2017年4月から放送されるNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」第1週~第4週のあらすじを紹介します。
※ネタバレを含みますので注意!
写真出典:twitter.com/nhk_hiyokko
スポンサーリンク
Contents
「ひよっこ」 第1週~第4週のあらすじ
第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」4/3~4/8放送
時は昭和39年9月。オリンピックを1か月後に控えて東京では道路や地下鉄など、建設ラッシュに沸いていました。
同じ頃、茨城県北西部の奥茨城村では東京と違い、ゆったりと時が流れています。
この村で小さな農家を営んでいる谷田部家では、祖父・茂を中心に母・美代子と高校3年生の長女・みね子が畑仕事をしています。
父・実は借金の返済のため、東京へ出稼ぎに行き工事現場で働いています。稲刈りの時期には帰省する予定です。
みね子の幼馴染みで同級生の助川時子とは母親同士も幼馴染みで、時子の母・君子は男手の少ない谷田部家に良く来ては畑仕事を手伝ってくれます。
美人な時子は高校を卒業後東京へ行き、女優になるという夢を持っていますが、一旦トランジスタラジオの工場に就職が決まります。
そしてみね子のもう一人の幼馴染みで農家をしている角谷家の三男・三男(みつお)も東京日本橋の米店に就職が決まっています。
仲良しの幼馴染み二人がみな上京する事で、みね子は少々寂しい思いをしていますが、故郷と畑仕事が好きなみね子は奥茨城村に残る事にしました。
ある日のテレビで東京の建設現場で大事故があったというニュースを見て、谷田部家の家族は父・実の事を心配し、郵便局の電話を借りて電話をすると無事との事でした。
実は帰省する前に東京見物で入った赤坂の洋食レストラン「すずふり亭」のカツサンドを手土産に、谷田部家に帰って来ました。
久しぶりの家族団らんにみね子も加わり、谷田部家の家計について話をします。
そして夜が明けて、いよいよ稲刈りが始まります。
谷田部家の祖父、両親、そしてみね子の妹・ちよ子と弟・進と、幼馴染みの時子の家族、三男、父の弟でみね子の叔父・小祝宗男が加わり、賑やかに稲刈りをします。
第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」4/10~4/15放送
稲刈りが無事に終わり、翌日父・実は汽車で東京に向かう予定で朝早く家を発ちます。
みね子は実が発つ前に学校へ行くため、明るく挨拶して自転車をこいでバス停に向かい、小学生の妹・ちよ子と弟・進は泣きべそをかきながら実に挨拶し、登校します。
実は東京に着くとすぐに赤坂のすずふり亭に向かい、カツサンドのお礼とともにお返しの妻・美代子の手料理が入った重箱を出します。
けれども店が忙しい時間なので、実は「重箱はまた次で大丈夫です。」と言って店を出ます。
一方みね子は幼馴染みの時子と三男で「聖火リレー」の話題になります。
茨城県内で聖火リレーが行われても、奥茨城村に聖火リレーは通りません。
三男は何としてでも奥茨城村を聖火リレーが縦断できるようにしようと提案し、三人は谷田部家を訪ねます。
「村で祭りは青年団が活動し、資金も集める。」という情報を祖父・茂から得て、三人は密かに計画を練ります。
まず聖火リレーが通過する20kmのコースを決め、みね子は社会科の田神先生に村の地理について尋ね、時子は化学の藤井先生にトーチの構造について聞き、三男は体育の木脇先生にトーチを持って走る時の走り方について教わります。
そんなある時、実に送った手紙が返送されてきました。
美代子と茂は心配し、郵便局の電話を借りて実の宿泊所に電話をしますが、実が荷物を置いたままいなくなったと聞きます。
美代子は実の職場にも電話をしますがたくさんの出稼ぎ労働者を抱えている為、ハッキリした返事がありません。
宗男が谷田部家から知らせを受けてすぐにやって来ます。
結局話し合いの結果、美代子が東京へ行くことになりますが、子供たちには実の事を秘密にしてます。
そして「福島の小祝家に不幸があった」と子供たちに話して、みね子が家事を任されます。
美代子は翌朝早くバスに乗って出かけますが、その時バスの車掌・次郎に話しかけられ、美代子は東京行きの列車の時刻に間に合うか尋ねます。
その後にバスに乗ったみね子は次郎から母・美代子の様子が変だったと聞き、茂や宗男の様子もおかしい事に気づきます。
東京に着いた美代子は宿泊所や建設会社に訪ねて行きますが、「出稼ぎ労働者は辛くて失踪してしまう人が多い。」と言い、情報を得る事が出来なかったので警察に向かいます。
するとちょうど茨城の高萩出身の綿引正義という巡査に会い、捜査を引き受けてくれます。
その後美代子は実がくれたマッチの所在地を探して赤坂のすずふり亭に行きます。
すずふり亭では店主・鈴子と料理長・省吾が快く迎えてくれ、美代子に手料理のお土産のお礼を言います。
美代子は実が行方不明になったと話すと、鈴子は「急なお仕事でしょう。」と慰めて重箱を差し出します。
店を出た美代子は上野駅の構内で夜を明かそうと、ベンチに座っています。
そこへ鈴子と省吾が夜食を持って来てくれ、話をしながら時間を共にしてくれます。
スポンサーリンク
第3週 「明日に向かって走れ!」4/17~4/22放送
