駆け付け、剣で応戦します。

一方ヨジを助けるために捜していたヨニン君は、「刺客」と首に入れ墨が刻まれた人物が、司憲府のオ・ジピョンを殺害しているのを目撃します。

刺客は「私を殺せ。」と言うと、刺客の声を聞いたヨニン君は「お前は女か?」と驚愕する間に逃げて行く男装の女性刺客。

ヨニン君は刺客を追いかけようとしますが、助けを求めるケガ人に駆け寄ります。

そこへちょうど現れたビョンジュがこの現場を目撃します。

ビョンジュは手が血だらけになったヨニン君を見て、殺人犯だと誤解します。

写真出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/haechi

あとがき

ヨニン君は世弟になったものの、韓国語で表現するなら「かかし」のような存在ということで、「何もするな。でも王才を証明せよ。」なんて言われてしまいました。

ただでさえヨニン君の一挙手一投足が注視されている中、殺人事件の現場に居合わせてしまい、ビョンジュに殺人犯だと疑われてしまいました。

これではあっという間に世弟の座が危うくなってしまいますが、ムンスやヨジ、タルムンがどう助けてくれるでしょうか。

次から次へと事件に巻き込まれて、これからまだまだ何が起こるのか、気になります。

韓国第17話の視聴率は6.5%、

第18話の視聴率は7.5%でした。