4月3日(月)~はじまりました、NHK朝ドラ「ひよっこ」
第12週、6月19日(月)第67話のあらすじ紹介です。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
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あらすじ 第12週「内緒話と、春の風」第67話
★キャスト・登場人物はこちら→「ひよっこ」キャスト
みね子がすずふり亭で働き始めて2か月、仕事もすっかり慣れて来ました。
が、ハヤシライスをよそうのが苦手なみね子。
お客のハヤシライスをよそっては、「美味しそうですね、ハヤシライス!」と声を上げています。
何とかやっている様子です。
1966年(昭和41年)3月。
この時、日本の人口が1億人を突破しました。
「お父さん、暖かくなってきましたね。今日はこの近くにある料亭に、出前を届けました。何だか見た事もない世界でちょっと怖かったです。今、5分だけさぼってここに来てみました。」と呟くみね子。
お父さんを探していた商店街に立っているみね子。
その様子をたまたま通りかかった純一郎が目撃します。
「また来んね。」と呟いて、商店街を後にするみね子。
「ただ今戻りました。」とすずふり亭に帰るみね子。
「お帰りなさい。」と鈴子。
「悪かったな、開店前に。」と省吾。
「大丈夫だった?迷ったでしょ?」と高子。
「はい。」とみね子。
「やっぱりね、あの辺り分かりにくいもんな。」と高子と省吾。
「でも、人に聞いてなんとか。あと、すいません。帰りちょっと宮下まで寄り道させてもらいました。」とみね子。
初めての料亭にびっくりしたと話すみね子は、手土産を鈴子に渡します。
「あと、偉い感じの人が、鈴子さんによろしく言ってました。」とみね子。
「大吉、赤坂小学校の同級生。」と鈴子。
大吉は、次の総理大臣の候補らしい。
「今偉そうにしてるけど、大した事ないのよ。泣き虫で喧嘩も弱くて、私が良く助けてやったのよ。頭が上がらないのよ、私に。恥ずかしい事いっぱい知ってるからね。」と笑う鈴子。
赤坂は色んな人がいて、学校から永田町が近いから、議員や大臣の子もいれば、商店街の子もいれば、八百屋、魚屋、芸者の子、お妾さんの子もいて、会社の社長の子もいる。親が偉いとか金持ちとか関係ない、むしろ偉そうにしているとバカにされる、そんな町だと言います。
感心するみね子。
高子と省吾は「その話100回は聞いてる。」と笑います。
「そろそろ開けませんか。」と手土産が気になる高子。
中にはケーキが7個入っています。
「一つ多いね、富ちゃんに持って行ってやりなさい。」と鈴子。
「ありがとうございます、嬉しいです、助かります。」とみね子が言うと、「どうしてみね子が助かるんだよ。」と尋ねる省吾。
「実は・・・。」とみね子。
大家の富から「はい、郵便。」と言ってハガキを受け取るみね子。
いつもハガキしか来ないので、「アレね、みね子ちゃんのところにはお手紙ばっかりね。小包はあんまり来ないわね。」と富に言われたみね子。
「それって、アレか?食べ物が届かないって言ってるのか?」と省吾。
「そうなんですよ。」とみね子。
「すごいね。」と高子。
「じゃ、早速持って行ってやりなさいよ、紅茶など添えてね。」と鈴子。
「素敵ね~、ティータイムってとこね。素敵。」と富。
「これから、毎日この時間?」と富。
「えっ?!いや、そういう訳ではないですけど。すいません。」と言い、どうして謝らなくてはいけないのかとカチンと来るみね子。
東京の町に生まれ育った人は何だか面白いと感心するみね子。
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みね子が店に戻ると、厨房では秀俊がフレンチトーストを焼いています。
「何かお手伝いする事ありますか?一人で大変かなって。」とみね子。
「人の心配する余裕が出てきたんだ。」と秀俊。
「皮肉ですか?」とみね子。
「でも、いいんだ。まかない作りは俺の大事な仕事だし、勉強だから、邪魔しないでね。」と秀俊。
「お父さん、私一生懸命働いている人を見るの、好きです。」と呟くみね子。
庭で玉ねぎの皮むきをするみね子と元治、そして秀俊。
「元治さん、手止まってますよ。」と指摘するみね子。
「知ってます。」と元治。
「秀俊さんはどうしてコックになったんですか。」とみね子。
「父親が早くに亡くなって、母親と姉と妹で、小さい時から食事を自分で作っていたけど、姉も妹もヘタだし、遅いし、まずいし、無駄は多いし、いつの間に俺が全部やるようになってた。だから得意な事をやろうと思って。いつか自分の店を持って母親楽にさせてあげたいし。」と秀俊。
「いい話だけど、固いね~。」と元治。
「元治さんは?」とみね子が尋ねると、「教えてやんない。」と元治。
「これは、どっちなのでしょうか。こう見えて、深い理由があるのか、見た目どおり何もないのか。」と呟くみね子。
アパートに帰って来た純一郎が、みね子をじっと見つめています。
純一郎は商店街でのみね子を思い出しています。
その気配に気付いたみね子。
以前同じアパートの住人だった秀俊と純一郎は挨拶を交わします。
「あと一年だったよな?大学。」と秀俊。
「うん、じゃ、お邪魔しました。」と純一郎。
どことなく寂しい背中の純一郎の事を見ながら、「仲いいんですか?なかなかアパートの人たちと仲良くなれなくて。」とみね子。
「仲いいってほどじゃないけど、いい奴だよ、あいつ。料理のやり方教えてくれないかって。自分でもカンタンな物はつくれるようになりたいんだって。すごい真面目なヤツで、俺が教えたとおりに作って”食べてくれないか。”って持って来た。」と秀俊。
「お坊ちゃんだろ。興味ねえ。贅沢な話しだよな。」と元治。
「しょうがないじゃないですか。最初から将来が決まっている人にだって悩みあるでしょう。」と秀俊。
「俺は分かるけどな。」と呟くヤスハル。
「今なんて言いました?」とみね子が尋ねると、「何でもねえ。」とヤスハルは答えてあずきを持って帰ってしまいます。
「みんな、それぞれにいろんな気持ちを持って生きているんだなと思いました。島谷さん、とっても寂しい顔をするんだなって思いました。」と呟くみね子。
あとがき&感想
今日は純一郎の寂しい背中がいつまでも余韻を残していました。
じっとみね子を見つめていた純一郎ですが、何か女性として見つめていたという感じでもなく、何か悩みを抱えているようで、どんな訳があるのでしょうね。
それにしても食べるの好きな富は、アパートの住人の実家からの差し入れを狙っているようです。
狙っているなんて失礼ですかね、楽しみにしているようですが、みね子にはハガキばかりなんですね。
みね子本人はハガキ一枚でとても嬉しそうですが、富は皮肉を言っていましたから、面倒ですね。
東京の赤坂なら、食べ物には不自由しないでしょうに、きっと自分では買わないんでしょうね(笑)
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