東京で夫の実を探すことは出来ずに奥茨城村に帰って来ます。
そして東京に行った理由をみね子に打ち明け、東京で見つける事が出来ずに警察に捜索届を出して来たことを話します。
それでも美代子とみね子は、きっと正月には帰ってくると信じて実を待つことにしました。
翌日学校へ向かうバスの中で、いつもと比べて妙に明るく振る舞うみね子を見た時子と三男はみね子の様子に気が付きます。
そして二人がみね子に「何があったのか。」と問い詰めるので、みね子は父・実の話をします。
心配した三男はオリンピックの聖火リレーの計画を取りやめようと言いますが、みね子は父を探すのに絶好の機会だと提案します。
奥茨城村での聖火リレーの事を新聞社やテレビ局に宣伝すれば、東京のテレビで放送されて、それを実が見るかもしれないと期待します。
そのみね子の提案に時子と三男も納得して、計画を進める事にします。
青年団の会合がある日曜日に、いよいよ三男たちは聖火リレーの件を提案することにします。
三男が勇気を振り絞り、「少しだけ時間をください。」と言って提案書を配って趣旨を説明しますが、青年団の人たちは「無駄な事だ。こんなにお金があるなら、他に使い道がある。」などと冷たい反応を示します。
特に「どうせ三男は村を出て行くのだから。」と言う言葉を聞いた三男はいたたまれない思いになり、一緒にいたみね子と時子は涙があふれて来ます。
三男の兄・太郎は「生まれた時からここを出ていく事が出来ない運命の人間の事は考えないのか?」と言って、三男の心に突き刺さります。
けれども「まずこの見積もりは甘すぎる。」と具体案を指摘する太郎。他の団員たちも現実的な解決策を出し合い、結局太郎はやってやるぞとばかりに三男に力を貸してくれることになります。
そして東京オリンピックの1週間前、奥茨城村で聖火リレーの日を迎えます。
第一走者は三男、そしてアンカーはみね子です。
テレビの取材が来ているので、東京でテレビを見た実にも気づいてもらうために、三男がみね子をアンカーに推薦しました。
村中の人が心を一つにして聖火リレーを応援し、大きな拍手と感動に包まれました。
その一部がテレビで放送され、谷田部家の人たちは東京で見ていてくれたかなと心配しつつ、きっと見ていてくれただろうと信じています。
そんな中、東京で実の捜索を引き受けてくれた綿引から手紙が来ます。
その手紙には「見つからず申し訳ない。」と書かれていました。
美代子は手紙を仏壇の隣に置いておきましたが、偶然ちよ子が手紙を読んでしまい、ちよ子はお父さん探しのため家を飛び出します。
すぐにバスの車掌・次郎によってちよ子は谷田部家に無事帰宅する事になりますが、この騒ぎによって、みね子はついに「お正月にお父さんが帰ってこなければ、私が東京に働きに出て仕送りしながらお父さんを探す。」と家族に打ち明けます。
(以下の写真は1964年当時、茨城県内を走る聖火リレーの様子)
写真出典:http://yanai178.wixsite.com/yanai/50
第4週 「旅立ちのとき」4/24~4/29放送
奥茨城村では冬支度が始まり、谷田部家では行方が分からなくなった実の収入が絶えて家計が厳しくなります。
結局実は大晦日になっても帰って来ませんでした。
昭和40年の元旦、みね子は家族が揃った場で「高校を卒業したら東京へ働きに行く。」と宣言します。
美代子は責任を感じてみね子に謝りますが、みね子は「自分で決めたから。」と気丈に振る舞います。
そんなみね子を見て宗男は「お前は大変な理由を持って東京へ行くけど・・・もっと自由に生きろ。」とエールを送ります。
冬休みが終わり、学校へ登校する途中でみね子と時子と三男に東京で働く決心をしたと話します。
その話を聞いた二人はあまり反応を示しません。この時期では就職を決めるのが難しいからです。
みね子は田神先生にも相談しますが、先生も募集は終了していると告げます。
それでもみね子の事が気になった田神先生はつきあいのある会社に電話をかけて、何とか就職先を見つけ出します。
そして大急ぎで谷田部家へ向かい、みね子に「ちょうど欠員が出たそうだ。お前運がいいぞ。」と知らせます。
何とその会社は時子と同じ工場。
みね子はすぐに時子に報告すると時子も泣いて喜びます。
一人で東京へ行くのが不安だった時子もみね子が一緒で安心します。
3月も終わりが近づき、いよいよみね子が東京へ行く前日ちよ子と進に、「お姉ちゃんは明日から東京へ行くから、お姉ちゃんがやってきたことをあんたらがちゃんとやるんだよ。」と家の手伝いをお願いするのでした。
ちよ子と進は泣きながらうなずきます。
そして美代子はすずふり亭のマッチと自分が縫ったコートをみね子に渡します。
茂は本当に困った時のためだと言ってお金を渡します。
東京へ出発する朝、バス停の前にはみね子と家族、角谷家族、助川家族が集まり、別れを惜しみます。
そして田神先生の引率で集団就職列車に乗り込みます。
夕方列車が上野駅に到着します。
そこへ会社の担当者たちが迎えにやって来て、それぞれの会社へ別れて行きます。
(当時の集団就職列車の写真)
写真出典:http://s.webry.info/sp/ada-kazu.at.webry.info/200603/article_15.html
ドラマを見逃してしまった方
U-NEXTの登録時にもらえる600ポイントで
朝ドラ「ひよっこ」5話分と見放題作品が31日間無料!!
スポンサーリンク