2016年8月22日～10月18日まで午後10:00～KBS2で放送された月・火ドラマ
「雲が描いた月明かり」
いじらしくわがままな世子役がピッタリのパク・ボゴムと、子役時代から活躍しているキム・ユジョンの演技力に、視聴者の話題を集めました。
では「雲が描いた月明かり」第1話のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama/gurumi/behind/wallpaper/index.html
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<雲が描いた月明かり 第1話あらすじ>
写真出典:https://knda.tv/kntv/program/kn000663/
キャスト・登場人物はこちら→[雲が描いた月明かり]キャスト
読書好きな世子イ・ヨンが読んでいるのは、「恋愛専門書」。
その恋愛本を書いたホン・ラオンは、ホン・サムノムと言う名の男に扮して、恋愛相談をしてはお金を稼いでいます。
宮殿ではイ・ヨンが「夙興夜寐箴(スックンヤメジャム)」という漢詩をすらすら唱えて、その意味を解説しています。
その様子を見て、嬉しそうな王。
ところがイ・ヨンは、暗記していたのではなく、全て書かれていた紙を見ながら読んでいたのが、王にばれてしまいます。
逃げようとして座席を立ったイ・ヨンは、服がはだけてしまい、恥をかいた王は怒ってその場を立ち去ります。
イ・ヨンをあざ笑うのは領議政キム・ホン。
一方ホン・サムノムは市場を歩いていると、宮殿の雑務を担当する内侍の募集チラシを見つけます。
そこには、給料が銀子十両と書いてあり、金額に惹かれるサムノム。
サムノムは自宅に帰ると養父コク・トゥセが寝込んでいます。
トゥセに「薬を買って来たから、飲むように。」とサムノムが言うと、「お前とは血がつながっているわけでもなく、早くお金を稼いで、お前を置いて行った母親を捜すんじゃないのか、それに、いつまで男のフリをしているんだ。」とトゥセ。
両班チョン・ドクホはサムノムの恋愛相談所を訪ねます。
サムノムはドッコの気持ちを聞きながら、女性からの恋文の返事を代筆します。
そしてもうじきこの地を去るドッコに、「恋文のやりとりだけでいいんですか?この女性と会いたくはないですか?」とサムノム。
そうして宮殿で、サムノムがドッコの代わりに書いた恋文を読んでいる相手は、なんとイ・ヨン。
ドッコが恋文を送っている相手は、イ・ヨンの妹ミョンウン王女だったのです。
「誰だ、こんな恋文を送って来るヤツは。お前に会いたいだと?」とイ・ヨン。ミョンウン王女はお菓子をモリモリ食べています。
宮殿で食事休憩中のチャン内官は、「世子が大変だ。お忍びの格好で外出してしまった。」と知らせを受けて、頭をかかえます。
ドッコはミョンウン王女から会うと返事が来て、ドッコは慌ててサムノムの元に駆けつけます。
そして自分の代わりにサムノムに会って欲しいと言います。
サムノムは最初は断りますが、お金を受け取って、渋々引き受けます。
両班の格好をしたサムノムは、待ち合わせ場所に出掛けると、そこに待っていたのはイ・ヨン。
妹の事を心配して、代わりに会いに来ました。
サムノムは男だと知ってガッカリしてしまいます。
ところがイ・ヨンは、「恋文の文面に、涙した。」と感動した様子。
サムノムは、ドッコの事を禁じられた恋と勘違いし、イ・ヨンの手を握って、「今日は思い出に残る一日にしましょう」とサムノム。
二人は町へ出て行き、屋根もない食堂でクッパを食べますが、店主の汚い言葉使いと粗末な食事に、イ・ヨンは内心呆れてしまいます。
そして店主の言葉使いが汚いと指摘するイ・ヨンに、あれは汚いうちに入らない、とサムノム。
イ・ヨンは「自分の体に気安く触る者も誰もいない。」と言うので、サムノムは、「まるで美しい花のように、育ったんですね。」と言って、イ・ヨンに「花草書生」と言うあだ名を付けます。
サムノムが素手でキムチをほお張るのを見たイ・ヨンは、怒って席を立ち、「貴様は両班ではないだろう。」とサムノムのウソを見破ります。
ところが、「私は両班で、恋文も偽りのない気持ちです。」と言い張るサムノム。
イ・ヨンは「どこが家なのか、案内しろ。」と言って、サムノムの後をついてきます。
その頃船着き場に着いたのは領議政キム・ホンの孫、キム・ユンソン。
ホンの部下が迎えに来ていますが、ユンソンはばれないように一人でどこかへ消えてしまいます。
サムノムは昔借金取りに捕まえられて落とされそうになった落とし穴の方へ、イ・ヨンをおびき寄せ、落としてしまいますが、落ちる時にイ・ヨンはサムノムの足を掴んで一緒に穴へ落ちてしまいます。
しばらくは怒り狂っていたイ・ヨンは、急にサムノムを抱き寄せます。
ドキドキするサムノムをよそに、イ・ヨンはサムノムをさらに持ち上げて、「穴から出たら、覚えてろよ。」と独り言を言って穴の外へ出そうとします。
無事に外へ出たサムノムは、イ・ヨンの仕返しが怖くて、「人をよこしますから、待っていてください。今度会った時にはあなたの言う事を何でも聞く飼い犬になりますから。」と言って、「私を誰だと思っているのか!!!」と怒るイ・ヨンを置いて一人で逃げてしまいます。
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船を降りて一人で街中を歩いているキム・ユンソンは、人相書きの貼り紙を見ます。
すると、そこに書かれている似顔絵とそっくりの人物サムノムに出会います。
サムノムはその貼り紙を見て、自分が縁を結んであげた男性が、実は夫のいる女と駆け落ちしたのだと知ります。
慌ててサムノムは、その場にある墨で顔にホクロをつけます。
ユンソンは役人を捕まえて、「この人相書きの人物は、捕まるとどうなるか?」と尋ねると、「捕まる前に旦那様に殺されるでしょう。」と返事が返って来ます。
役人に顔がばれそうになるサムノムを、ユンソンは知り合いかのように抱き寄せて連れて行ってしまいます。
「それで隠せると思っているのですか?」とユンソン。
「ホクロの事ですか?」とサムノム。
ユンソンは、サムノムの秘密を見破っているようです。
ユンソンと別れたサムノムは、借金取りに拉致されてしまいます。
そしてムリやり「内侍募集」の申込用紙に拇印を押されて、内子院(内侍私設養成院)に送られてしまいます。
そこで危うくサムノムは男の象徴を切り取られるところでしたが、手術員を酒に酔わせて眠らせて、翌朝サムノムの手術が終わったように見せかけます。
サムノムは幼い時、髪を結って口に紅をさしていると、母に、「お前は女ではない、男だ。」と叱られた事を思い出しています。
サムノムは男の象徴を切り落としたと思われ、手術員に連れられて宮殿に送られてしまいます。
ところが、宮殿では身体検査があると聞いて、逃げ出そうとしたサムノムは、宮殿の中をウロウロします。
そして竹林でサムノムは何かにぶつかります。
サムノムが顔を上げると、月明かりで見えたその顔は、なんと世子イ・ヨン。
「花草書生?!」と呟くサムノム。
写真出典:http://www.kbs.co.kr/drama
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あとがき
主人公は女の子なのに、男の格好をしています。
理由はまだストーリーには出てこないですが、幼い頃から母にそうするようにと言われて来たようです。
借金取りや役人に追いかけられたりしていますが、悪い人ではなさそうですし、とても愛嬌があって憎めない感じが好印象のサムノム。
内侍と言うと、宮殿に仕える男性なのですが、女の身で内侍にさせられそうになって、逃げ出そうとしたのに、出会ったのがイ・ヨン。
なんだか気難しそうな人のようですが、端正なルックスでサムノムも一瞬クラっと来てしまいましたね。
そんなイ・ヨンと再会してしまい、何やら逃げ出す事も出来なさそうですね。
そしてサムノムが出会ったもう一人の男性、ユンソル。
ユンソルは勘が鋭いのか?何やらもうサムノムが女だと直感したようですが、ユンソルはサムノムを女として見ているのでしょうか。
その辺り、どうなんでしょうね。
第1話の視聴率は8.3%でした。では次回第2話に続きます。
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